南西フランス田舎の美しい村めぐり-Vo.4-ロカマドゥール、サルラ

2018/03/11 - 2018/03/11

本日のメインは、有名な巡礼地ロカマドゥール。親子で参加のお母さんがここを訪れることをものすごく楽しみにしてらしてどうぞ雨が降りませんようにと前日から言ってたのですが、滅茶苦茶いいお天気でした。
実は、お母さんの願いを聞いたツアーメンバーのYさんがテルテル坊主を作ってくれていたんです。見事なご利益。以後Yさんは卑弥呼様と呼ばれるように。
≪旅程≫
１日目（3/08）：移動日　羽田→パリ→トゥールーズ
２日目（3/09）：カルカッソンヌ、アルビ観光
３日目（3/10）：コルド・シュル・シエル、コンク、サン・シル・ラポピー観光
４日目（3/11）：ロカマドゥール、サルラ観光
５日目（3/12）：ラロックガシャック、ラスコー観光
６日目（3/13）：サンテミリオン観光
７日目（3/14）：移動日　トゥールーズ→パリ→羽田
８日目（3/15）：帰国

エリア ロカマドゥール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

昨日は夜に着いてしかも土砂降りでどんなホテルなんだか全然わからなかったので、今日は朝から散策。

Le Vieux Logis ホテル

敷地は広いのですが部屋数が２０室くらいなのかな？
なので、ホテルに着くまで添乗員さんとドライバーさんのお部屋が用意できないかもって言われたそうなんですが、結局添乗員さんのお部屋だけ無事確保、ドライバーさんはあの美味しいディナーも食べられず、他のホテルに送られて行きましたとさ。かわいそう！

Le Vieux Logis ホテル

はちわれにゃんこ発見！
堂々たる風格、当然呼んでも来ない。

Le Vieux Logis ホテル

昨日の雨の影響でしょうか、ものすごい霧です。

Le Vieux Logis ホテル

8:00am、朝食の時間になったのでレストランへ。

Le Vieux Logis ホテル

昨日の夜はバタバタでゆっくり観察できなかったホテルの内装。
こんなに可愛かったんだ～

Le Vieux Logis ホテル

こんな素敵なセッティングで朝食です。
バイキングではなくオーダー式です。
これが結構適当でゆで卵頼んだら３つも出てきました。こんなに頼んでないよ～って言ったらいいから食べて～と。
他の人のオーダーもダブリまくってましたが、あんまり気にしてないようでした。
勿体ないから食べちゃって～てな感じです。

Le Vieux Logis ホテル

レセプションのお姉さん。タイミングがずれちゃったんですけどこのすぐあとばっちりポーズをとってくれました。
このホテルの方、皆さん気さくで明るいです。

Le Vieux Logis ホテル

朝食を食べてる間に霧も綺麗に晴れました。
今日もいい天気！

Le Vieux Logis ホテル

真っ青な空が川面に映って、息をのむほど美しかった！
写真を撮るのも忘れちゃうほど。

ホテルを出る時には晴れてた霧。
ロカマドールへ向かって走り出すと再び物凄い朝靄が。
とにかく凄いんですよ、わかるかな～？

お城？
ちょくちょく車窓に現れるこんな光景、人は住んでるのかな。

約２時間ほどでロカマドゥールに到着です。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

ここロカマドールは初期キリスト教徒だった聖アマドゥールの遺骸が発見され、しかもその体が腐敗もせずに生前のままだった、という伝説で知られる巡礼地です（地球の歩き方丸写し）。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

まずは時短のため、モノレールで一気に下ります。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

モノレールを降りるといきなり迫力の光景が！
ワクワクしますね。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

この立派なサン・マーシャル門をくぐって聖域へ。。。ん？。。。あれは。。。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

秋田犬！
やっぱり人気なんですね秋田犬、こんなフランスの村で会えるなんて！
ご主人様が戻るのを大人しく待ってます。賢いね～

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

岸壁にめり込んでます。ものすごい光景ですね。
写真向かって右がノートルダム礼拝堂、左が聖ミカエル礼拝堂です。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

聖ミカエル礼拝堂の壁面には受胎告知のフレスコ画がきれいに残ってます。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

受胎告知のフレスコ画の下にもとっても大きなフレスコ画が描かれているんですよ。色が落ちちゃってわかりずらいけど。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

こちらは「黒い聖母像」があるノートルダム礼拝堂

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

そしてこのノートルダム礼拝堂の斜め少し上の岩に刺さってるのが伝説の勇者ローランが持っていたとされる聖剣デュランダル。
実は本物がここにあるんです。ローランが亡くなる時誰にも渡したくないと人の手の届かない高さの切り立った岩に向かって投げたものが刺さってるんです。
でも残念ながら今あるのはレプリカで、本物は盗まれちゃったそうです。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

こちらが軌跡を起こすといわれている「黒い聖母子像」です。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

マリア様のお腹のあたりからヒョッコリはんしてるのは幼いキリスト様。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

船乗りが遭難して助けを求めていると鳴ったといわれる軌跡の鐘もあります。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

こちらのステンドグラスも受胎告知ですね。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

続いてはバジリカ聖堂へ。ちょうどミサが終わったようです。
初めて間近で正装の神父様を見ました。とっても美しい法衣です。
異邦人の私たちにも優しく微笑んでくれました。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

では、お邪魔します。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

意外とシンプルです。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

美しいステンドグラスの祭壇もありました。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

216段ある巡礼者の階段、この階段を中世の巡礼者たちは祈りを捧げながら一段一段膝をついて上がったんだそうです。
痛そ～

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

物凄い迫力のある風景です。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

その絶景を見ながら私たちはこの階段を下って行きます。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

卑弥呼様のテルテル坊主のご利益でか、物凄くいいお天気です。
青空が半端ない！

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

一番下層の村の部分に降りてきました。

そこから見上げるとこんな感じです。

ここで暫しの自由行動。
お買い物ターイム！

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

食器は買ってくるな！という母の命令に背き、ついつい買ってしまった豚さんのお皿とおろし金がついた小皿。
全くフランスらしくないけどひとめ惚れなの、許して母上。

楽しいショッピングの後はバスが待ってる駐車場まで十字架の道を登って行きます。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

つづら折りの道を延々と登って行きます。
ゴール地点に小さく見えているのはドライバーさん。
あそこまで頑張りますよ～

最上部のロカマドゥール城に無事到着！

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

ここから歩いて昼食のレストランへ向かいます。
途中ではこんな絶景スポットが。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

こちらが本日の昼食レストラン。

室内はこんな感じでガランとしてますが、このレストランには広いテラス席があって、そちらは満席でした。
天気も良くて暖かかったので、皆さんとっても気持ちよさそうでした。
外で飲んでるビール美味しそう！

メニューはフォアグラ、鴨のコンフェ、クルミのケーキそして室内でもやっぱりビール！
フォアグラってちょっと脂っこくてあんまり得意じゃなかったんですけど、さすが本場モン、滅茶苦茶美味しかった！

食事が終わってバスで乗り込むと、皆さんがなかなか戻ってこない。
何してんのかな？と思ってたらロカマドゥールの全景が綺麗に見える展望広場で写真撮影中でした。
私も行けばよかった～、慌ててバスの中から撮ったのがこの写真。
やっぱり生に比べると迫力不足。。。

ロカマドゥールの聖域 寺院・教会

それでは景色を楽しみながら次の街に出発です。

フランスを走っていると至る所でこんな天空のお城に遭遇します。

約１時間半ほどで本日の宿泊地サルラに到着。

ホテル ル ルノワール ホテル

ホテルは「ベストウェスタン」。
こじんまりした可愛いホテルです。
フロントに有名人らしき人たちの写真が飾ってありました。
ここで映画が撮影されたとき俳優さんたちがこのホテルに泊まったそうです。
残念ながら知ってる俳優さんはいませんでした。

ホテル ル ルノワール ホテル

お部屋はほとんどベッド。

ホテル ル ルノワール ホテル

バスタブもちゃんとついてます。

ホテル ル ルノワール ホテル

全てがコンパクト。
アメニティはやっぱりリンスがない！
ここで前のホテルからごっそり頂いてきたアメニティが役立つのです。

ホテル ル ルノワール ホテル

サルラに着いてからは自由行動、3:00pm前にホテルに着いたのでさっそくアルビの町探索に出発です。
卑弥呼様ことYさんと母娘参加の娘ちゃんと３人で街に繰り出します。

ホテルから10分ほど歩いてサルラの街の中心部に到着。
最初に現れたのは死者の角灯。
中にも入ってみたのですが、何もなかったです。

死者の角灯の目の前はサンサセルド大聖堂。

サン サセルド大聖堂 寺院・教会

無料の教会へはドンドンお邪魔しちゃいます。

サン サセルド大聖堂 寺院・教会

とっても大きな教会です。

サン サセルド大聖堂 寺院・教会

ステンドグラスも美しい！

サン サセルド大聖堂 寺院・教会

では街の散策に戻ります。

どこを撮っても素敵に絵になるかわいい街です。

リベルテ広場に到着。
ここで一人で寛ぐドライバーさんに遭遇。
私たちから解放されゆったりビールを満喫中でした。
お疲れ様です。

こちらこの街の教会を改装した有名な建築家さんの銅像です。
自分の作品を満足気に眺めるの画。

リベルテ広場 広場・公園

有名なガチョウの広場が見えてきました。
写真撮ってる人がいっぱいいると思ってたのに誰もいませんね。

これ幸いとガチョウさんたちの前で撮影会をやってたら、撮ってあげるよと地元のおじ様。
この旅でほんとフランス人のイメージが変わりました。
優しいの。

こちらガイドブックにも載っているラボエシの家。
ラボエシさんが誰だか知りませんがたぶん有名な人なのかな？

ラ ボエシの家 建造物

チーズ屋さんで珍しいチーズを試食したりしてフラフラしてるうちにイイ感じのお店を発見。

この可愛いウィンドウにひかれて入店。

紅茶は缶ですが、ちっちゃいカヌレ付き。
店内にも美味しそうなカヌレが一杯。
私たちがお茶をしてる間もひっきりなしにお客さんが来てました。
私たちも物凄く惹かれたんですが、残念ながら日持ちがしないので泣く泣く諦めました。

中性の雰囲気が漂う凄く素敵な街並みを大満喫。
夕食の時間が来たのでここでタイムアップ、ホテルに戻ります。

この日の夕食は本当は自由食だったのですが、添乗員さんお勧めのベトナム料理店へみんなで行くことに。

添乗員さん「あんまりきれいなお店じゃないみたいだよ」って言ってたけど全然きれい！
ベトナム人のご夫婦がやってる本格的なベトナム料理のお店です。
あっと言う間にお店は満席に。

こってりフランス料理が続いてたので、あっさりフォーで一休み。
と言いながらビールもしっかり飲んでます。しかも今日がお誕生日だというドライバーさんのお祝いにワインも空けちゃいました。

サルラとってもいい街です。すんごく気に入っちゃいました。