2018/04/05 - 2018/04/09
153位(同エリア630件中)
万歩さん
「慶州で花見を」という友人の誘いで韓国旅行へ。
友人とその仲間は一泊二日の強行軍。折角の旅行なので私は4泊5日で、途中で合流することに。
既に花は終わっていたが、ブラブラと慶州と釜山の名所を回ってきました。(写真は良洞民俗村)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エアプサン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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4月5日(1日目)
関空発エアプサン123便(11:00発)で釜山・金海国際空港(12:30着)へ。
空港からバスで慶州に。写真はバスのチィケット売り場(奥)と慶州行のバス停。 -
空港発13:30のバスに乗車。料金は9,000ウォンで座席は指定席。
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ホテル(ゲストハウス)にチェックイン後、バスで国立慶州博物館(写真)に。
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まずは新羅歴史館へ。
金冠 -
土偶付長頸壺
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天馬塚から出土された金冠と金ベルト。
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新羅時代、仏教を広めようとして、土俗信仰を信じる地方貴族に対抗した罪で処刑された王族・異次頓の殉教碑。
「仏教が広く受け入れられた事を示す遺物」との解説。 -
新羅美術館へ。
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館内の様子
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薬師仏
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月池館へ。
隣に位置する東宮のジオラマや東宮からの出土品が展示されている。 -
新羅歴史館、新羅美術館、月池館と回ったところで、雨に。
多宝塔。解説によれば、慶州・仏国寺の大雄殿前の多宝塔の複製品。 -
聖徳大王神鐘。
「美しい形態と文様、細部に至る精巧な作りで、すべてにおいて韓国最高の鐘と呼ぶにふさわしい」との解説。 -
雁鴨池(王宮付属の庭園)へ。
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雁鴨池の周りは遊歩道が整備されている。
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曲水渠?
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雁鴨池のあとは月城へ。ここも遊歩道が整備されている。
写真は石氷庫。月城の中に作られた「氷室」。 -
夕食はトリップアドバイザーの慶州で1位にランクされている淑英食堂で。
まずはチヂミでビールを、その後ビビンバをと思っていたが、大きなチヂミでこれだけでお腹が一杯に。
一人旅では食事の際、料理の品数が限られることが難点。 -
4月6日(2日目)
バスで良洞民俗村へ。昨夕からの雨が続き、肌寒い日。
写真は市外バスのバス停。高速バスターミナルの北側にある。 -
慶州の高速バスターミナル横にある観光案内所で頂いた、良洞民俗村行のバス(203番)の時刻表。
赤は市外バスターミナル発、緑は良洞民俗村着、青は良洞民俗村発、バスターミナル行(※12:00の次の網掛けは13:40、15:00)
9:15発に乗る予定で9時にバス停に行き、バスを待ったが時間を過ぎてもバスは来なかった。おまけに運行掲示板には9:15発の表示は途中で消え、次便の10:30発の表示が出た。
運休かと思い、タクシーで中国人のカップルと割り勘で行こうとしたところ、バスが15分遅れで来た。
運行掲示板は参考程度に、また15分から20分程度の遅れはあると思っていたほうが良い。バス料金は1,300ウォンで慶州市内のバス料金(1,700ウォン)よりも安い。 -
バス停から民俗村会館(無料)に通じる道。この先にチケット販売所がある。
会館には主要な屋敷の説明と模型や資料が展示、また映像が流されており民俗村をより深く理解できる。 -
ガイドの詰め所。ここに日本語ガイドさんが待機している。
ガイドをお願いすると、全体を見渡せる場所で良洞民俗村の概要を20分程説明してくれた。 -
ガイドさんの説明によると、高台にある瓦葺の屋敷が両班の家、庶民は藁葺。藁の葺き替えは毎年行われ、現在400人ほどの人々がここで暮らしているという。
また主な両班宅の氏素性や、屋敷の造りも解説してくれた。
「この村は上流層のヤンバン(両班)が代々住み着いた両班村として、朝鮮時代の伝統の家屋が150件あまり保存されている」(パンフレットより) -
ガイドさんの勧めで、まずは川上に向かって歩き、一番北にある書百堂から見学。
「この家屋は月城孫氏の宗家で、孫昭が建てた。<略>また孫昭の外孫で東方五賢の一人として称えられる李彦迪がうまれたところでもある。このように有名な人物が次々と生まれたが、風水地理家が、雪蒼山の地気が凝縮したこの家には、三人の優れた人物が生まれると予言したことがあるという。今も人々は第三番目の人物の誕生を待っているといわれている」(パンフレットより) -
書百堂の中庭にある樹齢500年を超すイブキの樹。
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民俗村会館に展示されている書百堂の模型。(以下同じ)
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無添堂
「朝鮮時代中期の性理学者晦斎李彦迪先生の宗家別堂である。<略>李彦迪先生が晩年を送ったところだけあって、その別堂の機能を重要視した簡素で洗練された建物である」(パンフレットより) -
無添堂の模型。
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心水亭。中では茶会の用意がされていた。
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心水亭から眺めた良洞村。
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香檀
「朝鮮時代中期の性理学者晦斎李彦迪先生が慶尚監司を務めていたとき、彼の母の看病ができるよう、王の中宋が配慮して建てた家である。<略>上流層の住宅の格式をととのえている」(パンフレットより) -
観稼亭
「朝鮮時代の成宋のとき、大臣であった愚斎孫仲●が分家をして暮らしたあずま屋である。<略>景観がもっとも美しい立地条件を利用して、あずま屋の機能を生かした居間は優れた住宅建築として評価されている」(パンフレットより) -
観稼亭の模型。
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良洞民俗村のバス停。13:40発で慶州に戻る。
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慶州に戻り、雨が止み日も差してきたことから、徒歩で五陵へ。
入り口は敷地の南側。写真は全体図の案内看板。 -
五つの古墳。
「新羅初期の王陵で、新羅の始祖の赫居世王と王妃の閼英夫人、第2代王の・南解王、第3代の儒理王、第5代の婆娑王などの墳墓だと伝えられている」(パンフレットより) -
崇徳殿。解説では新羅の始祖・赫居世王を祭る建物。
1735年に再建されたもので、敷地の内側に永宗門と粛敬門がある。内部に入ることは出来ない。 -
五陵の土塀沿いの桜の並木道を歩き、慶州校洞崔氏古宅へ。
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右奥には復元工事中の月浄橋。
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校村韓屋村
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崔富者宅
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韓屋村の風景
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慶州郷校
「郷校は儒学者を祭り、地方の人々の儒学教育と啓発をするために国が建てた国家教育機関」(パンフレットより) -
雉林碑閣
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瞻星台
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大陵苑
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天馬塚は再整備の工事中で、現在は非公開。
説明看板では2018年6月30日まで工事。
ここが非公開の為、大陵苑の入場料は現在は免除に。 -
再整備後の鳥観図(説明看板より)
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再整備後の鳥観図(説明看板より)
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昨日から気になっていた建造物に。
行ってみると、見学自由の発掘調査中の古墳(チョクセム遺跡発掘館)であった。 -
上からぐるりと、発掘調査を直接見学できる。
また日本語のパンフレットも備えてある。
資料によると、慶州市内には主要な古墳が155基もあるという。 -
夕食は中央市場脇のアーケード下の屋台で。
居酒屋感覚で地元の人たち利用。 -
20を超える屋台が並ぶ。日本語のメニューを出している屋台もある。
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4月7日(3日目)
ゲストハウスをチェックアウトし、駅の途中にある中央市場と城東市場に。
写真は朝の中央市場の中。開店している店は少ない。 -
中央市場の場外は、出店が並ぶ。
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中央市場。
この日は「慶州さくらマラソン&ウォーク」が開催されるため、交通整理の警察官が朝早くから出動していた。 -
慶州駅近くの城東市場。ここも開店準備中。
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場外は営業中。
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慶州駅
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釜山・釜田行の切符。自由席で5,600ウォン。
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乗車するムグンファ号。
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釜田駅近くになると、座席は満席になり立ち客も。
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定刻に釜山・釜田駅に到着。
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釜田駅前の釜田市場。
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まめ屋さんで。
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釜田・地下鉄駅で「一日券(5,000ウォン)」を買い、地下鉄で釜山近代歴史館(写真)へ。
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館内の様子。
「2階の展示室は「釜山の近代開港」、「日本による釜山収奪」、「近代都市・釜山」の3つのテーマで構成され、3階の展示室は「東洋拓殖株式会社」、「近現代の韓米関係」などで構成されており、帝国主義勢力による侵奪像について詳しく紹介しています」(パンフレットより) -
日本による植民地時代の商店街を再現。
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日本語ガイド(ボランティア)の朴漢基さん(掲載はご本人の了解済み)
百済、高麗時代から、現代に至るまでの日本との繋がり、関係を説明して頂いた。 -
朝鮮通信使歴史館
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館内の様子。
「1607年から1811年まで12回にわたって日本に派遣された通信使について、誰にでも面白く理解できるように作られた歴史教育の現場」とパンフレットにはあるが、「時間があればどうぞ」という感じ。
とは言え、当時、釜山から10時間で対馬に渡来出来ていた事をここで知り、その近さを再認識させられた。 -
この一帯は子城台公園。焼失した永嘉台が復元されている。
「城跡は1593年の壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時、日本軍が駐屯するため毛利輝元が釜山鎮の支城として築造した日本式である」(案内板より) -
建春門
ここから上り鎮南台へ。 -
鎮南台
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釜山博物館
「先史時代から現代に至る釜山の歴史と文化が見られる貴重な資料が展示・収蔵されている」(パンフレットより)
慶州の国立慶州博物館と並び、見どころの多い博物館。 -
館内の様子。
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三国時代の古墳から出土された金洞冠。
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釜山古地図
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倭館図
「中世から近世にかけて、李氏朝鮮(朝鮮王朝)時代に朝鮮半島南部に設定された日本人居留地のことである。江戸時代には対馬府中藩が朝鮮との外交、通商を行った」(Wikipediaより) -
東莱府使節倭史図
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「陸軍少年兵召募」のポスター。
「試験 学科試験ハ行ハズ、年齢 満十四才~十八才」とある。 -
大韓独立宣言書
釜山博物館の見学後、ブラブラと街歩き。
地下鉄で海雲台のホテルへ。 -
4月8日(4日目)
海雲台、朝の散歩で。 -
海雲台はビーチリゾートとして有名だが、漁船が係留されーー。
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路上では魚屋さんがーーー。
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建設中の高層マンション。
謳い文句は「Bay Life Bay City BEYOND LUXURY」 -
完成予想図。高さは411m。
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金海国際空港で友人一行を出迎えた後、ガイドさんと共にマイクロバスで慶州へ。
大陵苑一帯を散策後、道路沿いの桜並木を観ながら石窟庵へ。 -
石窟庵は撮影禁止。
ガイドさんが案内板で構造を説明。 -
石窟庵の平面図。
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石窟庵から仏国寺へ。
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多宝塔
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寺院では釈迦の誕生日(花祭り)を祝す提灯の飾られていた。
ガイドさんの説明では、韓国は仏教徒とキリスト教徒が多く、釈迦の誕生日の4月8日と12月25日は休日。
釈迦の誕生日は旧暦で祝うため毎年休日の日付は変わり、今年は5月22日との事。 -
夕食は焼肉。
友人が持参した免税ウィスキーで乾杯。 -
4月9日(5日目)
友人たちと別れ、再び個人旅行に。
地下鉄で梵魚寺駅まで行き、バスで梵魚寺へ。料金は1,200ウォン。
写真は梵魚寺行のバス停。 -
バス停に掲示してある梵魚寺行バス(90番)の時刻表。
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参道の手前にある、梵魚寺のバス停。
折り返し地下鉄・梵魚寺駅行のバスになる。
ハイキングを兼ねてここまで歩い来る人達も多い。 -
梵魚寺へ。
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一柱寺
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大雄殿
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お堂は信者たちで一杯で、外でも熱心な信者が読経をあげていた。
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梵魚寺は金井山の中腹に位置している。
空気も澄み、景色も良く気持ちのいい境内。 -
桜も満開。
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梵魚寺から釜山タワーのある龍頭山公園へ。
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龍頭山公園からの眺め。
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チャガルチ市場に。
市場棟はお昼過ぎの為か、市場の活気はあまり感じられなかった。 -
チャガルチ市場の場外。
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チャガルチ市場棟の前で。
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地下鉄・沙上駅から金海軽電鉄(写真)で金海国際空港へ。
16:30発エアプサン122便で帰国。
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この旅行記へのコメント (1)
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- mom Kさん 2018/05/29 09:48:30
- 来年も
- 交通の乗り継ぎの詳細にお写真。そういうところもあったなんて。と思う処しきり。
ありがとうございました。お豆やさんのお写真、私も撮ってしまいました。
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