滋賀県満喫！日帰りドライブ 前編

2018/03/24 - 2018/03/24

妻と共に休日を有意義に使おう！ということになり、滋賀県・長浜地区を中心に街をブラブラして来ました～。

まずは早朝に自宅を出発し、お昼頃までのレポです。

エリア 長浜(滋賀)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

午前2時。
自宅を出発し、いつものように圏央道・入間I.C.→海老名JCTを経て東名高速→新東名に入ります。

5時半。
空が白んできました。

NEOPASA浜松にて休憩します。
休憩後、出発します。

ネオパーサ浜松 (下り) 道の駅

7時。
順調に走行を続けますが、名神高速・羽島PAにて一旦停車します。

羽島パーキングエリア 道の駅

「疲れた」とか「眠い」等の理由によりパーキングに入ったわけではありません。

これは上の画像のトイレの裏側付近の写真なのですが、白い立入禁止の看板に「ＪＲ東海」の文字が見えますね。

ご覧のページの右上の方にある「この旅行記の地図」をご覧いただきたいのですが、ここの名神高速・下り線は、少し手前の木曽川付近から新幹線の線路と平行して走る形になっています。
なので、この付近を走行中に新幹線と並走するタイミングがあります。
（あっ、くれぐれも脇見運転はご注意下さいね～。）

そんなわけで、ここで待っていると真横を新幹線が通過していくのです！

来ました！
　↑コーフンのあまり、ピントが金網に合っちゃってますがwwww

さすが新幹線、超速いです！
あっと言う間に行ってしまいました。

本当はもっと見ていたいのですが、これから予定がたくさん詰まっているので出発します。

8時ちょい過ぎ。
長浜駅付近に着きました。

長浜駅 駅

北国街道の古い街並、風情があってイイですねー。

こちらが最初の目的地「つるやパン まるい食パン専門店」です。
北国街道沿いに2016年にオープンしました。

つるやパン まるい食パン専門店 グルメ・レストラン

時間帯によって提供できる商品が違うので、「朝ベイク」を頂くことにします。

入店します。

写真右端にある「まるい食パン特製 小型番重（黄色いトレー）」を手に、欲しい商品をピックアップしていきます。

まるい食パンを使ったラスクも種類が豊富です。
ラスクを乗せる台も「まるい食パン」の形になっています。

上の画像の赤い矢印のところに居る、信楽焼のピンクのたぬきさんも「まるい食パン」を持っています。

箱入りラスクセットもあります。

ちなみに先ほどの番重（税込\1,300-）も販売してております。

いっぱい買いました。

まずはそのまま常温でいただきます。
（以下、価格は全て税込です。）

上左：明太子ポテトマヨネーズ(\200-)
上中：いちごジャムクッキー(\160-)
上右：たまごトースト(\180-)
下段：サンドイッチ(\145-)

　　…です。

こちらは温め直してもらったものです。

上左：ハム焼きち～ず(\200-)
上右：ぶたまん(\200-)
下段：フレンチトースト(\150-)

　　…です。

また後で寄りますが、次の目的地へ出発します。

9時。
車で2分くらいの場所にある「ヤンマーミュージアム」に着きました。
開館は10時からなので、私たち夫婦以外まだ誰もいません(苦笑)。

時間まで仮眠したり、外周の写真を撮ったりします。

ヤンマーミュージアム 名所・史跡

正面入り口前のオブジェ。
ヤン坊マー坊の横に座って、一緒に写真に収まる事ができます。

反対側から。

そうこうしているうちにＪＲ長浜駅から、土日祝のみ運行している無料送迎バスが到着しました。

まもなく開館時間のようです。
我々も受付に向かいます。

通常ですと入館料金が大人一人\600-なのですが、この後もう一か所寄る予定なので、お得な「長浜浪漫パスポート2018」http://kitabiwako.jp/spot/spot_8966/ を購入します。

詳しくは上記URLを参照いただきたいのですが、\1,000-でコレを購入すると指定15施設の中から5か所に入場する事ができます。

上手く使えば、入場料の最高合計金額\3,500-分が\1,000-でイケます。
これを買わない手はありません。

展示場を２Ｆから見た図です。

展示場に入ると、まずはメインの農業機械ゾーンです。

コチラの機種はトラクターの「YT5113」です。
あのケン・オクヤマ氏のデザインです。

車だとフェラーリやマセラティ、電車だとJR東日本E235系(現在 山手線にて運行中)・E353系（スーパあずさ）・TRAIN SUITE 四季島、東武鉄道の500系「Revaty（リバティ）」等のデザインが有名ですね。

そんな彼が何故農機のデザインを手掛けるのか？
それはケン・オクヤマ氏は、ヤンマーホールディングスの取締役様だからなのですよ～。
http://www.kenokuyamadesign.com/

斬新なお顔をしています。

カッコイイです。
欲しいです。
でもお値段が1千万～1千2百万円(!)ほどするので、そうそう買えません。

農家の皆様に改めて敬意を表させていただきます。

燃料タンク周辺です。

私のようなオッサン世代の方なら覚えてらっしゃると思いますが、ヤンマーと言えば「♪大きなものから小さなものまで 動かす力だヤンマーディーゼルー♪」でお馴染みのように、ディーゼルエンジンが有名ですよね。


https://www.youtube.com/watch?v=ovXNTdUMkF0&list=RDovXNTdUMkF0&t=2


そのディーゼルエンジンも、時代の流れで尿素SCRシステムにて排気ガスを浄化している模様。

上の黒いキャップからは軽油を、下の青いキャップからは尿素水「AdBlue(アドブルー)」を入れます。

ハンドル周りも良いですね～。

機体サイズは全長×全幅=4,285×1,820と、VWゴルフとほぼ同じです。
意外とコンパクトですね。
ただ、全高が約2.7mと高いですけど…

コンバイン「YH7115」です。
この機種もケン・オクヤマ氏のデザインです

コックピットです。
まるでスポーツカーのような雰囲気ですね。

クラリオンのカーオーディオ＆ステレオスピーカーシステム、エアコン、ワイパースイッチ等が見えます。

飛び出したデッキ上面のラウンドが美しいですね～。
作業灯の配置もまんべんなく照らせるように工夫されていて、さすがだなーと感心しました。

写真はコンバインに乗ってはしゃぐ妻です。

続いては、建機コーナーです。

ここの特徴である「ミニショベル体験コーナー」です。

SV-08という、自宅と隣家の狭い隙間の水道工事のような場面に活用される、バケット容積0.022立米の非常に小さな機種を操作し、プラボールをすくって隣のプールに移し替えるというものです。

係員の方が隣についてくれるので、お子さんでも大丈夫です。
ほ～ら、こんな小さな女の子でも上手にやっていますよ～。

我々夫婦も小さいお子様たちに混ざって待機列に並びます。


私、20代の頃は重機オペレーターをやっておりまして、当時の所属先がコマツの機体を使っていたので、当然コマツの教習所で「車両系建設機械」の「整地・運搬・積込み用及び掘削用」と「解体用」の運転技能講習を受け、資格を取得しました。

その頃、各建機メーカーはそれぞれ独自のレバーの操作方法になっていて、例えばコマツ・日立建機は同じ操作方法だったのに対し、新CAT三菱（現：日本キャタピラー）は何から何まで反対で、仮にレンタル建機に乗ろうと思っても操作できず、油圧配管をコマツ式に組み替えてもらわなければなりませんでした。
（後に『クイックチェンジャー』という、各社の操作方法に簡単に切り替えられる装置が出来ましたが。）


時は流れ「これではややこしいし、事故の原因にもなる」ということで操作方法が統一され、現在では「JIS方式」又は「ISOレバー（ISOパターン）」等と呼ばれるものになりました。

個人的にはコマツレバーが人間の本能や自然な挙動に近く、一番操作しやすいと思うのですが、統一されてしまったものは仕方がありません。

そしてここのミニショベルは、当然「JIS方式」です。
右手側（バケットの掘削・排土とブームの上下）はコマツと同じなのですが、左手側の操作（左右旋回とアームの屈伸）が違います。

この場所に貼り出されている「JIS方式」の操作方法です。

私はつい昔のクセが出てしまい、右は完ぺきなのに左が思うように動きませんでしたが、妻はそういったクセや先入観が無いので、指導を受けながら上手にプラボールを移していましたよ。

あ～面白かった！
またやりたいです！

次はマリンプレジャーです。
大きなボートが展示されています。
「EX38」というもので、お値段なんと約3千万円！
すごいですね～。

中ではボート操縦シミュレーターが体験できます。

我々に順番が回ってきました。

艇内に入ると、床面が一部スケルトンになっていて、最大495馬力を発生する6CXBS-GTエンジンを見る事ができます。

妻が挑戦します。
順調にポイントを稼いでいきます。

中々の好成績です！
これも面白かったです！

ここからは各種展示です。

右手前のハンドルを回すと、シャフトやギアを介して動力が方向を変換させながら伝わっていく様子がわかります。

こちらは東日本大震災でダメになってしまった漁船に使われていた古いディーゼルエンジンです。

約50年前のエンジン、キレイになっています。

ヘッドカバーが一部外されています。

プッシュロッドが下から伸び、ロッカーアームを押すことによりバルブを開ける「ＯＨＶ」ですな。

船舶用エンジンは、車と違って一定の回転数で運用することが多いので、SOHCやDOHCよりもOHVの方が何かと有利なのです。

これは先ほどやった「ミニショベル体験」よりもはるかに高度な内容を行う「建機シミュレーター体験」です。

一応係員の方が横についてくれますが、プロオペレーター育成や建機開発にも用いられるものなので、体験には150cmの身長制限があります。

２Ｆに行きます。

ここでは各種エンジンが展示されています。

昔は各社ともロータリーエンジンを研究開発していたのですが、どうしてもアペックスシール問題が出てしまい、なかなか市販レベルにはならなかったのですが、ヤンマーでも研究していたようです。

エアクリーナーの形が時代を感じさせますなー。

そして、ヤンマーが選んだのは「レシプロエンジンより振動が少ない」という理由でチェーンソーに搭載されました。

振動は少なかったらしいのですが、ちょいと重かったようで、あまり販売は振るわなかったようです。

でも凄い商品を開発販売していましたね。
これも使い道無いですけど、メッチャ欲しいです！

屋上にはビオトープと…

足湯。

さらに階段を上がっていくと…

こんな景色が見える展望台もあります。

１Ｆに戻ってきました。

我々オッサン世代には懐かしい「ヤン坊マー坊天気予報」コーナーもありました。

こうしてみると顔が随分変化していますね。

最後にお土産を買っていきます。

ヤンマーミュージアム ショップ＆カフェ グルメ・レストラン

「ヤンマーせんべい」を購入しました。

パッケージはこのようになっています。

中身は、ヤンマーの古いマークを形をした瓦せんべいが3枚入っていましたよ。

12時。
満足したのでヤンマーミュージアムを後にし、朝に立ち寄った「つるやパン まるい食パン専門店」に再び寄ります。

立て看板がこの時間帯のものに変わっています。

つるやパン まるい食パン専門店 グルメ・レストラン

まるい食パンも販売を開始したようです。

店内にて「焼き鯖サンド(\250-)」を注文し、奥のテラス席にていただきます。

業務用バイクや…

ブロック塀まで「まるい食パン」です。

中身を見てみます。

大葉の上にマヨネーズと焼き鯖が乗り、からしバターと相まって大変美味しいです！

まるい食パンも買いましたよ～。

お店の看板、本物そっくりに出来ていますね。

上：通常のグラハム種パン(\340-)
下：つまみパン(\550-)

…です。

断面です。

左：通常グラハム種
右：つまみパン

　…です。

特につまみパンは、枝豆やベーコン、チーズが入っていて大変美味しいですぞ！

来店した有名人の方々のサインも、色紙ではなく番重にしてあるところが流石ですな。

昼食をとる前に、もう一軒立ち寄ります。
同じご町内の「元祖 堅ボーロ本舗」さんです。

何とも味のある建物。
以前、東北地方を廻った時に立ち寄った、元・遊郭の旅館 https://4travel.jp/travelogue/11289133#photo_link_50822695 のような佇まいにも似ています。

元祖堅ボーロ本舗 グルメ・レストラン

この辺の建物全て、黄色い矢印のようにガスメーターが宙吊りになっているのですが、雪国だからでしょうか？

私も歴史あるお菓子「堅ボーロ」を購入します。

中身はこんな感じです。
生姜が効いた甘いお菓子です。

確かに堅いですが、九州の“堅パン”のような「噛むと歯が砕ける感じ」はせず、普通の方なら大丈夫だと思います。

お店の方に聞いたら「すぐに噛まず、少し口の中で湿らせれば軟らかくなって簡単に食べられますよ」とのこと。

さあ、お昼ごはんに行くぞー！
　　↑朝から色々食べまくってますが…


　　後編へ続く
https://4travel.jp/travelogue/11342362