モンユワ①　ポーウィン山（2017年1月ミャンマー中部旅行③）

2017/01/31 - 2017/02/01

上海から昆明経由でマンダレー着。
マンダレーで時間をつぶし、次の日に飛行機でインレー湖へ。
インレー湖で2泊し、モンユワへバスで移動。
モンユワで2泊し、最後はマンダレーで1泊。
インレー湖は安定して楽しかった。
モンユワも巡った観光地がそれぞれ個性があり、面白かった。
全体を通すと、移動日が多く、目的も散漫なあまり良くない旅行になった。

当時のレート：1ドル≒1400kyat

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

Thiri Mandalar Bus Stationからモンユワ行きのバスが出る。

バスターミナルの中は、売店は多いが何かごみごみしている。

マンダレーからモンユワまでは、4時間くらいかかった。
時計塔がある交差点でバスを降ろされた。

時計塔。
町のランドマーク的な建物。

このホテルに泊まった。

この部屋で1泊37,000kyat。
ミャンマーの宿は質の割に高くなってしまったが、まあ値段なりといったところ。

Shwezigon Payaという寺院。
町の中心のような場所にあり、この寺院を囲むように通りが通っているので分かりやすい。

大きな仏像

仏塔も立派。

寺院の周りには屋台が結構出ていた。
クレープの皮だけみたいなお菓子を食べた。

チンドウィン川に出てきた。
モンユワは、チンドウィン川沿いに発展した町だ。

川沿いには、イギリス統治時代の建物が建ち並ぶ。
昔は川を使った交易で栄えたようだ。

道路には、羊が何匹かいた。
遠目に見たら犬に見えたので、近づいたらびっくりした。

町中に急に羊がいるとやはり驚く。

米か麦か分からないけど、袋詰めの穀物を扱う店が多かった。

Su Taung Pye Zediという寺院。
ここもなかなか立派。

派手な電飾の本尊。

寺院の正門。

寺院の正門前の通りにも古い建物が並ぶ。
昔は交易で相当栄えていたことを伺わせる。

装飾が綺麗な建物も多く、整備したらよい観光地になりそう。

いい笑顔。

噛みタバコの葉っぱをより分けている。

時計塔まで戻ってきた。

時計塔の周りには、屋台が沢山出ている。

夜になると、屋台がさらに増えて賑やかになる。

この屋台で夕食を食べた。
ここから何種類かおかずを選ぶ。

この日の夕食。900kyatと安いが、味は大したことない。

それから、この屋台で豚か何かの内臓を煮た料理を持ち帰った。1,000kyat。
味は、そのまま内臓の煮込み。

それから、デザートにプリンを買った。500kyat。

次の日の朝。
ホテルのベランダから撮影。
この日は、ポーウィン山へ行って、時間があったらタウンボッデー寺院等に行く予定。

朝食はやはりビュッフェ形式。

こんな感じで朝食を食べた。

チンドウィン川沿いに歩いてきた。
ポーウィン山に行くには、川を渡ってバイクをチャーターしないと行けない。
それ以前にどこから渡し船が出ているのかすら分からず、人がいる所で川を渡りたいことを伝えると、渡し場を教えてくれた。

渡し船の受付。行きは5,000kyatだった。
船に乗る前に、顔が丸くて背が低く、フードをかぶった男に声をかけられた。
見た感じは、ドラゴンクエスト１０で出て来るドワーフの実写版だった。
そのドワーフの男は、ポーウィン山まで2,000kyatで往復してくれるという。
事前に集めた情報から考えるととても安いと感じたが、人気がないのかシーズンオフなのかとか考え、喜んで受け入れた。

川を渡るボートはこういうやつ。
バイクごと乗って渡る。
乗客は結構多い。

5分ほどで対岸に到着した。

往復2,000kyatというのが信じられず、何か聞き間違いか言い間違いがあるのかと思い、出発前に再度確認したら、ドワーフの仲間たちが集まってきて、往復で10,000だと言ってきた。
ドワーフ似の運転手もそれにぼんやりと同調したが、10,000が適正価格なので、逆に微笑ましく思った。

ポーウィン山には40分くらいで着いた。入場料2,000kyat。
ドワーフの運転するバイクの後ろに乗って行ったのだが、ドワーフがバイクをとんでもない速さで飛ばすので、後ろでも風圧で涙が出てきた。
両手で前後に掴まって30分以上踏ん張っていたので、とてもきつかった。
ヘルメットもかぶってないし、道も平らじゃないし、もう死ぬかと思った。

バイクの運転手。
ドラクエ１０のドワーフだと気付いたら、そうとしか思えなくなった。

ポーウィン山には観光客もちらほらいて、売店なんかも出ていた。

サルも沢山いる。

このポーウィン山は死火山で、火山岩を切り出して作られた石窟寺院がたくさんある。
13世紀から18世紀まで様々な時代のものがあるらしい。

しかし案内板が何もないので、どれがどういうものなのか全く分からない。

辺鄙な場所に関わらず、結構立派な仏像がたくさんある。
姿勢は、基本的に全てこの形。

大小合わせて無数の石窟がある。

石窟の中は、壁画がしっかり残っているところも多く、非常に近くで見ることが出来る。

悲しげな目をした猿。

ポーウィン山は、石灰質が多く混ざる岩で形成されている。

参拝するミャンマー人も多いらしく、金箔が全身に貼ってある。

寝仏も安置されている。

こちらは寝仏というか半寝仏というか。
オ○ニーが見つかった中学生みたいなつぶらな目をしている。

柔らかい良い表情。

寝仏

こちらはとてもりりしい。

犬も人も寛ぎきっている。

装飾が残っている。

よく見ると案外細かく出来ている。

ここもよく分からないけど立派な遺跡。

ミャンマーにしてはとても細かい。
ミャウーあたりでは見られないものだ。

壁画がカラフル。

衣の裾をつまむ立像。

ミャンマー人ツアー客もポーウィン山を訪れる。
白人の旅行者たちと写真の取り合いっこになっていた。

狼が鹿を仕留めてる絵。
首輪があるっぽいので犬かな。

愛嬌があるブッダ。

この壁も個性がある。

衣の裾をつまんだ立像が結構あった。

屋根も全部岩を切り出していて、一番立派な石窟寺院。

内部も凝っている。

何かの説話を絵にしているんだろうけど、どれも愛嬌がある。

ちょっとした町みたいだ。

売店で少し休憩。

観光地によくある椰子の実の汁。1,000kyat。

ポーウィン山は、辺鄙な場所にあるが、仏教遺跡としては思いの外充実していた。
できたら案内図とか石窟毎の解説文とかを表示してほしい。
それから石窟の歴史とか、作られた経緯とかも知りたかった。

インレー湖で見たような飾り舟の石像。
こっちが正門だったのかも知れない。

よく分からないオブジェ。
下の文字が読めたら分かるのかな。

これもよく分からない。
下の文字が読めれば。

フクロウの像。
何か仏教的な由来があるんあだろうけど、よく知らない。
上には月の兎と太陽の孔雀が彫られている。
文字も丸くて全体的に愛嬌がある。

滞在時間は2時間くらいだったが、あらかた回れたと思う。
解説文なんかがあったら、もっと時間がかかった。
仏像とかが好きならとても面白い場所だと思う。

チンドウィン川沿いまで戻ってきた。
帰りのバイクもものすごい速さだった。
しかし帰りは、二人乗りのコツを思い出し、尻で座らずに両足で踏ん張るようにしたら、大分バランスが取れるようになり、楽になった。
命の危険を感じると、いろいろ思い出せるもんだ。

ドワーフ族の運転手とは川沿いで別れた。
何か用事でもあるのか、あっさりしたものだった。

帰りの船。帰りは1,500kyatだった。

バイクとおじさん。
船いっぱいに乗せて運ぶ。

着いた場所は、行きよりも大分下流だった。
堤防までもそこそこ距離があった。