日帰りバスツアーで行く「３つの花名所とアサヒビール工場見学」～②小田原フラワーガーデンのハナショウブ・スイレンと熱海のジャカランダ！

2018/06/12 - 2018/06/12

クラブツーリズムさんから毎月送られてくるツアー案内を見るともなく見ていて、ふと、アサヒビール南足柄工場見学が行程に入った日帰りバスツアーを発見しました。
３つの花名所「開成町のアナベル」「小田原のハナショウブ」「熱海のジャカランダ」を回り、＠５９９０円と格安。
梅雨入りしましたが、台風が接近した時以外は余り雨の降らない今年の初夏、この日も台風一過、快晴でした。

午後は、小田原～熱海そして再び小田原と回って来ました。

エリア 小田原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

続いてやって来たのは、ハナショウブ見学。
「花菖蒲・睡蓮まつり」とあります。

場所は「小田原フラワーガーデン」。
小田原市の施設で、西武造園（株）他に管理を委託しているようです。
トロピカルドーム温室は入館料が２００円掛かりますが、それ以外は入場無料。
但し、65歳以上の方は入館無料とのことで、今回の１号車の人達は大半が無料じゃないかな・・・。

小田原フラワーガーデン 公園・植物園

時期は終わっていますが、ここの最大の見所は渓流の梅園だそうです。
約200品種480本の早咲きから遅咲きまでの紅梅・白梅が約2haの敷地に植栽されています。

梅の実が実りつつありました。

その梅園を通り過ぎると「ハナショウブ池」。

約180品種1000株が植栽されています。

美しい！

小田原フラワーガーデン 公園・植物園

同時期には、スイレンも開花し、「花菖蒲・睡蓮まつり」が開催中です。

珍しいピンクのショウブも。

スイレンは涼しげですが、実際はかなり暑いです（笑）。
ただ、池の周囲にはベンチもあって、日陰だと涼しい風も抜けていきます。

でも、ショウブは田んぼみたいなところに栽培されているところが多く、ここは池に沿って植えられていてなんとも綺麗。

こういう組み合わせ、あまり無いですね。

ハナショウブ＆スイレン。

同じく。

ハナショウブとスイレン。

スイレン。

スイレン。
白も綺麗です。

綺麗でした。

池から離れて、梅園のある渓流付近にやって来ました。
こちらにもハナショウブ。

先にも書きましたが、ショウブは田んぼみたいなところに栽培されているところが多く、泥田に花という感じですが、ここのはこんな感じで綺麗でした。

コキアもありました。

バラ園にやって来ました。

こちらの「バラ園」には約145品種345本のバラが植栽されています。

春と秋にはバラフェスタがあるそうですが、春バラはほぼ終わりの様子でした。

まだ頑張って残っているバラを何枚かカメラに収めました。

最盛期にはここにツル性のバラが綺麗に咲くことでしょう。

ということで、小田原のフラワーガーデンでした。
ここまで、アナベルなどのアジサイと、ハナショウブを観賞し、最後は熱海のジャカランダに向かいます。

熱海サンビーチ横の駐車場に到着しました。

「ジャカランダ遊歩道」と名付けられた通り、つまり熱海サンビーチと国道１３５号線の間の通りでまず目を引いたのがこの花でした。

「サンゴシトウ」。
漢字名は珊瑚刺桐で、花の形がサンゴに似て、茎に棘があります。

確かに真っ赤な色がサンゴを連想します。

そしてこれが「ジャカランダ」。

熱海サンビーチ ビーチ

1990年に熱海市の国際姉妹都市、ポルトガルの力スカイス市から贈られた2本が、いまでは100本以上になり、熱海の初夏を告げる花となっています。

木によって花の量に違いがあるのも特徴の一つだとか。

「ATAMIジャカランダフェスティバル2018」は6月9日（土） ～24日（日）開催中です。

また、「花が頭に落ちるとしあわせが訪れる」とか「咲くか、咲かないか、その年になってみないと分からない」などといわれるジャカランダ。

熱海市ＨＰでは開花情報が掲載されていますが、それ以外にも面白い記事がありましたので、抜粋します。
「ジャカランダは、熱海でも全く開花しない年もありましたし、6月だけでなく9月・10月に2度目の開花をする木もあります。
開花した際も全ての木が花をつけるわけではなく、開花は数本のみだった年もあります。たくさん咲く木や1房しか咲かない木、全く咲かない木も・・・」
なるほど、なるほど。

高さは2mから30mほど、花の量も木によって違うという不思議な木。
花は、トリカブトにちょっと似てます。

尾崎紅葉の名作「金色夜叉」に描かれた、貫一とお宮の像。

お宮の松 貫一 お宮の像 名所・史跡

そしてこちらはお宮の松。

マンホールも貫一 お宮のバージョンでした。

遊歩道からサンビーチが望める所に向かっています。
ここにも植物が綺麗に植栽されています。

そしてこれが熱海サンビーチ。
梅雨の合間の快晴の空模様。
夕方、所どころで雷雨との予報も出ていますが、この時はそんな感じが全く感じられません。

熱海サンビーチ ビーチ

遠くには熱海城。
1959年に建てられたなんちゃって城です。
でも、もうかれこれ６０年経ちますね。

再びジャカランダ。

ジャカランダの高さは2mから30mほどとかなりの幅があります。
これは、高木かつ花少なめバージョン。　

「カシワバアジサイ（柏葉紫陽花）」もありました。

こんな花も。
ミツバチ君一心不乱！

花粉を足に溜めて、これまた一心不乱です。

ツアーの皆は、添乗員さんと一緒に親水公園方面に向かいましたが、我々は道路の向こうにみつけたカフェでクールダウンです。

ところで、熱海のサンビーチ沿いの通り。大型のホテルが林立して往時の繁栄も伺えますが、倒産したまんまで囲いがされている物件もあったりして、風情としてはいただけません。
韓国・プサンの海雲台ビーチのように、ホテルと飲食店がバランスよく並んでいるといいのですが、このカフェ以外にはなかなか一休みする場所も無かった・・・。
レストランなどが通り沿いに並んでいると活気も出るのですが、ホテルばっかりで残念。

88tees CAFE グルメ・レストラン

さて、ジャカランダを楽しんで、後は帰るだけです。

帰路、「鈴廣蒲鉾本店」に立寄りました。

鈴廣蒲鉾本店 専門店

前を通ることは何度もありましたが、実際に入店するのは初めて。巨大で、大勢の観光客が入店中。試食も出来ます。

結局、かまぼこは買わず仕舞いで、家内が饅頭を買ってました。

店舗から、箱根登山鉄道「風祭」駅直結になっていました。

風祭駅 駅

店舗正面入口近くには、鈴廣が伝統の味づくりに使用しつづけている富士・箱根・箱根丹沢山系の名水「箱根百年水」がかけ流しされています。
大きなペットボトルに汲んで行った人もいました。

毎年正月に行なわれる箱根駅伝の小田原中継所は、ここ鈴廣本社前です。

以上、全ての行程を終えて、小田原厚木--東名経由横浜まで戻ります。

道路はいたって空いていて、５：３０前には「横浜駅東口・横浜ベイクォーター」に到着です。

火曜日という平日、どのスポットも割合空いていたし、何より道路が空いていました。バスツアー、時々探して参加していますが、平日故か参加者の年齢が極めて高いのにも驚きです。しかも、皆さんお元気～。
いい、平日休暇になりました。