[2018年05月] 明石海峡と鳴門海峡を渡って、橋と渦潮にウズウズな淡路島＆鳴門

2018/05/03 - 2018/05/05

今年のGWは淡路島。

去年のGWは鳥羽まで車で行くと、大渋滞が発生して痛い目にあったので、今年は近くまで電車で行き、レンタカーを借りることにしました。
沖縄や北海道を基準にレンタカーを借りると、通常料金の値段にビックリ。
沖縄のレンタカーって安かったのね。

淡路島を通り抜けた鳴門では渦潮観光。
春の大潮を過ぎたばかりで、まだまだ大渦を見る事ができました。

淡路島の玉ねぎと淡路牛。
鳴門のワカメ。
どちらも美味しくて大満足。
神戸の人が羨ましい。

エリア 淡路島(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

GW後半スタート。観光地に向かうピークの日です。

今年の旅行先は淡路島。
北陸から関西の都市部に向かうならば電車もアリですが、淡路島に行くのに電車を使う人は多分少数派。
去年の鳥羽旅行の渋滞がトラウマになっているせい。

金沢までは新幹線の自由席。
結構混んでいます。

金沢で乗り換えて、サンダーバードに乗って大阪でさらに乗り換え、須磨海浜公園でレンタカーを借りました。
まだまだ10時半、車で来るよりずっと早い上、体力温存はまだまだ100%。

レンタカーを須磨海浜公園で借りたのは、店舗が関西往復フリーきっぷの圏内にあって、駅から近くて、分かりやすい場所にあったのが決め手。
須磨海浜公園の目の前のガソリンスタンドで、レンタカー業務も行っています。
満タン返しでスタンドを探さなくてもいいのも楽でした。

旅のお供は日産note、ハイブリッド車です。

淡路島方面は、午前中からすでに橋の前で渋滞が起きてるとのこと。
昨日、渋滞予測を見ていた通りです。

須磨インターから高速に入ると、早速渋滞。
名谷JCT、垂水JCTと、聞き覚えのある渋滞の名所を何とか通り抜けました。
舞子トンネルの出口付近で、少し流れてきたかな。
まあまあの渋滞。

トンネルを抜けると明石海峡大橋。
このもったいをつけるのに手前にトンネルを作ったわけではないと思いたい。

曲線の具合が何ともウツクシイ。
家族3人で大コーフンです。

淡路SAは大混雑。
本線まで行列になっていました。

SAを使わず、インターを出るだけならば、渋滞を横目に悠々通過。
所要時間は1時間、通常は30分ほどの道のりを、倍かかりました。
この位で済んで良かったです。

ちょうどお昼。
淡路バーガーを探して、道の駅あわじへ。
駐車場はいっぱいで、臨時駐車場(芝生エリア)に案内されると、絶景でした。

海沿いからの景色。
絶景過ぎて、人を入れて写すと、ポスターの前で撮ったかのような出来に。

橋の真下から。

直売所には旬の早生の玉ねぎが山盛りです。
飛ぶように売れていました。

自家用車だったらウチも買ってたかも。

淡路バーガーのお店。
だいたい500円に統一されているようです。

淡路牛バーガー(右)、焼いた牛肉が入っています。
淡路島バーガー(左)、メンチカツとたっぷり玉ねぎ。
どちらもボリュームたっぷり。

年齢を重ねるにつれて、食べる量が減っているので、肉少なめのオニオンたっぷり牛肉バーガーがあれば嬉しいかも。

淡路牛と玉ねぎならば、牛丼も期待できそう。

大人気は海鮮丼のお店。
瀬戸内海と太平洋の海の幸が満載。
大々的に看板が上がっているのは、シラス丼。

腹ごしらえも完了。
淡路島観光に向かいます。

島一周、約150キロ。
サイクリングの人も多く見ました、

明石からのフェリーの発着場所、岩屋港が起点です。

フェリー乗り場の隣は、観光名所の１つ、絵島。

駐車場はなく、隣接するフェリー乗り場のロータリーに路駐。

粘土質っぽい柔らかい岩が浸食されてできたような景観。
名所らしいのですが、印象薄。

こらっ！

こらっ！

北淡震災記念館。

阪神大震災の展示を見て、コドモはこれは現実でないと思ったようです。
本当にあった事だと知って、絶句。
衝撃が大きかったようです。

断層の断面。

「この上に家が建ってたらどうなる？」
「この線でヒビ入って壊れる」
地震のグラグラが怖い訳が、少し分かったようです。

記念館の隣は震災の慰霊碑のある公園。
遠くに海が見える高台になっています。

伊弉諾神宮。
「お寺？～」と、コドモのテンションだだ下がり。

淡路島の一宮。
こじんまりとしていますが、厳かな雰囲気。

コドモを含む子供達の興味は、池の鯉と亀。

コドモを無理やり引きずって参拝します。

境内にある、夫婦大楠。
この大木は、コドモも気になったようです。

木の肌は温かくて湿り気があって、生き物のパワー感じました。

コドモの参拝はあっという間。
親が参拝している間、ずっと鯉に餌やりしていました。

鯉も亀も巨大で人を怖がってないのが、腹立たしい。

夕方に宿に入りました。
連休にしては順調なスケジュールです。

宿は会社の契約保養施設で節約します。

宿から少し歩くと、玉ねぎ畑。
豊作です。

２日目は鳴門で渦潮観光。
午前中に観潮船の予約をしているので、急いで出発します。

朝食も巻いていくわよ。

宿から45分、ようやく淡路島の南端。
大鳴門橋が見えてきました。

本日の満潮は８時半、干潮は２時半。
午後の便は予約が取れず、午前の便の渦潮終わり頃の便を押さえてます。

車窓から、渦が見える！

渋滞を加味して早めに出て、スムーズに到着。

朝は早い時間ほど渦潮の発生が期待できるので、わんだーなるとの早い時間にしようか迷いましたが、予約通りにしました。

出発までは土産物屋でぶらぶら。
ワカメを購入。

写真奥が大型船のわんだーなると。先着制。
手前が水中から渦潮を観察できるアクアエディ。予約制。

時間になったので、予約していたアクアエディに乗り込みます。
最初に指定席の水中席に座ったのですが、酔いそうだったのでデッキに出ます。

これは移動時の船のスクリューの波。
前から後ろに流れるだけ。

大鳴門橋に向かいます。

船が渦潮に入る前に、乗客は船内の席に移動させられます。

渦潮、突入。
竜巻状の泡が渦潮。

こんな泡が次から次へと。

水中かと思ったら、水面が見えたり。
洗濯機の中に入っているような感じ。

渦潮から出たらデッキに出ることができます。

船内の壁にはエチケット袋がかけられています。
渦潮の中は船が大きく揺れるので、酔いやすいです。
袋を手に取っている人も何人か。

デッキに出ていれば、風が気持ちいいので酔わないのですけどね。
水中観測は、車に弱い人はキツイかも。

次はデッキからの渦潮観測。

渦潮発生時刻も終わりに近付いているので、海上からの渦は少し弱々しくなっています。
それでも船の側の渦は感動します。

淡路島側の観潮船。
こちらは大型船です。

淡路島側の乗り場は、福良マルシェと言って、オシャレに整備されているようです。
デートだったら淡路島側か。

向こう側が太平洋側、水面は穏やか。
手前が瀬戸内海側、波があります。
今の時間は、太平洋側の潮位が高くて、瀬戸内海側に流れ込んでます。

次に向かったのは、車で30分ほど。
1番札所の霊山寺です。

鳥居に書かれているのは「発心」。
1番札所らしい文字。

入ってすぐ見えるのは大師堂。
お参りする人が真剣にお経をあげています。

なのに、そのパンダは一体何・・・
池の鯉は巨大。
餌が食べ切れなくて浮いています。

1番礼所だけあって、売店の遍路グッズの充実度はさすが。
団体用の記念写真の台もあります。

本堂は山門から真正面の鬱蒼とした木々の奥。
ランタンが幻想的です。

お参りする人の真剣さが、他の観光地のお寺と違っていました。
芳名帳の年齢層が20代、30代と意外に若いです。

外国人で、お遍路グッズを買い揃えている人も。

ちょっとだけ、歩き遍路も体験。

一番札所から二番札所までの1.2キロ。
多分、お遍路の中では隣の距離の扱いですが、普段歩かない身には堪えます。
車のありがたみを実感。

霊山寺も二番札所の極楽寺も国道沿いにありますが、遍路道は少し奥に入った住宅地の中を歩いて行きました。
途中、何軒か、普通に家を民宿にしている家がありました。

二番札所、極楽寺。

歩いて来た後に、坂と階段が多く、腿にプルプルきました。

車を置いてきたので、歩いて一番札所の霊山寺に戻ります。
帰り道は長く感じました。

そろそろお昼ご飯の時間。
霊山寺前の、鳴門うどん屋、一富士大麻店に入りました。

すうどん300円。
ワカメ、天ぷらなど100円。
讃岐でないけど、讃岐うどんを体感。

鳴門うどんとか、鳴ちゅるうどんとか言うらしいです。
ワカメが美味しい～

ポカリ、ジャワティー、ボンカレー、オロナイン。
ウッカリ大塚市と言ってしまったワタクシ。

鳴門の海岸で一休み。

ゴミがほとんどないキレイな海岸ですが、時期でないのか人っ子一人いなかったです。

コドモは砂まみれになって遊んでいました。
写真の服は一式、宿で洗ってタオル掛けにかけて忘れてきました。

青色が水色になるほど着古したパンツなので、惜しくも何ともないのですが、洗ったパンツを干してある状況は、別の意味に取られそうで気になります。

三番札所に行くか(コドモにはイマイチ)
讃岐うどんを食べに行くか(こちらもコドモにはイマイチ)
いちご狩りに行くか(思いついただけで情報なし、畑はいっぱい見たのですが)
と、色々迷って着いたのが、渦潮、午後の部。

渦の道から渦潮を見学します。
淡路島と鳴門で唯一、駐車料金を払ったのがここ。
午前中に比べて車が減ってきたのか、運良く第二駐車場に停められました。

鳴門大橋の中にある渦の道。
GW後半の連休中日、さすがに向かう人で大行列。

この日1番の大渦の時間帯。

アクアエディ、うずしおに突入します。

ぐりん。

ぐりん。

こんなに巻いていたんだ。

まだまだ、ぐりんぐりん。
そりゃあ酔うわ。

午前中と逆で、午後は瀬戸内海側が潮位が高くなってます。
まるで川の様な流れ込み方。
何センチあるんだろう。

こんな写真が数10枚。

満潮時は淡路島寄り、干潮時は鳴門寄りに渦潮が発生するようです。
干潮の午後は、渦の道の近くに発生。
うまく合わせられました。

ガラスの床は、今日の渦潮は少し外れているみたい。

こちらは大型船のわんだーなると。
渦のそばまでやってきます。

お茶園展望台。
こちらの施設はかなり古いようです。
橋ができる前は、ここからの渦潮観光だったのかな。

渦潮の出現は潮の満ち引きによって発生するので、天気には左右されないみたいです。
すごい観光資源だわ。

途中、淡路島の緑PAで一休み。
PAの隣に直売所がありました。
ここでも玉ねぎが山に。

宿に着いて夕ご飯。
充実した1日だったわぁ。

3日目。

レンタカーを返して大阪まで15時頃に戻ればいいので、ゆっくりできるのですが、
明石大橋の渋滞予測がとてつもなかったため、午前中に橋を渡って明石側に行こうと思います。

とは言っても、このいい天気にさっさと淡路島を去るのももったいない。
なので、高速に乗らずに、海沿いをドライブして行きましょう。

育波漁港。
釣り船の数がすごい。
1キロくらい船が並んでいました。

最近オープンしたと思われる、キティちゃん関連施設。
HELLO KITTY SMILE。
google map上ではレストランでした。

私は思い入れはないので、スルー。
ちなみに、2日前の夕方に通った時には、第4駐車場まで満車でした。

神戸の街が対岸に見えてきました。
海峡が広いから、船も大きい。

しばしまったり。
って、車のエンジンかけたまま離れるんじゃない！

高速の様子はどうかな。
まだ渋滞は始まってません。
午前中なので、下りの方が混んでいるくらい。

快適。

明石海峡大橋の本州側、舞子公園にやってきました。

明石海峡大橋の、端と端を制覇？
どれだけ橋好きなんだ。

駐車場は1時間200円。
淡路島や鳴門で駐車料金を払ったのは1回だけ。
都会に来たと実感。

橋の科学館と舞子海上プロムナードと、もう１つの3施設共通券で680円。
子供は科学館だけ有料。
橋の科学館ではこどもの日だったこともあり、子供の入館に記念品がもらえました。
レジャーシート。

コドモはここで、橋脚に登れるツアーがある事を知りました。
中学生以上で参加できます。
私は行きたくない。
高さは東京タワーと同じだそうです。

本州側は広い公園が整備されていました。

同じアングルで本州側からも撮影。

舞子海上プロムナード。

舞子公園では、何かイベントをやっている様でした。
後で行ってみよう。

橋が大きいので、高度感もはんぱない。

腰の辺りがムズムズします。
霊能者が私の写真を撮ったら、何かが写っているようなムズムズ。

しばらく歩くと、展望室があります。
広いし売店もカフェもトイレもあり、橋の上を忘れるほどの施設。

天井の道路は片側三車線。
メンテナンス通路が車を走る事を前提とした幅。

お昼ご飯は、舞子公園のイベント会場の屋台で。
最初、美味しそうだな・・・と思って、広島焼きの列に並んでいましたが、ここで広島焼きにこだわる必要がないことに気がつき、空いている屋台へ。

神戸牛カレーとタイカレー、明石焼きでランチ。
うまいじゃん。

明石焼きは淡路島では10個で500円、舞子公園では7個で500円。
屋台のコスト？
地価？
人件費？

食べてる場所は、夢レンズの台座。
人がいっぱいで、テーブルが空いていなかったので。

3館共通券の最後の施設は、孫文記念館。
展示はほぼスルーでしたが、建物と窓からの景色は見る価値ありです。

橋もたっぷり堪能したし、そろそろ須磨海岸に移動します。
海沿いの国道は結構混んでいます。

残り時間は1時間、須磨海浜公園周辺の駐車場はいっぱい。
どうしよう・・・
ダメ元でレンタカーの店舗で停めていいかと聞いてみたらOKでした。
返却した後に置く場所になら、少しだけなので停めていいと。
ただし、荷物の管理は自分で。当然ですね。
(しっかり鍵をかけておきました。)

須磨海浜公園を散歩しました。

途中、釣り帰りの人とすれ違ったのですが、コインパーキングに入っていき、停めていた車に道具を積み込んでいました。
駐車料金を払って海で釣りをしているなんて・・・カルチャーショックです。

コドモはさすがにここではパンツ一丁になって走りませんでした。
人並みの恥じらいはあるようです。

レンタカーを返して、電車に乗って切符を確認すると、時間を間違えていたことが発覚。

大阪発の特急が、15時台だとばかり思っていたのですが、16時台でした。
逆でなくてよかった・・・

大阪で乗り継ぎと駅弁購入に1時間を見ていたのですが、2時間になったので、オシャレなお店でちょっとお茶を。
ノースゲートシティのイタリアン&カフェのアマランティ。

昼間からカクテルを飲んでいる人が多数。
釣られて注文しそうになって、ハタと気がつきました。
私、甘いお酒嫌いじゃん・・・
ウッカリ雰囲気に呑まれるところだったわ。

駅周辺をウロウロ。
探しているのは、食料品売り場のあるデパート。

駅の反対側に大丸を見つけて入りました。

たこ焼きが大好きなツレ、ぜひとも買って帰りたいと思ったのですが、売っていないと嘆いていました。
買うものでないのかも？
エキマルシェの中で一軒だけ見つけて、即買い。
良かったね。

551蓬莱は行列で諦めました。

私とコドモは和食の老舗っぽいお弁当。
他にも細々と惣菜を買い、ちょっとしたお店に入るくらいのお値段になってしまいました。
3時間の列車内で、ペロリ完食です。

googleマップで明石海峡大橋の渋滞をチェックすると、真っ赤っか。
夕方の時点で、30分の所を1時間半越え。
それでも、nexcoの渋滞予測は2時間半だったので、思ったほど混まなかったのかもしれません。

コドモは次はどの橋にしようか思案中。
コンプリートを狙っているようです。