番場の桜の大木がある家屋敷と枝垂れ桜のある家屋敷

2018/06/08 - 2018/06/08

　相模原市南区下溝や当麻でも桜の大木が印象に残っているが、ここ中央区上溝字番場でも桜の木は多く見られる。鳩川沿いに植えられた桜並木、おそらくは染井吉野、はどこにでも見られる光景ではあるが、番田諏訪神社の境内を囲む桜並木があるばかりではなく、中には家屋敷の庭に手入れが行き届いた桜の大木があり、大切にされているお宅があり、あるいは、番田諏訪神社脇からはこんもりとした枝垂れ桜が見える家屋敷もある。この地区の民家の家屋敷は広く、かつては農家だったのだろう。今でも家先に無人の野菜売り場を設けている家もある。
　元々、広い家屋敷には土蔵（https://4travel.jp/travelogue/11367648）を建て、周辺を欅の木を植えた屋敷林にしている民家が多く見受けられ、その欅の木も柱にできる真っ直ぐに伸びた木（https://4travel.jp/travelogue/11367615）ばかりである。相模原という名前に抱くイメージがそのまま具現化されて残っている地区である。
（表紙写真は民家の枝垂れ桜）

エリア 相模原(神奈川)

手前のお宅の無人野菜売り場。土蔵が多く残るこの周辺の地主はかつては農家だったのだろう。

桜の木の大木。民家の庭に桜の大木は珍しい。

枝はモコ被りされ、支え木もされている。大切にされていることが分かる。染井吉野などではなく、江戸彼岸桜などか？

このお宅の庭には松の木も。

番田諏訪神社脇には枝垂れ桜の木が見える。そもそも番田諏訪神社のように境内を桜の木が囲んでいる神社は最近は増えてきているが、昔から桜を植えている神社は少ない。

民家の門から見る枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜の幹。それでも樹齢は100年未満だろうか？

民家の枝垂れ桜。