三沢の寺山修司記念館に行き、仏ヶ浦でシュールな世界に出遭いました。

2017/09/20 - 2017/09/21

寺山修司の作品である奴婢訓、レミングの舞台を観る機会があり、昔から気になっていた「寺山修司記念館」に行ってみたくなりました。
本来ならその流れで恐山にも行くところですが、どうせならば、行ったことのない仏ヶ浦に行ってみようとレンタカーで向かいます。
たどり着けば、想像以上の光景に、ここは本当に日本？ひょっとしたら来世かとビックリ仰天シュールな世界でした。
＼(◎∠◎)／

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

寺山修司に馴染みのない方も多いかも知れませんが、私にとっては、多くの刺激を与えてくれた劇作家、映画監督、作詞家、そして競馬評論家でした。
寺山修司　1935ー1983　（ウィキペディア）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%B1%B1%E4%BF%AE%E5%8F%B8

寺山修司の作品である奴婢訓、レミングの舞台を観る機会が最近あり、昔から気になっていた「寺山修司記念館」に行ってみたいと思ったのが今回の旅のきっかけでした。

早朝、飛行機で羽田から三沢へ、そして空港からレンタカーで「寺山修司記念館」に向かいました。
「寺山修司記念館」は、1997年に開館し、寺山修司の遺品を中心に展示が行われています。
開館した頃から行きたいと思っていたのですが、気がつけば、随分と時間が過ぎてしまいました。

寺山修司記念館 美術館・博物館

外にならぶモニュメントが「寺山修司的世界」を入館前から醸し出します。

入口を指差すように置かれている「指差しの像」

寺山修司記念館のシンボルマークでもある顔半分のピエロ像

打ちっぱなしのコンクリート外壁に張られた寺山修司作品プレート

天井桟敷劇団のマークの入口ドア

寺山修司記念館のシンボルマークのフロアマット

常設展示会場に足を踏み入れます。
「寺山修司と親しかった粟津潔氏のデザインをもとに、九條今日子氏をはじめとする元天井棧敷のメンバーなど数多くの関係者のアドバイスを得て約3年の歳月をかけ建設された。」とホームページで紹介されていますが、非常に凝った空間になっていました。

寺山修司的世界にドップリ浸れる舞台セットですか？

さっそく世界にドップリ浸りましょう！
（⌒◇⌒；)

(^◇^ ;) ほぇ～

（￣□￣；）.....

ビクターでお馴染みのワンちゃんですね。

館内は、寺山修司作品の当時のポスター、関係資料、遺品等も多く展示されていました。

寺山修司記念館ホームページ
https://www.terayamaworld.com/museum
「常設展のご案内」の所に具体的展示物が掲載されています。
https://www.terayamaworld.com/permanent/

寺山修司の展示物は記念館の外にもありました。
記念館裏手の遊歩道を歩き、小田内沼を眺め進んでいくと、

お馴染みの「指差しの像」が

その先には、「田園に死す」の文章を刻んだ文学碑と、まるで読んでいるかのようにポツンと座っている犬の像があらわれます。

寺山修司の著書「家出のすすめ」にかけた商品、サキイカをするめにした「家出のするめ」がお土産品で売っていました。

次なる目的地、仏ヶ浦に向かいます。
とりあえず本日は、むつに宿泊予定ですが、明日をAコースの、距離はあるが、道路が良い佐井港に行くか、Bコースの距離は近いが、厳しい山道の牛滝港まで行くか（そこからは、それぞれ観光船で仏ヶ浦）悩みます。（下はgoogleマップ）
https://drive.google.com/open?id=1ybl1hVqEJHIuiNctiLUs3La5mv8UHPtH&usp=sharing

夕方から雨も降り出したので早めに宿泊先のホテルへ。
プラザホテルむつ
http://www.ph-m.jp/

ホテル入り口では地域の祭典”大湊ねぶた祭り”に使用されたねぶたが展示されていました。

翌日は晴天！
こんな日は距離が遠くても、のんびり海を見ながら運転する方が良かろうとAコースの大間崎経由で、佐井港から船に乗って仏ヶ浦に行くことにしました。

でも慣れない道でのレンタカー運転は思いの外、遠く感じます。

なんとか8時半前に、仏ヶ浦ゆき定期観光船が出港する 佐井港、津軽文化センターアルサスに無事到着できました。
仏ヶ浦ゆき定期観光船 佐井定期観光株式会社
http://www.saiteikikanko.jp/index.html

佐井～仏ヶ浦遊覧船(佐井定期観光(株)) 乗り物

青森県佐井村のゆるキャラ、雲丹（うんたん）君のお迎えです。
チケット購入の際、乗船売場のお姉さんに「予約してますか？」と尋ねられ、予約がないと乗れないのかと一瞬ヒヤヒヤしましたが無事乗れました。

仏ヶ浦に向かってくれる観光船、「サイライト号」です。
船は9時に出港です。
乗船の際に「今日は波が強いので上陸できないかもしれません。」とまたもやヒヤヒヤした説明がありました。

確かに波が高くてよく揺れます。
願掛岩？

オヨ島？

極楽浜が近づいてきました。

予定通り30分で、心配していた接岸もこなし無事到着しました。
＼(^O^)／

仏ヶ浦 自然・景勝地

キレイな海です!

緑色凝灰岩が長年月の海蝕を受けて形成された奇っ怪な岩がならびます！

いままでお目にかかったことのない光景です。
（￣□￣；）

このあたりの断崖を「五百羅漢」と呼ぶそうです。

まるで立身仏像のような岩です。

デカい！
(^◇^ ;) ほぇ～

そしてここを抜けると.....。

まるでダリの絵の中にいるようなシュールな光景.....！！
w(°ｏ°)w　おおっ！！

「如来の首」と云うそうです。

自然の力はすごいものですね.....

写真を撮るのも足下に注意しながらポジションを探します。

蓮華のような「蓮華岩」

こりゃまた凄い光景です！
w(☆o◎)wガーン

浜にいられる時間は約30分なので早々に船に乗り込みます。
あーもっといたかったよー！！
(⌒0⌒)／~~~