2018/03/04 - 2018/03/04
1367位(同エリア3594件中)
またたびさん
大阪を代表するミステリー作家、有栖川有栖さんの『幻坂』が、大阪ほんま本大賞(大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本)を受賞しました
その舞台になった天王寺七坂をご本人が紹介する番組がありまして、それがひじょーに面白かったので探索してきました
大阪に住みながらあまりにも知らん事が多かったので紹介したいと思います
放送は去年だったので記憶が曖昧なのはご容赦ください
暖かくなってから行こうと思ったので (^^;)
それでわ (^^)/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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谷町九丁目駅からスタートです
お相撲さんなどを贔屓にしてくれるスポンサー的な「タニマチ」は、そのお金持ちが谷町に住んでいたそうな・・(たぶん諸説あります) -
駅から南に千日前通りを南下
番組でも話してましたが、ここはブラックマヨネーズがM-1でネタにした坂
「オレの住んでるとこからボーリングの玉落としたら難波まで転がっていくやろ」
これを入れたら「天王寺八坂」になります (^^;) -
3分も歩けば一つ目の真言坂(しんごんざか)
真言宗のお寺が多かったからこの名前に
駐輪が邪魔やなぁ・・ -
突き当たりには生國魂神社(いくたまじんじゃ)
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大阪の人は親しみを込めて「いくたまさん」と言います
日本最古の神社だけあって、大阪でも最も人の集まる場所でした
なので・・ -
遊郭的なお茶屋がたくさん出来て、その名残でこの辺りはラブホだらけ
このバランスが凄いです -
それでは正面から参拝します
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手水の龍がいかつい
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まずはご本殿で参拝
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ここの境内には11社あります
ほとんどのご利益がここでまかなえます (^^) -
絵馬もこの通り
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案内表示もこの通り
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芭蕉の句
菊に出て 奈良と難波は 宵月夜
歴史を感じます -
日時計もありましたが見方がわからん
10時くらいでした -
北門から下って次の坂へ向かいます
千日前通りと松屋町筋との交差点
ちょっと行くと黒門市場です -
松屋町筋を南へ
ここは大阪弁で「まっちゃまち」と読んでください (^^;) -
次は源聖寺坂(げんしょうじざか)
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ここの敷石は廃線になった大阪市電で使われていた御影石
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こんな感じでいろんな形や色が寄せ集めで使われていたそうです
法善寺横町もそうらしい -
さらに登って行くと・・
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ここにもラブホの巨大オブジェ (^^;)
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松屋町筋まで戻ってきました
ここをまっすぐ行けば大阪の秋葉原、日本橋の電気屋街です -
口縄坂(くちなわざか)
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道の起伏がくちなわ(蛇)に似ているところから・・
“くちなわざか”を漢字に変換してみたら「蛇坂」になりました
ちょっとびっくり -
ちなみに、このへんには坂の説明板の他にこんなんや
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こんなんがあるので道に迷うことはありません
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善龍寺
ここらは昔は海だったそうで、網にかかった「海中出現地蔵」の話が有名らしいです -
石碑もありました
このへんに新選組の泊まった寺があるそうですが見つけられませんでした -
坂を登りきって右へ
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愛染坂です(あいぜんざか)
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この坂の上に
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愛染神社があります
ここも「あいぜんさん」と呼ばれています -
縁結びで有名です
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縁結びのご神木
これが寄り添って見えるところから -
ここで休憩をかねてしばし瞑想・・
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足腰も回復したので次へ行きましょう
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清水坂です(きよみずざか)
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“きよみずざか”なので当然、清水寺があります
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清水寺ならば・・この感じわかりますか
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そう、清水の舞台があります
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清水の舞台から通天閣
シュールやわ・・(・∀・)
そして清水の舞台があるなら・・ -
音羽の滝(おとわのたき)もあります・・と言いたいところですが、
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似せて造られた「玉出の滝」(たまでのたき)
大阪市内唯一の滝です
右から延命・恋愛・学業・・かどうかはわかりませんが、京都みたいに並ばなくていいですね (^^) -
“たき道”の石碑
昔の偉いお坊さんが観音様に「京都の清水寺を模した寺を建立せよ」と夢のお告げで言われたそうです
夢のお告げでここまでやるとは・・ -
続きまして天神坂(てんじんざか)
菅原道真がここで休憩したからこの名前がついたそうです -
ここは安居天神に続く坂ですが、ここには歴史上の人物がもう一人
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真田幸村が大坂夏の陣で非業の死を遂げた神社です
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しめ縄の巻かれた松の木
ここで無念の最期を・・ -
安居天神の松屋町筋側の鳥居
マンションに挟まれたこの場所で幸村が戦死してたとは知りませんでした -
逢坂(おうさか)
七つ目の最後の坂です -
ここらは逢坂2丁目
地名として残っています -
先ほどの安居天神にはこっちからも入れます
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今は25号線で交通量の多い道路ですが、昔は馬車馬でも音を上げる程の急坂で、市民を苦しめたそうです
この先が四天王寺なのでお参りには大変だったでしょう
寄付を集めて平坦にしたそうです
逢坂の名前の由来は諸説ありすぎてはっきりしてないそうです (^^;)
それでは、これでおしまい
帰ります -
ちょっと戻って四天王寺前夕陽ヶ丘駅、歩いた距離は一駅ちょっと
時間はゆっくり回って二時間半くらい
通天閣からも近いので、串カツを食べて時間があったら、食後の運動に坂道を上ってみたらいかがでしょうか (^^)
またたびでした (_ _)
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