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今回も羽田に前泊するので、20日日曜日に出発。ところがこの日は東名が事故で渋滞、と案内標識に出ている。厚木の圏央道分岐のあたりから本線も渋滞が始まり、ここから7㌔が渋滞区間となっている。ノロノロと走って海老名サービスエリアまで2キロ地点まで来たとき、エンジンのオーバーヒートを示す赤ランプが点灯してしまった。海老名のサービスエリアまでエアコンを止めて窓を開けて走って行った。サービスエリアもとても混んでいたが折よく1台分空いていたのでそこに停める。本物のオーバーヒートならエンジンを止めずに水でガンガン冷やすのだが(昭和のドライバーならそういうことは知っている)、エンジンルームを触ってもそんなに熱くない。なので、自然に冷やせば大丈夫だろうと思ってエンジンを切って停車した。夕食には早い時間だったが、ただ待つのもヒマなので売店なんかを見て回ったあと夕食にした。海老名サービスエリアの上り線なんて、普段寄ったことがないのでいろいろ珍しかった。海老名サービスエリア上り線のフードコートは2階が全部フードコートだった。ご馳走は旅行先でたくさん出ると思うので、夕食は海鮮丼で済ます。結局1時間ちょっとここにいて出発。エンジンは正常に戻っていたが事故渋滞はまだ続き、大和トンネルの手前まで渋滞していた。その渋滞の反動なのか、横浜インターはがら空き。その先の横浜横須賀道路もがら空きで、面白いように走ることができた。ところが今度はベイブリッジの上から渋滞。ベイブリッジと鶴見翼橋の一部車線を通行止めにして点検作業をやる日だった。それでも事故ではないので少しずつ流れて羽田には7時に到着した。エクセルホテルの部屋も今回は滑走路側ではなかったが、夕暮れの空に富士山のシルエットが見えていた。<br /><br />翌日21日の朝は朝食なしなので簡単にチェックアウト。朝食は6時半から営業しているANA FESTAで鯖の定食にした。飛行機は7時25分発ANA787便岡山行き。今回は往復とも前の方の座席は取れなかった。岡山への飛行も、能登へ行くのと同様、上空に上がったらすぐに降りてくる感じだった。岡山ではすぐにレンタカーを借りる。今回はビスタを指定しておいたが、カーナビの設定がおかしくて慣れるまで大変だった。最初に向かったのは岡山後楽園。日本三大庭園の一つなので岡山へ来たら寄ってみたいと思っていた。駐車場から入場口までは遠い。園内もとても広くて全部は回りきれない。ほんの一部を歩いただけ、という感じになってしまった。そんな少しだけしか見ていないが、受けた感じは金沢の兼六園よりも広い感じがする。(庭園越しにずっと岡山城が見えていたからかもしれない。)でも情緒的なものは兼六園の方が良いように感じた。このへんは行った時の季節や雰囲気によって変わってくると思う。<br />今日はロングドライブなので後楽園に長い時間の滞在はできない。<br />岡山県は僕なんかにとって、来たことがない場所だった。今回初めて、岡山に降り立ち、後楽園に立ち寄ったのだった。<br />今回の旅行のメインは淡路島だが、本州側から瀬戸大橋を渡って四国に出て、明石海峡大橋を渡って本州に戻る、という周遊コースにしてある。しまなみ海道は愛媛の帰りに何度も通っているので、今回で本州と四国を結ぶ橋、すべてを渡ることになる。<br />岡山後楽園からはカーナビに従って走る。まずは山陽自動車道へ出て岡山インターから倉敷ジャンクションへ。そこから瀬戸中央道という道路で瀬戸大橋に向かう。途中に水島というインターがあるが、水島には三菱自動車の工場があるので、三菱自動車の仕事をしていた頃のことを懐かしく思い出した。瀬戸大橋は鶴見翼橋のような吊り橋構造。本州側は水島の先の児島というあたりから四国の坂出とを結んでいる。瀬戸内海の真ん中に与島というのがあり、ここにサービスエリアがある。このSAへ立ち寄るには、橋の上から海の上の小さな小島に降りるので、文字通り高速を降りて(下って)いくことになる。与島からは、今通ってきた橋を見上げる感じになるが、瀬戸内海の綺麗な景色が一望できた。橋を見上げていると、丁度列車が通っていた。この橋は2階建てで、上の段が自動車道路で、その下を列車が通れるようになっているのだ。与島には展望台もあるが、ここには中国人が多かった。この日の昼食はここで讃岐うどんにした。<br />坂出で四国に上陸すると高松自動車道で徳島方面に向かう。高松自動車道沿いには源平合戦の屋島などがあるが、前回、鳴門の渦潮観光をした時に立ち寄っているので素通り。でも、高速道路を走りっぱなし、というのも飽きるので、途中に津田の松原というのを見つけて寄り道した。天気が良いこともあって、瀬戸内海の海は綺麗だった。松原からの砂浜には綺麗な海岸が続き、親子連れ1組だけが昼食を食べていた。<br />再び高松自動車道で鳴門へ。鳴門北インターで一旦降りる。ここは渦潮観光船などに乗れるがそれも前回乗船しているので今回は地上から渦潮観光するだけ。でも展望台までは江の島エスカーのようなエスカレーターに乗って登って行く。このエスカレーターがとても長かった。横浜のみなとみらい駅からクイーンズスクエアへ登って行くくらいかナ。渦潮観光船は大きな渦潮に合わせて出港するが、次の観光船の出発まで1時間以上あったから大きい渦潮は、その頃なのだろう。でも大鳴門橋の真下あたりに小さな渦はいくつかあり、展望台からはそれが良く見えた。大鳴門橋を渡ると淡路島。最初にイングランドの丘というところに行ってみたが、だだっ広くて子供連れが遊ぶような感じ。マザー牧場とか富士子供の国みたいな感じだった。今回の旅行は二人とも足が悪く、長い時間の徒歩は無理なので、結局、ここには入らなかった。この日の宿「あわじ浜離宮」へ向かう途中、おのころ神社という標識を見つけたので行ってみる。そう大きな神社ではなかったが鳥居だけは、真っ赤でとても大きかった。淡路島は神話の島で古事記では最初に作られた島、ということになっている。伊弉諾命(いざなぎのみこと)を祀った伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)があり、そこはもともと明日行くつもりだったので、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が高天原(たかまがはら)から降り立ったとされる「おのころ島」にも興味があったから寄ってみたのだ。<br />ここから「あわじ浜離宮」は近い。4時には到着してしまった。道路側からは3階建ての洋風建物、としか分からなかったが、芝生を敷き詰めた中庭が広くプールも設置してある。その中庭はそのまま砂浜に続いていて沖縄のリゾートホテルみたいだった。部屋からの見晴らしも良く綺麗なホテルだった。その部屋も大きくて、真ん中に座敷、その奥がベッドのある寝室。座敷からベランダ側にはソファやマッサージ機のあるリビング。リビングの窓を開けるとベランダで、そのベランダも広い。そしてベランダの一角が露天風呂になっている。このベランダからは瀬戸内海が見渡せ小豆島も見えた。大浴場にも行ってみたが、ここも綺麗でガラ空きだった。<br />夕食は5時半からでちょっと早い時間。この宿の食事はレストランだった。でもレストランの窓が大きく、その窓に面して席が配置してあるのでそう窮屈な感じはしなかったし隣のテーブルも見えるようには配置されていなかった。夕食は洋風の和懐石というか、和食の洋風フルコースというか、アレンジは独特だった。でもどれも美味しくて、サービスしてくれる若い女の子も感じが良くてとても良かった。デザートになる前に夕陽が沈みかけて美しい夕景だったので外へ出て写真だけ撮ってきた。ここの松原は慶野松原と言い、全国夕景百選の一つだそうだ。夕陽は宍道湖や長崎の九十九島などいろんなところで撮ってきたが男鹿半島の桜島で出会った夕陽が一番良かった気がする。<br />食事のあとも時間があったので松原から海岸へ出て散歩した。海岸の砂浜にはビーチバレーの専用コートもあった。ホテルの中庭の芝生の上には寝そべって星空を眺められる大きなベンチがあって沖縄の宮古島みたいだった。3階のホールには冷水やコーヒーが無料で用意されている。部屋の露天風呂も温泉で、ベランダとの間仕切りを開ければ広くなる。時間も関係なく何度でも入れるのが魅力だ。<br /><br />22日の朝も朝早い時間からお風呂に入っていた。お風呂のあとにモーニングコーヒーをベランダで飲む。良いロケーションと良いホテルならではのことだ。朝食は昨日のレストランでバイキングだが、ここの朝食は洋食も充実していた。<br />この日は淡路島から神戸へ出て有馬温泉に宿泊のコース。天気が良く、暑いくらいだった。最初に行ったのは伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉奈美命(いざなみのみこと)を祀ってある伊弉諾(いざなぎ)神宮。これは古事記に出てくるが大八島(日本のこと)を作ったという最初の神様である。この神宮は大きくて昨日のおのころ神社とは比較にならない。伊弉諾命(いざなぎのみこと)と妻である伊弉奈美命(いざなみのみこと)のことは死後の世界に至るまでいろいろ面白いことが古事記には書いてある。昔の漢語の古事記は読んでも訳が分からないが、この頃は井上ひさしなどが現代語に訳してくれてあるので面白く読むことができる。人間の寿命がどうして決まったのか、ということも書いてある。そういうものを読んで面白かったから、ここへも寄ることにしたのだ。<br />淡路島の最後に国営明石海峡公園というのに行ったが、ここも昨日のイングランドの丘と同様、足が悪くては無理なので早々に戻る。有料駐車場に車を置いたあとに戻るのでお金を取られるかと思ったがチケットを入れたら無料で出ることができた。もう一つ「花さじき」というのがある、というのでカーナビに入れてみたら意外に近い。海岸の明石海峡公園からはどんどん山を登って行く感じ。最後の方は本当の山道で狭い道が続いた。でも、駐車場に着いてみたら広くてバスも来ている。今、僕が登ってきた道とは反対側にもっと良い道があったようだ。その観光バスは韓国人か中国人の団体で、大勢でうるさい。花さじきは広いのでそういう団体の方には近づかないようにした。北海道美瑛の四季彩の丘と同じように色とりどりの花がたくさん咲いている。美瑛と違うのは淡路島の山の上なので海が見えること。天気が良い日の海は花を引き立てる背景にとても良かった。この時期はポピーが一番綺麗に咲いていた。お花畑は山の頂上付近から下の方に向かって広がっているが、あまり下ってしまうと足に負担になるので適当なところで戻る。向かいの山の斜面には芝生をうまく刈り取って、パンダの絵も描いてあった。淡路島の最後にここに寄って良かった。<br />ここは淡路島でも神戸の対岸なので、ここから明石海峡大橋を渡るとすぐに神戸だ。橋の途中から市街が見えていた。神戸は短時間の滞在なので北野異人館へ行くことにする。明石海峡大橋から第二神明道路というのを通り、どこかで阪神高速3号神戸線というのに合流していたのだろうと思う。とにかくこの辺はカーナビ任せだった。ただ、神戸中心地に近付くと渋滞情報が出てきたので柳原とかいう出口で一般道に降りてしまった。でもカーナビの性能が良く、一般道を走っている案内をしてくれたので助かった。渋滞もなく北野に近付いて近くのコインパーキングに車を止めた。この辺の雰囲気は横浜よりも函館に似た感じ。八幡坂のような下り坂もあった。(北野坂というらしい)<br />車を止めたあとは歩くしかない。できるだけ足の負担にならないように近くて平地なところだけにした。道沿いに英国館、洋館長屋(仏蘭西館)、ベンの家と並んでいたので、ここに入る。中も綺麗に展示されていたが、こうした展示も函館と同じだった。ここから石畳の小道やオランダ坂を登っていくと山手八番館や坂の上の異人館があるのだが、そこはパスした。神戸も今回が初めての訪問。淡路島と姫路の中間で有馬温泉という名湯に行くために立ち寄っただけのことだが、六甲山にはどうしても行きたかった。家も仕事も横浜の僕には、港町神戸というのはだいたい想像がつく。でも、神戸には横浜にないものがある。それが六甲山だ。なので、神戸ではどうしても六甲山に行きたかったのだ。<br />ところが、この六甲山が旅行者にはホントに分かりにくかった。まず、六甲山頂駅というのと六甲山上駅というのがある。どっちに何があるのかさっぱり分からない。次に駐車場の有無が分からない。さらに、山の上の各施設まで車で行かれるかどうかも分からない。で結局、有馬温泉に向かった。ここに六甲ロープウエイがあるので、それで山頂へ向かうことにした。北野から有馬温泉へも首都高みたいな高速で行くが、この区間のトンネルの多かったこと。トンネルを抜けたらすぐに有馬温泉の標識が見えてきた、という感じだった。有馬温泉の街は狭い道路が続いているが、ロープウエイまでは行けるらしい。ロープウエイ乗り場と道路を挟んだ反対側に大きな駐車場があった。ロープウエイ乗り場は2階だが、そこにはペッパー君がいて案内をしていた。午後のロープウエイなのに結構人が乗る。最後尾から小さくなっていく有馬の街並みを見ているうちに10分くらいで山頂に着く。山頂には駅舎のほか何もない。付近は冬のゲレンデでフィールドアスレチックなどもある。山頂駅の左手から細い道を行くと六甲ガーデンテラスというところに出て枝垂れ桜などがある。ここに売店など3軒並んでいて、六甲フードテラスの向こう側が神戸市街などの展望台になっている。ここは脇に通路があり、特に何も買わなくても展望テラスには行き来できるようになっている。ここからの眺めは市街を見下ろして綺麗だった。午後3時近いので、遠くは霞んでいるが、海の上に浮かぶ神戸空港の方まで良く見えた。神戸の街並みを眼下に見る景色とロケーションは確かに横浜にはないものだった。<br />この日の泊りは有馬温泉の御幸荘「花結び」。ロープウエイから下って行く道路沿いにあった。この宿にも個室露天風呂があったが小さい。部屋も次の間付きの普通の10畳の部屋。一応、名湯なのですぐに大浴場へ行ったが全然大浴場ではなかった。お風呂そのものが小さい。露天風呂ときたら二人も入ったら満員という小ささで、すぐに出てきてしまった。部屋の露天に入っていた方が他の人が来ないだけマシだった。お湯は部屋も一応、銀泉だった。この宿は食事も部屋食。でもあいにく畳の部屋で座布団では足の悪い人には座れないので背の低い畳用の椅子を持ってきてもらった。食事もそれなりに数はあったが、団体向きというか一品一品への心遣いなど、昨日の宿に比べるとちょっと落ちる感じだった。<br /><br />旅の最終日は雨だった。この日は姫路城の観光しか予定していなかったが、雨の中になってしまった。有馬温泉から姫路へはどこをどう通ったのか分からない。カーナビ任せだと昔と違って地図を見ないので、このへんが曖昧になってしまう。ただ、第二神明道路から国道2号線に出たのだろうと思う。加古川バイパスというのが異常に混んでいたのは覚えている。姫路バイパスもとても混んでいた。ただ、姫路バイパスは道路案内板の姫路城というところとは違うところで降りてしまったので、その先まで延々と続いている渋滞は早めに抜けることができた。とにかく、神戸から明石や姫路というあたりは渋滞が凄い、ということは良く分かった。交通標識の姫路城と違うところで降りた理由は、姫路城の全景を眺めるスポットがいくつかあったので、そこうちの一つ、手柄山の方へ行ったからだが天気が雨模様では綺麗に見えなかった。姫路城の駐車場は空いていた。バスはいたが乗用車は少なかった。雨が降り続いているので傘を持っていく。この傘はコンビニで500円傘を買ったのだ。雨の中でも修復を終えた姫路城は白さが際立っていた。大手門から中に入り三の丸広場から姫路城の全景が良く見えた。その先に管理事務所があり、そこからが有料。でもお城の中は急な階段だらけで今の足の調子では上り下りが無理。入場のところで事情を言うと、車椅子用のルートで本丸広場まで行くことができるとのこと。分岐点には係りの人がいて、都度言うのが面倒だったが急な坂もなく緩やかに歩いてお菊井戸などを見ながら本丸広場まで行った。ここまで来ると熊本城を下から見るのと同じような迫力のお城を見ることができる。今回は足の関係でお城の内部には入らなかったが、お城の内部はどこもほぼ同じだろうと思う。前回の琵琶湖の旅行の時、彦根城の内部を見ているし、松本城や熊本城にも登っている。結局、姫路にいる間はずっと雨だった。<br />お城の前に何軒かのお店があってランチもある。ここで姫路名物のアナゴ丼を食べることにした。食べてから感じたのは。ここは関西圏だということ。関東ならウナギもアナゴも蒸してから焼くが関西は蒸すというステップがない。その分身が固かった。でもアナゴそのものはちゃんと量もあって美味しかった。<br /><br />ここからは岡山空港へ帰るだけ。山陽自動車道を通って岡山へ。吉備津神社にも立ち寄ってみたが、ここも300何段かの階段があるので上には行かず。レンタカーは瀬戸内海沿いにこれだけ走ってもガソリン補給は返却時の1回だけで済んだ。岡山空港では16時50分の出発が少し遅れたが羽田には6時半頃到着。空港5階のそば割烹「安曇野」で夕食を採って帰宅。帰り道は首都高も保土ヶ谷バイパスも東名も、みんながら空きで車も良く走った。車のオーバーヒートの原因は冷却ファンの故障だった。<br /><br /><br />

淡路島と姫路城の旅  ~瀬戸大橋から明石海峡大橋を回る周遊旅~

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2018/05/21 - 2018/05/23

15899位(同エリア22959件中)

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秘湯マニア

秘湯マニアさん

今回も羽田に前泊するので、20日日曜日に出発。ところがこの日は東名が事故で渋滞、と案内標識に出ている。厚木の圏央道分岐のあたりから本線も渋滞が始まり、ここから7㌔が渋滞区間となっている。ノロノロと走って海老名サービスエリアまで2キロ地点まで来たとき、エンジンのオーバーヒートを示す赤ランプが点灯してしまった。海老名のサービスエリアまでエアコンを止めて窓を開けて走って行った。サービスエリアもとても混んでいたが折よく1台分空いていたのでそこに停める。本物のオーバーヒートならエンジンを止めずに水でガンガン冷やすのだが(昭和のドライバーならそういうことは知っている)、エンジンルームを触ってもそんなに熱くない。なので、自然に冷やせば大丈夫だろうと思ってエンジンを切って停車した。夕食には早い時間だったが、ただ待つのもヒマなので売店なんかを見て回ったあと夕食にした。海老名サービスエリアの上り線なんて、普段寄ったことがないのでいろいろ珍しかった。海老名サービスエリア上り線のフードコートは2階が全部フードコートだった。ご馳走は旅行先でたくさん出ると思うので、夕食は海鮮丼で済ます。結局1時間ちょっとここにいて出発。エンジンは正常に戻っていたが事故渋滞はまだ続き、大和トンネルの手前まで渋滞していた。その渋滞の反動なのか、横浜インターはがら空き。その先の横浜横須賀道路もがら空きで、面白いように走ることができた。ところが今度はベイブリッジの上から渋滞。ベイブリッジと鶴見翼橋の一部車線を通行止めにして点検作業をやる日だった。それでも事故ではないので少しずつ流れて羽田には7時に到着した。エクセルホテルの部屋も今回は滑走路側ではなかったが、夕暮れの空に富士山のシルエットが見えていた。

翌日21日の朝は朝食なしなので簡単にチェックアウト。朝食は6時半から営業しているANA FESTAで鯖の定食にした。飛行機は7時25分発ANA787便岡山行き。今回は往復とも前の方の座席は取れなかった。岡山への飛行も、能登へ行くのと同様、上空に上がったらすぐに降りてくる感じだった。岡山ではすぐにレンタカーを借りる。今回はビスタを指定しておいたが、カーナビの設定がおかしくて慣れるまで大変だった。最初に向かったのは岡山後楽園。日本三大庭園の一つなので岡山へ来たら寄ってみたいと思っていた。駐車場から入場口までは遠い。園内もとても広くて全部は回りきれない。ほんの一部を歩いただけ、という感じになってしまった。そんな少しだけしか見ていないが、受けた感じは金沢の兼六園よりも広い感じがする。(庭園越しにずっと岡山城が見えていたからかもしれない。)でも情緒的なものは兼六園の方が良いように感じた。このへんは行った時の季節や雰囲気によって変わってくると思う。
今日はロングドライブなので後楽園に長い時間の滞在はできない。
岡山県は僕なんかにとって、来たことがない場所だった。今回初めて、岡山に降り立ち、後楽園に立ち寄ったのだった。
今回の旅行のメインは淡路島だが、本州側から瀬戸大橋を渡って四国に出て、明石海峡大橋を渡って本州に戻る、という周遊コースにしてある。しまなみ海道は愛媛の帰りに何度も通っているので、今回で本州と四国を結ぶ橋、すべてを渡ることになる。
岡山後楽園からはカーナビに従って走る。まずは山陽自動車道へ出て岡山インターから倉敷ジャンクションへ。そこから瀬戸中央道という道路で瀬戸大橋に向かう。途中に水島というインターがあるが、水島には三菱自動車の工場があるので、三菱自動車の仕事をしていた頃のことを懐かしく思い出した。瀬戸大橋は鶴見翼橋のような吊り橋構造。本州側は水島の先の児島というあたりから四国の坂出とを結んでいる。瀬戸内海の真ん中に与島というのがあり、ここにサービスエリアがある。このSAへ立ち寄るには、橋の上から海の上の小さな小島に降りるので、文字通り高速を降りて(下って)いくことになる。与島からは、今通ってきた橋を見上げる感じになるが、瀬戸内海の綺麗な景色が一望できた。橋を見上げていると、丁度列車が通っていた。この橋は2階建てで、上の段が自動車道路で、その下を列車が通れるようになっているのだ。与島には展望台もあるが、ここには中国人が多かった。この日の昼食はここで讃岐うどんにした。
坂出で四国に上陸すると高松自動車道で徳島方面に向かう。高松自動車道沿いには源平合戦の屋島などがあるが、前回、鳴門の渦潮観光をした時に立ち寄っているので素通り。でも、高速道路を走りっぱなし、というのも飽きるので、途中に津田の松原というのを見つけて寄り道した。天気が良いこともあって、瀬戸内海の海は綺麗だった。松原からの砂浜には綺麗な海岸が続き、親子連れ1組だけが昼食を食べていた。
再び高松自動車道で鳴門へ。鳴門北インターで一旦降りる。ここは渦潮観光船などに乗れるがそれも前回乗船しているので今回は地上から渦潮観光するだけ。でも展望台までは江の島エスカーのようなエスカレーターに乗って登って行く。このエスカレーターがとても長かった。横浜のみなとみらい駅からクイーンズスクエアへ登って行くくらいかナ。渦潮観光船は大きな渦潮に合わせて出港するが、次の観光船の出発まで1時間以上あったから大きい渦潮は、その頃なのだろう。でも大鳴門橋の真下あたりに小さな渦はいくつかあり、展望台からはそれが良く見えた。大鳴門橋を渡ると淡路島。最初にイングランドの丘というところに行ってみたが、だだっ広くて子供連れが遊ぶような感じ。マザー牧場とか富士子供の国みたいな感じだった。今回の旅行は二人とも足が悪く、長い時間の徒歩は無理なので、結局、ここには入らなかった。この日の宿「あわじ浜離宮」へ向かう途中、おのころ神社という標識を見つけたので行ってみる。そう大きな神社ではなかったが鳥居だけは、真っ赤でとても大きかった。淡路島は神話の島で古事記では最初に作られた島、ということになっている。伊弉諾命(いざなぎのみこと)を祀った伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)があり、そこはもともと明日行くつもりだったので、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が高天原(たかまがはら)から降り立ったとされる「おのころ島」にも興味があったから寄ってみたのだ。
ここから「あわじ浜離宮」は近い。4時には到着してしまった。道路側からは3階建ての洋風建物、としか分からなかったが、芝生を敷き詰めた中庭が広くプールも設置してある。その中庭はそのまま砂浜に続いていて沖縄のリゾートホテルみたいだった。部屋からの見晴らしも良く綺麗なホテルだった。その部屋も大きくて、真ん中に座敷、その奥がベッドのある寝室。座敷からベランダ側にはソファやマッサージ機のあるリビング。リビングの窓を開けるとベランダで、そのベランダも広い。そしてベランダの一角が露天風呂になっている。このベランダからは瀬戸内海が見渡せ小豆島も見えた。大浴場にも行ってみたが、ここも綺麗でガラ空きだった。
夕食は5時半からでちょっと早い時間。この宿の食事はレストランだった。でもレストランの窓が大きく、その窓に面して席が配置してあるのでそう窮屈な感じはしなかったし隣のテーブルも見えるようには配置されていなかった。夕食は洋風の和懐石というか、和食の洋風フルコースというか、アレンジは独特だった。でもどれも美味しくて、サービスしてくれる若い女の子も感じが良くてとても良かった。デザートになる前に夕陽が沈みかけて美しい夕景だったので外へ出て写真だけ撮ってきた。ここの松原は慶野松原と言い、全国夕景百選の一つだそうだ。夕陽は宍道湖や長崎の九十九島などいろんなところで撮ってきたが男鹿半島の桜島で出会った夕陽が一番良かった気がする。
食事のあとも時間があったので松原から海岸へ出て散歩した。海岸の砂浜にはビーチバレーの専用コートもあった。ホテルの中庭の芝生の上には寝そべって星空を眺められる大きなベンチがあって沖縄の宮古島みたいだった。3階のホールには冷水やコーヒーが無料で用意されている。部屋の露天風呂も温泉で、ベランダとの間仕切りを開ければ広くなる。時間も関係なく何度でも入れるのが魅力だ。

22日の朝も朝早い時間からお風呂に入っていた。お風呂のあとにモーニングコーヒーをベランダで飲む。良いロケーションと良いホテルならではのことだ。朝食は昨日のレストランでバイキングだが、ここの朝食は洋食も充実していた。
この日は淡路島から神戸へ出て有馬温泉に宿泊のコース。天気が良く、暑いくらいだった。最初に行ったのは伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉奈美命(いざなみのみこと)を祀ってある伊弉諾(いざなぎ)神宮。これは古事記に出てくるが大八島(日本のこと)を作ったという最初の神様である。この神宮は大きくて昨日のおのころ神社とは比較にならない。伊弉諾命(いざなぎのみこと)と妻である伊弉奈美命(いざなみのみこと)のことは死後の世界に至るまでいろいろ面白いことが古事記には書いてある。昔の漢語の古事記は読んでも訳が分からないが、この頃は井上ひさしなどが現代語に訳してくれてあるので面白く読むことができる。人間の寿命がどうして決まったのか、ということも書いてある。そういうものを読んで面白かったから、ここへも寄ることにしたのだ。
淡路島の最後に国営明石海峡公園というのに行ったが、ここも昨日のイングランドの丘と同様、足が悪くては無理なので早々に戻る。有料駐車場に車を置いたあとに戻るのでお金を取られるかと思ったがチケットを入れたら無料で出ることができた。もう一つ「花さじき」というのがある、というのでカーナビに入れてみたら意外に近い。海岸の明石海峡公園からはどんどん山を登って行く感じ。最後の方は本当の山道で狭い道が続いた。でも、駐車場に着いてみたら広くてバスも来ている。今、僕が登ってきた道とは反対側にもっと良い道があったようだ。その観光バスは韓国人か中国人の団体で、大勢でうるさい。花さじきは広いのでそういう団体の方には近づかないようにした。北海道美瑛の四季彩の丘と同じように色とりどりの花がたくさん咲いている。美瑛と違うのは淡路島の山の上なので海が見えること。天気が良い日の海は花を引き立てる背景にとても良かった。この時期はポピーが一番綺麗に咲いていた。お花畑は山の頂上付近から下の方に向かって広がっているが、あまり下ってしまうと足に負担になるので適当なところで戻る。向かいの山の斜面には芝生をうまく刈り取って、パンダの絵も描いてあった。淡路島の最後にここに寄って良かった。
ここは淡路島でも神戸の対岸なので、ここから明石海峡大橋を渡るとすぐに神戸だ。橋の途中から市街が見えていた。神戸は短時間の滞在なので北野異人館へ行くことにする。明石海峡大橋から第二神明道路というのを通り、どこかで阪神高速3号神戸線というのに合流していたのだろうと思う。とにかくこの辺はカーナビ任せだった。ただ、神戸中心地に近付くと渋滞情報が出てきたので柳原とかいう出口で一般道に降りてしまった。でもカーナビの性能が良く、一般道を走っている案内をしてくれたので助かった。渋滞もなく北野に近付いて近くのコインパーキングに車を止めた。この辺の雰囲気は横浜よりも函館に似た感じ。八幡坂のような下り坂もあった。(北野坂というらしい)
車を止めたあとは歩くしかない。できるだけ足の負担にならないように近くて平地なところだけにした。道沿いに英国館、洋館長屋(仏蘭西館)、ベンの家と並んでいたので、ここに入る。中も綺麗に展示されていたが、こうした展示も函館と同じだった。ここから石畳の小道やオランダ坂を登っていくと山手八番館や坂の上の異人館があるのだが、そこはパスした。神戸も今回が初めての訪問。淡路島と姫路の中間で有馬温泉という名湯に行くために立ち寄っただけのことだが、六甲山にはどうしても行きたかった。家も仕事も横浜の僕には、港町神戸というのはだいたい想像がつく。でも、神戸には横浜にないものがある。それが六甲山だ。なので、神戸ではどうしても六甲山に行きたかったのだ。
ところが、この六甲山が旅行者にはホントに分かりにくかった。まず、六甲山頂駅というのと六甲山上駅というのがある。どっちに何があるのかさっぱり分からない。次に駐車場の有無が分からない。さらに、山の上の各施設まで車で行かれるかどうかも分からない。で結局、有馬温泉に向かった。ここに六甲ロープウエイがあるので、それで山頂へ向かうことにした。北野から有馬温泉へも首都高みたいな高速で行くが、この区間のトンネルの多かったこと。トンネルを抜けたらすぐに有馬温泉の標識が見えてきた、という感じだった。有馬温泉の街は狭い道路が続いているが、ロープウエイまでは行けるらしい。ロープウエイ乗り場と道路を挟んだ反対側に大きな駐車場があった。ロープウエイ乗り場は2階だが、そこにはペッパー君がいて案内をしていた。午後のロープウエイなのに結構人が乗る。最後尾から小さくなっていく有馬の街並みを見ているうちに10分くらいで山頂に着く。山頂には駅舎のほか何もない。付近は冬のゲレンデでフィールドアスレチックなどもある。山頂駅の左手から細い道を行くと六甲ガーデンテラスというところに出て枝垂れ桜などがある。ここに売店など3軒並んでいて、六甲フードテラスの向こう側が神戸市街などの展望台になっている。ここは脇に通路があり、特に何も買わなくても展望テラスには行き来できるようになっている。ここからの眺めは市街を見下ろして綺麗だった。午後3時近いので、遠くは霞んでいるが、海の上に浮かぶ神戸空港の方まで良く見えた。神戸の街並みを眼下に見る景色とロケーションは確かに横浜にはないものだった。
この日の泊りは有馬温泉の御幸荘「花結び」。ロープウエイから下って行く道路沿いにあった。この宿にも個室露天風呂があったが小さい。部屋も次の間付きの普通の10畳の部屋。一応、名湯なのですぐに大浴場へ行ったが全然大浴場ではなかった。お風呂そのものが小さい。露天風呂ときたら二人も入ったら満員という小ささで、すぐに出てきてしまった。部屋の露天に入っていた方が他の人が来ないだけマシだった。お湯は部屋も一応、銀泉だった。この宿は食事も部屋食。でもあいにく畳の部屋で座布団では足の悪い人には座れないので背の低い畳用の椅子を持ってきてもらった。食事もそれなりに数はあったが、団体向きというか一品一品への心遣いなど、昨日の宿に比べるとちょっと落ちる感じだった。

旅の最終日は雨だった。この日は姫路城の観光しか予定していなかったが、雨の中になってしまった。有馬温泉から姫路へはどこをどう通ったのか分からない。カーナビ任せだと昔と違って地図を見ないので、このへんが曖昧になってしまう。ただ、第二神明道路から国道2号線に出たのだろうと思う。加古川バイパスというのが異常に混んでいたのは覚えている。姫路バイパスもとても混んでいた。ただ、姫路バイパスは道路案内板の姫路城というところとは違うところで降りてしまったので、その先まで延々と続いている渋滞は早めに抜けることができた。とにかく、神戸から明石や姫路というあたりは渋滞が凄い、ということは良く分かった。交通標識の姫路城と違うところで降りた理由は、姫路城の全景を眺めるスポットがいくつかあったので、そこうちの一つ、手柄山の方へ行ったからだが天気が雨模様では綺麗に見えなかった。姫路城の駐車場は空いていた。バスはいたが乗用車は少なかった。雨が降り続いているので傘を持っていく。この傘はコンビニで500円傘を買ったのだ。雨の中でも修復を終えた姫路城は白さが際立っていた。大手門から中に入り三の丸広場から姫路城の全景が良く見えた。その先に管理事務所があり、そこからが有料。でもお城の中は急な階段だらけで今の足の調子では上り下りが無理。入場のところで事情を言うと、車椅子用のルートで本丸広場まで行くことができるとのこと。分岐点には係りの人がいて、都度言うのが面倒だったが急な坂もなく緩やかに歩いてお菊井戸などを見ながら本丸広場まで行った。ここまで来ると熊本城を下から見るのと同じような迫力のお城を見ることができる。今回は足の関係でお城の内部には入らなかったが、お城の内部はどこもほぼ同じだろうと思う。前回の琵琶湖の旅行の時、彦根城の内部を見ているし、松本城や熊本城にも登っている。結局、姫路にいる間はずっと雨だった。
お城の前に何軒かのお店があってランチもある。ここで姫路名物のアナゴ丼を食べることにした。食べてから感じたのは。ここは関西圏だということ。関東ならウナギもアナゴも蒸してから焼くが関西は蒸すというステップがない。その分身が固かった。でもアナゴそのものはちゃんと量もあって美味しかった。

ここからは岡山空港へ帰るだけ。山陽自動車道を通って岡山へ。吉備津神社にも立ち寄ってみたが、ここも300何段かの階段があるので上には行かず。レンタカーは瀬戸内海沿いにこれだけ走ってもガソリン補給は返却時の1回だけで済んだ。岡山空港では16時50分の出発が少し遅れたが羽田には6時半頃到着。空港5階のそば割烹「安曇野」で夕食を採って帰宅。帰り道は首都高も保土ヶ谷バイパスも東名も、みんながら空きで車も良く走った。車のオーバーヒートの原因は冷却ファンの故障だった。


旅行の満足度
4.0
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー ANAグループ
旅行の手配内容
個別手配
5いいね!

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