2018/06/08 - 2018/06/08
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ドクターキムルさん
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大沢団地(相模原市緑区下九沢)から鳩川沿いに辿ると右手に銅葺き屋根の表門があるお宅がある。門の奥には母屋が建ち、家屋敷の手前と奥に土蔵が建っている。家屋敷の中には左側の端の土蔵の並びに離れのような住宅が何棟か建てられている。八木家である。この辺りは近年に八木家の山林を伐採して住宅地ができている。また、少し行った右側の鳩川沿いの竹藪には真っ直ぐに伸びた欅の木が何本も聳えている。本当に真っ直ぐな欅の木で柱にしたら立派な大黒柱になりそうだ。欅林までの間には30年前に開発されたのだという何軒かの住宅が建っている。これほどまでに立派な欅の木は初めて目にした。この住宅の玄関にご主人が出て来ていたので挨拶すると、「確かに他では見られない立派な欅の木だが、秋の1週間はここら一面に葉が落ち、屋根の落葉を掃除したりするのは大変だ。」という。欅の木が真っ直ぐに伸びるのは土壌によるのだともいう。しかし、私にはどうしても真っ直ぐに伸びる欅の木の種類があるか、選択的に選別してきて真っ直ぐに伸びる欅の木があるのか、どちらかではないかと思えるのだが…。また、ここの10数本の欅の木は八木家の地所で、この続きにあった欅の木を昨年に3本か4本を切り倒したのだという。伐採業者に聞くと、1本の欅の木の大木を伐採するのに120万円掛かるのだという。
八木家の家屋敷には欅の木はないが、少なくても、八木家のご先祖は柱になる真っ直ぐに伸びる欅の木を何本も植えて来たことが伺える。
(表紙写真は八木家の欅の木)
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