2016/07/15 - 2016/07/16
486位(同エリア2199件中)
実結樹さん
一度は泊まってみたかった花背の「美山荘」です。
鞍馬よりももっと奥の山里の一軒宿。
4部屋しかないので通常は一人泊は受け付けて貰えないのですが、電話で問い合わせて「泊まれる日」を指定して貰いそれに合わせて京都旅行の計画を立てました。
幸い7月15日に空きが有り祇園祭山鉾巡行に併せて上洛する事ができました。
市内からは随分離れていて交通の便も良いとは言えません。
かなりハイグレードなツアーで「美山荘」での昼会席をウリにしているものは見受けますが、団体客では宿泊までは不可能です。
やはり個人で行って、泊まって、お部屋も使って、朝夕2食頂いてみたいものです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
美山荘に行ける京都交通の路線バスは1日に3本、出町柳始発で出ています。
この日はお昼に泉仙大慈院店で鉄鉢料理を食べ、今宮神社に立ち寄ってからなので堀川通りの「東高縄町」のバス停から15:08発のに乗りました。 -
バスの時刻表です。
32系統 広河原行きのバスで約1時間半。運賃は900円くらい。
鞍馬寺の前を通り過ぎ「大悲山口」バス停で降ります。
そこから宿まで歩くと坂道を約2kmだそうですが宿の方に迎えに来て貰いました。 -
美山荘の「母屋」の玄関です。
宿泊は「川の棟」で、母屋には朝夕の食事処があります。美山荘 宿・ホテル
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泊まった「山椒の間」です。
4畳?の踏込みが付いた6畳間、洗面所とトイレ付です。
予約時は一番小さな「すももの間」なら・・・というお話でしたが、当日はあと一組だけのお客さんだったのでこちらのお部屋に変更してくれたようです。
天井は網代仕立てになっており草庵風のこじんまりとしたお部屋です。 -
このお部屋の特徴の「吉野窓」です。
月見台(ベランダ)にも出られて緑の木々と清流が目近かに望めます。
この雰囲気は京都市中の旅館ではまず味わえません。 -
ウェルカムのよもぎ餅とほうじ茶
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「すももの間」を見せてもらいました。
最初はここに泊まる筈でした。
ここも網代の天井です。
窓際に一段高くなって掘り炬燵の席がありますが月見台はありません。 -
一番奥にある「石楠花の間」です。
1枚張りの大きなガラス窓のある明るいお部屋です。
他にもう1室「楓・岩つつじ」の二間続きの広いお部屋がありますが、他のお客さんが居たので見る事は出来ませんでした。 -
浴衣は一人に2枚用意されていました。
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癒しの「丁子足袋」だそうです。
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壁に架けられた野の花は大女将の手になるもの。
派手さを抑えて心が落ち着くいいお花です。
これがまた翌朝には別のお花に変わっていたのにはびっくり。 -
洗面所にはアメニティもバッチリです。
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ドライヤーも品のいい色合い。
コードの巻き方に感心しました。 -
トイレは勿論最新式です。
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冷蔵庫です。
自動販売機は館内にはありません。
実は夜中に倒木が電線を薙ぎ倒し何時間か停電してしまったのです。
部屋の電気も点かないし何が起こったのか朝まで分からず不安でした。
冷凍室の氷が溶け出して周りがびしょびしょになってしまいました。
タオルで拭き取りましたが宿の方は済まながっていましたが仕方ないですよね。 -
4畳くらいの踏込みです。
畳の部屋に上がる時にはキャスターの汚れを拭き取って、敷物の上に置くのは客のマナーですよね。
私はリュックも決して地べたに置いたことはありませんが・・・ -
月見台です。
すぐ下には「寺谷川」の清流が。 -
月見台に出る為のわらじです。
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「川の棟」4客室への玄関の上り框
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お風呂は各部屋には付いていないで共用です。
大小2か所あって、部屋毎に貸切で使います。
写真は大きい方の浴室です。
ガラスの曇りをお湯で流すと川が見えます。 -
脱衣所にもアメニティはしっかり用意されています。
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お風呂から上がると部屋にスイカが用意されていました。
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夕暮れが迫って来ました。
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夕食は「山の棟」にある母屋の一室で頂きます。
この母屋は明治中期に宿坊として始まり、峰定寺の塔頭の跡に建てられました。
その後、大きなガラス窓を配し数寄屋造り風に改築されたものだそうです。
大広間なのですが襖で仕切られて他のお客さんとは顔を合わせません。
ただ、夕食時だけの宴会があったのでしょうか?
宿泊客は私以外御夫婦一組だけだったのに賑やかな声も聞こえてきました。 -
お膳は無く、畳の上に折敷を置いて配膳されます。
お箸も野趣あふれます。 -
2年くらい前のことなのでお料理の詳しい内容は忘れてしまいました。
おしな書きはありませんでした。 -
お造りとお椀
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冷酒は頼んでいないのに始めから付いていました。
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演出が山里っぽい
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稚鮎と蓼酢
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同じ水もこうして出されると雰囲気あります
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これは何だったか?
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山の葉っぱで包み焼きにされたお肉です。
葉っぱを開いたところです。 -
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土鍋の御飯
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お漬物などの食事一式。
止め椀は無かった? -
デザート。
普段食事の時にあまりお酒は頂かないのですが、折角出されたのだからしっかり飲み干してしまいました。
中居さんが色々説明はしてくれたのですが、書き留める間もなかったし酔いも手伝って何を食べたのか今となっては記憶が定かではありません。
でも、全体的に「奇を衒った」ものではなく素材の持ち味を活かした野趣あふれる直球勝負のお料理であったと思います。
「草喰なかひがし」のお料理に通じる雰囲気はやはりあるなと感じました。 -
部屋に戻りました。
吉野窓の光が夜の雰囲気です。 -
清流もライトアップされて昼間とは違った趣を添えています。
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吉野窓も障子で閉められ、お布団が敷かれてありました。
枕元には懐中電灯が用意されていましたが真夜中の停電時に本当に役に立ちました。
こんなことは初めてです。 -
西川のダウン92%の掛布団です。
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爽やかな朝の渓流「寺谷川」です
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川に降りて行く事が出来ます。
下から見上げた月見台。 -
お茶と冷水のセットです。
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朝食も「山の棟」で頂きます。
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夕食とは別の「名栗の間」はコの字型のカウンター席。
今日の宿泊者は3人だけでした。 -
大きな窓からの景色です
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料理長さん直々のおもてなしで朝食なのに一品出しです。
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湯むきトマトの小鉢
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器もそれぞれ素敵です
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白飯が兎に角おいしい。
北陸の名物「へしこ」は塩分きついけれどいくらでもご飯が進みます。 -
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へしこは少しずつ削いで提供されます。
お代わりしました。 -
黒糖のデザート。
手で食べるので脇の白いのはお手拭です。 -
鯉が泳ぐ池。
錦鯉でないのでお料理用の生簀でしょう。 -
畑があります。
自家製朝採れ野菜のためでしょうね。
鹿除けの囲いがしてあります。
「熊出没注意」の土地柄でもあります。 -
「峰定寺参道」の碑と美山荘の看板
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宿泊棟の「川の棟」の玄関
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売店なんてありませんが美山荘特製のお土産の品が少し置いてあります。
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お部屋「山椒の間」の表札
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お部屋の掛け軸
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朝食から戻ると壁に架けられた野の花が昨日とは違っていました。
日本人で良かったと思える美意識です。 -
浴室を川から見上げる
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朝食後、チェックアウトまでの時間を利用して直ぐ近くの峰定寺にお参りに行きました。
頂上のお堂まで往復1時間もあれば行って来られます。
足下が濡れている日、団体さん、子供、取材、写真撮影お断りです。
美山荘は元々峰定寺の宿坊でした。
そこに泊まってお参りしない手はないですものね。観光気分では入山できない「峰定寺」 by 実結樹さん峰定寺 寺・神社・教会
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必ず杖を持って行くよう厳しく言われます。
苔むした階段を登り切ると清々しい空気の漂うお堂があります。
そこで「心を無にして深呼吸して来るように」と拝観受付で御指導があります。 -
峰定寺から部屋に戻ると冷たい麦茶と美山荘特製のお菓子が用意されていました。
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帰り際に頂いたお土産 美山荘特製「椎茸こんぶ」です。
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大悲山口バス停近くにある近隣の観光施設表示です。
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帰りも大悲山口バス停まで車で送って頂き京都バスで市内に戻りました。
今夜は祇園祭の宵山。
ランチはバス終点の出町柳の近くにある「御所雲月」でアナゴ丼。
泊まりは四条烏丸のカプセルホテル・センチュリオンキャビンに素泊まりです。
憧れの「美山荘」についに泊まれました。
最後に若女将と一緒に写真を撮って貰いました。
スラッとした京美人で、流石の私も?負けそうな(イヤ、完敗の)オーラを感じました。
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