2018/03/24 - 2018/03/24
1267位(同エリア7381件中)
葉音さん
前回2月の3連休、実はマレーシアとベトナムで迷い、結局前者を選択。
……ベトナム行きたいなああ。行ってしまうか。
飛行機も考えて、観光のリミットはせいぜい2日間。普通ならホーチミンで1日→クチトンネルなど郊外で1日、でしょうが、もっとあちこち行きたい!最低1日は別の地域に行きたい!
「クチトンネルツアーって半日か……。じゃあ早朝にホーチミンに着けば、残りの半日でほぼ街歩きできるのでは?」
相変わらず鬼のようなことを思いつく自分。
定番のベトナム観光、でも超イレギュラー日程の弾丸旅行。この日本に住む、忙しい皆々様の参考になれば……。
3/24(土) 羽田発JAL(1:30)→SGN着(5:50)→ホーチミン市内→クチトンネル→ホーチミン市内→SGN[1]
3/25(日) SGN発ベトジェット→ダナン空港着→ダナン市内→ミーソン聖域→ホイアン→ダナン空港→SGN[2][3]
3/26(月) SGN発JAL(8:10)→成田着(16:00)[3]
[1]https://4travel.jp/travelogue/11346768
[2]https://4travel.jp/travelogue/11347231
[3]https://4travel.jp/travelogue/11348634
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5:50ホーチミン・タンソンニャット空港に到着。
今回の旅は「ホーチミン1日(街歩き半日・クチトンネル半日)」+「飛行機で別都市日帰り」というめちゃくちゃな日程なので、空港近辺が拠点となります。
今回、市内へは49番バスを予定。観光客向けで40kドンと高めです。
ロッカーに預ける前にバスを調べるか、とチケットカウンターに行ったら、タクシーの客引きに遭遇。
UberUber 言うのでNoアプリ!と言ったが、問題ないとおっちゃん。20kドンだしどうしよう、いっそ引っかかってみるか、と駐車場に止めていた普通の車へ。
かなりフレンドリーなのでまあ多少のぼったくりがあっても許そう、と思った矢先、突然金を請求。??となったが空港税か駐車代。1と言うので1kとか10kを見せても違う!と。
訳がわからないし怖いので、怒りながらソーリー!とお辞儀する謎行為で脱出w
※ちなみに平日の疲れでこの旅の思考力は自己最低レベルです…w
危ない橋は渡らない。
今度こそ空港のロッカールームに荷物を預け(他人の荷物普通に盗れそうだが大丈夫か…?)、
49とチケットカウンターに言ったのになぜかそこにいた109番バスを指さされ(まあ20kドン安いので良かったんですが…?)
さらにバスは乗務員に次降りてねーと手招きされ、完全に停車しないうちに歩道へ(まあ合理的だけど…?)
いきなり分かりました。
この街、今までの旅行の常識通じねえ。
まあそんなこんなで最初の目的地、サイゴン大教会へ。
ここでもバイクのおじいちゃんと握手して客引きっぽいこと言われ、なんなんだこの街…!
教会はさすがに良かったです。
朝焼けに映える美しい姿、とローカルな人々。 -
そのまま正面の「中央郵便局」へ。
あまり馴染みないフレンチ・コロニアルですが、いい色合いですね。朝日も効果的。 -
既に開館済みだったので、中も覗いてみました。
奥にはホーチミンの写真が!
世界各地の時間を示す時計があったり、アーチ状の造りだったりで、なんだかヨーロッパの駅みたいでした。 -
普通なら、ここから統一会堂に行くコースを取ると思いますが、早すぎてまだ開いていません。それは折り込み済み、今のうちに西側へ。
ついでに、サイゴン大教会の後ろ姿が非常に良かったので一枚。
日頃の疲れも浄化されそうです。 -
タンディン教会。
この日のハイライトの一つです。
先ほどの郵便局から徒歩10~15分。最近観光客が増えているそうですが、手持ちのガイドブックになかったので、危うく見逃す所でした。
知ったのも、日本を出る直前の空港で「サイゴン大教会みたいな立派な教会があるくらいなら、他にも良い教会があるのでは?」と思い調べた結果。良いなんてものじゃなかった、わざわざ歩いて大正解。 -
…この夥しい数のバイクがなければ。
…通勤ラッシュ?一応土曜日ですがどういうカレンダーなのでしょうか。
もちろんベトナムがバイク大国だとは知ってましたし、交通量多くて信号が怖いとか、音がけたたましいとかは仕方ない。
臭いがね。排ガスの臭いが。
てか現地の人もマスクつけてますし…臭いと汚染物質が凄まじいんでしょうね。
ちなみに、試しにマスク(風邪気味だったので持っていた)着用してみましたが、全くもって無意味でした。ああ、ここには住めない人種だ自分、と到着わずか2時間で理解。
そうは言っても街歩きは別です!この日出会った建築は素晴らしかった! -
統一会堂側へ戻る途中、こんなおしゃれなエリアが。
ベトナムはカフェが多いと聞いていましたが、朝からいっぱい人が来るんですね、いい雰囲気。 -
タイムスケジュールに少し余裕がありそうです。
迷っていた「戦争証言博物館」に立ち寄ることにしました。
ベトナム戦争に関する博物館です。
外には戦車や戦闘機がずらり。アメリカから鹵獲した物のようで、US ARMY だらけ。 -
立ち寄って良かったな、と思いました。
当時の情勢の解説、生の爆弾、戦闘中の非道な写真、枯れ葉剤の影響。
もちろん、旅の前に少しは勉強し直していました。それでも一つ一つがあまりに重たすぎて。
ただセンセーショナルなだけなら泣かなかったでしょう。ありのままが、しんどすぎる。人間、悲しみや理不尽をあまりに突きつけられたら泣くしかないんだな、と初めて知りました。
一人で抱えられる許容量ではなかった。
時間があったら、と旅行プランに書いていたりしますが、絶対おすすめです。ここだけは、是非。
できれば、大事な人と共有していただきたい。 -
そして気分を変えて統一会堂。
こちらもベトナム戦争ゆかり、戦争終結の地として有名です。
団体客、特に子供の団体だらけでした。社会見学かな? -
内部は普通に豪華な政府の施設、という感じでしたが、大きい分見応えはあります。
他にも雀卓があったり、地下通路があったり、なかなか楽しめました。 -
屋上のヘリポートには本物?のヘリが。
サイゴン占領のとき、北ベトナム軍がここに着地したんでしょうね。
脳内BGMはミュージカル「ミス・サイゴン」の「サイゴン陥落」。 -
建物を出て東側には謎の施設が。何も言われなかったので、統一会堂と同じ料金で入れるのでしょう。
この周辺の歴史の展示がありました。 -
ドンコイ通りに向かいます。
途中、普通にこういうよさげな建物があったりして、なかなか侮れない。 -
人民委員会庁舎。
共産主義特有の硬派な名前と裏腹に、これはいいですね!看板と合わせれば一瞬ヨーロッパと錯覚しそうです(※看板はベトナム語)。
ちなみに、交通量が割とあるのでこの写真はなかなか運が良かったです。まあそれでも夜よりは(ネタバレ) -
ドンコイ通りは、さすが東洋のプチパリ、非常に高級感溢れる場所です。
-
オペラハウス。
交通量が多くて、なかなか危険な場所にありますね…
ここは夜の方が見応えあるそうなので、また来ましょう。 -
このルイ・ヴィトンのルイ・ヴィトン感が凄くルイ・ヴィトン(謎)
-
そのまま川沿いへ向かいます。
超オシャレ地帯を抜けると、割とアジアな感じに戻ります。
雰囲気がマレーシアのプラナカンを思い起こさせました。 -
川は、あまり綺麗ではないです(予想通り)
ちなみにこの辺りで「勝手に靴を磨こうとするお兄さん」に出くわしました。いい加減そのノリには慣れてきたので、笑顔でノープロブレムと言って立ち去りました。
というか、スニーカーだったんですが何でもいいのだろうか。 -
マジェスティックホテル。
ここもフランス統治時代の名残の建物。
中も入りたかったけれど、あのお兄さんみたいな人に絡まれたら面倒だなあ、と思いスルー。 -
まだ時間があるので、川の対岸のホーチミン博物館へ…と思ったら、近くの橋は二輪以上専用の様子。
とりあえずもう少し歩いてみると、こんな歩行者用の橋がありました。
ちょうど、車道が二手に分かれる所の横です。
可愛い見た目ですが、ラクガキがあったり、浮浪者風のおじいさんがいたりとなかなかアレでした。 -
ホーチミン博物館。
この青年はホーチミンの若かりし頃…?
展示はざっと見ただけで、ほぼ日陰のベンチで休憩してしまいました。
それでもホーチミンという人物の偉大さはかなり伝わりました。
この旅、あちこちでホーチミンの写真を見て、「国の創始者」という枠を越えて尊敬されている様子。 -
橋を戻って、今度はベンタイン市場へ。
結構行き方が分かりづらかった記憶があります。工事中だからか、狭い道をぐるっとカーブして到着。
もうじきお昼時だからか、人も多いのでチラ見して退散です。 -
お昼はベンタイン市場すぐ近くのフォーのお店へ。
いつだかのマレーシアのときと違って、今回は割とちゃんと食事いたしますw
窓際に通されてラッキー、景色が見られる、と思ったら外は工事中。残念。
気を取り直して。フォーが届いて、そのまままずは一口。うん、美味しい。
せっかくなので、薬味も入れます。もやしと、パクチーと、これはネギかな?パクッ。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
と、唐辛子……
辛いじゃない、これ、痛い。おかしい。痛い。ジュース飲んでも何も意味ない。痛いしぬ
本場ベトナム料理の辛さを舐めてました。オプション的存在なのが救いですね……
これ以降、唐辛子っぽい見た目の物には一切触れるまい、と密かに誓いました。 -
外に出るとさっきの工事中の場所が。
日本が協力しているみたいです。
後で知ったのですが、ここに地下鉄建設を進めているのだとか。
確かに、鉄道があると凄くラク。自分みたいな危ない目に合う犠牲者も減るはず!
….…地下鉄かあ、治安大丈夫なんだろうか。
ともあれ、旅人的には楽しみではありますね。
ちなみにここは元々公園の一部だったっぽいですね。この南側に9/23公園という大き目の公園があったので。
さっきの窓際の席からは本来公園が見えた、と思えば納得です。 -
この日、面白いなあと思ったことの一つ、この公園で寝ている人々。
まあ日本でも昼間から大人が寝そべっている光景を見ることはありますが、そんなレベルじゃない。
写真に写っている人物、みんな寝ています。
非常に暑い日なので(30度超え&高湿度)、気持ちは分かります。
でもこんな大都会の、交通量の多い場所の横でこんなに寝ている人がいるなんて……。
こののんびり感、失わないで欲しいな、というのは勝手な希望なのでしょうか。 -
まだ若干時間に余裕があったので、近くの教会を覗き見。
ここもなかなか立派な教会ですね。さっきの2つの教会よりは地味ですが、シンプルな良さというのもまたあるんです。 -
さあ、そしていよいよクチトンネルへ。
今回は有名な「シン・ツーリスト」のツアーを、日本にいるときにネットで申し込み済み。都合良く13:00~のツアーがありました。
日本語のツアー会社は残念ながらどこも高い……!ので、ここの英語のツアーを申し込んだ訳ですが、多少英語の聞き取りが苦手でも、体験型のツアーなので問題ないかなと判断。実際、なんの不都合も無かったです。
場所はやや分かりづらかったので、時間に余裕を持っておいた方がいいかもです。
申し込み用紙には「前日にこちらに来て手続きすること」と書いていましたが、不可能なので……w
当日やや早めに行きましたが、全然問題ありませんでした。不安なら、日本にいるうちに事情について一報入れておくと良いかもしれません。 -
ホーチミン市内からバスで1時間40分。クラクションで田舎道のバイクをなぎ払っていると、クチトンネルに到着。
クチトンネルは、ホーチミン近郊で人気の観光地の一つ。
ベトナム戦争のゲリラ戦の現場、と言えばイメージがつくかと。
こんな穴(奥へ行くと他の穴へと繋がる)や、 -
こんなトラップを見学したりしました。串刺し。
穴の方は、中が蟻の巣状になっているのは分かるのですが、「岩の一箇所だけ銃口用の穴がある」「どこにも繋がっていない穴がある(閉じ込めるトラップ)」、想像以上にトリッキーな戦術だった模様。
そりゃあ、こんな相手ならアメリカでも勝てない訳です。結局、闘うのは生身の人間ですもんね。ここまでのトラップは予測できない。 -
あと、(別料金を払って)銃の体験をしてきました。
かなり重たくて、威力や射程はとんでも無くて。こんなのが戦場を行き交っていると思うと。今思い出してもなかなかゾクっとします、、
二人一組ということなので、おひとりさまの自分はアメリカ人(推定)のおじさまとペアに。
おじさまが撃っている間は、手渡されたiPhoneで録画を頼まれました。さすが(推定)アメリカ人、様になりますねーと思いつつ撮影。
なんてことを思っていたら、なんとこっちの体験中も撮影してくれていました!おじさますごい!素敵!(軽い)
体験中は結構酷い表情だったので、あんまり見返したくはないですけどねw
ちなみにクチトンネルツアーは「ベトナム戦争の映像を見る」が定番らしいのですが、そう言えば観てないな、と思ったら、
ツアーの最後に案内役のお兄さん
「動画観たい人いる?帰ってからインターネットで観られるけど!」
一同爆笑。いいキャラのお兄さんでした。 -
あ、バスはこんな感じでした。
行きはシンツーリスト正面につけてくれますし、帰りは9/23公園の近くで止めてくれます。親切。
ちなみにこの旅で韓国のお兄さん、台湾のおじさんと少し仲良くなったのですが、前者は出張含め50カ国回ってる(&日本語ペラペラ)、後者はアメリカの大学出身(&タイのマッサージにやけに詳しい)となかなか凄い方々……。
世界の色々な面白い話も聞けて、楽しいひとときでした。 -
帰りはかなりの混雑。市内に着いたらすっかり夜です。
あと暴走族ではなく日常の光景のようですコレ。
先述の台湾のおじさんが、ちょうど今日は公園の屋台が出てるからオススメ!と言っていたので、ちょっとだけ公園へ。 -
屋台はなんだか混み合っていたので、ちらっと見て退散することに。
と、あちらこちらでサッカーしていたり、やけに賑やか。19時台なのに。日中は昼寝民だらけだったのに。
ピンときました。夜になるとかなり過ごしやすい気温。ホーチミン市民は基本的に夜に活動するのでは…?
実は、昼間は歩きながら「なんか掴み所の無い街だな……」と思っていたのですが、理解しました。
夜に賑わう街なんですね、ここは。 -
ということで、あちこちうろつきます。
人民委員会庁舎!!
昼間も見事でしたが、圧巻……!!ついついうっとりしてしまいました。光の当て方がにくい。
先ほどちょっと書きましたが、交通量はなかなかえげつないので撮影はお気をつけて。 -
オペラハウス。
交通量の多さと対比するかのように、静かに佇んでいて、美しい……。 -
コンチネンタルホテルも凄く凄く良い。
今気付きましたが、上のライトアップがフランスカラー! -
そして晩ごはんです。
人民委員会庁舎の裏、HUONG LAIというベトナム料理の店へ。
ここはオーナーが日本人らしく、そのためか自分以外にも日本人のお客さんがいました。 -
お、美味しい………。
出てくる全ての料理が絶品。ビールも飲みやすい。薄々感じていましたが、ベトナム料理、めちゃくちゃ口に合いますね。強行軍で疲れた体に染み渡りました、、 -
なぜか高島屋を撮影して、ベンタイン市場近くのバス停へ。
…が、しかし、目の前で(せっかく一瞬止まってくれたのに!)109番のバスを逃してしまい途方に……。
ターミナルらしく、後何分で来ます、という表示が各バスの乗り場近くに出るのですが、109番は行ったばかりで当分来ない、49番に至っては全く予定が表示されない。
たむろしているタクシーの客引きおじさん達に連れ込まれないよううろちょろ……
していたら、10分くらいで109番が来ました。あれ、表示……?
まあ、細かいことはいいんです(慣れてきた)。 -
30ほどで空港到着。荷物を回収したら、今日のホテル、イビス・サイゴン・エアポートへ。空港から見えるレベルで近いトランジットホテルです。
の割には全然道が見つからなかったですが。
結局広い車道を横切りました。バイクの間を縫うの慣れてしまいました、、
まあ、本来は予約して送迎バスを使う所ですしね……
ホテルは非常に綺麗。トランジットホテル!?というくらいに。
USB充電が2つあったのも地味に助かりました。
そして、ベッドで明日の予定を立てて就寝。
翌日もめちゃくちゃ早いです。そして長いです。
何せ、飛行機で7:40発→23:30帰還の予定ですから。
それも、「予定」です。(続)
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