2018/05/27 - 2018/05/29
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GS1988さん
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書きかけで放置していた3年前の旅行記です。
後半は中途半端で終わっていますが、自由に旅行ができた当時の思い出を振り返る意味も込めて投稿します。
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春秋航空を利用して2泊3日のハルビン旅行に行ってきました。
ハルビンの前に上海を訪問したため、羽田→上海、上海→ハルビン、ハルビン→成田の旅程です。
今回のハルビン旅行は、
1. ロシア風建築の街並みを楽しむ
2. ローカルフード食べ歩き・名産品のショッピング
3. 上海や北京以外の地方都市を知る
が主な目的でした。
旅行のまとめとして、以下はハルビン旅行を検討している方へのアドバイスです。
1. ロシア風建築は一見の価値あり。
ただし市内に観光スポットは少ないので、氷祭り以外の時期はやや時間をもて余すかも。
2. ロシア料理やアイスクリームなどが名物ですが、個人的には日本のものの方が口に合いました^^;
紅腸(ソーセージ)は確かに美味しい!(ただし金額的には特に安くないので、当然の味かも)
→ お土産店も悉くソーセージとロシア製のチョコレートばかりです…。個人的に日本人受けしそうだと思うお土産は、天福茗茶のお茶やお菓子です。(台湾発祥で中国全土にあるので、特にハルビン名産ではないですが…^^;)
3. 黒竜江省の省都とはいえ、上海などの沿岸部の都市とは格差を感じました。良くも悪くも発展途上の垢抜けなさが残っており、一般的な観光ではなく中国の市井の人々の暮らしを垣間見たい人におすすめの街です。
ということで、ハルビン旅行記その1です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スプリングジャパン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
[1日目]
前日に上海の友人を訪問し、上海浦東空港から国内線に乗り出発しました。8:15発の春秋航空便で移動のため、空港近くの錦江之星(Jin Jiang Inn)というビジネスホテルに宿泊。
中国ローカルのビジネスホテルは初めての利用でしたが、部屋に冷蔵庫がない(予約サイトの口コミで確認済だったので問題なし)こと以外は、無料Wifiや清潔さ等で特に問題はありませんでした。
ホテルと空港は無料シャトルバスで10分程度です。 -
浦東国際空港の利用は3年ぶり位でしたが、いつの間にか出発階にMUJI to GOが進出していて驚きました。
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出発階のレストランは値段が高そうだったので、到着階の地下鉄(地鉄)乗り場付近にあるフードコートで朝食。
ブルース・リーのようなキャラの『真功夫』というファストフードに入ってみました。 -
牛肉ビーフン(?)と肉入りの粽のセットを注文。
値段は25元(約450円)ほど。
想像していた通り癖がない味なので、
中華の香辛料が苦手な人でも大丈夫だと思います。 -
フライトは予定通り出発し、3時間ほどでハルビン着。空港の到着ゲートを出ると、すぐにハルビン駅行きのバスのチケット(20元)売り場があります。
中国語はほとんどできませんが、窓口でHarbin Stationというと通じました。バスにも『哈站 机?(ハルビン駅-空港)』と漢字で書いてあるので、迷わず乗れます。ぼったくられる心配がないので、個人的にはタクシーよりバスでの移動が楽に感じました。 -
40分ほどでハルビン駅前にバスが到着。といっても、駅舎の前ではなく天竹賓館と書いてある建物の前で降ろされます。他に停車駅もないので降りてみたところ、どうやらここがバスターミナルになっているようです。
今回訪問して知りましたが、現在ハルビン駅では新たに駅舎を建設中のようで、バスターミナルからは鉄道駅が見えませんでした。(正確には、取り壊し中の建物や工事現場しか見えない状態)
私の場合は鉄道は利用しませんでしたが、バスターミナルから駅構内へはかなり迂回しないとたどり着けないようなので、要注意です。 -
到着が昼頃だったため、まずは駅前で昼食をとることにしました。今回の旅で一番役に立ったの百度地図(Baidu Map)で検索し、餃子が有名という東方餃子王へ。バスを降りてすぐのホテルの一階に入っています。
メニューを見ると日本とは違い、ランチメニューや定食はない模様。しようがないのでおすすめという三鮮餃子(20元ほど)を単品で注文しました。
中国では焼き餃子より水餃子が一般的と聞いていましたが、中国語ができず出てきたのは焼き餃子。味はというと、皮に厚みがあり食べごたえがあるのですが、正直なところ感動するほどの味ではなく…。
美味しくはあるのですが、ご飯やザーサイもなくひたすら焼き餃子を食べるのは少し寂しいものがありました。
ちなみにお椀に注がれたお湯は薄味のお茶なのかと思いましたが、あとで調べたところ餃子のゆで汁とのことでした。蕎麦と違い小麦粉なので栄養価がそれほど高いようには思えませんが、中国では蕎麦湯と同じように一般的なのでしょうか…? -
※写真は夜に撮ったものです
チェックインにはまだ早かったのですが、荷物を置くためにホテルへ向かうことに。ハルビン駅からホテルの最寄駅の博物館駅までは地下鉄2号線で1駅とのことで予約しましたが、調査不足で現在建設中(2020年開通予定)であることが判明...。紅軍街という大通りに沿って徒歩で向かいましたが、大き目のバックパックを持っての徒歩20分は体に応えました。
宿泊先はBooking.comでおすすめだった2泊で476元のHarbin Walker Coffee Hotel。どうやら海外の予約サイトが独自に(?)英語名をつけたようで、予約サイトによってはWalkerではなくTravelerとも表記されている模様。古めかしい洋風建築風の建物には"行者咖啡酒店"と書いてあり、英語表記はありません。
想像以上に年季の入った建物に一抹の不安を覚えつつ中に入るとすぐに、カフェが併設されたフロントがあります。若い女性スタッフに英語で予約している旨を伝えると、英語が全くわからない様子で上司と思われる男性スタッフに交代。しかしこの男性も英語(といってもカタカナ英語の単語レベル)はさっぱりのようで、パスポートとスマホの予約画面を見せてどうにか予約確認完了。
しかしここで支払いの問題が発生。
予約サイトでクレジットカードの番号を入力していたのでてっきり支払済と思っていたのですが、実は現地払い、しかも現金(銀聯やAlipayもOKですが、通常の外国人旅行者は実質現金の一択)しか出来ないことが判明。VISAであれば観光地でも使えると思い生憎現金の手持ちが少なく、それでも宿泊代だけならどうにか支払えそうだったのですが、更にデポジットとして200元で合計476元がチェックイン時に支払必要とのこと。
カード番号まで入力させておきながらデポジット(しかもほぼ1泊分の料金)まで要求されることに違和感を覚えつつも、この時点で手持ちの現金が完全に足りなくなってしまったので、身ぶり手振りで中国元が足りないことを説明。心の中で、言葉も通じないし宿泊代だけで許してもらえるかと期待したのですが、男性スタッフが翻訳アプリ(これも百度でした)で言うことには、「これから私と一緒に銀行で両替しにいきます」とのこと。とりあえず宿泊費だけ支払い、部屋に入る(荷物を置く)ことは許可され、荷物を置くや否やスタッフと一緒に銀行へ。
通りを渡ってすぐのところに中国銀行があり、スタッフが銀行員へ事情を説明。最初は日本円を窓口で両替しようとしたのですが、在勤証明(?)(アプリ翻訳での会話だったため詳細不明)がないとNGとのこと。結局ATMで人生初の海外キャッシングで中国元を引き出し、ホテルに戻りやっとのことで支払い完了。ホテルについた頃はチェックイン時間前でしたが支払いに小一時間ほど要したため、最終的にはチェックイン時間ちょうどに部屋に入ることができました。 -
ホテル予約時には部屋の詳細は選べなかったのですが、チェックイン時にスタッフからインテリアの種類を選ぶように案内あり。西洋風、中国風、はたまた韓国風や和風(畳敷に布団)もありましたが、ビジネス向けらしいなるべくシンプルな部屋にしてもらいました。
建物の外観とは違い、部屋の内部は割りときれいな作りです。シングルルームではなくダブルベッドが2つある部屋が基本のようで、一人で使うには申し分のない広さでした。
上海のビジネスホテルとは異なり冷蔵庫は完備されていますが、代わりに水は有料でした。中国らしく、冷蔵庫の設定温度は高め(ぬるい)です^^; -
ホテルで荷物を整理して、ようやく観光に出発です。ホテルからハルビン駅までは20分ほどでしたが、駅から中央大街までは目と鼻の先だろうと考え、再び徒歩で向かいました。
しかし、実際は駅前から高架になった道路(3階分ほどの高さを階段で登る)沿いの歩道を延々と歩く必要があり、結局1時間ほど書要してしまいました...。
そうこうしてやっとたどり着いたハルビンのメインストリート、中央大街!
それまで通った道路沿いの建物とは違い、色とりどりに化粧をした西洋風の建物が歩道を挟むように並んでいます。市内では歩道・車道を問わず電動バイクや車が入ってきて危険極まりないですが、ここでは歩行者天国になっているためそのような心配も無用です。雨模様でしたが地元の人や中国人観光客を中心に人通りは多かったです。 -
西洋風建築はもともとホテルや銀行などだったようですが、今は主にデパートや商店として使われているようです。こちらは貴金属店でした。
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おやつ代わりにハルビン名物のソーセージを購入。
老舗の秋林食品(Churin Food)で1本10元でした。
個人的には餃子よりこちらのほうがあたりで、肉のジューシーさや味付けが絶品でです。
中央大街の入ってすぐの店舗で購入しましたが、ほぼ1軒おきにあるといっても過言ではないくらい、中央大街の至るところで営業していました。 -
秋林食品以外にも、様々なメーカーからソーセージが販売されています。
秋林より値段は若干安いかも? -
別な建物の一階にあったロシア物産店。
氷祭り以外ではソーセージとロシア物産の2つがハルビンの売りらしく、
中央大街では[秋林食品][ロシア物産店][その他の店][秋林食品]...の無限ループが続きます^^; -
ロシア物産店ではロシア産の嗜好品(酒・たばこ)やマトリョーシカ等を扱っています。写真は上とは別な店で見つけたものですが、何とも今時珍しい低品質(苦笑)。
30年前に購入したと思われる実家のロシア製マトリョーシカももっと手が込んでいたような...。ちなみにマトリョーシカはロシア製ではなく、中国側の国境の街である黒河産と書いてありました。 -
中央大街の町並み。中央大街でも土産物屋を冷やかしたり、百貨店を見たりと歩きつかれたので、一度カフェで休憩することに。中国ではマクドナルドより人気の様子のケンタッキーで、コーヒー14元を注文。味は可もなく不可もなく、以前にマクドナルドを利用したときにも感じましたが、物価に対してファストフードの値段は高めですね。
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ケンタッキーから再び中央大街へ戻ります。中央大街の端まで行くと、松花江(川)に沿って作られた斯大林(スターリン)公園にたどり着きました。この日は生憎の雨模様で、散策をするには足元が悪く人もまばらでした。
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記念碑に向かって左手に歩いていくと、川の対岸にある太陽島へ渡るロープウェイが見えました。日暮れが近づいている時間で夕焼けがきれいでした。
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時間的にこれ以上の観光は難しかった為、公園から再び中央大街方面に戻る形で、途中にあったWalmartに入ってみることに。中国でスーパーに入るのは初めてでしたが、家の近所の西友(Walmartグループ)と全く同じデザインのポップやパッケージにびっくりでした+_+
日本と違う点としては、大きなカートで移動ができるようエスカレーターが平らなベルト式だった点で、全体的に日本のスーパーよりは広々とした作りでした。 -
夕暮れの中、夕食探しに出かけます。
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ハルビン出身の中国人の同僚が東北料理のオススメのお店を教えてくれていましたが、どうやら一人で入る感じの店ではなかったので泣く泣く断念。
結局東北料理店の近くのチェーンと思われる鉄鍋の麺の店に入ってみました。 -
お店オススメの写真の左上にある鶏肉が入った炒め(煮込み?)麺 19元にしてみました。店内は2名掛けや4名掛けの小さいテーブルが数個あるだけの小さなお店です。
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テーブルに埋め込まれたIHコンロで具材を10分ほど煮込み完了。火加減(というより時間の管理)は店員さんがやってくれます。店舗は一階にありますが、厨房が見えないのでどこで仕込んでいるのか不思議でしたが、後からご主人と思われる方が床下にある扉から鍋を運んできたのが見えたので、どうやら地下に厨房があるようでした。
甘じょっぱい味を期待していたのですが、甘さはあまりなくしょうゆベースの味でした。想定はしていましたが写真に比べ具は少な目の印象...それでも日本では食べたことのない麺料理で美味しく頂きました。 -
すっかり夜も更けたので、食堂からホテルまではバスで帰ることにしました。バスは中央大街のすぐ近くの道路沿いに103路/101路という路線が走っており、なんと1元(!)で乗ることができます。こんなことなら最初からバスで移動すればよかった(苦笑)
バスで20~30分ほど移動しホテル近くのバス停で下車。ホテルに戻る前にコンビニを探してみましたがどうやらローソンなどの日系大手チェーン店はないようで、便利店や超市(スーパーの意味と思っていましたが、コンビニ程度の小さなお店も含まれるようです)と書いてある看板を頼りに入ってみました。こちらは地場のチェーンなのかは不明ですが、店構えはなんとなくチェーン風の印象です。
商品は飲み物やお菓子、カップ麺など、いわゆるコンビニと変わらずでしたが、結局この日はお店を物色するだけで購入はせず、ホテルに戻り就寝しました。
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