2018/03/08 - 2018/03/15
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Ushuaiaさん
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大迫力のペリト・モレノ氷河と南米最南端の地ウシュアイアを満喫した賞味5日間のパタゴニア旅行記・第一弾ブエノスアイレス編(3/8~9)。
3/8
?成田発UA6便にて乗り継ぎ地ヒューストンへ(17:15→14:00)
?ヒューストン発UA819便にてブエノスアイレス(エセイサ国際空港)へ(22:10→翌11:20)
?機中泊
3/9
★ボカ地区カミニートを観光
⇒ブエノスアイレス・ホルヘニューベリー発AR1820便にてカラファテへ。(16:00→19:15)
●カラファテ泊。
3/10
★ロス・グラシアレス国立公園ペリト・モレノ氷河ツアー
-ボートツアーと展望台からの見学
★水鳥の楽園ニメズ・ラグーンを散策
●カラファテ泊
3/11
⇒カラファテ発AR1876便にて、ウシュアイアへ
★ビーグル水道クルーズ
-エクレルール灯台、ロス・パハロス島(海鳥の島)、ロス・ロボス島(オタリア島)を遊覧、ブリッジ島へ上陸
●ウシュアイア泊
3/12
★フエゴ国立公園ツアー
-世界最南端を走る鉄道・旧南フエゴ鉄道・世界の果て号、南極ブナの原生林散策、氷河湖、フィヨルドの絶景
★ペンギンコロニーツアー
-ハーバートン牧場よりボートにてマゼランペンギン、ジェンツーペンギンの営巣地・マルティージョ島へ
-Acatushunha博物館
●ウシュアイア泊
3/13
★ウシュアイア市内散策
-世界の果て博物館
-監獄博物館
⇒ウシュアイア発AR1879便にてブエノスアイレス(ホルヘニューベリー空港)へ(13:20→16:40)
⇒ブエノスアイレス(エセイサ国際空港)発UA818便にてヒューストンへ(21:20→5:45)
●機中泊
3/14
⇒ヒューストン発UA7便にて成田へ(11:30→翌15:30)
●機中泊
3/15
帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
4月に新しい職場に移ることが決まり、有給消化で3月にまとまった休みが取れることになり、どこへ行くか、いろいろと思いがめぐる。
前々からパタゴニアへは行ってみたいと思っていたものの、予算の問題やら8日以上の連続休日数の問題もあるが、これまで断念せざるを得なかった最大の理由は、パタゴニアは休みが取りやすい8月が厳冬オフシーズンのど真ん中にあたるということ。パタゴニアのシーズンは11月~3月。年末年始も行けないことはなかったのかも知れないが、旅行代金は跳ね上がり恐ろしいことになってしまいかねない。
結局、連続して確実に休めそうなのは9日。リカバリーも考慮すると旅行期間は8日間。ブエノスアイレスまでは30時間かかることから、賞味4日。パタゴニアへ行くには日数的には余裕があるとはいいい難い。南米旅行は一生に一度きりになるかもしれないことを考えると、余裕があるときに行くか、行けるところが限られたとしても行けるときに行くか、のギリギリの選択を迫られた結果、パタゴニア旅行を決意。
さらに、パタゴニア旅行のパターンにもいろいろあり、
カラファテ(ペリト・モレノ氷河)、パイネ国立公園、ウシュアイアのどこに行くか?
アルゼンチンついでに、イグアスの滝へ行くのに、1日(飛行機往復あり)使うかどうか?
様々な選択肢があり、結局、行程に無駄のない、ブエノスアイレス→カラファテ→ウシュアイア→ブエノスアイレス周遊の個人手配の組み合わせからなるツアーで行くことにした。
いつもはグズグズしていて荷造りなどの順便をギリギリにならなないと始められないのだが、南インド以来の1週間越えの旅行、そして初の南米ということで、前々日に開始。いざ、荷造りをしてみたところ、機内持ち込み用のバックパックにわずかなわずかな着替えを入れたものの、60Lクラスのスーツケース半分に収まってしまい、逆に不安に。それでも帰国後にまだ減らせていたと思ったくらいだ。
いよいよ出発日。残念ながら東京は雨。
バスで行くつもりだったが、傘をさしてバスを待つのは大変なので、すべて鉄道で、しかも時間の制約から京成スカイライナーで行くことに。 -
ツアーカウンターでフライトのチケットを受け取る。
成田ーブエノスアイレスはANAのマイル目当てのUnited。
e-ticket控えがが2枚あることに気づく。
日本とブエノスアイレス往復(United)とアルゼンチンの国内線(アルゼンチン航空)のもの。
旅程表を見返してみると、アルゼンチン最終日のブエノスアイレスでの乗り継ぎ(空港移動アリ)がおよそ4時間半と構かなりタイトなスケジュール。
パタゴニアは風が強く、航空便の欠航・遅延がしばしばあると言われているが、欠航や遅延があった場合、帰りのブエノスアイレスから成田までの部分がパーになる。
パタゴニア旅行において、通し発券は基本的には難しいとので仕方がないことだが、こうしたリスクを出発直前になって知るのはあまり気分のいいものではない。
改めて超長距離旅行のリスクの大きさを思い知ったもんだ。
南米ともなると、東アジア~東南アジア諸国のように1日に何本もフライトがあるわけでもないので、予定通り帰れないような事態は数日単位の足止めになるばかりか、多額の出費を強いられることさえある。
こうしたこともある意味パタゴニア旅行のハードルを高くしているように思える。成田空港第1ターミナル 空港
-
機材はB777-200で、やや古めの機体。
3-3-3の座席配置(ANAは3-4-3)で、横幅には少しゆとりを感じる。
ただし、シートピッチはやや小さく、エアアジアX並み。
プレミアエコノミーという訳ではないが、シートピッチがやや広めの
エコノミープラスというオプションがUS$200であったが、プレエコアップグレードが、ルフトハンザの成田-フランクフルトで\30,000、JALの成田ーデリーで\20,000だったことを考えると、微妙なので、見送ることにした。 -
離陸後の1回目の機内食。
"chicken or pasta?"に対して"chicken"と言ったら、
思いもよらずチキンカツカレーですよ。
コンビニのチキンカツカレーと変わらないので、可もなく不可もなく。
機内食は出発地で作るものだから、同じ航空会社でも行きと帰りでクオリティが違うということはよくある。
さらに食後にはアイスクリームのサービスあり。 -
フライト中のスナックサービス。
どうしてもパンがパサパサになってしまう。 -
到着前の朝食。
"egg or vegetable"の"egg"。
ユナイテッドの機内食は思ったよりも量が少ないが、
これくらいがちょうどよい。 -
アメリカ本土は初めてだが、直行便が出ている都市の中でもヒューストンは特に遠い。
-
飛行機に乗ること約12時間。到着は日本時間で翌5時ごろのオーバーナイトフライトだが、やはりほとんど寝ることができなかった。
到着後の入国手続きは、キオスク端末でESTAの登録内容の確認を行い、指紋採取や顔写真の撮影が行われるが、結局、イミグレのカウンターでもやることになる。
入国後、トラブル発生。
wifiを使えるものの、モバイルネットワークの電波が拾えない。
wifiでソフトウェアアップデートをしてみたり、再起動をしてみるものの、結局捕まえることはできず。wifiが使えるので大きな問題はないが、通話の着信ができない、緊急時にローミングでネットにつなげられないというのはちょっと心細いものがある。ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル ヒューストン国際空港 (IAH) 空港
-
8時間もの待ち時間があるので、ラウンジで過ごそうかと思うものの、ラウンジが混雑のため、ワンタイムチケットは購入できず、ゲート近くで過ごすことに。
幸いなことに自由に使えるコンセントもあるので、それほど不自由はない。
小腹が空いたので、空港内のシーフードレストランへ。パパデュー シーフード キッチン (ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル空港店) シーフード
-
シーフードコブサラダMサイズ。
これだけの量あると、他の料理が頼めない。
一食終わってしまうが、野菜不足を解消は7できるし、バランスは悪くない。
ドリンク付けてチップ入れると約$25。
空港価格とはいえアメリカの物価は高いな。パパデュー シーフード キッチン (ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル空港店) シーフード
-
アメリカ本土到着後に初めて気づいたことだが、出国にあたっての公的機関によるパスポートコントロールがなく、パスポートに出国のスタンプが押されない。
国際線も国内線も同じ制限区域。
12時間のフライトを経て10時間のフライトと思うと憂鬱。
これまでの最長はイスタンブール経由(12.5H)リスボン行き(5H)。 -
ブエノスアイレス行きの機材は1便目と同じB777-200。
-
1回目の機内食"chicken or pasta?"で"chicken"。
ソテーしたチキンにチリコンカンを添えたものだが・・・やはり、機内食は出発地次第というところが少なくないということを思い知る。
食後にアイスクリームの提供があったが、提供が遅くて歯を磨いてしまったこともあり、パス。 -
出発から24時間以上経っているというのに、なかなか寝付けない。
ヒューストンからブエノスアイレスというのは、東京からシドニーに行くからいの感覚のようだ。 -
とりあえず、2,3時間は眠れた気がする。
2便目2回目の機内食(朝食)。
1便目の朝食もこれでよかった。 -
到着が近づくにつれ、テンションが上がる。
しかし、空港が混雑していたのか、飛行機は空港上空で旋回を繰り返す。
アナウンスがあり、遅れることはわかったが、理由はよくわからなかった。 -
日本出発からおよそ30時間。ブエノスアイレス到着。
到着したのはブエノスアイレス市の外にあるエセイサ国際空港。
大部分の国際線がこの空港に到着するので、成田のような位置づけのようだ。
パタゴニアへ行くためには、ブエノスアイレス市内中心部にある
かつての羽田のような位置づけの国内線と近距離国際線が発着する
ホルヘニューベリー空港へ移動しないといけない。
予定では、空港間移動の時間を使って、ブエノスアイレスを観光する。 -
日本語があると和みます。
空港で出迎えて下さったのは、日本語がほぼネイティブの日系人の方。
しかも、日本に行ったことがないというのは驚きだ。
アルゼンチンペソへの両替について訊くと、アルゼンチンはほぼすべての店でUSドルが通用するので、両替は不要とのことだった。ただし、$100などを使うと、大量のアルゼンチンペソが戻ってくることになり、高額紙幣は使わない方がいいようだ。US$1,US$5,US$10がたくさんあると便利だ。 -
アルゼンチンは夏真っ盛り、を少し過ぎたくらい。
ブエノスアイレスの気温は25℃以上はあり、
長袖だとかなり暑い。 -
エセイサからブエノスアイレス市街地までは高速道路沿いに
都市的な景観が広がり、ところどころにヨーロッパ風の教会などが目に付き、
ヨーロッパ感を感じる。
一方で、近代的な高層ビルはあまり多くなく、古いコンクリート造りの
建物が多く、あまり豊かな都市という印象を受けない。 -
エセイサ到着便の遅れと車の渋滞により、国内線への乗り継ぎまでの時間が少なくなってしまい、空港へ直行もあり得るかもしれない、とのことだったが、何とかボカ地区だけ来ることができた。
車窓より。
アルゼンチンのトップサッカーチームのボカ・ジュニアーズの本拠地スタジアムだそうだ。
海外のサッカーチームのことは知らないが、帰国後写真などを知人に見せたところ、
好きな人は知っているようだ。 -
アルゼンチンはパンパと呼ばれるラ・プラタ川デルタの広大な肥沃な大地を有し、第一次世界大戦頃には世界有数の繁栄を極めており、ブエノスアイレスは港町として繁栄を極めた。ボカ地区の"ボカ"は「口」を意味し、ラプラタ川支流の河口に位置し、アルゼンチンが繁栄を極めた頃、港があったエリアであり、かつて倉庫として使われていた建物が多く残る。
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時間の問題や治安の問題から空港からずっと車から降りることはなかったが、20分ほど下車して観光へ。
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イチオシ
アルゼンチンタンゴ発祥の地でもあり、通り全体がギャラリーのカミニート。
ブエノスアイレスの浅草 by Ushuaiaさんカミニート 散歩・街歩き
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カラフルな建物が建ち並び、様々なアートの展示がある。
このカラフルな建物は、陽気なイタリア移民達が貧しいながらも、日々楽しく、というコンセプトの下、街づくりをしていった賜物だという。 -
イチオシ
こちらが一番有名なカット。
インスタ映え間違いなし。 -
イチオシ
立体作品もあり。
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雑貨屋さんや食べ物の屋台など興味を引くものがたくさんあったが、時間がなく、じっくり見て回ることはできなかった。
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周囲を走るバスも古いながらもレトロ感があり、絵になるといえば絵になる。
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奥に見える大きなピンクの建物は、なんと小学校。
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遠くにトランスボルダドール橋を望む。
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7月9日大通り。
7月9日はアルゼンチンのスペインからの独立記念日。
世界最大の道幅で、最大18車線あるという。
真ん中に近い車線はバス専用道路になっており、バス停もバス停というよりもトラムの駅のようになっている。7月9日大通り 散歩・街歩き
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ブエノスアイレスのシンボル・オベリスコ(オベリスク)。
オベリスコ モニュメント・記念碑
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世界三大オペラ劇場コロン劇場(テアトロ・コロン)。
世界三大劇場がブエノスアイレスにあるなんて知りませんでした。
こういうところからもやはりかつての大国を偲ばせる。
夏の間は公演はお休みで、そろそろ公演が始まる時期だという。コロン劇場 文化・芸術・歴史
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あっという時間は過ぎ、カラファテ行きの国内線が出ているホルヘ・ニューベリー空港に到着。
ラプラタ川に面した市街地中心部に近い場所にあるが、
滑走路はそれほど長くはない滑走路が1本あるのみでこじんまりとした空港。エセイサでの乗り継ぎ時間要注意!! by Ushuaiaさんホルヘ ニューベリー空港 (AEP) 空港
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機内食以来何も食べていなかったので、腹減り。
とはいえ、時間もちゃんとしたレストランもなく、あるのはカフェのみ。 -
アルゼンチンのローカルスナック、エンパナーダ。
チーズやひき肉をパンの生地入れて揚げる、もしくは焼いたもの。
肉まん、サモサのように気楽に食べられる。
チーズ入りにしたが、うまい。
アルゼンチンは酪農も盛んなようで、チーズもおいしいようだ。 -
カラファテまで約3時間。
それまでに比べれば長いという訳ではないが、後から思うとよくこの行程をこなしたと思う。
(2)へ続く
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