三陸・岩手　２０１８．５　　その２

2018/05/26 - 2018/05/28

今回の宿は大船渡。

エリア 大船渡(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル

「その１」はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11366042

大槌町の赤浜からバスで釜石駅へ。13時半過ぎに到着。
駅前にサン・フィッシュ釜石という市場がある。

サン・フィッシュ釜石 グルメ・レストラン

道の駅やまだでわかめラーメンを食べたのだが、復興支援のためにお金を落とさないといけない。サン・フィッシュ釜石の2階にある食堂で海鮮丼(イクラ・ウニ・ホタテ）を食べる。

三陸鉄道の釜石駅。

釜石駅 駅

今回も乗ります、三陸鉄道。震災前から赤字を抱えていたけど、津波の被害を受けたけど、今日も頑張って運行している。駅に来てみたら10分後に出発だった。その次は2時間半後。慌てて切符を購入。

青い空に青い海。

車内はそれなりに人がいたが、途中の駅で4人席が空いたので移動。

風車も見えた。

恋し浜駅では3分ほど停車。誰も降りないのだが、せっかくなのでホームに出てみる。

恋し浜駅 駅

恋し浜駅のホームの鐘を鳴らし、

願いごとの書かれたホタテ貝の貝殻を撮影。

終点の盛駅。ここからはBRT(バス高速輸送システム)を利用。

盛駅 駅

一駅(バス停）隣の大船渡駅で下車。
2017年11月にも駅前に出来た復興商店街を訪問している。↓
　　　　　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11304592

前回の訪問時はオープン直前だった「かもめテラス」。東北土産の定番「かもめの玉子」のさいとう製菓が運営している。

かもめテラス 三陸菓匠 さいとう総本店 グルメ・レストラン

内部は「かもめの玉子」などの土産物売り場や飲食コーナーがある。かもめソフトをいただく。かもめの玉子の黄身餡をモンブラン風にデコレーションし、ホワイトチョコでかもめの羽を表している。

さらにBRTに乗り下船渡へ。バス停からさらに徒歩15分余。この日の宿大船渡温泉に到着。

大船渡温泉 宿・ホテル

ちょっぴり奮発してオーシャンビューの部屋(安い部屋より2千円くらい高くなったかな）。

オーシャンビュー。海面に見える浮きは、牡蛎の養殖かな。

温泉は日帰り客も利用できる。

温泉でさっぱりしたら夕食。

大皿から取り分けられるカジキマグロの兜煮。骨が柔らかくなるまで煮つけている。

一番安いコースだったが、十分な量だった。モウカの星(モウカざめの心臓）やホヤなどの地元ならではの料理、お刺身、焼き魚、茶わん蒸し。

鍋物。

汁ものはアラ汁。

翌朝は日の出鑑賞ツアーに参加。しかし、この時期の日の出は4：10頃。3：45に宿を出発。お陰で3：25に目覚ましアラームをセット。そんなツアーに参加する人は他にいなかったので、宿のお兄さんと2人だけ。前日は夜行バスで移動だったような。肝心の日の出は、曇っていて見えなかった。

千代島。

ウミネコの産卵地だそうだ。

碁石海岸の遊歩道を散策。

案内してくれたお兄さんは大船渡温泉ホテル経営者の家族で、実家は震災前に碁石海岸で民宿を経営していたそうだ。そのうち一つは津波で浸水。もう1カ所の民宿は高台で無事だったので、震災後しばらくは宿が少なかったので繁盛したのだとか。そのお金であんな立派な大船渡温泉ホテルができたのか？

ニッコウキスゲに似た花。

宿に戻ってきた。

朝食はバイキング形式。海鮮丼も作れる。

宿をチェックアウトしたらBRTで陸前高田に。写真はアバッセたかた。陸前高田は、町の中心部が海岸近くの平地にあったので、津波の被害も大きかった。土地の嵩上げを行い、そこに新しい町を作っている最中。

陸前高田駅 駅

まだ造成工事が続いている。海の方を目指して徒歩で移動。

緑の屋根の後ろに「奇跡の一本松」が見える。

奇跡の一本松を目指す。

奇跡の一本松。陸前高田の海岸には松原があったのだが、津波でほとんどの松が流されてしまった。たった一本残った松を「奇跡の一本松」と呼んで、復興のシンボルにした。もっともその1本だけ残った松も塩害で枯れてしまったので、これは特殊加工を行ったもの。

奇跡の一本松 名所・史跡

やなせたかしさんがデザインしたモザイク画。

奇跡の一本松とモザイク画を1枚の写真に収めるのは難しい。

陸前高田の物産品などを売っている一本松茶屋に立ち寄る。

一本松茶屋の一角にあるやぎさわカフェで、枝豆と白だしのポタージュとパンのセットをいただく。八木澤商店は老舗の醤油屋さん。

気仙沼方面行のBRTの奇跡の一本松駅(バス停）は、工事の関係で場所を内陸側に移動していた。バス停から「アバッセたかた」方面を眺める。

気仙沼から南三陸方面に行くことも考えていたのだが、さすがに疲れたので一ノ関に向かい、さらに新幹線に乗って帰宅した。

終わり

この旅行記へのコメント （2）

• くろねこだりゅんさん 2018/06/09 11:41:55

  この時期の日の出ツアー

  朝が一番早い時期だから4時前の出発…
  夜行バスでは少し眠れたのでしょうか？観光客には少し辛い時間帯ですね(笑)
  やはり夏の三陸の海はとても穏やかそう～
  部屋から海が見えるのってやはり良いですね。とても近くに感じますけど宿はかなりの高台に建っているのでしょうか？
  
  陸前高田の写真を拝見すると「ちっとも進んでいない」ように見えますけど…
  「かもめテラスがオープン」したとかほんのちょっとづつでも前回より前に進んでいる様子を見られるのって凄く嬉しいです♪
  ミ～タ様は実際に体験されているのでなおさらですね(*^_^*)
  
  
  
  
  
  
  

  ミータさん からの返信 2018/06/10 09:27:13

  RE: この時期の日の出ツアー

  日の出ツアー、本当は2人以上からだったみたいなのですが、
  せっかく申し込んでくれたからと、
  宿のご厚意で特別に開催されました。22：00には就寝しました。
  冬は日の出が遅いけど寒いし、参加するのがためらわれます。
  宿は高台にあるので、多分津波の時も大丈夫でしょう。
  
  関東に住んでいると、東日本大震災は過去のことのように感じますが、
  三陸海岸沿岸は未だに「被災地」なのだと思います。
  特に陸前高田など町の中心部が壊滅状態になったところの復興はこれからです。