2018年4月10日～15日 2泊3日ソウルとはじめての秋田②

2018/04/13 - 2018/04/15

昨年取った特典航空券ソウル→女満別→大阪→ソウルの最後の区間に、ソウル→大阪→秋田→大阪→ソウルの特典航空券を新たに発券しました。それらを使って今回はソウル往復と秋田往復をそれぞれ2泊3日で楽しんできました。


4月10日（火）　OZ111 大阪（関西）10：50→ソウル（仁川）12：40
4月12日 (木）　OZ174 ソウル（仁川）14：20→札幌（新千歳）17：00
　　　　　　　 NH578 札幌（千歳）18：30→大阪（神戸）20：25

4月13日（金）　NH1653 大阪（伊丹）10：50→秋田12：20　　　　　　　　
4月15日（日）　NH1656　秋田18：00→大阪（伊丹）19：40

15,000マイル＋￥6,870-

韓国では、?1,000≒￥100-で計算。

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

昨日ソウルから帰ってきて自宅で寝たあと、10：50の便で秋田に向います。

乗客が少ないためか早目の搭乗となり、ゲートでは搭乗が済み次第離陸すとの案内をしてました。私が最後くらいになっていたので、あわてて搭乗します。

ブリッジの階段を降りたら飛行機が見えてました。バスには乗りません。

雨の日は別として、沖止めのいいところは窓ガラスを通さずに飛行機を写せることです。ボンバルディアDHC8-Q400。

座席は2Dに変更してもらいました。少し足元が広いです。

小型のプロペラ機は色んな意味で評判があまりよくないみたいですが、私はプロペラ機の羽の音と振動が好きです。

離陸の瞬間だけはやっぱり少しだけ怖いですが。

自宅周辺の上空を飛行中。

ジェット機と比べて高度が低いので雪山の景色がきれいに見えました。

これは立山連峰？

機内で自分の座席や窓の外の景色を写したり、これから行く秋田のガイドブックを必死に読んでいると、CAさんから声をかけられて飴の袋をいただきました。

少しだけお話したら、降機するときに今度はメモと一緒にビニールの飛行機をいただきました。

これって子どもに渡すやつだと思いますが、すごくうれしいので部屋に飾りました。

秋田空港からはリムジンバスで秋田駅西口で下車。運賃930円。

寒い！ダウン持ってきて正解でした。

まずは、駅構内の観光案内所で市内地図をもらいます。

駅と商業施設が一体化してるのは何処も同じ。

旅行者としてはこういう所を見ても都会と変わらないので、あまり面白くありません。

できるだけ、地元を感じられるところを探します。

お昼を食べに市民市場にやってきました。

生鮮食品や野菜などを扱っています。地方発送もしていましたが、いかにもおみやげ物屋さん的な市場ではなく、その名のとおり、市民の生活に根づいた市場みたいです。業務スーパーもありました。

市民市場内の「焼焼庵」で食事する予定が、3月いっぱいで閉店の張り紙が貼ってありました。

そこで同じ市場内の「支那そば 伊藤」で中華そば　中　860円を注文しました。私が食べたのはあっさり味のしょうゆラーメンです。

体調が悪くなったので、町歩きはやめてホテルに向います。

クルマは通っているけど、ヒトはほとんど歩いていない。

ダイワロイネットホテル秋田。楽天トラベルで予約。大人二人、朝食無しで6,600円。

3時少し前にチェックインしました。

普通のビジネスホテル。

1階居酒屋があり、朝は朝食会場として使います。

2時間ほど休憩して、だいぶ体調が良くなったのでここから町歩き開始。

せっかく秋田に来てるのに狭いホテルの部屋で寝ているのはもったいない。

先ず、久保田城跡を訪問しました。久保田藩主佐竹氏の居城だそうです。

堀を渡ると県民会館があり、本日は演歌歌手のコンサートで開演時間になると、
70代以上の方がゾロゾロと橋を渡ってこられました。

城跡には2つの高校と図書館もあり、勉強するにはもってこいの環境。

4月21日から千秋公園桜まつりが催されるそうです。

来るのが10日ほど早いみたいで、辺りは閑散としていました。桜が咲いたらきれいだろうなと想像しながら歩くことに。

久保田城は標高40m石垣の無い平山城だそうです。

写真は復元された表門。

神社があったのでとりあえず、お参り。

久保田藩最後の藩主、佐竹義堯公銅像。

復元された御隅櫓。御隅櫓とは見張り場としての役割と武器庫としての役割を持っていて、久保田城には8つの御隅櫓があったそうです。

とっくに閉館時間を過ぎていたので外から見るだけ。

この時間になると秋田駅に続くアーケードには勤め帰りの人や部活を終えた高校生で人通りが増えていました。

ザ・ガーデン自由が丘・SEIBUでお弁当を買って今夜の夕食にしました。

翌日。朝は1階に併設されているコンビニでおにぎりを食べて終わり。秋田駅でレンタカーを借りて角館へ向います。

その前に、昨日の市場ですじこを購入。家で食べるだけなので、一番安い、100g380円のを500ｇ。味に違いがなければ無問題。

明日の夜家に帰るまで持たせたいので、おばちゃんにお願いして発砲スチロールの箱に氷を入れてもらいます。

少量の買い物なのに面倒がらずやってくださいました。あと、別の店で「いぶりがっこ」も購入。

比較的のんびり走って、1時間半もかからずに角館駅に到着。

駅前の観光案内所で地図をもらって駐車場の場所といくつか蕎麦屋を教えてもらいました。

駐車料金は1日500円。

城下町が簡素なたたずまいのまま保存されていて、何かしらホッとしたものを感じます。

まずは松本邸。

茅葺の屋根を維持するのは大変だと思う。

裏へまわってみました。建築されたのが幕末と言うと、1850年から60年くらいでしょうか。

こういう古い、藁や牛糞の匂いがしそうな家を見ると、子どものころよく行ってた田舎を思い出します。（田舎は酪農家だったので牛糞の匂いが懐かしく感じられます）

お昼は観光案内所で教えてもらったうちの一軒に行きました。そば切り長助。手打ちの蕎麦屋です。

ニ八があと1人前とのことだったので、私は十割海老天つきもりそば大盛り1,405円。かみさんはニ八の海老天つきもりそば1,101円。

ニ八は十割に比べて麺が太かったが、そのぶんしっかりとそばの味がしました。そばつゆの辛さもちょうど良く、そばの味を引き立てていました。

あ、テレビの旅番組でよく見る景色。

あれ観ていつか来てみたいと思ってました。桜の時期なら尚良かったかもしませんが、今日は桜が見られない分空いていてゆっくり見られました。

旧石黒家。

案内所は無料で見学できるところを教えてくれるので助かりました。

続いて石黒家。

岩橋家。

角館中級武士の家屋だそうです。

裏庭には井戸も残っていました。

外から屋敷の中を見ることができました。

典型的な中級武士の家の間取りだそう。

河原田家の門構えと。

屋敷の外観。

角館の南側は商人町となっていてこちらは西宮家。どちらも土蔵を改装したみたいで、通りに面した建物はおみやげ物屋さん。その奥がカフェになっていました。

カフェは水出しコーヒーが飲めました。

安藤家は味噌、醤油の製造元。

明治中期に建てられたレンガ造りの蔵座敷は火災に備えて設計されているとか。

蔵座敷の内部は無料で一般公開されています。

古い雛人形が飾ってあり、写真も自由に取れました。

田沢高原温泉郷にやってきました。5時ごろチェックイン。

駒ケ岳グランドホテル。久しぶりの和室！どこでも寝転べるって最高。

部屋の窓から外をみると、まだまだ雪が積もっています。
中居さんに聞くと、10日ほど前にも30cmの積雪があったそう。

外の気温は6℃。

まだまだ冬です。

少しだけホテルの周りを散歩しました。

まわりはひっそりと静まりかえっていてます。

コテージも周りが雪に囲まれて。

雨が降ってきたので、ホテルに戻ります。

ここからは明日いっぱいは雨みたいです。

お風呂にさっぱりしました。露天風呂もありましたが、景色は・・・いまいち。

食事処は個室になっていて気兼ねなく過ごせました。中居さんは話をするのが上手で、面白い人でした。

でも、仕事が終わって10時ごろに麓まで自分で運転して下りるみたいです。私は怖がりなので真っ暗な道を1人で走れませんわ。

値段の割りに品数多い。

次の日も朝から雨。

外は景色が何も見えません。

今日1日の予定が狂ってしまう。

とりあえず気を取り直して朝食会場に向います。

豪華ではないものの、品数を増やそうと努力している様子が伺えます。

1泊2食、税込み二人で23760円＋お酒代。私は大満足でした。旅館代を負担してくれたカミさんにも感謝。

雨だと出かけるの億劫になり、結局チェックアウトぎりぎりの10時まで部屋にいました。

フロントで雨でも過ごせる施設を聞いて「田沢湖クニマス未来館」へ来ました。2017年7月オープンの新しい施設。

絶滅した田沢湖の固有種クニマスに関する施設です。入館料大人ひとり300円。
こういった施設で掲示されているものをあまり読むことはないのですが、他へいっても同じなので、じっくり読んでいると、だんだん興味が湧いてきて職員見つけて、質問したり、館内の映画を見たりと2時間ほど過ごしました。

田沢湖では絶滅したクニマスが移植された山梨県西湖に生息していることがわかったので、この魚をもう一度田沢湖に復活させようというプロジェクトです。

田沢湖ハーブガーデン ハートハーブに立ち寄り、田沢湖駅前のみちのく食事処で昼食。

私は秋田名物稲庭うどん。稲庭ざるとろろうどん880円。

カミさんは「ダムカレー」をいただきました。ソーセージを抜くとダムに見立てたご飯がくずれてカレーが反対側に流れ出るというもの。上手くいきませんでしたが。

食事処すぐのスーパーでお土産の「きりたんぽなべセット」が期限切れ間近で半額だったので、2種類購入。合わせて800円。あと、塩豆大福をひとつ。

することがなくなったので、少し早いですが空港に向います。国道でも、県道でもみんな普通に80キロくらいの速度で走っています。関西人顔負け。

レンタカーを返すときにスタッフの人に聞いたら、「ようやっと雪が解けて走れるようになりましたからね～。」と。ホンマですか？

秋田の空港らしくなまはげの人形が。

次の検査場オープンは17：10です。

保安検査場、ときどき閉まるんですね。知りませんでした。この方が合理的ですね。

ラウンジローヤルスカイ。

カードラウンジにしては珍しく、軽食程度なら持込の飲食可能でした。ここでスーパーで買った塩豆大福を食べました。

時間をもてあまして、屋上の展望デッキへ。JAL機が1機飛び立ちました。これで多分しばらくは飛行機の離発着はないと思い、、建物の中へ入ります。

資料展示室、みんなの広場。

ビジネスクラスのシートが展示されていました。座ってみます。やっぱり本物に座ってみたいという気持ちがフツフツと湧き出てきます。虚しいのですぐに席を立ちました。

ボーイング787のコックピットを模したもの。

シートくらいは787のものでなくとも本物を用意して欲しかった。

ようやく搭乗時刻になりました。

秋田空国では「PBBアダプター」が使われていました。

ボーディングブリッジとDHC8-Q400のあいだに挿入し、橋渡しをする装置で、セットすると幅はせまいものの、ボーディングブリッジを利用するのと同様の感覚で搭乗・降機が可能になります。

車椅子の人や雨が降ったときにはありがたい装置です。

この日は天気が荒れていて昼間はかなりの便が欠航になったとか。私らが乗る便は運行しましたが、振替え客がいたからかほぼ満席だったように思います。

上手い具合に１のA,Bが取れました。

いよいよ離陸です。

東北地方でまだ行ってないのは山形県と福島県。できればあと5,6年のうちに行ってしまいたい。

私たちが乗っている時は大きなゆれもなく、まもなく伊丹空港です。

伊丹に到着。バスに乗り換えます。

ボーディングブリッジがないのは不便ですが、こうやって飛行機を間近に見られるのは楽しいです。

有給休暇には縁がなく、ゴールデンウィークと夏休みは比較的長い休みが取れるものの、それ以外は行事予定とにらめっこしながら休める日を探して旅行してきましたが、しばらくは好きに勝手に旅行しようと思います。

とは言うものの、カミさんの仕事があるので、結局は週末に行くことが多いかもしれませんが。