2018/04/10 - 2018/04/10
81位(同エリア1256件中)
よーべんさん
なんだか今月も島に行きたくなったので、今度は東北の離島へ。
東京から日帰りで、宮城県は松島湾に浮かぶ浦戸諸島の桂島(かつらしま)、野々島(ののしま)、寒風沢島(さぶさわじま)、朴島(ほうじま)をめぐってきました。
これと言って目立つ観光名所はありませんが、どの島もとっても長閑で癒されました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
東京から4時間ぐらい、9時頃に浦戸への船が出てる塩釜のマリンゲート塩釜に到着。
ぴーかんで島旅日和♪
駐車場は目の前に何箇所かあったのでそちらを利用。1時間100円。
帰りにここで買い物したら2時間分無料になりました。マリンゲート塩釜 名所・史跡
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常磐道で来たので浪江付近でもそうだったけど、こういうのを見ると胸が痛くなる。
松島やこの辺は、これから行く浦戸諸島が防波堤代わりになり被害が少なかったんだとか。 -
ここは浦戸諸島へ行く船の他に松島のクルーズ船も出てて、浦戸へはこの券売機で。
どの島から攻めようか決めてなかったけど、とりあえず一番近くの桂島から順に奥に攻めてみることに。
桂島へは片道500円。良心的。 -
時刻表。
ネットの方が見やすい。
http://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/kisen/jikoku-ryokin.html
9:30塩釜発で、14:00朴島発で帰りました。 -
これからの航路。
マリンゲート塩釜→桂島→野々島→石浜(桂島)→寒風沢島→朴島の順で、帰りは逆ルート。
たくさん島があるけど、人が住んでるのはこの4島のみ。
定期船は上の写真の通り一日6~8本なんだけど、なんと石浜(桂島)⇔野々島、野々島⇔寒風沢島、野々島⇔朴島、寒風沢島⇔朴島は無料の渡し船があります。
結局定期船に乗ったのは行きと帰りのみで、他はフル活用させていただきました。 -
券売機横にこんなマップがあるのでいただく。
定期船の時刻表や渡し船の携帯番号も書いてあったので助かりました。 -
やっぱ船サイコー!
平日のせいか護岸工事などの工事関係者が多く、観光客は自分含めて数名でした。 -
20分ちょいで桂島に到着。
ど快晴&ベタ凪だったので全然揺れませんでした。
ていうかこの辺は松島湾なので基本波はあまり高くなさそう。 -
港にあったマップ。
人口約400人で、浦戸諸島の有人島4島の中では一番人口が多い。
今は右上の桂島漁港で、次行く野々島へは左下にある石浜集落の桟橋から。 -
先月の島旅に続き、今回もこういう漁村の風景にたまらなく癒される。
桂島 自然・景勝地
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貴重な商店。
野々島と寒風沢島にもあるらしいけど、ここしか見かけなかった。
もちろんコンビニなんてありません。自販機でさえ貴重。食事処も見かけなかった。
自分は塩釜のコンビニで昼メシ買って持っていきました。 -
こないだ猫島行った影響か、猫を見つけると嬉しくなる。
このちょっと右の石巻にある田代島が宮城の猫島で有名。 -
桂島海水浴場へ。
潮風を浴びながらまったりしたいけど、桂島海水浴場 ビーチ
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護岸工事中なので諦めました。
平日だからかもなので、週末はまったりできるのかも。 -
もう7年経つけど、この辺はまだまだ爪痕が残ってて考えさせられる。
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それとは裏腹に可憐な花が生き生きと。
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春だなー
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井戸端会議中のおばちゃんらがちょいちょいいて、みんなと挨拶しながら。
これから行く島の人たちもみんな挨拶してくれたりお話ができて、とってもウェルカムな感じだった。 -
ほのぼのしてて、ほーんと気持ちいい。
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鬼ヶ浜へ。
向こうにうっすら蔵王連峰が見えた。
今日は晴れてるけどかなり霞んでる。これもまた春っぽい。 -
海の家もあるし、夏はいい感じなんだろうなー
この浜がこの旅で一番気に入りました。 -
この先の島々でもよく見かけた洞(ボラ)と呼ばれる洞窟。
戦時中は防空壕として使われ、今は漁具や野菜の倉庫になってるらしい。 -
こういった復興の記録的な写真がどの島にもあった。
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浦戸唯一の郵便局。
唯一のATMもこの中にあるらしい。 -
ぶらぶらしてたら石浜集落へ。
到着した桂島漁港からは一時間かからないぐらい。
ここの桟橋で無料渡船の番号に電話したら -
5分ぐらいでやってきた。
一人なので申し訳なくペコペコしてしまったけど、船頭さんはこれが仕事なんだろうね。
橋を架ける案もあったらしいけど、採算取れないのかも。 -
わずかでしたが、桂島さよーならー
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たった5分かからないぐらいで野々島に到着し、船頭さんはチャリでどこか消えていきました。
道も教えてくれて、すごく感じのいい人だった。 -
港前はこんな感じ。
仮設住宅?みたいなのがたくさん。
こちらの人口は約140人で、浦戸唯一の学校と診療所があるんだって。 -
こちらもしゃかりき工事中。
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熊野神社でお参りして
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近くのこの島で一番の観光名所である椿のトンネルへ。
浦戸ではバッチリ満開な椿をたくさん見かけたけど、運悪くこのトンネルの椿は終わってた。。 -
その先にあったのが、これも名所の夜泣き地蔵&六地蔵。
夜泣き地蔵はその名の通り夜泣きが治ると言われ、この辺の人たちはみんなお願いするらしい。
この後の島もだけど、名所は地蔵さんが多かった。 -
こういう離島の日常的な風景が最高に好み。
野々島 自然・景勝地
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これが見事に満開な椿!
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色々な島行ってわかってきたけど、本州の離島は椿多い。
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宇内浜という海岸へ。
松島っぽい景観な浜。 -
ブランコがあったので
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一人童心にかえってみる。
ブランコ見るとすぐに乗りたくなる症候群なので(笑)
この浜もすごく居心地良かった。 -
てくてく歩いてたらもう野々島終わり。
浦戸小中学校下にあるあの桟橋から向こうの寒風沢島へ。
100m無いらしい。 -
こちらはちょうど船頭さんが待機してて、『乗ってく?』的な感じですぐに乗れました。
そしてすぐに野々島に帰っていきました。
なんかいい。このシステム。 -
静寂に包まれた港。
こちら寒風沢島の人口は約230人で、浦戸諸島最大の島。
なんと江戸時代に日本人として初めて世界一周をした津太夫という人物の出身地なんだって。
そして、昔はこの島には船乗りを相手にした遊郭がたくさんあったらしい。 -
港前には2軒民宿がありました。
自販機も2個ぐらいあったかな。 -
ナイスな表札。
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こちらの島もこの六地蔵が有名らしい。
帰ってきてから知ったので行かなかったけど、他にも昔の遊女が客を放したくない為に荒天を祈った『しばり地蔵』が名所になってる。 -
それと、この道も一応『田園地帯』という観光名所らしい。内地だったらただの田舎道だけど。。
良く言えば小浜島のシュガーロードみたい。
あそこのおっちゃんとちょっと話して色々教えてくれた。寒風沢島 自然・景勝地
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いーねー
こういう田舎らしい風景も好きだ。
wikiによると、自給自足で生活してる人もいるらしい。 -
この島一番有名なビーチである前浜に来てみるも、
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ここもガッツリ囲まれていて浜には入れなかった。
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砲台跡という名所。
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からのビュー。
曇ってきちゃった。 -
桂島もだったけど、遊歩道は6月29日まで整備のため通行禁止でした。
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てくてく一周し、渡し船を呼び最後の朴島へ。
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この寒風沢島~朴島はこういった風景で、
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船頭さんに聞いたら全部種牡蠣なんだって。
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ちょっと離れてたけど10分かからないぐらいでとうちゃーく。
港の前はこんな感じ。
さすが浦戸諸島最奥&最少の島。一番ひっそりしてる。人口は約30人ぐらいだとか。
浦戸に観光来る人はほとんど今まで行った3島ばかりで、ここは少々マニアック。(そもそも浦戸諸島がマニアックだけど)
でも、実はこの島が一番行きたかった。
最近人口が少なければ少ない程萌えるんです。(なぜか無人島には萌えない) -
種牡蠣用のホタテの貝殻がたくさん。
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一応こんなトイレはありました。
自販機は1個あったかなー・・・ 忘れました。
もち商店などはありません。 -
この島唯一の観光名所はこの菜の花畑。
時期が早かったので全然だけど、もうちょっと経てば満開で、その時期だけは観光客で賑わうらしい。朴島 自然・景勝地
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でも、近くで農作業してたおばちゃんが言ってたけど、今年は温度の関係か花が小さいんだって。
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その奥の梅の花がいい感じ。
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去年の今頃も佐久島でこんな風景見てたな。
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ほんとなーんも無いけど、極上の島風景がある。
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集落内はこんな感じで
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全然観光向きではないかな。
だが、それがいい。
こういう日常風景が見たかったので。 -
住宅系は復興済っぽく、キレイな建物が多かった。
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どんどん船の待合所が小さくなってくのがおもしろかった。
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30分ぐらいで見終えてしまったので、港でボケーっと。
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彼らと一緒に船を待つ。
餌狙いなのか、なんか人懐っこい感じがした。 -
結局、浦戸諸島のイメージはこんな感じになった。
まだまだ完全復興は時間がかかるのかな。 -
14時発の船がやってきた。
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行きは無かったけど帰りはデッキがあったのでもちろんこちらで。
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朴島さよーならー
おそらく今日来た観光客は自分一人のみでした。 -
ローカルな島旅だったなー
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松島な景観を堪能し、
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マリンゲート塩釜で海鮮ちらしをペロリし帰宅。
今年はまだまだ離島をたくさん攻めたいと思います。廻鮮寿司塩釜港 マリンゲート店 グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ちちぼーさん 2018/04/19 21:01:45
- こんな島旅もあるんですね
- よーべんさん、こんにちは。
島旅というと青い海のあるリゾートのイメージ。
よーべんさんだとよけいにそんな風に感じてしまいますが、
目立つ観光もないのんびりしたところもいいですね。
そして、行ってみなければ感じることのできない
そこが被災地だということ。
そしてここまで行っちゃうよーべんさんのパワフルなことに驚きます。
ちちぼー
- よーべんさん からの返信 2018/04/20 17:37:33
- Re: こんな島旅もあるんですね
- ちちぼーさん、こんにちは!
島旅。やはり南の島のイメージになってしまいますね。
自分も前はそう思ってましたが、最近色々な島に行くうちにもっと素朴な島も見てみたいなーと思うようになりました。
特に今回は今までに無い素朴極まりない島で、こういうメジャーではない島でこその風景や空気が味わえとても満足してます。
被災地の現状には胸が痛みましたが、こうやって色々な皆様に知ってもらう事ができましたし、行ってみて本当に良かったと思ってます。
まだまだパワフル全開で島に山に攻め続けます!!
よーべん
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- 琉球熱さん 2018/04/17 19:31:23
- だよね~
- 無人島ではなく有人島
なぜなら、そこに“生活”があるから・・・
そこに暮らしている人の苦労は、旅行者にはわからないけれど、生活感があるからこそ癒される景色と風景があることは確かだね~
復興はまだ道半ば、まして中心地ではなく離島となればなおさらか
足を運んで現地に金を落とす、これも立派な支援じゃなかろうか
よーべんさんの柄にもない旅行記を読んだおかげで、柄にもないこと考えちゃったよ(笑)
----------琉球熱----------
- よーべんさん からの返信 2018/04/18 15:43:24
- ですよね!
- ほんとそうですよね。
島民の生活が垣間見れる日常の風景こそが島旅の魅力ですね。
今回は行くまでそこまで構えてなかったのですが、行ってみるとまだまだ工事ばかりで・・・
こっちに住んでると全然情報が入ってこないので忘れがちですが、現地はまだまだ復興途中で色々と考えさせられました。
恥ずかしながらこの辺の訪問はちょっと敬遠しがちでしたが、考え直すいい機会になりました。
行って良かったなーと思います。
あーー、そろそろ沖縄行きたいっす。
よーべん
-
- eahawkさん 2018/04/14 20:28:05
- 待ってました、島旅!!
- よーべんさん!!
今回も貴重な島旅、楽しませていただきました!!!
まだまだ、日本にはいろいろなところがありますね♪
無料の渡し船があるのには驚きました!!!
この雰囲気、自分も好物です(笑)
eahawk
- よーべんさん からの返信 2018/04/15 14:02:40
- RE: 待ってました、島旅!!
- eahawkさん、いつもどーもです!
今回はかなりマニアックな島旅でしたが、ほーんとのんびりした感じで良かったです。
無料の渡し船、なんだか楽しいですよね。
こういうローカルな離島にもっと行きたくなってしまったので、今後も攻め続けますよー
次回は南に行こうと思ってますのでどうぞお楽しみに〜♪
よーべん
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