特典航空券でBig Islandへ！その4　～女神ペレに逢いに～

2018/03/04 - 2018/03/09

4日目。

この旅のハイライト。
女神ペレに逢いたくて、12時間のオプショナルツアーを入れました。

ポイントは、夜のキラウェア火山を見れるという点と、
夕飯がお弁当ではなく、レストランで取れるという点。

一日ドライブでなかなかハードでしたが、やはり一度は行かないと！
ガイドさんにもたっくさんのお話をしてもらい、ハワイの歴史の深さを感じた一日でした。

カイルアコナ～ヒルトンワイコロアビレッジ～マウナケア州立公園～ヒロ～ビッグアイランドキャンディーズ～ボルケーノ～カイルアコナ


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2018/3/4（日）～3/9（土）

行き：JL-770便 成田 21:25発
帰り：JL-779便 KONA 12:05発

宿泊：コートヤード バイ マリオットキング カメハメハズ コナ ビーチ ホテル　5泊
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その１：https://4travel.jp/travelogue/11341419/
その２：https://4travel.jp/travelogue/11344155/
その３：https://4travel.jp/travelogue/11348798/
その４：https://4travel.jp/travelogue/11350837/
その５：https://4travel.jp/travelogue/11358703/

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス レンタカー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。4日目の朝です。
今日はヒロからボルケーノまで、ながーい車の旅になります。
夜の火山を見るので、スタートは遅め。
10時半にホテル集合という事で、朝はゆっくりです。

鼻がぐしゅってる夫、大丈夫でしょうか。
「大丈夫。朝ご飯食べに行こう」
うん。なんとか行けそうです。

7時前にホテルを出て、カイルア湾をプラプラ。
もうカヌーの練習から帰ってきた人達がいますね。

カイルア桟橋 史跡・遺跡

まだ余裕があるので、ホテル併設のアフエナヘイアウの奥まで散歩してみました。
ここはかつてカメハメハ大王が過ごしたといわれる場所。

今はキンカメホテルのルアウの出発点として使われているようです。
一番奥までは入れませんが、入り口を覗くことはできます。

アフエナ ヘイアウ 城・宮殿

ヘイアウの屋根に一匹の鳥。
なんだか神々しい感じがしますね。

昨日おとといと散々目の前を行き来した、フィッシュホッパーで朝食を。
ちょうど7時ぐらいに着いたら、店のおばちゃんがシャッターを開けたところ。

入っていい？って聞いたら、もちろんよ！って朝からステキな笑顔でありがとう。

ザ フィッシュ ホッパー 地元の料理

一番乗り。

こちら私が注文した、トラディショナル・エッグベネディクト。
サイドメニューはローストポテトを選びました。

夫チョイスのロコモコ。
デカい！2人前ぐらいあります。
今日は体力勝負だからね。朝からしっかり栄養補給しておきましょう。

ふと横を見ると、セルフ散歩のワンコが海辺をトコトコと。
うーん、気持ちよさそう！

グアバジュースとマンゴジュース、チップもあわせて40ドル弱でした。
気持ちのいい空気代も入れて、ご馳走様でした。

ホテルロビーに戻ってお迎えを待ちます。
10時半。サウスバウンドした某俳優さん風のガイドさんが迎えに来てくれました。
今日のツアーは9人が参加するそうで、私達がお迎えのトップバッターです。

乗り込むのはこちらのベンツのバン。
中がめちゃくちゃ広くて、12時間（実際は13時間ぐらいだけど。。）乗ってても
腰も痛くならず、酔わずにとっても快適に過ごせました。

カイルアコナから走ること、小一時間。
ここは！

ヒルトンワイコロアビレッジ。
そう、新婚旅行で泊まったホテルでした。

ヒルトン ワイコロア ビレッジ ホテル ホテル

一旦車を降りて、ロビーで他のツアーのお客さんを待つ。

そうそう！〇年ぶりの記憶がよみがえります。
ホノルルからハワイ島行きのタクシーに乗ってた時に、ドライバーさんに
「ハワイ島行くなら、絶対マウナケアの星空だけは見ておきな」って言われて、
急遽オプショナルツアーを申し込んだこの場所！（長い）

あの頃は親のすねかじりで、ホテル代も全部出してもらって m(_ _)m
一番眺めの良い、オーシャンタワーの先端に泊まらせてもらいました。

なつかしいねぇ。

で、今日のツアー客が全員揃ったところで、自己紹介などしながら一路、ヒロまで。

途中サドルロードを通って、マウナケアのふもとを通り過ぎていきます。
・・・おかしい。
昔通った時はもっと悪路で、車の手すりにずーっとつかまってないと吹っ飛ばされるぐらいだったのに。

サドルロードはその名前の通り「馬の鞍」という意味で、昔は悪評高いでこぼこ道でした。
ですが、舗装工事が進み、2013年に全線キレイに開通して無事ハイウェイとなったとの事です。

ワイコロアからパーカー牧場を抜けて走ること1時間。
マウナケア州立公園でトイレ休憩です。
青空にアメリカ国旗とハワイ州旗がキレイに映えますね！

トイレの横にはちょっとした遊具なんかもあり、ここはキャンプもできるのかな？

さらに20分ほど走ると、溶岩台地のど真ん中で車が止まりました。

ハワイ島の溶岩には2種類あって、パホイホイという滑らかな溶岩と、アアというごつごつした溶岩。
これはアアですかね。よーく見ると中に緑色のキラキラが。
ガラス質が含まれてるのでしょうか。

ペレの怒りに触れるといけないので、もちろん石は置いてきました。

ハワイ島には11の気候群があると言われます。
マウナケアのふもと、最も標高の高いところあたりからヒロに向かって下りだしたとたん、空にはもくもくと雲が。

ヒロに行く前に立ち寄ったのが、レインボーフォールズ。
月の女神ヒナがいると言われる場所だそうです。

レインボー フォールズ 滝・河川・湖

午前中に行くと虹がよく見えるそうですが、私達のツアーは出発が遅いので残念ながら虹は見えませんでした。

そういえば、月の女神ヒナを、息子のマウイが助けたという伝説があるそうです。
マウイといえば「モアナと伝説の海」ですが、
　トヨエツ似のガイドさん「モアナ見た事あるひと！」
　車内「・・・」
ええ、旅から帰ってから見ましたよ。面白かった。
見ておいて損はないと思います（←なぜか上から）

このあたりは既に熱帯気候なんですかね。
ハワイ島の歴史を感じさせるように、木一つとっても大きくて包まれるような感覚を覚えます。

さらに20分ほど走り。
ハワイ島の反対側、ヒロの街に出ました。

ホノカアもノスタルジックな街だったけど、ここものーんびりした感じがたまらんです。

ヒロ公立図書館に歩いてきました。

図書館の前に置いてあるのがナハ・ストーン。

この石を持ち上げると、ハワイの王になれるという伝説があったそうです。
カメハメハ大王は若いころにこの石を持ち上げ、無事にハワイを統一したのだとか。

みんなで持ち上げチャレンジしてみましたが、ビクともしませんでしたｗ

ヒロのマックもいい感じです。

マックを通り過ぎ、ファーマーズマーケットにやってきました。

水曜日と土曜日にオープン、という事で、わざわざこのツアーを水曜日にあわせて申し込みました。
ここで30分のフリータイム。お昼は各自で取ってね、との事です。

ヒロ ファーマーズ マーケット 市場

やはり水曜日は人気なのか、多くの観光客でにぎわっています。

ウロウロするも、こういう時になかなか食べたいものを見つけられない私達。

（かじりかけですみません。。）
時間もなくなってきたので、結局一番入り口に近いパン屋さんでパイナップルペイストリーを買ってベンチに座って軽いお昼ご飯。
いや、でもこれが意外と美味しかった！

ワイキキだけでなく、ヒロにも「この木なんの木」？

さらにカメハメハ大王像を見に行きます。

ハワイには全部で3体のカメハメハ大王像があるらしく、これは3体目だそう。
かなり大きなものでした。

カメハメハ大王像 (ヒロ) 建造物

さぁいよいよオプショナルツアーらしくなってきました。

お土産を買いに、ビッグアイランドキャンディーズへお立ち寄りです。
日本語めっちゃ通じるし、試食もバンバンさせてくれるし、
小分けの袋にはいったクッキーがいっぱい売ってるので、お土産はここで買うのに間違いありません。

ビッグ アイランド キャンディーズ スイーツ

店内もこんな感じでキレイにディスプレイされています。
人混みしすぎてて、ゆっくり選べませんでしたが、時間があったら端から端まで見てみたいです。

ビッグアイランドバージョンのキティちゃんグッズもあります。
キティちゃん好きな方はどうぞ。

ヒロからさらに走ること小一時間。

さあいよいよです。
ボルケーノ国立公園にやってきました。
入り口で料金表を取るのが好きですｗ

キラウエア火山 山・渓谷

まずはサーストンラバチューブ。

駐車場が観光客でいっぱい過ぎて、我らがベンツバンが停められない！
10分ほどウロウロしてようやく停める事ができました。
どこにこんなたくさんの観光客がいたというのか。。

サーストン ラバ チューブ 洞穴・鍾乳洞

このあたりの名物といえば、巨大シダです。

ガイドさんが生え際を触ってみて、というので触ってみると。
すごい！
見た目に反して、ふわっふわ！上等のカーペットみたいな触り心地でした。

いよいよ洞窟に入ります。
足元が暗くて、水たまりが結構あります。

ここはその昔、溶岩が流れて回りの溶岩だけが固まり、中の溶岩は流れてぽっかりと空洞になったという場所。
いや、自然の力はすごいですね。

ここでトヨエツ似のガイドさんがハワイの古代の笛？を演奏してくれました。

続いて、スチームベント。
火山の蒸気が上がってくる場所ですが、ものすごい湿気。

で、結構標高も高いので寒いのです。この辺り。
温泉みたいにずっと当たっていたい気持ちになりましたｗ

スチームベント 自然･景勝地

さて、いよいよペレの住むハレマウマウ火口の最も近くへ。

トーマス ジャガー博物館 博物館・美術館・ギャラリー

昼間のハレマウマウ火口です。
トーマスジャガーミュージアムの目の前から見ると、こんな感じ。

ミュージアムは無料です。ここも観光客でいっぱい。

昔、ポリネシアの人々が海を渡ってハワイ島にたどり着いた、
という伝説の絵画が入り口に飾ってあります。
見る方向によって、船が進む方向が違って見えるそうな。

地震計も設置してあって、リアルにキラウェア火山の震動を記録しています。

が、この前でみんなジャンプしては震度計を揺らすのが楽しいみたい。
私達もよそ様に漏れず、ジャンプしてみましたｗ

この辺りは、オヒアレフアの花がキレイに咲いていました。

夜の火口を楽しみにしながら、一旦夕食の時間です。

クレーターリムカフェというレストランで夕食を取ります。
外は結構寒かったので、やはり屋内で食事を取れるのはありがたい。

メインメニューは、チーズバーガー・テリヤキチキン、ボンレスリブ（+5ドル）の中から事前に選んでおきます。

サラダとポテトとスープはビュッフェ形式で食べ放題！
スープは置いておいて（おい）アメリカはポテトがやっぱり美味しいですね。
チーズをたっぷりかけて、これだけでおなかいっぱいになる勢いです。

手前がボンレスリブ。
奥のがテリヤキチキンです。

お味は、、うん。それなりです。

食べ放題のソフトクリームは美味しかったデス。

食事が終わったら、ガイドさんの指示に従ってティーリーフのブレスレットを作ります。
これを持ってペレに祈りを捧げに行くそうです。

夜のペレに逢いに来たー！
これを見たかったのです。

ジャガー博物館の前は人混みが激しそう、って事で、ガイドさんが
別の場所に連れてきてくれたんですが、いや、ココ本当に人がおらず街頭もまったくない。
おかげで火口がキレイに見えました！

ティーリーフのお守りを捧げ、ガイドさんがお祈りの歌を歌ってくれ、なんとも言えないおごそかな雰囲気に。
来られて良かった！

夜の火口を見終わった時点でツアー開始から10時間ほど経ってました。
ここから途中、星空観賞を挟んで一気に西側へと帰ります。

盛りだくさんの内容に、車内の皆さんはほとんど無口。
おまけに夜の霧がスゴイ！

10メートル先が見えるか見えないか、という道路状況の中、猛スピードでコナ方面へ引き返すベンツ。

途中、マウナケア州立公園を過ぎたあたりでようやく霧が晴れ、星空を見ることができました。
※この写真ばかりは自分のカメラでは収められないので、waiwai tours さんにいただいた写真からピックアップ。

長旅の疲れが癒されますね。

星空観賞を1時間ほどした後、ワイコロアから再びカイルアコナへ。

結局ホテルに着いたのは23時半ごろ。
日付が変わるか、変わらないかというころでした。

13時間の豪勢なオプショナルツアーでしたが、見所たくさん、歴史もたくさん聞くことができ、大変内容が濃い一日でした。

ファーマーズマーケットで売ってたアップルバナナバターが美味しそうだったので買いました。9ドル也。

ではおやすみなさい。Zzz...

～その5へつづく。
その５：https://4travel.jp/travelogue/11358703/

コートヤード キング カメハメハズ コナ ビーチ ホテル ホテル