大雪山旭岳姿見駅からスノーシュー2日目

2018/03/07 - 2018/03/10

2年前はロープウエイ山頂駅辺りは全く視界が利かず、これがホワイトアウトかと実感しましたが、初めて晴れた日に散歩ができて、大満足でした。
ちょうど私の前にスキーをするグループが白鳥の雪渓辺りまで歩いていくのが見えました。この写真は、初めて使うマイカップと共に記念撮影したものです。

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

旭岳は標高2291mと北海道で一番高いので、風速16m以上になるとロープウェイは停止します。この2日前も、午前中は山頂駅から少し登ると、風は多少ありましたが、晴れていたものの、帰りに下りる時は、次第に視界が悪くなり、風速16mとギリギリのところでした。東京でも、毎日webカメラで山頂駅の景色を見ていました。

反対方向には十勝岳方面が少しだけ見ています。

山頂駅から右手はまだ雲がかかっていて、見えませんが、この雲が次第に右へ移動して、帰りには、この位置もホワイトアウト状態になってしまいました。風がないので、雲の移動は遅かったですが、山の天気は本当に変わり易いです。

今日は、ここから旭岳の北側へ歩いていきます。

一見すると、真っ白でどこが池だか分かりませんし、春になるとこの辺り一面お花畑だそうです。

擂鉢池辺りの景色。正面が左から当麻岳、安足間岳、比布岳です。

旭岳北側の景色

遠くに山頂駅が見えていますが、その奥に十勝岳やトムラウシ、忠別岳、美瑛岳、富良野岳のなどの山々が少しだけはっきりと見えてきました。

いろんな雲が美しい！

前日、気温が上がった勢と、地熱のために苔が見えています。

コケモモが芽を出し始めています。5月中旬までスキーができるそうですが、そろそろ春の兆しが見えています。

スキーグループがあるいているのが、ちょうど絵になります。

ちょっとひと休み。

白鳥の雪渓辺りまで上って滑るそうです。

後ろを振り返ると、先程の雲がかなり移動していました。

１）は、当麻岳、２）は小塚、３）は大塚、４）は鋸岳、５）は北鎮岳。

黄色のマーク辺りが白鳥の雪渓です。

この時は噴気孔からの煙がほぼ真っ直ぐに上がっていますが、その後、全く視界が効かなくなりました。

ロープウェイ山麓駅から「いで湯号」で空港へ向かいます。

旭川空港に立つテオドール・フォン・レルヒ（Theodor Von Lerch) 中佐顕彰像です。オーストリアの軍人で、北村善平によるもの。明治45年（1912）2月、旭川を訪れ、旧第7師団の将校や民間研究員に近代スキー技術を指導したそうです。旭川開村100年を祝して、平成2年（1990）9月に建てられました。