2016年GW ヘルシンキからおとぎ国タリン旧市街へ

2016/05/04 - 2017/05/08

2日目はヘルシンキからエストニアのタリンに移動　かわいい旧市街を散策
セントレアからフィンエアーでひとっ飛び！ヘルシンキで2泊、タリンで2泊の旅　セントレア10時30分直行便でヘルシンキ･バンター空港へは14時40分。その日は空港内のホテルに1泊。まだ明るかったのでバスに乗って中央駅まで30分。クレジットカードでバスのチケットを買い。2日目はエストニアに移動して2泊した。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェリーターミナルから30分歩いて旧市街に到着した。
とてもかわいい街並みだ。これから今日宿泊するゲストハウス「旅の家(tabinoya)」を探す。コピーしてきた地図だとすぐそこにあるようなので大丈夫、かな？

タリン歴史地区 旧市街・古い町並み

タリンの旧市街は城壁で囲まれていた。

旧市街を歩いていると話に聞いていた中世の井戸の跡　猫井戸にがあった。ここから近いと思う。

猫井戸 建造物

「旅の家(tabinoya)」
宿の看板が目立ちにくく何度もこの辺りを通り過ぎていたのでゲストハウスに気が付いた時はとてもうれしかった。こちらの宿は街歩きには最適な場所で、日本人オーナーが経営しているホステルだ。建物の3、4階に受付や部屋がある。

部屋はとてもシンプル。家のように靴を脱いでスリッパを利用する。
窓の外は通りになっていて活気があった。

キッチン
朝食は8：30から。
パンがモチモチでおいしかった。 コーヒー、紅茶はフリーだった。

ダイニングでは2日目に日本人の方と一緒だった。

ボガポット
ホステルのすぐ近くにあって、王宮の長い足通り（ピック・ヤルク、Pikk Jalg）」の坂を上って行く。雑貨などもあってかわいいお店だ。

エストニアのスープセリヤンカスープをお店の外のデッキで飲んだ。（この日のスープは１種類のみ） 具沢山でパンも付いているのでこれだけで軽い食事になる。壺に入ったスープはボリュームたっぷりでとても体が温まった。

ロシア正教の教会　アレクサンドル ネフスキー聖堂
内部は撮影禁止　椅子がなくて教会内のフレスコ画の鮮やかさに驚いた。おばあさん達が頭にスカーフをしている姿はよくテレビのロシア番組で見かける様子だった。

アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

城壁の上はカフェになっている。

ラエコヤ広場　旧市庁舎
旧市庁舎塔に登って旧市街を眺めることができる。

タリン旧市庁舎 史跡・遺跡

中世をテーマにしたレストラン、オルデ・ハンザで早めの夕食。お店の前で呼び込みしているお姉さんに日本語のメニューあると聞いてみると各国のメニューが用意してあるそうだ。エストニアは美人の国で有名らしいけど彼女はたくましいね。

オルデ ハンザ 地元の料理

窓は小さく蝋燭の灯りだけの薄暗い店内に中世のコスプレをした男性や女性の店員さんがいて、注文を聞いたり中世の楽器の様な物で演奏していた。席はほとんど満席状態。

蜂蜜黒ビールと野菜の盛り合わせを頼んだ。ビールはほどよい甘さでとても美味しい。この陶器のビールジョッキも素朴な作りだ。料理は時間がかかったけど店内が興味深くて退屈しなかった。

こちらはレシート

有名なトイレのやかん。お手洗いまで中世のイメージ。
左のやかんを斜めにして水を出す。中世では本当にそうだったのかな！

旧市街には馬車が似合う。

タリン最古の時計のある聖霊教会の大時計
1684年製でタリン初の公共の時計。

聖霊教会 寺院・教会

ゲストハウスのオーナーから今夜聖霊教会でコンサートがあると聞いて行ってみることにした。教会に寄付をすることで入場料は要らなかった。パイプオルガンのコンサートは厳かな雰囲気。

聖ニコラス教会
「死のダンス」（ベルント・ノット作）で有名な教会
4世紀中盤にヨーロッパ全土で大流行したペスト（黒死病）や戦乱で恐怖にとりつかれた人々が狂乱状態になり、倒れるまで踊り続けた様子が表現してある。ぜひ見たかったけどちょうどタリンに滞在している時は休館で見ることが出来なかった。

聖ニコラス教会 寺院・教会

教会の前の広場にはベンチがあって街歩きの時は休憩に便利。

小高い丘になっているのは支配者や貴族たちの居住していた山の手のトームペア。トームペアの丘の大聖堂

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

トームペアの展望台
８時になってもまだ明るい。とてもきれいな夕焼けだった。

丘を降りてラエコヤ広場まで戻って来た。広場の周りのカフェは賑わっている。

2日目はふとっちょマルガレータを探してここから街の散策スタート。
こちらの塔は今はエストニアの海事に関する博物館になってるらしい。　昔は大砲塔だったそう。監獄のお世話おばさんが太った「マルガレータ」さんだったことからこの名前が付いたそう。

エストニア海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

スールランナ門
ふとっちょマルガレータの隣、ふとっちょと同時に造られた。
タリンの小紋章が飾られている。。

城壁の側を歩いいると有料で城壁の上に登ることができるようになっていた。

スール ランナ門 史跡・遺跡

上には誰もいなくて心細くなった。城壁からは隣の学校を見ることが出来た。

聖オレフ教会
有料の教会の塔に登ってタリンの旧市街から新市街を見る。

聖オラフ教会 寺院・教会

教会内は入場無料で意外とシンプルな造り。

教会の塔高さは124ｍ　階段は石造りで急な丸階段すれ違うのも狭くて大変だ。

お天気もよく素晴らしい景色。ヘルシンキから来たフェリー乗り場も見える。
そういえばヘルシンキから到着した時に港からこの塔を目標に旧市街まで歩いて来たことを思い出した。

マイアスモック（Maiasmokk）
タリン最古の老舗カフェでお茶にすることにした。窓辺には金色の観覧車が目立つ。

マイアスモック カフェ

店内は木製の落ち着いた内装にゴールドの天井模様が華やかで、ヨーロッパのカフェ。

紅茶を注文したつもりがグリーンティー、お菓子はエクレア。

カタリーナ・ギルド（Katarina Gild）職人たちの中庭へ　工芸品や若手デザイナーの作品を販売するお店がある。お土産にフェルトでできたブローチを2ヶ買った。

カタリーナ通り

聖カタリーナ通り 散歩・街歩き

タリン旧市街で最も中世らしさを感じられる石畳の小径。昔は側に聖カタリナ教会があったのでこの名前になったそうだ。滞在中何度もここを通った。

セーターの壁
露店で、手作りの手袋やマフラー靴下などのニット製品やリネンのマットなどを売っている。

セーターの壁 専門店

ドミニコ修道院の庭を探してウロウロ。
ここかな？中世の趣がある。地下への入り口があって中はギャラリーになって
た。

ギャラリーの芸術家？

2日目の夜
なかなか夜が更けないので、オーナーに何時頃まで外出できるか聞いてみたら、10時でも子供外で遊んでいるらしい。それを聞いて丘の上から夜景を見ようと出かけた。

乙女の塔 建造物

アレクサンドル ネフスキー聖堂のライトアップ

こちらの展望台からは旧市街が一望できる。すぐ下にはゲストハウスの屋根が見えた。

３日目の朝
旧市街のパン屋でパンとコーヒーを買って昨日来た展望台にまた来てみた。パンを食べていると海が近いのでカモメやハトが側にやって来た。ちょっと怖くなったので退散。トームペア城に。

トームペア城

トームペア城 城・宮殿

城壁の外側は緑の公園になっている。城壁の外の道に沿って街を一周してみた。

旧市街を後にして午後からのフェリーでヘルシンキに帰る。
ランチは船内のレストラン。

シュリンプのオープンサンドとオレンジジュース

ヘルシンキについてカモメ食堂へ
トラムを乗り継いでカモメ食堂に行ってみたら改装中でお休みだった。残念！
気を取り直してカフェ・ウルスラに行くことにした。停留所を降りて緑がいっぱいの公園を海側に歩いた。白いテントが見えた。

ラヴィントラ かもめ 和食

海岸に近いテラス席で白ワインとオープンサンドを食べた。素晴らし景色の中で映画のシーンを見ているようで感激。

カフェ ウルスラ カフェ

テンペリアウキオ教会
今日の午後は帰国の日　有名な岩の教会に行った。教会内ではオルガンの美しい音色が響いていた。その後はハカニエミのオールドマーケットのお店でスープを飲んでバスで空港まで行った。ヘルシンキでは日本人の若い女の子の一人旅をたくさんの見かけた。安全でどんな買い物でもカード支払いできてよかった！セントレアから直行便があるので旅行しやすいね。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会