駆け足！国王陛下崩御の中のタイ北部縦断3泊5日（1）貫禄スコータイ編

2016/10/13 - 2016/10/17

憧れだったスコータイへ念願叶って訪問。
相も変わらず欲が出て、寄り道しながらチェンマイまで北上するという強行スケジュール。
スコータイ歴史公園を自転車で散策、想像以上に素晴らしいスコータイを満喫する初日となった。
そこで飛び込んできた国王陛下崩御の一報。
どんな旅になることやら…

■（1日目）0:55　関西空港発（JL727）→4:40　スワンナプーム国際空港着
　　　　 　7:00 スワンナプーム国際空港発（PG211）→8:15スコータイ空港着
　　　　　リムジンバスで新市街へ移動→ソンテウでスコータイ歴史公園へ移動
　　　　　11:00～16:00　スコータイ歴史公園を自転車で散策
　　　　　夕　新市街散策　屋台で夕食

　　　　　○スコータイ泊（EZ HOUSE）

□（2日目）8:20スコータイ発（バス）→９:20シーサッチャナーライ歴史公園最寄バス停
　　　　　シーサッチャナーライ散策
□　　　　15:40　バス乗車→16:30ウタラディット→18:45プレー着
　　　　　
　　　　　○プレー泊（Mee Bed and Breakfast）

　（3日目）10:15　Wat ChomSawan
　　　　　　11:20　プレー発（バス）→15:30　チェンマイ着
□　　　　　チェンマイ市内観光（寺院　マッサージ　サタデーマーケット）
　　　
　　　　　○チェンマイ泊（Huen Hug Chiang Mai）

□（4日目）Wat Suandokとドイステープ寺院観光
　　　　　 チェンマイ旧市街観光
　　　　　19:00チェンマイ空港（PG220）→20:20スワンナプーム国際空港着
　　　　　23:00スワンナプーム国際空港発（JL728)→翌6:30関西空港着　

エリア スコータイ(タイ)

0:55 関空発（JAL727便）
深夜便は働く身にとって大助かり。
これまで日系以外の航空会社でも問題を感じたことはなかったが、久々にJALに乗ると、きめ細やかさが身にしみる。
やはり日系、楽だ。

4:40 バンコクスワンナプーム国際空港着
相変わらず巨大な空港。
大きな像がお出迎え。

バンコクエアウェイズに乗り継いでスコータイに向かう。
スコータイの両替事情がわからないので、レートは悪いだろうけど、空港内でタイバーツに両替しておく。
1バーツ≒3.17円

7:00 バンコク発（PG211便）

8:00 スコータイ空港着
緑あふれるリゾートチックな空港。
カートに乗って空港ターミナルへ。

スコータイ空港 (THS) 空港

ターミナルもこじんまりとかわいらしい。

空港からスコータイ市街は約30km。
空港内に乗合バン受付カウンターがあるので、バンに乗り新市街へ向かう。
ホテル名を告げておくとホテル前で降ろしてくれる。
8:35 空港発 片道180バーツ（≒570円）

9:10 今日の宿 新市街にあるEZ HOUSE着
Booking comにて予約。ツイン部屋650バーツ
（≒2060円。他にデポジットとして300バーツ要）
主人は英語が話せる。
先に宿泊料を払い、荷物を預かってもらう。
ソンテウに乗って、早速スコータイ歴史公園へ。
1人30バーツ（≒95円）

EZ ハウス ホテル

宿の主人からソンテウ乗り場の場所を教えられたが、どこかよく分からずいたところ、何でもない場所でソンテウが止まってくれた。
このソンテウ、遺跡に向かう観光客の利用が多いのかと思っていたら、観光客は私達だけで、まさしく地元民のための乗り物。
時々商店の前などで止まり、人だけでなく、食料品？が積み込まれ、乗客もその食料品を購入してさらに荷物が増えるといった有様で車内はギュウギュウ詰め。
ソンテウ乗り場が存在するのか、自由乗降制なのかシステムは結局わからず。

9:55 旧市街到着。
スコータイ歴史公園は自転車で見て回る予定。
城壁エリア入口近くにレンタサイクルの店「K shop」があるのを見つけ、自転車を借りる。
1台30バーツ（≒95円）

スコータイ歴史公園は五つのエリアに分かれている。
エリアごとに、チケットを購入して入場する仕組み。

まずは城壁内からサイクリング開始。
入口で入場料100バーツ＋自転車乗り入れ料10バーツを支払う。
10:09 Wat Mahathat着
初っ端からいきなり、広大なスケールの遺跡の登場にテンションが上がる。

ワット マハータート 寺院・教会

素晴らしいの一言です。

同じく。

静かながら趣がある仏像。

台座に遊行仏のレリーフが綺麗に残っている。

悠久の時の流れを感じさせる。
派手さは無いものの、力強さを感じさせる仏像達。

時間が無い人はとりあえずワットマハタートだけは押さえとけ！と言いたくなるくらい圧巻の場所だった。

幸先良いスタートで次の遺跡へ移動。

城壁内のサイクリングは、車も通らず非常に快適。
木々の中を自転車は軽快に走る。

10:51 Wat Sri Sawai到着
こちらはクメール様式で他と趣が異なる。
重厚感のある三本の塔。

ワット シー サワイ 寺院・教会

11:09　Wat Trapang Ngoen
遊行仏が印象的。

ワット トラパン ングン 寺院・教会

11:20　Wat Sra Sri
池の中にある。

ワット スラ シー 寺院・教会

橋を渡ると坐像がある。

ワット スラ シー 寺院・教会

本当にのどかで、緑が気持ち良く、サイクリングしているだけでも楽しい。
交通量の多いアユタヤに比べると断然走りやすい。

アユタヤサイクリングの記録はこちら
『いろんな乗り物に乗って、アムパワー・アユタヤ・バンコクを巡る旅3泊5日！②☆3日目バーンパイン離宮、アユタヤサイクリング編☆』
https://4travel.jp/travelogue/10723884

11:33 ラームカムヘン大王像着
拝んでいる人もいる。

ラームカムヘン大王記念碑 モニュメント・記念碑

11:54 さすがに疲れたので昼食にする。
遺跡入口近くの店 THARAという名前？

パッタイとスコータイヌードルを注文。
170バーツ（≒540円）
中々美味でございます。

食後は城壁を出て北エリアを目指す。

12:34 San Ta Pha Dean
北エリアに向かう途中の道でまず見えるお堂。
目立つものではなく林の中にひっそりとある。

ター パー デーン堂 建造物

12:44 先程のター パー デーン堂の近くでたまたま通りかかった遺跡 Wat Sorasak。

小振りな遺跡ながら、台座の像が比較的綺麗に残っている

13:00　Wat Phra Pai Luang
入口で北エリア入場料金を支払う。
敷地は広く、迷っていると鶏に遭遇。

ワット プラ パーイ ルアン 寺院・教会

そのまま迷っていると、金の涅槃像に遭遇。
ここじゃないはず。

敷地内を回って、やっと到着。
こちら遺跡の保存状態があまり良くなく、朽ち果てているものが多い。

大体こんな感じ。

牛が放牧されていた。

13:33　Wat Sri Chum
先程のWat Phra Pai Luangと共通の北エリア券で入れる。
北エリア最大の見所と言える
何と言ってもこの坐像…

ワット シー チュム 寺院・教会

本当に大きいんだから！

スコータイの仏像はどれもとても優しいお顔をしている。
次は西エリアのWat Saphan Hinに向かう。

14:12 Wat Saphan Hin
西エリアの遺跡なので新たに入場料を支払う。
これまでの遺跡は比較的近くに集まってあったので楽だったが、こちらは先程のWat Sri Chumから2.5km離れており、途中道路を走ることもあって少し疲れた。
もうひと頑張りここを登る。

ワット サパーン ヒン 寺院・教会

想像以上にきつい。
石畳が滑りやすいのでスニーカー必須。

やっと着いた。
人は私達以外に欧米人が1組のみ。

登ってきたからこそ見れる風景。

予定では最後に城壁の外、東側にあるWat Chang Lomに行こうかと思っていたが、城壁エリアまで戻るともうヘトヘトで、象の台座はWat Sorasakで見たからもういいか～と行かず、スコータイ観光は終了。
スコータイは想像以上に素晴らしかった。
さすが世界遺産と思える場所だった。

自転車返却後、再びソンテウで新市街へ移動。
16:00 ホテル着
客室が値段の割に綺麗で嬉しい。

EZ ハウス ホテル

あー疲れた疲れた。
汗だくでシャワーを浴びないとやってられない。
シャワールームもとても清潔で使い心地よし。

しばし休憩の後、街に繰り出す。

国道12号沿いは、大抵建物1階が店になっていて明るく、夜でも危険な感じはしない。
でも脇道は真っ暗。
明日バスで移動なのでバスターミナルの下見に行こうと、脇道に入りかけたが、なんとなくガラの悪そうな男達が、暇そうにたむろしていたので諦めた。

ヨム川を渡ったところで賑わう夜市発見。
入ってみる。

服飾品中心。
賑わっている。
掘り出しものは特になく、何も買わず。

道路向かい側は飲食屋台で賑わっていた。
夕食はこちらでチャーハンとオムレツを注文（65バーツ≒206円）
今日は素晴らしいスコータイ遺跡を巡ることができ、上々のスタート。

明日のバスターミナルまでの道が気になるので、再度明るいであろう国道101号からのアプローチを試みたが、新市街西側は野良犬が多く、追いかけられたので退散、ホテルに戻った。

テレビをつけると衝撃のニュース。
プミポン国王陛下崩御。

続きは
「駆け足！国王陛下崩御の中のタイ北部縦断3泊5日（2）影の実力者シーサッチャナーライ歴史公園編」
https://4travel.jp/travelogue/11353469