2018/03/01 - 2018/03/02
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Kellyさん
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高校の修学旅行以来20余年振り(!)の長崎。
前日とはうって変わってポカポカ陽気の長崎。
おいしいものもちゃんといただいて。
一泊二日はあっという間ですが、2日目最終日は、平和な未来を願いつつ祈りの街を巡ります。
3月1日(木) ANA781 伊丹9:25 → 長崎10:45
3月2日(金) ANA786 長崎17:30 → 伊丹18:35
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 私鉄
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-
さて、すっきり目覚めて朝ご飯をいただきます。
まず、波佐見焼のお茶碗を選びます。素朴な長崎の焼き物です。
お茶も3種類の中から好きなものを選んで自分でテーブルまで持って行きます。 -
和華蘭朝食。卓袱料理のミニみたいな感じかな。
特別珍しいものはないですが、和洋中を少しずついろいろいただけます。 -
長崎みかんのジュースとあご出汁のお味噌汁がとっても美味しかったです。
別で小さなビュッフェ台があって、パンやサラダ、ヨーグルトなど好きにいただけます。
長崎の卵もあってダシ醤油もあったので、卵かけご飯したいなー、と。
昨夜は晩ご飯もなしにしたし、よく寝たし・・・と心の中でしばしひとり議論して、軽くおかわりして一杯だけ卵かけご飯することにしました(^_^;)
美味しそうなみかんがあったので、ひとつもらって部屋に戻りました。
窓際の席だったんですが、地元の人の近道になっているようで・・・。
時間帯がちょうど登校時間だったので、中学生が何人か通過して行きました。
毎日のことだからか、目が合うことはなく。でもホテルの敷地内だよねー? -
グラバー園へ向かいます。
ちょっと遠回りして、グラバースカイロードへ。 -
要は坂道エレベーターですね。
降りたらすぐグラバー園ではありますが、丘に暮らす地元の人の為のものだそうです。
朝なので、登っていくのは観光客で、降りてくる人は地元の人、という感じです。 -
エレベーターの窓から時々外の風景が見えます。
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かなり高いところまで上がってきました。すばらしい眺めです。
あれ?屋根の上に何かいる(^_^) -
猫さんでした。
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ちょっと離れたところにもう一匹。
この辺りは猫が多いようですね。 -
エレベーターの出口のベンチにも。
人に慣れているようで大人しく寝てます。 -
またまた違う猫が。
写真撮ろうとカメラ構えたら行っちゃった、と思ったら。 -
立ち止まって振り返った・・・。
観光客を歓迎してくれる猫さんたちでした。 -
海も一望です。
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第2ゲートから入ります。
入ってすぐのところに大きなイカリが。 -
旧三菱第2ドックハウスです。
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ドックハウス前の池には鯉がたくさん泳いでいます。
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あ、ガチャガチャがこんなところに、とおもったら鯉のエサでした。
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グラバー園のいちばん丘の上に旧三菱第2ドックハウスはあります。
2階のバルコニーからの眺めもなかなかです。 -
大きな船もよく見えます。
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動く歩道。
これは修学旅行の時にもあったと思います。だんだん思い出して懐かしくなってきた。 -
坂道をゆっくりくだります。
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旧ウォーカー邸です。ウォーカーさんの息子さんが暮らした住居だそうです。
もとは大浦天主堂のお隣に建っていたそうです。 -
プッチーニ。肩に蝶がとまっています。
これは修学旅行の時にはなかったと思います。 -
蝶々夫人を演じる三浦環像とプッチーニのお顔のレリーフ。
これは高校生の時にも見ました。 -
旧リンガー邸です。
リンガーさんはナガサキホテルという外国人向け高級ホテルの開業にたずさわったとかで、関連の展示がありましたが、個人的にとても興味深いものでした。 -
ナガサキホテルの模型。
立派なホテルだったようです。
開業から10年で廃業、リンガーさんが亡くなって2ヶ月くらいで売却されてしまったそうです。
リンガーさんはナガサキホテルの開業に出費を惜しまなかったとか。存命中はこのホテルを守ることに尽力したのでしょうか。
閉館は戦争で外国船が入って来なくなったのが大きな理由のようです。
その際、売却された食器類1600点が奈良ホテルの倉庫で100年後に発見、奈良ホテルの社長からフルセット一式が長崎市に寄贈されたそうで、奈良ホテル社長の寄贈文も掲げられていました。 -
ずっと倉庫に入ったままだったからか、非常に状態が良いのがしろうとめにもわかります。
どうして奈良ホテルに?
それはナガサキホテルと奈良ホテルは「NHL」とイニシャルが同じだったからとか。
奈良ホテルはナガサキホテル閉館の翌年開業だそうです。
関西の洋式ホテルの先駆け、素敵なホテルです。
この一連のストーリーに鼻の奥がツンとなったのでした。 -
旧リンガー邸の1階バルコニー。バンガローっぽいです。
こんなお家に住んでいたら、お天気のいい日は椅子に座ってぼんやり贅沢に過ごしたいです。 -
旧スチイル記念学校。これも移築されてきたものです。
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旧オルト邸。美しい洋式の住宅です。
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チューリップが咲いています。
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日本初のテニスコート、のローラーだそうです(・_・;
芝生の上をゴロゴロするアレですね。 -
ゴミ箱もグラバーさんのイラスト。
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いよいよ旧グラバー邸に向かいます。
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花壇がきれいに整備されています。
ここの以外にも至るところに清掃や植物の手入れをされている方がいて保持管理が行き届いているなと思いました。 -
この住居は世界遺産ですよね。
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グラバーさんと奥さん。
奥さんは10歳くらい若いのにグラバーさんよりだいぶ早くに亡くなってしまったようです。 -
当時の西洋料理。野菜が全然足りないです・・・。
幕末の志士とも交流があって、屋根裏にかくまったりもしたとか。
そういえば、前はそれっぽい人形の展示があったような?
当時もなんか変だなと思っていましたが。 -
キッチン、というよりは台所の横からちょっとした庭に抜けました。
みかんがなっています。
馬小屋なんかもありました。 -
グラバーさん。
この偉大な商人や、巡ってきた旧宅の主人たちが日本の産業や近代化に与えた影響は大きかったのですね。 -
白い窓の中は温室のようになっていて花がたくさん置かれていました。
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出口に向かう途中、長崎伝統芸能館の中を通過します。
長崎くんちで実際に使う傘鉾や龍踊りの龍が展示されています。町ごとに装飾が全く違うようです。とても豪華。
モニターで長崎くんちの映像が流れていました。 -
一度見に来たいです。
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徒歩でホテルへ戻ってきました。
ホテルの人に教えてもらったお土産屋さんの通りから入ってみます。 -
グラバー園、結構ゆっくりみましたがまだ10時半くらいです。
昨晩は来れなかったロビーラウンジでひと休みしてみます。
長崎関連の本がずらっと並び、椅子やテーブルも長崎で作られたものだそうです。
シンプルだけど温かみのあるインテリアです。 -
長崎紅茶。優しい味で紅茶と日本茶の中間のようなあじでした。
カップとソーサーがかわいい。 -
カウンターはこんな感じ。
コーヒーもあるし、ジュースも数種類あります。
昼間はアルコールの提供はありませんが、生ビールのサーバーも見える(涙) -
ソファー席もあります。
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お部屋に戻って、朝食の時にもらってきた長崎のみかんをいただきます。
種が多くて昔ながらのみかん、という感じだったけど甘くて美味しかったです。
もうひとつくらいもらってきたらよかった^ ^
ではチェックアウトしてまた電鉄で出かけます。 -
西浜町で降りて、浜町商店街にある梅月堂本店へやってきました。
1階がケーキやお菓子の販売、喫茶は階段で2階へ。
平日昼時だったからか貸切状態。梅月堂 本店 グルメ・レストラン
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シースクリームとアイスコーヒー
いわゆるショートケーキですが、上に乗っているのは黄桃とパイナップルの缶詰です。長崎ならではのケーキだそうです。
素朴な味で美味しかったです。店員さんもとても感じの良い人でリラックスしました。
」 -
お気に入りのピンクのランタン。
お天気が良くなってきてキレイに映えます。
昨日と比べてだいぶ過ごしやすい日になりました。
午前中は少し肌寒いくらいなのに、薄手のコートやセーターにマフラーだけとか長崎の人はみんな薄着だなーと思ってたけど、昼を過ぎる頃にはだいぶポカポカしてきました。 -
また電鉄に揺られて長崎原爆資料館にやってきました。
先に資料館に行くか浦上天主堂に行くか、浜口町で降りるか松山町でおりるか、ずっと迷いなから来て、結局松山町で下車。
資料館に先に行くことにしたので浜口町で降りた方がよかったんですよね。
それにしても立派な建物です。
高校生の時に来た時はまだこの建物はなかったです。小さな庁舎みたいなところにいろいろ展示されていたのを見たと思います。
ゆっくり見るために大きめの荷物はコインロッカーに預けます。ちゃんと100円戻ってくるタイプでした。 -
スロープを降りて展示室入口へ向かいます。
壁に年代が書いてあって、少しずつ原爆投下の瞬間にタイムスリップするような演出になっています。
止まったままの時計や真っ黒に炭化したお弁当は以前も見たのを思い出しました。
溶けたガラス瓶を実際に触れたり、いろいろ工夫されていて時間を忘れてしまいます。 -
すぐのところに落下中心地があります。
そこには原爆で崩れ落ちた浦上天主堂の遺構の一部も置かれています。
当時の惨状が想像できないほど、とても静かな場所でした。
なんでしょう、沖縄の摩文仁の丘もそうだったけど、大変なことがやって来た空も海も、今はあまりにもきれいで逆に悲しくなるんですよね。 -
天主堂通りという通りから浦上天主堂へ向かいます。
大きな天主堂が見えます。 -
坂道を上がって。
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立派な教会です。
中に入るのは無料ですが天主堂内は撮影禁止です。
ロープで仕切られていて信者以外は祭壇の方へは行けないのですが、ブルーを基調にしたステンドグラスが本当に美しくて、しばし眺めていました。
レプリカですが被爆マリアも見ることができます。思ったより小さくて、黒くなってしまった目には元々きれいな瞳があったのかなと思うと・・・。 -
天主堂脇を少し下ると、鐘楼の片方が原爆で飛ばされて落下したまま置かれています。
他にも一部が崩れてしまった聖人像や落ちてしまった頭部、そして弾圧を物語るレリーフがあったり、あまりにも困難の多い教会です・・・。
まだ時間が少しあったので、永井博士の如己堂に行ってみようかとも思ったけど、それんはちょっと足りない感じだったので諦めます。
飛行機に乗り遅れたら大変だわ。 -
最後に平和公園に立ち寄ります。
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エスカレーターで上がってきます。
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どんどん上がっていきますよ。
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花壇がきれいに見えます。
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エスカレーターで上がり切ると噴水が目の前にあらわれました。平和の泉です。
あの有名な手記の碑文があります。 -
噴水に虹が出ています。見えるかな?
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平和の像です。
修学旅行の時は、この像の前で集合写真を撮りました。
水が豊富に使われた印象的なモニュメント。
さて、間もなく長崎の旅も終わりに近づいてきました。
夕方の飛行機に向けて、松山町のバス停から空港バスに乗ります。
ひとつのバス停にいろんな路線のバスがたびたび止まるので、その度に「乗りませんよ」って顔するのがちょっと面倒くさい(・_・;
ターミナル発と違ってちょこちょこバス停にの停車するので1時間くらいかかりました。 -
長崎空港に到着。
つばきというレストランでかなり遅めのランチをいただきます。 -
長崎に来て最初で最後のビール・・・。
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これですー。五島うどん!
前日到着した時から帰りに食べるって決めてました。
地獄炊きです。ちょっとお時間いただきますね、ということでビールもだいぶ進んでしまいました。
奥があご出汁のおつゆでネギと生姜を入れます。手前は生卵でかつお節を入れます。
どっちが好きかなーと考えながら交互に食べましたが、どっちも好きでした。 -
ちょっとお土産など見て、大阪へ帰ります。
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伊丹空港到着。
ちょっとひと休みします。
お土産は焼きあごの出汁と、福砂屋のフクサヤキューブという小さなカステラ。春節の特別パッケージだそうです。
何かと悲しい歴史のいんしょうもある長崎ですが、和洋中の融合や地形の美しさがあり、好きな街になりました。
二日間はあっという間でしたが、見どころがコンパクトにギュッと詰まっている長崎の街は、女性のひとり旅にもぴったりです。
次回の課題、長崎ちゃんぽんもあるし、五島で本場の五島うどんもいいなー。なんて。
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