2018/02/24 - 2018/02/25
22位(同エリア74件中)
senqingさん
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白い台地に青い空、色彩豊かな熱気球の集団が一群となってゆっくり飛んでいきます。そんな光景を見てみたくなり小千谷に行ってきました。
また、熱気球試乗体験もできるのでぜひ体験してみようと予定していました。しかしこれが肝を抜く結果となり、現場に居合わせた人々は凍り付きました(詳しくは本文をご覧ください)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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天気予報は24日の昼は50パーセント、25日の昼は100パーセントの雨ないし雪となっています。熱気球は降雨・降雪では中止らしいので、どうしようかと思いましたがホテルも予約してあるし、とりあえず行ってみます。
浦佐駅から在来線に乗り換えます。 -
車窓から見える雪景色です。さすが北国、雪一面の世界です。
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小千谷駅ホームです。ホームは長いが車両は2両編成が基本です。
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日本を代表する熱気球大会「日本海カップクロスカントリー選手」は24日タスクⅠ、タスクⅡ
25日タスクⅢの三回の競技があるので、その内の一回でも見ることが出来ればと思っています。
8時過ぎに会場に着きましたが、交通整理の係員は無情にも今日の大会の中止を告げてきます。ここは何もないところです。降りかけたタクシーにまた乗り込み、もう一つのイベント会場の平沢会場へ行くことにします。写真は粉雪の舞う、熱気球離陸場所の西中会場です。 -
平沢会場うまいもの広場ですが、まだ準備中で
す。早速会場受付で10時の熱気球試乗体験(先着200名)を申し込みます。ところが既に10時の部は申し込みを締め切っていました。えっ!まだ8時半なの満杯?一番の人は6時半から並んでいるそうです。この写真を撮っている場所が大会本部前で、この写真の突き当りに整理券をもらうための列ができていました。13時の申し込み分はまだですが、すでに整理券を貰うための行列ができています。すごい競争率です。 -
熱気球試乗体験設営の準備を進めているスタッフ一同です
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最初はHONDA ASIMOが登場です。飛びはしませんが、地上で一時ユラユラ泳いでいました。
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熱気球はそばで見るとものすごく大きいですね
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続いて試乗機の小千谷号の試運転が始まりました。
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しかし、しばらくしたら運転は止めてしまい、バルーンはしぼんでしまいました。天候の回復を待ってから再開しますとアナウンスが流れています。現在の天気は写真のように曇りで時々雪混じりの雨が降っています。
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うまいもの広場の店は開きましたので遅い朝食を取ることにします。地元の美味しい「食」から定番の「食」まで提供しています(アナウンスの引用です)。
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休憩所の中はストーブが焚かれ温かいです。お母さんに抱かれたこの子は何を見つめているのでしょうか?
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雪原ではスノートレインやスノーチューブが開催されています。既に長蛇の列ができています。
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雪を山上に高く積み上げてスノーチューブで滑ります。方向が後ろ向きになったりして、面白そうです
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こちらはボード滑りです。スタート、滑走、最後はジャンプで本当に楽しそうです。
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また小千谷号の試運転がはじまったみたいで、遠くにバルーンが膨らんでいます。
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試乗体験を開始しますので、整理券10番までのお客様は会場に来てくださいとアウンスが流れています。時間は10時半ですので、予定より30分遅れです。右側の女性三人が最初の体験者です。
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バスケット内は意外と狭いです。見た感じ一辺が1mよりやや大きいくらいでしょうか?客三人と操縦士の四人が乗ると窮屈そうです。いよいよ離陸です。熱気球は三本のロープで地上に固定されています。
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高く舞い上がって行きます。バルーンの真下にバスケットがぶら下がり、構造が下からよく見えます。
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ところがバルーンは横風にあおられ、下方の球形が変形してしぼむと同時に、一本のロープが「ブッチ」と音を立てて切れました。ここで観客は誰もが異変に気が付きました。それまで実況中継していた女性司会者の声も止まりました。
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そしてバルーンは逆方向に向きを変え、バルーンとバスケットは直線にならず、逆「く」の字になり、バスケットのバナーはバルーンの熱取入れ口と完全にズレてしまっています。
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この状態で熱気球は降下します。バスケット内の客と操縦士が見えません。しゃがみ込んで振り落とされないよう耐えているのでしょう。観客は固唾をのんで見守っています。誰もが恐怖で固まっています。
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スタッフ、関係者一同が駆け寄ります。
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また熱気球が風に流されようとするので、バスケットの淵に8~10人のスタッフが取付き、再び浮かび上がるのを抑えています。スタッフの足を見てください、宙に浮いています。スタッフは慣れているというか訓練されているというか一同必死です。
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ようやくバルーンは浮力をなくしましたが客が出てきません。写真一番右側の赤い服の人が司会者ですが、何することなくボートとしています。想定外の事態が起きたので何をしていいかわからないのでしょう。
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しばらくすると操縦士がバスケットから出てきました。右側のオレンジ色のスタッフの横の白っぽい服を着た人です。なんとなく放心状態になっています。
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その後ようやく三人の客が出てきました。歩いています。怪我もなく無事なようです。この状況を目の前にして、試乗を待っていた客はその気にはなれないでしょう。当然午前も午後の部も試乗体験は中止になりました。
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そんなこともありまして、あとは夜の部のグローバルーンフェスティバルを残すだけになりました。時間があるので(主催者は開催の予定と言っている)、一旦今日の宿泊地長岡まで帰ることにします。何事もなかったように遠くに二機のスノートレインが走っています。
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大会本部前で東小千谷小学校五年生の皆さんが育てたお米を配布していたので列に並びます。魚沼産コシヒカリですのでさぞかし美味しいでしょう。
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手書きのパッケージとしおりが添えられています。
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小千谷には、ひな祭りに「ひな人形」を部屋の壁一面に絵紙(浮世絵)を飾る風習があります。今、商店街はひな祭りの「ひいな祭り」が開催されているので、覗いていきます。平沢会場から真直ぐに歩いて30分ぐらいで小千谷市総合会館サンプラザに着きます。
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二階にお土産屋さんや織物の展示販売屋があり、世界一の四尺玉など置かれています。こんなに大きいので説明文の写真を見るとクレーンで持ち上げて打ち上げ筒の中に入れています。本当に大きいです。
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一階の角屋さんです。昼食にこの地方の名物のへぎそばをいただきます。なめらかな喉越しと、しこしこ歯ごたえのある食感で大変美味しいです。つけ汁もサラッとしておりそば湯と一緒にすべて飲み干しました。
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「ひいな祭り」協賛の店はそれぞれ入り口におひな様が飾ってあります。角屋さんの紙絵おひな様です。
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サンプラザ隣には錦鯉会館があります。
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雪だるまさんが迎えてくれます。
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中にはプール(池)があって、沢山の鯉が泳いでいます。この部屋は暖かくベンチも置いてあります。 鯉を見るではなくボーとしている一人連れの男性が三人もいました。なるほど、外は寒いし中は昼寝するにはもってこいの場所です。
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人が寄ってくると鯉が集まってきます。口をめいっぱい開けて餌を要求してきます。
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「ひいな祭り」メイン会場の照専寺です。
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内部全景です。絵紙で彩られるおひな様と浮世絵が部屋いっぱいに展示されています。
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小千谷の江戸時代からの風習を再現しているそうで、歴史を感じさせます。
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旧小千谷総合病院での大ママ「ひいな祭り」会場です。お抹茶がいただけます。一階が写真展示、二階がおひな様展示です。
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おひな様を作る材料です。
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おひな様展示の一部です。
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照専寺から小地谷駅までは30分ぐらいなので歩きます。商店街は「ひいな祭り」に参加しており賑やかに彩られています。小千谷に残る独特のひな祭りの風習を楽しんでもらおうと、小地谷絵紙保存会のみなさんが中心となって毎年開催されているそうです。
中町茶店のおひな様です。 -
澤田屋菓子店のおひな様です。
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山田屋呉服店のつるしびなです。小札が150000と付いています。価値観が分かりませんので何とも言えませんが驚きの価格です。
商店街は「ひいな祭り」に35店舗が参加しています。気づいた店だけ覘いていきます。 -
商店街はこんな感じです。人通りはほとんどないです。
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錦鯉の里だけあって橋の欄干やマンホールなどいたるところに錦鯉が描かれています。
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これは道路わきにある排水路のふたを開けて雪を捨てているところです。雪国の人はあたり前でしょうが、知らない私は中を覗き込んでしまいます。けっこう深い所を水が勢いよく流れていました。
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小千谷駅です。一旦長岡に戻り夜また戻ってきます。
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グローバルーンフェスティバルに戻ってきました。ふきのとうをモチーフにした「ふきの灯(雪灯篭)」です。
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本来は気球とレーザー光線の祭典になるはずですが、今年はバルーンなしでバナーを吹いているだけです。ちょっとガッカリですが天候の影響はどうしようもありません。
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こちらはアイホンで撮った写真です。アイホンの方が綺麗に撮れますかね。
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グローバルーンフェスティバル最大のイベント花火の祭典が始まりました。
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位置関係は花火が上がって分かったのだが、私の立っている位置はバーナーと花火が重ならず失敗でした。
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花火は大変大きいです。
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写真の花火は球にならず稲妻みたくなっています。
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赤い花火です。
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打ち上げている時間は短く10分ぐらいだったでしょうか。
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二日目の朝です。
今日も粉雪が舞っています。小千谷観光協会7時のホームページでは「本海カップクロスカントリー選手」タスクⅢは開催予定と書かれています。天気が回復することを願って長岡駅を出発します。 -
運よく今日は駅と会場を結ぶシャトルバス(無料)が止まっていたので乗車します。
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既に開始時間の8時になっていますが気球は一基も膨らんでいません。
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8時過ぎになってようやく試験飛行の一基が舞い上がりました。
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しばらくして次々にバルーンが膨らみはじめました。雪は降り続いていまが、天候が安定してきたので競技を開始しますとアナウンスが流れました。
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気球を見ている観客です。
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一基が舞い上がりました。競技方法をアナウンスしていますが、マーカーと呼ばれる小さな砂袋にナイロン布のついたものをゴールに投下し、その近さ距離を測るようです。そのマーカーをバスケットから垂らして観客に見せています。
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バルーンは次々に膨らんでいきます。
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そばに寄るとバルーンはほんとに大きいです。
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色鮮やかなバルーンが重なり合います。
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下に小さく映っている人と比べると、バルーンの大きさが偉大です。
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参加四十一基だそうで、次々に膨らんでくるとほんとに色鮮やかです。
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一基、二基とゆっくり上昇し飛んでいきます。
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真下から見るとこんな感じです。
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青っぽいバルーンがどんどん上がって行きます。
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バルーンは南の方角へ次々に流れていきます。
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雪ですので青空は覗きませんが、静かにゆっくりと移動する気球は穏やかでいいですね。
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最初に飛んで行った気球は米粒のようになり、見えなくなっています。
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全て去っていたあと一基がおもむろに準備を始めました。バルーンを広げたり、ガスボンベを運んだり、大型扇風機を回したり、バーナーを点火したりして手際よく準備しています。
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バーナーのそばにいると結構熱さを感じます。
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膨らむと堂々たる土佐犬(?)が現れました。奥に見える帯広畜大学の気球、今日はフライトをしないそうです。
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最後の一基が飛び立ちます。いってらっしゃい~。
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