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スクムビット通りから街中を外れ、小さなボートで運河を遡る。<br /><br />プラカノーン運河からプラウェット・ブリロムへ。水上の家々、数々の寺院やモスク。かつてこの地に住み着いた中華系とイスラム系の人々。その多様な文化と伝統を受け継ぐバンコクの原風景が、ここにはあった。

バンコクの静かな休日(3) プラカノーン運河

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2018/05/06 - 2018/05/06

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junxさん

スクムビット通りから街中を外れ、小さなボートで運河を遡る。

プラカノーン運河からプラウェット・ブリロムへ。水上の家々、数々の寺院やモスク。かつてこの地に住み着いた中華系とイスラム系の人々。その多様な文化と伝統を受け継ぐバンコクの原風景が、ここにはあった。

旅行の満足度
4.5
交通手段
高速・路線バス 徒歩
  • 旧市街の記事の最後に追加した写真と同じ場所。<br /><br />スクムビット通りは、BTSプラカノーン駅とオンヌット駅の中間あたりで小さな川を渡る。プラカノーン運河だ。ここから、オンヌット通りとほぼ並行して運河を遡る乗り合いボートが出ている。日中は2時間間隔で本数は少ないが、平日の朝夕は通勤ダイヤだ。

    旧市街の記事の最後に追加した写真と同じ場所。

    スクムビット通りは、BTSプラカノーン駅とオンヌット駅の中間あたりで小さな川を渡る。プラカノーン運河だ。ここから、オンヌット通りとほぼ並行して運河を遡る乗り合いボートが出ている。日中は2時間間隔で本数は少ないが、平日の朝夕は通勤ダイヤだ。

  • サンセープ運河のエクスプレス・ボートはバスのように大型だが、こちらは十数席ぐらいの小さな船。エンジンが外付けで、外見はチャオプラヤー川のロングテール・ボートに似ている。

    サンセープ運河のエクスプレス・ボートはバスのように大型だが、こちらは十数席ぐらいの小さな船。エンジンが外付けで、外見はチャオプラヤー川のロングテール・ボートに似ている。

  • どこから乗ってもどこで降りても、運賃は15THB均一。プラカーノン埠頭では出発間際に、少し腰の曲がったおじいさんが竹籠を持って運賃を集めに来る。

    どこから乗ってもどこで降りても、運賃は15THB均一。プラカーノン埠頭では出発間際に、少し腰の曲がったおじいさんが竹籠を持って運賃を集めに来る。

  • 高層コンドミニアムを横目に、高速ランプの下をくぐって進む。

    高層コンドミニアムを横目に、高速ランプの下をくぐって進む。

  • メー・ナークの怪談で有名なワット・マハーブットも、プラカーノン運河沿いにある。

    メー・ナークの怪談で有名なワット・マハーブットも、プラカーノン運河沿いにある。

  • 正面はワット・トン・サイ。本当に次から次へと寺院が出てくる。

    正面はワット・トン・サイ。本当に次から次へと寺院が出てくる。

  • アル・クバロ・モスク。ここにも立派な船着き場があり、乗り降りするお客さんがいた。

    アル・クバロ・モスク。ここにも立派な船着き場があり、乗り降りするお客さんがいた。

  • 途中、水上建築が続く。運河の両側には板が渡してあり、人が歩いたり、時にはバイクが通りかかる。

    途中、水上建築が続く。運河の両側には板が渡してあり、人が歩いたり、時にはバイクが通りかかる。

  • 仏教寺院ではなく、サン・チャオという中国式の廟。

    仏教寺院ではなく、サン・チャオという中国式の廟。

  • 生活の場が運河に直結。自家用の船を持つ家もある。

    生活の場が運河に直結。自家用の船を持つ家もある。

  • 玄関先と船着き場が一体化している。

    玄関先と船着き場が一体化している。

  • 買い物帰りのおばさんを降ろし、船長さんが片足を蹴り出して岸から船を引き離している。

    買い物帰りのおばさんを降ろし、船長さんが片足を蹴り出して岸から船を引き離している。

  • ふたたびモスクが現れた。マスジッド・アリアティソルムというモスクだ。

    ふたたびモスクが現れた。マスジッド・アリアティソルムというモスクだ。

  • ワット・カチョンシリ。終点までわずか150mほどだが、ここにも停まり、降りる人もいた。

    ワット・カチョンシリ。終点までわずか150mほどだが、ここにも停まり、降りる人もいた。

  • 終点のイアン・ソムバット市場埠頭。降りたのはほんの3~4人だった。

    終点のイアン・ソムバット市場埠頭。降りたのはほんの3~4人だった。

  • 屋根も時刻表も、何の看板も無い。知らなければ、ここがボートの乗り場であるとは誰も気づかないだろう。

    屋根も時刻表も、何の看板も無い。知らなければ、ここがボートの乗り場であるとは誰も気づかないだろう。

  • 向こう岸の建物は立派だが、この船の乗り場はこちら側。<br /><br />シーナカリンタラー通りの橋の下にボートを止め、下りの出航時刻まで船長はお昼寝のようだ。

    向こう岸の建物は立派だが、この船の乗り場はこちら側。

    シーナカリンタラー通りの橋の下にボートを止め、下りの出航時刻まで船長はお昼寝のようだ。

  • このあたりから上流は名前が変わり、プラウェット・ブリロム運河となる。プラカーノン運河とバーンパコン川を結ぶ目的で46kmにもわたって掘られた長大な運河で、1878年に着工し、わずか2年後の1880年に完成したそうだ。

    このあたりから上流は名前が変わり、プラウェット・ブリロム運河となる。プラカーノン運河とバーンパコン川を結ぶ目的で46kmにもわたって掘られた長大な運河で、1878年に着工し、わずか2年後の1880年に完成したそうだ。

  • この家の主は遊び心のある人のようだ。支柱の間には柵の代わりに木のホイールが掲げられ、すべての支柱に手作りのヒコーキが据え付けられている。プロペラが軽やかに回転している。

    この家の主は遊び心のある人のようだ。支柱の間には柵の代わりに木のホイールが掲げられ、すべての支柱に手作りのヒコーキが据え付けられている。プロペラが軽やかに回転している。

  • 運河沿いに建つクウェン・プラウェット・モスク。<br /><br />灼熱の太陽が照り付ける。周囲に人の姿は見えないが、ゆったりとした抑揚でアザーンが流れていた。

    運河沿いに建つクウェン・プラウェット・モスク。

    灼熱の太陽が照り付ける。周囲に人の姿は見えないが、ゆったりとした抑揚でアザーンが流れていた。

  • まるで時間が止まったかのような風景の中、ここだけ空気が張り詰めているようで不思議だ。

    まるで時間が止まったかのような風景の中、ここだけ空気が張り詰めているようで不思議だ。

  • 運河に面するターコイズの家。

    運河に面するターコイズの家。

  • プラウェット・ブリロムと直角に、支流の運河が何本も掘られている。いまでも時々使われているようだ。

    プラウェット・ブリロムと直角に、支流の運河が何本も掘られている。いまでも時々使われているようだ。

  • 二つのミナレットを持つヤミウレバダー・モスク。

    二つのミナレットを持つヤミウレバダー・モスク。

  • 古い木製の橋。&quot;ツーリスト・アトラクション&quot;と案内板が出ていた。新しい橋が隣にあるのだが、いまのところ取り壊される気配は無い。

    古い木製の橋。"ツーリスト・アトラクション"と案内板が出ていた。新しい橋が隣にあるのだが、いまのところ取り壊される気配は無い。

  • 鉄道ナイトマーケット(テントの夜景で有名なラチャダーでないほう)の場所が近いのを知って、昼間だが、どんな場所だか覗いてみることにした。<br /><br />蒸気機関車の絵が入った看板はラチャダーとまったく同じようだ。営業主体が同じなのだろうか。

    鉄道ナイトマーケット(テントの夜景で有名なラチャダーでないほう)の場所が近いのを知って、昼間だが、どんな場所だか覗いてみることにした。

    蒸気機関車の絵が入った看板はラチャダーとまったく同じようだ。営業主体が同じなのだろうか。

  • 夜間はこの左の通路が、大通りから徒歩でのメインルートになるのだろう。軒を連ねる常設の店舗もラチャダーと似たような顔ぶれだった。日中は静かで、人の気配も無い。

    夜間はこの左の通路が、大通りから徒歩でのメインルートになるのだろう。軒を連ねる常設の店舗もラチャダーと似たような顔ぶれだった。日中は静かで、人の気配も無い。

  • 鉄道マーケットから戻る道すがら、おやつ代わりに鶏むね肉の串揚げを屋台で買い求めた。甘みのあるタレをかけてくれる。一本10THBなり。軽く揚がって、美味。<br /><br />道を挟んで正面は、ショッピングモールのシーコン・スクエア。

    鉄道マーケットから戻る道すがら、おやつ代わりに鶏むね肉の串揚げを屋台で買い求めた。甘みのあるタレをかけてくれる。一本10THBなり。軽く揚がって、美味。

    道を挟んで正面は、ショッピングモールのシーコン・スクエア。

  • どんな様子か見てみようと、シーコン・スクエアに入ってみた。<br /><br />数階建ての吹き抜けの空間、ブランドショップやチェーンレストラン、ごったかえす人。都心のデパートほど斬新ではないまでも、この規模のショッピングモールが、いまやバンコクの郊外いたるところにあり、どこも一様に賑わっている。買い物客は皆クルマで来るので、いずれも大きな駐車場付きだ。

    どんな様子か見てみようと、シーコン・スクエアに入ってみた。

    数階建ての吹き抜けの空間、ブランドショップやチェーンレストラン、ごったかえす人。都心のデパートほど斬新ではないまでも、この規模のショッピングモールが、いまやバンコクの郊外いたるところにあり、どこも一様に賑わっている。買い物客は皆クルマで来るので、いずれも大きな駐車場付きだ。

  • シーコン・スクエアの対面をふと入ってみたソイの奥が、開放的でなかなか気持ちの良い街並みだった。<br /><br />場所に似合わぬ左手の大きなホテルは、キング・パーク・アベニューホテルという。こんなところで、どうして営業が成り立つのか不思議。右奥はよくある田舎の商店街だが、道幅が広くて電柱と電線が目立たない。

    シーコン・スクエアの対面をふと入ってみたソイの奥が、開放的でなかなか気持ちの良い街並みだった。

    場所に似合わぬ左手の大きなホテルは、キング・パーク・アベニューホテルという。こんなところで、どうして営業が成り立つのか不思議。右奥はよくある田舎の商店街だが、道幅が広くて電柱と電線が目立たない。

  • ソイの入り口に近い店先のガラスケースの中で、何かがもぞもぞ動いている。

    ソイの入り口に近い店先のガラスケースの中で、何かがもぞもぞ動いている。

  • こいつである。(笑)

    こいつである。(笑)

  • さすがに暑く、埠頭まで歩いて戻るのはやめにした。見事なウォールアートを眺めながら、バスを待つ。

    さすがに暑く、埠頭まで歩いて戻るのはやめにした。見事なウォールアートを眺めながら、バスを待つ。

  • 例によって、ドアを開けっぱなしのままで走る。(笑)

    例によって、ドアを開けっぱなしのままで走る。(笑)

  • バス停から埠頭へ戻る途中で、ガリガリ君をゲットした。タイ文字が入っている以外、日本と変わらないパッケージだ。どこのセブンイレブンでも売っている。

    バス停から埠頭へ戻る途中で、ガリガリ君をゲットした。タイ文字が入っている以外、日本と変わらないパッケージだ。どこのセブンイレブンでも売っている。

  • あまり待たずに帰りの船を捕まえることができた。始発から乗り込んだのは私ひとりだけ。マスジット・アリアティソルムを右手に、運河を下る。

    あまり待たずに帰りの船を捕まえることができた。始発から乗り込んだのは私ひとりだけ。マスジット・アリアティソルムを右手に、運河を下る。

  • すれ違う小舟は皆、近隣に住む人々のようだ。こちらの船長と顔見知りなのだろう、ときどき声を掛けて挨拶を交わし合う。

    すれ違う小舟は皆、近隣に住む人々のようだ。こちらの船長と顔見知りなのだろう、ときどき声を掛けて挨拶を交わし合う。

  • ワット・マハーブットの近くの人気スポット。何が人気なのか分からないが、人が多く、鳩も多い。(笑) ただし、ここには停まらなかった。<br /><br />このボートは途中、どこに停まるのかも分かりにくい。ソンテウのように、声を掛ければどこでも乗り降りできるのかもしれない。

    ワット・マハーブットの近くの人気スポット。何が人気なのか分からないが、人が多く、鳩も多い。(笑) ただし、ここには停まらなかった。

    このボートは途中、どこに停まるのかも分かりにくい。ソンテウのように、声を掛ければどこでも乗り降りできるのかもしれない。

  • 家の裏口のようなところにも、船を着ける。

    家の裏口のようなところにも、船を着ける。

  • ここで降り立った家族は、そのまま家の中へと消えていった。まるで自家用チャーターボートだ。<br /><br />船長さんと顔見知りのお客さんも多く、誰がどこで降りるのか、だいたい見当がついている様子もある。シャッターチャンスを逃したが、迎えに来た親のボートに子供が乗り移って降りるというシーンもあった。

    ここで降り立った家族は、そのまま家の中へと消えていった。まるで自家用チャーターボートだ。

    船長さんと顔見知りのお客さんも多く、誰がどこで降りるのか、だいたい見当がついている様子もある。シャッターチャンスを逃したが、迎えに来た親のボートに子供が乗り移って降りるというシーンもあった。

  • その名もワット・タイという寺院。プラカーノンまで、もうすぐ。

    その名もワット・タイという寺院。プラカーノンまで、もうすぐ。

  • 次の出発に備えて転回し、客を乗せて待つ。プラカーノンのカナルボートは都心と郊外のコミュニティを繋ぐ、地元の人たちのための日常の脚だ。

    次の出発に備えて転回し、客を乗せて待つ。プラカーノンのカナルボートは都心と郊外のコミュニティを繋ぐ、地元の人たちのための日常の脚だ。

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