2018/05/18 - 2018/05/22
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tartaさん
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息子が生まれてからの海外旅行は、バンコクやバリ島、ホアヒンといったシティリゾートかビーチリゾートばかりで、ヨーロッパやアメリカからはとんと遠ざかっていました。
なので、旅行記もしばらくおさぼりモードでした(^_^.)
そうしたところ、JALから「マイル切れちゃうよっ!」とご連絡をいただき確認してみたら、ちょうどヨーロッパ一人分のマイルがたまっていたので、妻におそるおそる「パリに行ってきたいんだけどいい?」と聞いてみると、予想に反してあっさりと「いいよ、まだtarta Jr.にはヨーロッパは早いから一人で行って来れば(^^)/」と天使のようなお返事が。
妻の気が変わらぬうちにと(笑)速攻でJALに連絡すると「はい、パリまでファーストクラスのお席をご準備できます」とのことだったので、陽気もよくなってくる5月のパリに行くことになりました。
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前回パリに行ったのは新婚旅行を兼ねた結婚式以来ですが、あのときは結婚式を挙げるのが最大の目的でしたから、美術館もルーブルしか行けず、パリの魅力の半分も味わえなかったように思います。
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そこで今回は、フランスが誇るもう一つの美術館オルセーでミレーの落穂拾いやルノワールのムーラン ド ラ ギャレットに会いに行くこと、モンマルトルの丘に佇むサクレ・クール寺院やパリの発祥の地であるシテ島に聳え立つノートルダム大聖堂を堪能することを最大の目的としました。
それでは、名画と建築物を巡るパリの旅が始まります。
まずはJALのファーストクラス、JAL SUITE編です!(往路復路一挙掲載) -
【羽田空港国際線ターミナル4階 JALファーストクラスラウンジ】
これまでJALのファーストクラスには2回搭乗しましたが、最初は新婚旅行を兼ねた結婚式のとき(https://4travel.jp/travelogue/10408857)で、2回目は家族3人でバリ島で夏休みを過ごしたとき(https://4travel.jp/travelogue/10923570)ですが、いずれも成田空港の発着で羽田便は初めてです。
ですので、羽田のファーストクラスラウンジも初めてです。
出国手続きを終えて4階にあるラウンジの受付カウンターを抜けますと、エントランスがあります。
和のテイストをということで屏風をイメージしているようですね。 -
エントランスから続くのはお籠りタイプのラウンジとゆったりとシートが配列されたラウンジです。
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このラウンジの隣りがダイニングルームとなっていますが、ここではビュッフェの他に対面式の鉄板焼きサービスが受けられます。
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5月の夕食は「真鯛のポワレ トマトソース」でした。
真鯛の表面はパリッと焼き上げられ、少し酸味のあるトマトソースが上手に絡んでいました。 -
朝食では、「JALオリジナル ライ麦ガレット」を焼いてくれますが、ちょうどよい焼き加減のガレットにとろ~り半熟とハム・チーズが乗っていてなかなかの美味です。
これから機内でコース料理をいただきますので、朝食はこれぐらいでとどめておくのがよさそうです。 -
このダイニングルームを抜けるとゆったりとソファが配置されたラウンジがあり、
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そこには、ムダとも思えるほどの(笑)オブジェが配置され、ファーストクラスの余裕を感じさせてくれます。
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そしてその奥に、JALが「大人の空間」と称した「RED Suite」が設えられています。
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ここで靴磨きのサービスをしてくれるイギリスの靴メーカーであるJOHN LOBBのスタッフの方とお話しをしていたのですが、「皆さん、この手前まで来られるのですが、靴磨きサービスしかやってないと思われるのか、入らずに戻ってしまわれるんです。もったいないですね。」と。
そうそう、本当にもったいない。 -
こちらでは、ダイニングルームには置いてないローラン・ペリエを、
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リーデルのグラスで飲み放題なのに(笑)
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ラウンジスタッフにお願いするとローラン・ペリエを大盛りでもってきてくれます。
あ~、なんていう幸せ。会社帰りに毎日でも通いたい。 -
RED Suiteは4つのゾーンに分かれていて、ローラン・ペリエやリーデルのグラスが置かれているバーの他に、
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旅の本などが所蔵されグラスを傾けながらゆっくりできるライブラリー・ルームと、
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旅好きな人を興奮させるようなコレクションが置かれている
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ギャラリールーム
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そして、チェス台やサッカーゲーム台が置かれたプレイルームがあって、出発前のひと時を楽しませる工夫が凝らされています。
JOHN LOBBのスタッフが仰っていたとおり、私がいた時間にはRED Suiteには誰も入ってきませんでした。
さて、出発です。いよいよパリに向かいます。 -
【JALファーストクラス(JAL Suite) 羽田からパリへ(JL45便)】
10:40発のJL45便の案内です。
特に目立った遅れもなく出発できるようですね。 -
ボーディングブリッジを渡っていきますと、各クラスの乗り込み口が表示され、左に曲がります(*^_^*)
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このシートはバリ島に行った際に乗ったシートと同じですが、今回のシートは「1A」です。
ファーストクラスにはめったに乗れないので、ミーハーな私は「1A」を指定しました。 -
お隣の席は空いているようですね。
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着席すると間もなくファーストクラス担当の全乗務員が代わる代わる挨拶に来てくれますので、儀式を済ませます(笑)
ウエルカムドリンクはシャンパンとオレンジジュースの2種類ですので、迷うことなく朝シャンいただきます!(このシャンパンはビジネスクラスでも提供されているドゥラモットです)
この便のアメニティはポルシェデザインですね。 -
離陸して機体が安定しますと、まずはドリンクのサービスが始まります。
JALファーストクラスの代名詞でもあったサロンは生産が追い付かないということで、新しく登場したのが「ルイ・ロデレール クリスタル 2009」ですが、私はこのシャンパンの華やかな香りが大好きです。
CAさんが「サロン終わってしまって申し訳ありません」と仰るのですが、なんのなんの、ルイ・ロデレール クリスタル 2009が放つ芳香と心地よい飲み心地はさすがビッグ・ヴィンテージです、自信をもってお薦めしてください。
お代わりください、大盛りで!(笑) -
お食事前の一口をいただきながら、
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お約束のポーズを撮っていると、機上のレストランが開店します。
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今回は洋食を選択しましたので、「SUGALABO」の須賀シェフ監修によるメニューとのことです。
SUGALABOは予約の取りにくいレストランとして有名ですが(+いちげんさんお断り)、行ったことのある同僚に感想を聞いてみたところ、「うん。楽しいね。面白いでもいいかな。」ということなので、楽しんで面白がってみることにします。
アミューズ・ブ-シュは「スコットランド産スモークサーモンのグラブラクッス」です。
さまざまな香辛料や調味料に漬け込まれたスモークサーモンの風味が、食欲を掻き立ててくれます。どちらかというと塩気が強いのですが、スターターとしてよく考えられた味付けだと思います。
パンにもよく合いますね。 -
パンは4種類ありましたので、チャバタとミックスナッツのパンをいただきます。
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添えられているバターは日本でも人気のボルディエですね。たしか前回はエシレだったと記憶していますが変わったのですね。
いずれにしても美味しいバターです。
せっかくのパリですので、私もギャラリー・ラファイエットのグルメフロアでエシレとボルディエを大量に買って妻へのお土産にしました(*^。^*) -
アペタイザーには「キャビア 卵黄のクリームをあしらいサクサクの最中で」をお願いしました。
キャビアを最中にして食べようなんてよく思い付くものです。さすがLABO。 -
添えられているクリームを最中の皮に入れて、その上にキャビアを乗せてかぶりつくと、サクサクッ!?
オッ、本当にサクサクだ。
このときシャンパンはルイ ロデレールからポル ロジェ(サー・ウィンストンチャーチル 2006)に変えていたのですが、ポル ロジェの優しさではキャビアのクセを受け止めきれないようでしたので、もう一度ルイ ロデレールに戻りました。
個人的な好みがあるかもしれませんが、やはりキャビアにはある程度コクのあるシャンパンのほうが合うように思います(もちろんポル ロジェも美味しいですよ~~~) -
シャンパンから赤ワインに変えます。
ボルドー、ブルゴーニュなど4種類用意されていますが、あえてここは日本人がニュージーランドで醸造するワイン-KUSUDA-を試してみることにします。
シラーらしくスパイシー感が表面に出てきますが、少し空気に触れさせると、舌に柔らかな感触を与えてくれるように開いてきますのでグイグイいけちゃいます(笑) -
メインディッシュは「牛フィレ肉 国産グリーンアスパラガスとともに黄身醤油で」をいただきます。
機内で調理担当のCAさんがつきっきりで火を入れてくれるだけあって、肉汁たっぷりの美味しい一皿に仕上がっていました。
フィレの軽さですと、フランスワインのどっしりしたものよりも少し軽めのニュージーランド産ワインのほうが合うかもしれません。 -
「デザートはいかがなさいますか」と聞かれたのですが、まだまだ先は長いし飲み足りないので(笑)、チーズの盛り合わせを持ってきていただきます。
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「ファーストクラスのチーズの盛り合わせの内容はこちらをご覧ください」と渡された1枚の紙です。
絵心のあるCAさんによる解説入りの絵のメニューでした!スゴ~イ -
チーズをつまみながらすこ~しづつ色んなワインを試し、寝る前の締めに(まだ飲むんかい!?)、ちょっとイタズラをと思い、「ルイ・ロデレールでミモザを作ってもらえますか?」とお願いすると「もちろんですっ!割合はどうしましょう??」と、地上では絶対やらない贅沢をさせていただきます。
バリ島旅行のときには、妻が、サロンでミモザを作ってもらうという暴挙に出ましたので、今回は私がワガママをさせてもらいました。 -
えーっと、「ルイ・ロデレール クリスタル 2009 ミモザ フィフティ・フィフティ」(長いな)でお約束のポーズ(笑)
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このあたりから映画「ペンタゴンズ ペーパー」を見始めたのですが、どうやらウツラウツラしていたようで、CAさんから「お隣の席にベッドをお作りしましたのでどうぞお休みください」と声を掛けていただきました。
今日のファーストクラスは4名の乗客で、全員が窓側の席に座っていたようです。
したがいまして、隣りの2列席(カップルシート)すべてが空席なので、こちらにベッドを作ってもらって全員お休みタイムですzzz -
しばらく眠ったようです。
自分の席に戻ってブラインドを開けて下を見ると、なんだか寒そーな景色。 -
どこまで来たかなぁと思ってモニターをつけると、極寒大陸の真上です(+_+)
凍土だぁ、こんなとこ住めねぇ。
と思っているとすかさずCAさんがやってきます。
「まだまだ先はありますので、お飲み物と、何かお召し上がりになりませんか?」
まだあればということでルイ・ロデレールをお願いすると「今日はよくルイ・ロデレールが出てしまい、ボトルに半分ほどありますが少し炭酸が抜けてしまっています」とのことなので、じゃあウィスキーのソーダ割りでももらおうかなと思っていると(JALファーストクラスは「響17年」を積んでいるのですが、なんと響17年が販売休止というニュースが流れて価格が暴騰してますね。サロンに続いて響17年もJALのドリンクリストから消えそうです。)、 -
「ポル ロジェでしたらニューボトルがありますのでお開けします」。
いやいや、いいです。どうせグラス一杯くらいしかいただきませんからと言ったのですが、私のテーブルには、たった今、抜栓したばかりのポル ロジェが。。。
ニューボトルを開けていただいた責任取って飲めるだけ飲みます(爆) -
こばらが空いてきたので、アラカルトメニューから串の盛り合わせ(和牛サーロイン、アスパラベーコン、鶏もも)と国産黒毛和牛の時雨煮をいただきます。
串の盛り合わせは肉厚なのにしっとりとして美味しいです、いい材料にちゃんと手を掛けてくれていることが分かります。 -
パリに到着してから夕食までは時間もあるので、もう少し機内でいただいておきます。
ピリ辛のベジャムウンセンサラダと
生ハムのチーズのサンドイッチをいただきます。
どこからか醤油の香りがしてきますが(おそらくラーメンを召し上がっている方がいると)、ラーメンまで食べたら炭水化物取りすぎなので、このあたりで締めとします。 -
パクチーも別盛りで持ってきてくれます。
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そして、最後にデザートとコーヒーをいただいて、「レストラン JALファーストクラス」の閉店となります。
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リラクシングウエアから着替えて暫くすると、眼下には可愛いオレンジ色の屋根が連なるフランスの街が見えてきました。
お天気も良さそうです。
お世話になったCAさん達と着陸前のお話しを楽しんで、久しぶりのパリへの期待が高鳴ります。
約12時間のフライト。久しぶりの長距離でしたが、美味しいシャンパンやお料理、ゆったりとしたシートでの睡眠でまったく疲れはありません。
5月のパリを楽しんできます(^^)/ -
【JALファーストクラス(JAL Suite) パリから羽田へ(JL46便)】
パリ市内には3泊という短い時間ではありましたが、一人旅だったということもあり、見たいものしたいことは全てやり尽くした感のパリ。
心配していたお天気も、朝晩は少し冷えるものの、昼間は毎日見事な五月晴れで汗ばむほどの陽気に恵まれ、またパリに来たいっ!と思わせてくれるほどでした。
妻と息子にもたくさんのお土産を用意してまだまだ陽の高いパリの街を後にしてシャルルドゴール空港に向かいました。
JALはエールフランスのラウンジを使えます。が、さすがフラッグシップのラウンジ、混んでますね。 -
ラウンジの受付で搭乗券を出すと、「どうぞこちらへ」とスタッフが直接案内をしてくれたのが、この空間です。
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なんか隔離室みたい(笑)
新聞や雑誌は置いてありますが、特に食べ物があるわけでもなく。。。
ガラ~ンとして寂しいじゃないか。 -
入り口にドリンクは置いてあります。「おっ、ドゥーツだ。さすがファーストクラスのシャンパン」と思ったのですが、メインラウンジにもしっかりドゥーツはありました(^_^.) なーんだ。
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ラウンジに入って間もなく搭乗時間が近づいてきましたので、ゲートを通過し機内に向かいます。
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左折します。
次はいつ左折できるかなー(笑) -
東京までのシートも1Aです(次はいつ1Aに座れるかなー)
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帰りも隣りは空席のようです。
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ファーストクラスご担当のCAさん達からご丁寧なご挨拶をいただき、ついでに離陸前のシャンパンもいただきます。
復路のアメニティも同じポルシェデザインですが、色が赤からグレーに変わりました。 -
JL46便の前を何機か離陸していきます。
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外はこの明るさですが、実はもう午後8時半です。
パリには冬にしかきたことがなかったので、夜9時半くらいまで明るいパリには驚きました。
セーヌ川のイルミネーションクルーズも午後10時頃にならないとエッフェル塔が点灯しないのです。
おかげですっかり宵っ張りの生活になってしまいました。 -
あ、この機体の次の離陸のようです。
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JL46便が機首を滑走路に真直ぐに向け始めました。
さようなら、パリ。楽しい思い出を有難う。またいつか来るね。 -
離陸して水平飛行に入るとすかさずドリンクのサービスが始まりますので、もちろん、「ルイ・ロデレール クリスタル 2009」をいただきます。
うーん、ドゥーツも美味しいけど、この華やかな香りはやっぱり魅惑的です。そうそう飲めるシャンパンではないので、飲みだめしとこう(笑)
夕食の注文を取りにこられたCAさんが、「tarta様、お夕食はいかがなさいますか。お肉でもお魚でもなんでもご用意させていただきます。」とのこと。
実は、パリでの食事がパン食が多く飽き飽きしていたこともあり、炊き立てのホカホカご飯が食べたいなぁ、と思っていたのです。 -
そんな話をしたところ、「では、洋食・和食すべてからお好きなものをお選びください。」とのことだったので、「じゃ、これとこれとこれ。途中でビシソワーズいれてください。ご飯はお肉と一緒に持ってきてください。」と献立崩しまくりのワガママ言いたい放題(笑)
やってることがウチの息子と変わりません。
ということで、まず一口目は「タコのカルパッチョ」です。 -
アミューズ・ブーシュは「緑アスパラガスとアンチョビのクリーム」「炙りヤリイカと新玉ねぎのピクルス」です。
アスパラは小さくカットされていますが歯ごたえサクサクで、ヤリイカも軽く火を通してあるおかげで香ばしく仕上がっています。 -
アペタイザーは、こちらもルイ ロデレール同様そうそう口にする機会はないので(笑)、キャビアをいただきます。
「フランスソローニュ産のキャビア タラバガニと白アスパラガス」です。
機内でこんなに美しい盛り合わせの食事がいただけるなんて、なんて幸せ。調理担当のCAさんに感謝です。 -
ここまで来たところで突然メニューが和食に替わります!
早々にメインに行ってしまうと、の~んびりとワインが飲めないだろうというCAさんの計らいです。
ということで、「小皿 五彩」がテーブルに並びます。
フォアグラのゼリー寄せから、蟹の袱紗焼き(あっ、こっちにもキャビアをのっけてくれてます!)、筍の味噌和えなど、酒飲みにはたまらんつまみが並びます。 -
あーっ、もうワインやめ。森伊蔵のロックにチェンジです(チェイサーには、これまたJALファーストクラスの名物である「ロイヤルブルーティ “クィーン オブ ブルー”」をいただきます。お茶だから焼酎ともぶつからないしね)。
森伊蔵は機内販売もしていますので、お土産にお買い上げです。 -
あっ、お椀も出てきちゃった(^_^.)
和食に飢えていると思ったのでしょう。
アラカルトのほうからビシソワーズもお願いしちゃったよ。入るかな、最近、歳のせいであんまりたくさん食べられなくなっているけど。 -
椀だねは「帆立の真丈」です。3泊とはいえ洋食続きで(一人ですから大したもの食べてませんが)疲れた胃に「すーっ」と沁み込んでいきます。
パリは美食の街ですが、なんのなんの、私は日本だって旨いものだらけの世界に誇れる国だと思っています。 -
さらに和食が続きます。
向付に「オマール海老 鮑のレモン挟み」、預け鉢に「スモークサーモンと帆立の山掛け ポン酢ジュレ」です。
ん?お腹いっぱいになってきちゃったんだけど。
そりゃ、そうです。洋食と和食のメインの手前まで全皿いただいているんですから(笑)
すると、「tarta様、メインのほうはいつごろお持ちしましょうか」とCAさんが。
「すみません、お腹いっぱいになっちゃって。もうお肉に火いれてます?」とお聞きすると、「大丈夫です。まだ間に合いますから火入れをお止めします。」
スミマセン_(._.)_ -
お腹がいっぱいになったので、ここでいったん食事を止めて、映画を見ることにします。
東野圭吾の「祈りの幕が下りる時」を見始めたのですが、あまり好ましくない映像にげんなりして(笑)、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」に変えたのですが、始まってものの10分もしないうちにウツラウツラしたのを見て、「ベッドをご用意しましょう」ということで、お手洗いに行って歯を磨いて席に戻るとすぐに熟睡してしまったようです。
数時間後に目が覚め、映画の続きを寝そべって観ていると、「お腹空かれたらいつでも仰ってください。お隣りにテーブルをご用意します。」とのことで、ベッドはそのままにして1Dの席にテーブルセッティングをしていただきます。
抜栓してある赤を聞くとボルドーの「シャトー・ブラネール・デュクリュ 2014」があるそうなので、こちらをチビチビいただきます。 -
すると、「tarta様、ビシソワーズとお肉、そして白いご飯、いつでもご用意できますがお召し上がりになりますか(「なりますよね」と聞こえたのは気のせいですよね)」(^_^.)
だよねー、頼んどいたんだから食べないとダメだよねー
ということで、冷た~くしておいていただいたビシソワーズをいただき、 -
メインディッシュである「牛肉とフォワグラポワレ モリーユ茸と黒トリュフのソース」を白ご飯のおかずにして食べるという芸当をやってのけます。
-
そしてデザートにたどり着きます。
「“Honeymoon”オレンジのムース マンゴーソース ジャン=ポール・エヴァン特製」です。
機体の位置を確認するとそろそろ中国大陸を出ようかという位置です。
足掛け8時間でフルコースをいただきました(笑) -
コーヒーをいただきながら、映画の続きを見ます。
かなり誇張しているのでしょうが、英国の宰相であったウィンストン・チャーチルの特徴がよく描かれているであろう映画を楽しめました。
機体が降下を始め、もう間もなく東京に到着するようです。 -
窓から富士山が見えてきました。
半日前にはパリに居たのに、もう住み慣れた東京に帰ってきたのですね。
笑顔で至れり尽くせりのサービスを提供してくれたJALのCAさん達にお礼とお別れを告げ、迎えの車に乗って妻と息子の待つ家に帰ります(妻は、手が掛かる私がいなくてセイセイしていたに違いない)。 -
JALファーストクラスで行くパリ-JAL SUITE編-終了です。
時間がありましたら(笑)「本編」も書く予定です(^^)/
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この旅行記へのコメント (7)
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- オカンカンさん 2018/10/23 14:28:37
- JALファーストクラスに大興奮
- tartaさま 初めまして
オカンカンと申します。来年夏に復路だけ、パリ~羽田までのJALファーストクラスの特典航空券を発券しました。
tartaさまの旅行記を食いついて拝見しました(笑)
やっぱり日本発のファーストクラスラウンジは、素晴らしいなあと惚れ惚れ眺めいていましたが、往路はロンドンまでの深夜便に乗りたくてファーストクラスのない便でした。
CDGのエアフランスラウンジは、微妙でしたか?
復路の機内では洋食、和食のアラカルトオーダーも出来るのかと驚きました。
でも、初ファーストでそんな高度な注文できるのかしら?ビクビク・・・
ビジネスに乗った時、洋食のここと和食のここが食べたいと思いつつ、仕方なく片方選んで失敗した~と思ったことがあります。
又、近づいてきたら色々と教えていただいていいでしょうか?
図々しくて申し訳ありません。続きの旅行記も楽しみにしています。
ありがとうございました。
オカンカン
- tartaさん からの返信 2018/10/23 23:19:57
- Re: JALファーストクラスに大興奮
- オカンカンさま
はじめまして。私の拙い旅行記に
- tartaさん からの返信 2018/10/23 23:37:08
- Re: JALファーストクラスに大興奮
- オカンカンさま
はじめまして。私の拙い旅行記をご訪問いただき有難うございました。
>オカンカンと申します。来年夏に復路だけ、パリ~羽田までのJALファーストクラスの特典航空券を発券しました。
来年の夏にJALのパリ・羽田便ファーストクラスにご搭乗されるんですね、楽しみですね~。
CDGのエールフランスラウンジはさすがフラッグキャリアらしい賑やかさで、JALファーストクラス用に設けられた一画は逆に寂しいくらいでした(笑)
もし、軽いお食事をされるのであればファーストクラス専用の隔離ラウンジよりもメインラウンジのほうが便利だと思います(シャンパンも同じですし)。
>復路の機内では洋食、和食のアラカルトオーダーも出来るのかと驚きました。
機内のお食事ですが、私が搭乗したパリからの便はファーストクラスが満席でなかったこともあって、和食・洋食選び放題でフルコース2回でもOKな雰囲気でした(笑)(もちろんそんなに食べられませんが)
オカンカンさまもお腹に余裕がありましたら、ご遠慮なさらずCAさんに「あれとこれもそっちも」と注文されてみてください。
きっと笑顔でサーブしてくれます。
>又、近づいてきたら色々と教えていただいていいでしょうか?
もし私でお役に立てることがありましたら、いつでもご連絡ください。
良い旅になることを願っています。
tarta
-
- たらよろさん 2018/06/03 18:22:20
- ステキな旅の始まり
- こんにちは、tartaさん
マイルでお一人様パリ。
それも、JALのファースト♪
理想的な旅の始まりですね。
それにしても、夢のようなJALファーストクラスのラウンジ。
私が足を踏み入れることは絶対にないだろうけれど、
夢の空間を楽しませていただけて、めっちゃ嬉しいです。
今度、マイルが念願のモルディブのビジネス分が貯まったので、
初のキャセイでビジネス旅をする予定。
と言ってもまだマイルでチケット交換さえできてませんが、、、
ファーストはダメでもせめてビジネス、最初で最後の贅沢になるであろう、そんな空間を味わってみたいです。。。
が、やっぱり関空発はイマイチですよね(笑)
また、その時にはいろいろ教えて下さいね♪
たらよろ
- tartaさん からの返信 2018/06/03 23:50:05
- Re: ステキな旅の始まり
- たらよろさん
こんばんは~、ご無沙汰しております。
コメント有難うございます!
約11年振りのパリでしたが、一人でファーストクラスで行くという贅沢をさせてもらいました。
街自体が美術館のようなパリを一人気ままに散策できて本当に楽しかったです。
たらよろさんだったら、もっともっと素敵な旅にされるんだろうなぁ(#^.^#)
モルディブまでビジネスですか!?それこそ理想的な旅ができますね!!
透き通ったアクアマリンのような海とふかふかのパウダーサンド、隣には旦那様、ウラヤマシイッ♪♪♪
お二人で過ごされる時間がどんな充実したものになるか、目に浮かぶようです。
ぜひぜひ楽しまれてきてくださいね(^^)/
それでは、また。
tarta
-
- kanaさん 2018/06/02 09:58:11
- ご無沙汰しております♪
- tartaさん こんにちわ
しばらく拝見してないなぁと思ったら、いつのまにかファーストクラスでパリですか?!羨ましです(^^)
それにしても、さすがグルメキングのtartaさん、オーダーも素晴らしいし、コメントも素晴らしいです♪
そして、ミモザには目から鱗が落ちました!
やはり素敵なJALのファースト、私もまた乗ってみたいです(^^)
でわでわ
kana
- tartaさん からの返信 2018/06/02 23:23:30
- Re: ご無沙汰しております♪
- kanaさん
こんばんは~、ご無沙汰しております。
久しぶりに4トラに参上いたしました(∀`*ゞ)テヘッ
kanaさんのような世界中を飛び回るような旅をしてみたいなぁと思いながらも、いろんな制約があって、やっとこさ久しぶりのロングフライトが出来た次第です。
JALのファーストはやっぱり至れり尽くせりでした。
他のキャリアには浮気できません(笑)
いつかご一緒できるといいですね(^^)/
tarta
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