2018/05/02 - 2018/05/02
8194位(同エリア28095件中)
ruu.travelerさん
- ruu.travelerさんTOP
- 旅行記10冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 25,759アクセス
- フォロワー4人
中正記念堂 感慨深かったです。混乱の時代の中、蒋介石さんが中国四千年の至宝を持ち出さなければ大切な文明の証は破壊されていたでしょうとガイドの呉さんは話してくれました。大きな仕事をされた偉大な人物であり、堂内には当時の情勢と彼の足跡が散りばめられていました。歴史上の著名な人々、マッカーサー、宰相 吉田茂氏など教科書でしかお目にかかった事のない顔ぶれの方々とにこやかに写真に納まっている蒋介石さんはどの写真も柔和な微笑みでした。私がリアルに判るのは子供時分の遠い記憶にある佐藤栄作首相との写真でした。
ガイドさんは、そんな彼のおいたちについて話します。彼は平民で雑貨屋の息子として生まれ、時代の潮流を受けて青年期は日本に留学し勉学以外にも日本の思考、所作や生活全般の振る舞い等を吸収された時期があり、成人し孫文氏に見出され文化革命活動に力を注ぐ様になって行きます。仕事は多忙を極め、妻子の元に戻れる事は少なく次第に家庭は上手くいかなくなります。元来寂しがり屋の性格でお酒が好きで、何度か結婚、離別した事など、彼の人間臭い側面についても話してくれました。
私が子供の頃、よく聞かされていた蒋介石さん。想像通りの優しいお顔をされていました。優しさに秘めた強さと弱さも含めた氏にやっと会え嬉しかった。
中正記念堂内は衛兵の方が微動だにしない直立体制で警護されています。動かな過ぎて最初はマネキン人形かと思いました。孫文氏、蒋介石氏あっての建国の歴史と捉えて今もリスペクトを保持する姿勢。今の時代を生きる私どもには窺い知れない遠い時間の中で日本との友好に尽くされた情熱の記録。全てが相まって重厚な空気がここにはあります。ですがいつまでも佇んでいたい、昔と今が繋がっている事を改めて思い知り思わず心が震える。台湾に呼ばれた、あるいは求めていたものはここだったと実感しました。遠い昔、命をかけて異国の日本に恋してくれた人がいた。忘れがたい中正記念堂でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
先ずは入り口と堂内を確認。しかし読めない事に気づくまで0、2秒。佇んでいる場合じゃないんでありました。待ってーガイドさんーー♪
-
白亜の門がお出迎え
-
見上げると城壁のよう。
-
円形の入門どころを抜ける。韓ドラでよく見る丸い入り口を思い出す。
-
入り口を過ぎると中正記念堂の模型が展示。
-
重厚な天井に目を奪われます。
-
蒋介石氏の胸像がお出迎えです。
-
蒋介石さんの最後の妻 栄 美齢さんと後列の先妻さんの息子さん。息子さんの横に佇む奥様はロシア人との事です。その末裔の方はイケメンの方で最近ウエブで探しました。
-
私の先を急いで案内して下さった呉さん。
一つ残らず情熱的に説明して頂き感謝しています。??你? -
盧溝橋事件の写真です。
-
列強米国代表と会談される写真。古くて焼けていますね
-
孫文氏と若かれし蒋介石さん。師弟の美しい絵画
-
友好の証に贈られたロールスロイス。
ですがその時の蒋介石さんは高齢となっていた為、数回しか乗れなかったとの事です。 -
-
-
子供の頃よく聞かされた マッカーサーさん。
お二人とも背後から立ち昇る何かがありますね。 -
吉田茂氏との会談。
蒋介石さんは精力的なガッチリ体型ですね。
台湾の名勝地で行われたそう。日月潭?
場所、時間軸、、、今調べ中、とは言え情報過多で時間が足りず未だ消化出来てません。 -
佐藤栄作首相との会談。
この頃の蒋介石さんは少しお年を召された感じがありますね -
執務室を忠実に再現されています。
-
何度か見た風景の中に身を置く。見ると行くでは大違い。旅行の本質を再認識。
-
その当時の中国は列強諸国に凌駕されていたとの事で、それを憂いた子弟が我が子を進んで国外に留学させ、外から見た自国の現状を学んだのだそうです。蒋介石さんも時代の潮流を受け、日本に留学されました。
-
貴族階級にあらずとも、民は学科を習得する事によって理論が生まれ、支配者政権を脱して主民政権に移行が可能となる。国を作り守るのは一人一人、個人が勉学を修める事の大切さを説いておられるのだろうなと理解しました。
-
蒋介石さん像の左右に一人づつ立って警護される衛兵の方です。
凛々しいお姿? 身長 体重 勤務成績 身内に犯罪歴が無いか、その他条件が必要だそうです。 -
ゆっくりと意味を調べて味わいたい所ですが、先を急ぐ。
-
-
天井の装飾です。
-
堂内を出た所です。階段は蒋介石さんの年齢の数になっているので、エレベーターを使わず是非階段を使いましょうとガイドさん。
-
下から見上げると紫禁城ふうのスロープの作りになってるように見えました。
-
-
日本との友好を表す桜の植樹木との事です。
蒋介石さんの一歩一歩に頭が下がりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ruu.travelerさんの関連旅行記
台北(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30