忠烈祠 (歴史スポット) チョンリエツー

2018/05/02 - 2018/05/02

忠烈祠で夕方最終の衛兵交代式を見ました。
(忠烈祠＝1911年の辛亥革命から現在までに殉死された33万人の英霊を祭る所で、日本でいう靖国神社に相当する所です。)

隊列を組んだ兵士の方々は一時間交代だそうです。石床に歩まれる跡形が付くほど一糸乱れぬ隊列は凛々しく、厳かで気迫迫るものがあります。私が見た日の制服の色はネイビー。 海軍の兵士だそうです。陸軍はグリーンで空軍はブルーの制服だそうです。

５月初旬といっても台湾の５月は30度前後の南国です。湿度が常に高い中、制服に身を包んでの行進や微動だにしない兵士の直立姿勢など見ていると思いまで伝わって来るようで美しかったです。

台北の衛兵交代式が行われる箇所は三ヶ所あり、ここ忠烈祠と中正記念堂、国父紀念館となります。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

入り口の大門牌楼を出発、敷地奥の山門を目指して行進の海軍兵士。
軍靴は特注だそうで行進時にカシャン！と金属音が響きます。

山門を超えて大殿に向かいます。山門から先は
神聖な場所との事で、一般は入れません。
兵士らが山門を過ぎたタイミングで通行止めが設置されました。

大殿は北京の紫禁城内の大和殿を模した建築物だそうです。

大殿に到着後、位牌に敬礼、交代式が行われます。
拳銃を持ち替える等セレモニーが行われます。

入り口から山門までの間にある中華様式の建物

行進が終わり、大門牌楼に兵士が戻りました。
行進に参加しない兵士は交代で直立している衛兵の汗を拭いたりされるそうです。

お疲れ様でした。辛苦労！