熊野本宮大社に行く

2018/03/13 - 2018/03/16

新宮に３泊して、熊野３神社に行った。新宮速玉神社、熊野那智大社、熊野本宮大社の順に回ったが、かなり忙しかった。北海道からなのでかなり新宮に着くのに難儀した。中部国際空港からは、高速船で津まで行き時間を短縮した。新宮では駅のそばに宿をとり、利便性重視の旅であった。若者も多く、外人が目に付いた。新宮に宿をとって正解であった。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JR特急 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

新宮駅前からバスで１時間４０分。本数が少なく午前２本であった。温泉まで行くのは午後の便だけであった。熊野バスの場合であるが、奈良バスも走っているが同程度。結界を示す１の鳥居を過ぎると急な階段が本宮に続いている。それほど急ではないが、最後の日だったのでかなりこたえた。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

参道の中腹、左側にある祓戸大神。ここで参拝し身を清めます。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

さらに上がると、手水舎があるので、手と口をよくすすぎ清めます。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

頂上から上がってきた階段を眺めます。158段、結構段数もあった。運動靴が最適である。間違っても革靴は大変である。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

熊野本宮の山門。神の遣いである八咫烏の幟が見える

熊野本宮大社 寺・神社・教会

山門上部。戌年の絵馬が飾られていた。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

右側が中御前（結宮・第二殿）で速玉大神が祭られている。
左側が西御前（結宮・第一殿）で夫須美大神が祭られている。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

右端が、証誠殿（本宮・第三殿）で家津美御子大神（素戔嗚尊）が祭られているとか。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

中央が東御前（若宮・第四殿）で天照大神が祭られている。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

休息の時間か？境内の売店の巫女さんが歩いていた。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

山門横の八咫烏神社

熊野本宮大社 寺・神社・教会

八咫烏神社

熊野本宮大社 寺・神社・教会

先ほどの石段の横に熊野古道が残されていた。①の鳥居まで続いていた。昔の面影が感じられた。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

丁度半分のところである。ほとんど人はいない。神聖な場所に感じう。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

１の鳥居の横にひっそりと案何が書かれていた。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

国道を渡って、大斎原に向かう。水田が、冬を越したばかりの様子であった。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

熊野本宮社は、明治２２年までここに有ったが、大洪水で今の地に移った。その時の鳥居である。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

かつての様子が、描かれていた。横の川が熊野川である。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

現在の熊野川。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

かつての熊野大社の参道が今も残っている。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

熊野本宮大社があった大斎原には二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊をお祀りしているとか。長閑な春の日差しであった。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

西行の碑があった。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

旧境内には人もまばらで、のんびりと時を過ごした。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

鳥居横のお休み処によった。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

名物のお饅頭とお薄のセットを頼んで一休み。お饅頭は朝の作りたて、非常においしく、御土産に買った。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

バスセンターの階段上の世界遺産センター良く解る展示で、待ち時間にはとても良い。大きな緞帳が、熊野三神社を描いている。

山岳信仰の定番も飾ってあった。

いったん新宮まで戻り、熊野バスで那智駅のそばの補陀洛山寺に行った。

補陀洛山寺 寺・神社・教会

補陀洛山寺（ふだらくさんじ）は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある、天台宗の寺院である。 補陀落とはサンスクリット語の観音浄土を意味する「ポータラカ」の音訳である。 境内は 国の史跡「熊野三山」の一部であるが、あまり観光客はいない。。

補陀洛山寺 寺・神社・教会

南海の果てにあると信じられていた観音浄土を目指して渡海上人が、釘付けされた船の中に座り補陀洛渡海に出発したところであると伝えられています。遺産センターのタペストリー。

補陀洛山寺 寺・神社・教会

寺の本堂

補陀洛山寺 寺・神社・教会

海を渡ったといわれる船の模型が境内に置かれていた。

補陀洛山寺 寺・神社・教会

長い一日だった。しかし湯の峰温泉には行けなかった。やはり湯の峰には、１泊掛かりが必要である。

補陀洛山寺 寺・神社・教会