再びのイタリア大使館別荘＆英国大使館別荘記念公園へ

2018/05/23 - 2018/05/23

　深緑の季節５月、三度イタリア大使館別荘と新たに開館した英国大使館別荘記念公園を訪れました。「Tochigi　Destination　Campaign]で紹介されて、案内人が吉永小百合さんとくれば、人気が出ない訳ありません。これまでは、ゆったりと静かなと雰囲気で楽しむことが出来たのですが、出かけるまでは不安でした。しかし、前日までの天気予報は悪天候、道路も空いていましたし、別荘内の入館者も少なく、しかも、現地では殆ど雨に遭わずラッキーでした。
　イタリア大使館別荘は、これまでと変わりないと言いたいところですが、何と、入場券の自動販売機が据え付けられていました。１００円の寄付だけで入場できたのが、３００円の強制搾取（笑い）。歩いて約２００m離れた英国大使館別荘へ。こちらの別荘は、建てている過程を知っているので、余り期待感はありませんでした。古く見せた全く新しく建てた別荘です。イタリア大使館別荘とは趣が違います。それでも十分に楽しむことが出来ますね。
　ランチは、少し散財してあの「中禅寺金谷ホテル」で。
竜頭の滝と今市のたまり漬けの店に立ち寄って帰宅しました。

エリア 日光湯元温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　わが家からは、那須インターから入り東北道、日光宇都宮道を経て、いろは坂を上り、中禅寺湖畔に到着します。制限速度を守ってゆったりと走り９０分程度です。行楽シーズンは、いろは坂が渋滞しますのでこのような時間では到着しませんね。
車以外では、公共機関バスを利用することになりますが、行楽シーズンは、十分に時間に余裕をもってお出かけしなければなりません。

　第二いろは坂を上りきると明智平に着きます。そこからは「にほんロマンチック街道」を通り、中禅寺湖畔へ。左折して２５０号線を「県営歌が浜駐車場」へ駐車します。「イタリア大使館別荘」近くの道路沿いにも駐車場はあるのですが、１０台位しか駐車できませんので、確実に駐車するには、「県営歌が浜駐車場」を利用した方が良さそうです。
　駐車場から「イタリア大使館別荘」へは、「英国大使館別荘」を通り越して約１５分程度です。右手に中禅寺湖を見ながら森林浴を楽しめます。
　←「イタリア大使館別荘」入り口付近の光景です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

公園入口を入るとすぐ左にトイレがあります。別荘と同様の杉の皮を使った外壁です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「国際避暑地歴史館」近くに設けられた屋外ベンチです。新緑に囲まれています。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

公園を入ると木々が生い茂っていますが、樹脂剥離食害防止用のネットが取り付けてあります。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「国際避暑地歴史館」です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「国際避暑地歴史館」の外壁は、杉の皮で覆われています。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「国際避暑地歴史館」のガラスは、大正ガラスで波打っていますが、室内のランプが趣を添えています。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「国際避暑地歴史館」の内部より、玄関を見たところです。履物を脱いで上がります。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

居間兼食堂です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

広縁から本邸方向を見たところです。

「国際避暑地歴史館」から歩いてすぐの所に「本邸」があります。玄関付近を見たところです。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

玄関です。履物を脱いでスリッパに履き替えて上がります。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

玄関に、観覧料の表示があります。昨年、英国大使館別荘が出来るまでは、１００円の志で入館できたのですが、３００円搾取、いや失礼徴収されます。自動販売機です。３００円は、英国大使館入場料を含んでいます。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

本邸は、著名な建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンドの設計により建設されたもので、主に大使とその家族が使用したと言われています。
　書斎ですが、応接を兼ねていたようです。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

書斎の応接コーナーです。

書斎のデスクです。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

居間と書斎の間にチェスが置いてありました。欧州の大使館らしい光景です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

書斎のデスクの後ろは、緑に彩られて素敵な演出をしています。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

広縁です。青と赤のデッキチェアが良いですね。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

広縁全体を見ています。左側の目先には、中禅寺湖が見渡せます。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

広縁から中禅寺湖が見渡せます。ボート桟橋の向こうには遊覧船です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

所々に小物のデコレーションがありますが、これは調味料入れと思うのですが。

食卓です。タングステン光が、食卓を演出しています。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

ダイニングには、暖炉がありますが、現在は演出の趣です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

２階の寝室の一つです。６畳ほど広さで、窓の外は中禅寺湖です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

２階の二つ目の寝室です。こちらの方が広く８畳程度でしょうか。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

ベットの脇には洒落たライトが置いてありました。残念ながら点灯していませんでした。点灯していると趣があり「インスタ映え」するのですが。（笑い）

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

寝室の片隅にある化粧台？

２階の廊下から観た外の風景。

廊下から観た「国際避暑地歴史館」方向の風景。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

本邸から出て湖畔に下りる途中にデッキがあります。左側に行くと桟橋へ。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「イタリア大使館別荘の桟橋です。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「イタリア大使館別荘」を湖畔から観た前景です。カタログによく使われるアングルですね。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

「イタリア大使館別荘」から「英国大使館別荘」へ続く道です。約２００ｍで「英国大使館別荘」です。

「イタリア大使館別荘」より、歩いて初めて目にする「英国大使館別荘」の一部です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

「イタリア大使館別荘」の杉の皮の外観と異なり、全体が黒野基調です。イギリスのイメージとは違うように思うのですが。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

「英国大使館別荘」の全景です。建築中にその過程をみているだけに、アーネスト・サトウが建てた旧英国大使館別荘と異なるような気がして、違和感を感じるのは私だけでしょうか。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

角度を変えて建物全景を見ています。左側が玄関です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

「英国大使館別荘」入り口です。共通入場券を持っていれば、そのまま入場できます。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

玄関から廊下を見たところです。全体にタングステン光の色合いです。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

資料室です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

資料室の内部を角度を変えて撮影してみました。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

展示室内には暖炉がありますが、これは飾り物のようです。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

広縁から中禅寺湖が一望できます。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

展示室内です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

広縁です。右側に中禅寺湖が望めます。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

広縁は椅子が並べられて、ゆったりと中禅寺湖を望むことが出来そうです。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

廊下の本棚です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

廊下の一角にこじゃれた空間がありました。思わずスナップ。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

資料室内のライティングビューロー。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

三面鏡？

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

２階展示室

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

「英国大使館別荘」を後にして、「竜頭の滝」へ。つつじが少し残っていましたが、シーズンを過ぎたのか観光客は全くいませんでした。

竜頭ノ滝 自然・景勝地

水の流れはスローシャッターで切る、ことが定石ですが、三脚を立てることが出来ません。手すりにカメラを固定して１枚。

竜頭ノ滝 自然・景勝地

「中善寺金谷ホテル」「レストラン・みずなら」です。

全景撮影できませんでしたので、ＨＰより拝借しました。

中禅寺金谷ホテル 宿・ホテル

さあ～、ランチは、あの日光で有名な金谷ホテルで頂こうという訳です。金谷ホテルは、神橋近くの本館の他に中禅寺湖畔に「中禅寺金谷ホテル」があります。先客があり１時間ほど待たされて席に着きました。ここは１００年カレーでも有名ですが、「季節のランチ」を頂きました。締めて３６００円。
←　野菜のクリームスープ

中禅寺金谷ホテル 宿・ホテル

とちぎゆめポーク肩ロースのコンフィ
茗荷とグリーンオリーブのソース
夏野菜とパプリカのピュレ添え

中禅寺金谷ホテル 宿・ホテル

コーヒーにアイスクリームで締めです。
チョットセレブな雰囲気を味わって、帰路につきました。

　「イタリア大使館別荘」「英国大使館別荘」以外に「ベルギー大使館別荘」も期日を限定して開放しているようです。今回は、訪問が叶いませんでしたが、紅葉の時期に再訪したいと思います。

中禅寺金谷ホテル 宿・ホテル