2018/02/08 - 2018/02/25
50位(同エリア106件中)
ケロケロマニアさん
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1月27日に和寒を離れ、暫く香港・米国・名古屋等を彷徨った後、2月上旬に父を連れての北海道二大都市雪(冬)まつり巡りの旅を終えて、ようやく2月7日に和寒に戻ってまいりました。
しかし、2018年の和寒の冬は厳し過ぎます。
全国的には、記録的な大雪に見舞われている報道で、悪い意味で有名になっている幌加内町の隣町が和寒ですので、山を一つ越えているとはいえ、状況には大差はないと思われます…。
もう寒いの嫌!雪も要らん!!早く春になれ!!!
と思いつつ、既に屋根の高さまでの積雪で窓が塞がってしまい、一日中真っ暗な室内に籠って、ひたすら平昌五輪を見て過ごす日々…。
時候の挨拶、とは言いながら、長期旅ロスと雪はね疲れなどに疲れ切っている毎日なので、せっかくなので、また4年後に見直すための備忘録的に、今回の平昌五輪に関する個人的な感動シーンを綴った旅行記を残させて頂くこととしました。
本当は生で観たかったんだよなぁ~。平昌五輪…。
でも、残念ながらお財布の壁に阻まれて、行くことが出来ませんでした。
(入場料、高過ぎますし…。入場料が安いパラリンピックへも行きたかったけど、時期的にこちらは農作業が始まる時期なので無理だし…(涙)。)
という訳で、実はこの旅のために貯めておいた旅費を解放して、今回の米国&父連れ旅に生まれ変わったという事情(?)もありまして、せめて気持ちだけでも、本来の平昌五輪旅に行ったことにしておきたいので、胡散臭い本旅行記を綴らせて頂きました。
(表紙:全然関係ないけど、道の駅ライスランドふかがわのキャラのうちの一匹。ピョンちゃん。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
和寒に戻った翌2月8日は、この所の冬の和寒町保養センターの冬の風物詩となっている、湯めぐりスタンプラリー(第七回目:伊香保温泉)へ。
和寒町保養センター 名所・史跡
-
まあ、多分、入浴剤みたいなのを溶いて入れているだろうけど…。
(因みに2月22日は第八回:蔵王温泉でした。) -
さて、ここからは平昌五輪のことを記させて頂きますが、まず、私が冬季種目で一番注目しているのがこのカーリングです。
今大会からは、ミックスダブルスという男女混成ペアの種目が始まりましたね。
ドーピング問題で国としての出場が認められなかったロシア。
そのペアが3位決定戦で勝利を挙げ、まだメダルが取れていない日本国内の冷めた雰囲気とは裏腹に、一人歓喜を上げていたのですが…。まさかこの選手(の夫)がドーピングに引っ掛かってしまうとは…。別競技でのOAR選手も、一人失格になっていましたね。ロシアマニアだけに、この国の”ドーピングの闇”の深さには、悲しみしか残りません…。 -
大体にして、全国的(日本国内という意味での)には、4年に一回しか盛り上がりを見せない雰囲気のあるカーリングですが、北海道や一部本州(長野など)では、安定した人気がある冬季を代表するスポーツです。
ラストストーン後の両チームの距離が微妙な場合などは、このようなスケールで100分の1ミリ単位まで計測しますよね。この緊張感がたまりません。
しかし、今回の五輪報道を見ていても、アホなマスコミがおやつタイムかもぐもぐタイムか知らんけど、そんなどうでもいいことを面白おかしく伝えたり、とか、”そだね~、ジャパン”とか、訳わからん表現とか、それに飛びつく視聴者とか、「赤いサイロ」という銘菓が話題になって、注文殺到で生産一時中止になるとか、本当に馬鹿馬鹿しい…。
てか、一番馬鹿なのは、そんなのに踊らされる視聴者ですよ!こうした”エンターテイメント”感覚でカーリングを見る人に、金メダリストを”獣”扱いして、大顰蹙を買った某局アナウンサーを非難する権利はないと思います。 -
という訳で、ここからは、豪雪に埋もれ続ける和寒町の2018年2月の風景と共に、個人的な2018平昌冬季五輪の感動シーンベスト10を。
(完全な主観で記させて頂くだけですので、苦情は一切お受けできません( ´∀` )。) -
第10位:羽生選手金メダル、宇野選手銀メダル。
そう、誰もがご存じのフィギュアスケートの男子シングルですね。
多くの日本人の方が感動シーンのトップに挙げていらっしゃると思いますが、私にとっての感動シーンとしての順位はこの位置です。
何故って?
それは、”勝って当たり前の選手が順調に勝った”からです。
勿論、怪我を乗り越えて金メダルを獲得して、66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生選手の偉業は素晴らしいですし、銀メダルの宇野選手も、五輪という大舞台で、実力をいかんなく発揮しての受賞は、快挙だと思いますが、両選手とも、特に決勝フリーではご本人達からしてみれば、100%の演技ではありませんでした。
その状態での金・銀ですから、これを感動シーンの第一位に挙げてしまうことは、ご本人達に対しても失礼なことだと思います。それに加えて、女子シングルと比較すると、レベルが高過ぎるために、ほぼノーミスで自己ベストも更新したのにメダルに届かなかった宮原選手や、ちょっとのミスだけだったのに6位に甘んじてしまった坂本選手に対しても、失礼だと思ったからです。(まあ、ロシアマニアとしては、メドヴェージェヴァとザギトワのハイレベルな戦いには痺れましたが…。キム・ヨナにしても浅田真央にしても、生まれる時代を間違って(?)いたら、今の名声は残っていなかったのかも、なんて思ってしまいます…。) -
まあ、勿論、国歌が流れ、国旗が二本も掲揚される、というのは、日本人としては誇らしいシーンですので、順位が低い分、ここでは敢えて画像を二枚UPさせて頂きます。
-
第9位:ナイジェリア女子ボブスレーチームの活躍
普通に日本の五輪放送を見ていると、こんな所に感動する方は少ないかと思いますが、私はやっぱり、彼女達の競技に参加しようというモチベーションが凄いなと心を打たれたのです。
「クールランニング」で、ボブスレー男子のジャマイカチームが注目を浴び、その流れは今回の五輪にも脈々と受け継がれてきていますが、ジャマイカチームに関しては、何だか日本のボブスレー製造元とすったもんだがあったようで、何だか冷めた気持ちで観てしまっていましたが、今回のナイジェリアの女子チームは、五輪参加に際して、資金集めから相当な苦労があったようで、氷の世界とは無縁の熱帯の国からの、しかも”ジャマイカの二番煎じ”的なこの挑戦は、ともすれば、奇異の目で見られるだけの対象だったことでしょう。
ボブスレーという競技は、悪い意味で”資金力が勝敗を左右する”競技でもありますので、そんな中で、お世辞にもバックアップ体制が整っているとはいえない彼女達が、この極東アジアの極寒の地で、参加までこぎつけたことは、本当に素晴らしいことだと思いますし、アフリカの他国の選手達や子供達にも、多くの夢や希望を与えたことでしょう。
順位とは関係のない、メダルメダルと大はしゃぎするだけのどこかの国とは違った次元での戦いには、ある意味、本来のオリンピック精神というものを感じることが出来ますね。私的にはそれが羨ましかったりもするのです…。 -
第8位:韓国・スケルトンで金メダル!
大体にして、五輪観戦に対する日韓の観客という意味で、悪い意味で似たり寄ったりですよね。”自国がメダルを取れる可能性がある競技にだけ大騒ぎ”、みたいな…。
例えばこのスケルトンという競技、果たして日本ではどれだけの注目度があったことやら…。しかし、韓国ではこの競技は、”金メダリスト”誕生の予感が大きかったため、早くから注目されていました。御存じのように、韓国の冬季五輪といえば、お家芸のショートトラックばかりが注目されますが、今回、アジア初の同種目金メダリストとなった尹誠彬(ユンソンビン)選手の活躍は、もっと日本でも注目されても良いのではないでしょうか?
因みに、今回の尹選手の金メダルは、韓国冬季五輪史上、初めてスケート以外での種目によるメダル受賞者とのことです。しかし、日本も韓国も、メダルを取る選手が現れない限り、注目度が上がってこないという病理は、これからも治る気配はなさそうです…。
あと、正しい判定なら快挙だと思うのですが、男子パラレル大回転準決勝で、韓国のイ・サンホ選手とスロバキアのジャン・コシール選手との対決に疑惑が…。勿論、一アジアの民としては、もし韓国選手が雪上競技で銀メダルなら、素晴らしいことだと思うんですが、確かに写真判定を見ると怪しいんですよね…。またパラレル大回転の競技自体、赤コースと青コースとの有利不利が明確な中での1本勝負は、ちょっと可哀そうな感じがしました。韓国も五輪開催国として、この辺の疑惑はきっちりと国際的に説明した方が良いようには思います。 -
第7位:スノーボードの神々の競演
大体にして、一般人的な五輪観戦の視点からすると、競技レベルは別としても、これならある程度は自分でも出来るかも、と、上から目線で思ってしまう節があるものですが、”絶対無理”と思ってしまうのは、やはりスノーボード競技でしょうね。特に、競争系はともかく、演技系のハーフパイプとかビックエアとかは、当人達も命懸けでやっていらっしゃいますし、その中で当たり前のように技を成功させて来る人々は、もう神の領域と言わざるを得ませんよね。
男子ハーフパイプのショーン・ホワイト選手や、平野歩夢選手、女子ハーフパイプのクロエ・キム選手など、彼らは同種目の他の参加選手達と比較しても、ちょっとレベルが違い過ぎます。一つの失敗が選手生命にも繋がってしまうような危険極まりない競技なだけに、それが完璧に決まった時の感動は、他の競技よりは遥かに上かな、という意味で、私の感動順位としてはこの位置となりました。 -
この赤い線が、私の身長(170cm弱)ですので、2M以上は積もっていそうな高さですね。山の向こうの幌加内は3Mを超えているそうなので、この1.5倍はある計算になります。
まるで、GWに開通したばかりの立山のアルペンルートの雪の壁みたいですね。(断っておきますが、これは立山のような高山帯ではなく、低地での話です…。) -
第6位:スピードスケート・高木姉妹の大活躍
これも殆どの日本人の方にとっては、ベスト3には入って来るとは思われる感動シーンですが、私の順位は控えめにこちらで。
あまりメダルメダルと騒ぐのは好きではないタイプなのですが、これだけマスコミが大騒ぎしている中で、姉の菜那選手は金2つ、妹の美帆選手は金・銀・銅をコンプリート、実に日本全体で稼いだ20個(団体競技の女子パシュート金は4個、女子カーリングは5個とカウントして…)のうち、実にこの姉妹のお家に25%が集結することになりますね。凄い割合だわ~、てか、無茶苦茶親孝行ですよね~。
特に、北海道内では有名な話ですが、この姉妹のライバル心はとても強くて、今回も前半で妹の美帆選手がまずメダルを獲ってしまったので、お姉さんの方がどうなるかハラハラしていましたが、新種目のマススタートでの金、あれは本当に鳥肌が立ちました。
なんだかんだ言っても、プロスポーツでもない限りは、やはり五輪でのメダル、というのは報奨金の対象になりますしね。ただ、大体にしてこの国においては、”成功者に対する妬み”から、ちょっとした言動が揚げ足取りの対象になってしまう可能性がありますので、”ベンツ問題”で色々と叩かれた道北の某スキー選手みたいになってしまわないよう、くれぐれも慎ましくストイックな選手生活を続けて頂きたく思いますね。 -
冬ごもり中の和寒のデゴイチさんの様子はこんな感じ。
早く春になって、お姿を拝見したいものです…。 -
そのSLがある恵みのホール向かいの雪山。
別に土台が土盛りになっている訳ではありません。
純粋に雪だけの高さでこれだけあります。 -
第5位:高梨沙羅選手に抱き付く伊藤有希選手
結果云々出なく、純粋に五輪っていいなあと感動したのが、女子ジャンプでした。勿論、ソチの屈辱の思いを胸に4年間頑張って来た高梨選手の銅メダルは素晴らしかったですが、それ以上に感動したのが、その年下のライバルに抱き付く伊藤有希選手の姿でした。
彼女も本当はメダル候補のジャンパーでしたが、肝心の所で風に恵まれずに失速してしまいました。風の条件ではライバルの高梨選手の方が良かっただけに、その中で順当に飛行できた彼女に対しては、正直、トップ選手としての嫉妬もあった筈です。しかし、そんな姿を微塵も感じさせず、無事、メダル圏内に食い込むことが出来たライバルに抱き付く伊藤選手の姿は、本当に涙が溢れてきました。
ラージ・ノーマル・団体と3度のチャンスがある男子とは違い、現状の種目としては女子ジャンプはノーマルの1回しかチャンスがありません。その中で、自分自身も苦しんできた4年間の集大成として挑んだ五輪で、満足のいくジャンプが出来なかった中、ライバルの成功に素直に喜べる彼女の人間力、同じ道北の民(彼女は上川郡下川町出身)として、誇りに思います。そして、くだらない記事やコメントばかりのマスゴミの中で、”伊藤選手に赤いメダルを”と書かれていたジャーナリスト(お名前は忘れましたが…)の方にも、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 -
第4位:女子スーパー大回転とスノーボードパラレル大回転
アルペン競技のトップ選手は殆どが欧米の選手なので、日本人的には注目度が低い競技だったとは思いますが、この女子スーパー大回転には、二つの意味で感動したことがありました。
一つ目としては、実際に中継をご覧になった方はご存知かと思いますが、実はこの競技には、冬季五輪としては結構色々なマイナーな国の選手が参加していて、勿論彼女達の記録は、世界レベルからすると低いと言わざるを得ないのですが、ゴール地点での表情が皆明るくて素晴らしく、見ていて晴れやかな気持ちになったということです。そんな中、結果としても残してくれたのが、3位に入ったリヒテンシュタインのティナ・ワイラター選手でした。皮肉なことに4位は隣国スイスのララ・グート選手でしたが、その差は僅か100分の1秒。この差で、今大会における同国唯一のメダル獲得となった訳で、自国のメダリストのことしか大騒ぎしない某国のマスゴミ達には、もっとこうしたメダリストのことを取り上げて欲しいな、と思った次第です。 -
さて、上記で”二つの意味で”と申し上げたもう一つは、金メダルに輝いたチェコのエステル・レデツカ選手ですね。彼女に関しては、感動、というより、驚き、という表現の方がしっくりときますが、本業はスノーボードの選手ということで、このアルペンでの金メダルは誰も予想していないことでした。
そして勿論、日本からもソチ五輪銀メダリストの竹内智香選手(旭川出身、彼女は準々決勝で惜しくも敗退してしまいましたが…)が出場した、本業のスノーボード・パラレル大回転でも圧倒的な強さで勝利し、異種目での金メダリストとなったことは流石に日本でも有名になりましたね。
今大会では、同じく日本が銀(小平選手)銅(高木美帆選手)を獲ったスピードスケート女子1000mで金メダルに輝いた、オランダのヨリン・テルモルス選手も、ショートトラックの女子3000mリレーで銅メダルを獲得し(但し、決勝で2チームが失格となったための繰り上げ、でしたが…)、異種目での複数メダリストが二人誕生した、というのも、記憶に残る五輪となりました。 -
町の中心部道路中央の雪山。
ここの雪山は割と多くの頻度で排雪されるのですが、短期間で降ってしまったからか、このような高い雪山になってしまっていました。 -
第3位:アイスホッケー
やはり冬季五輪で一番主役の競技といえば、個人種目が多い冬季五輪の中で、カーリングと共に貴重な団体種目といえるアイスホッケーでしょう。
日本の強弱に拘らず、やはりこのアイスホッケーのようなスリリングな展開を楽しめる競技は、夏季五輪を合わせて考えてみても、他にないように感じます。それだけに観戦者としては目が付いていかないことも多いですが…(;^ω^)。
今回の五輪では、男女とも凄い決勝戦でしたが、女子は2強の米国VSカナダが延長でも決着付かず、ゲームウィニングショット(サッカーでいうPK合戦)に縺れ込んでの米国勝利でしたし、男子のOARVSドイツも、第二ピリオドまで1-1、第三ピリオドで2点ずつを取り合って3-3からの延長戦でのロシアの勝利、と、本当に凄い試合でした。今大会での男子アイスホッケーでは、やはりドイツの躍進が凄かったですね。カナダに勝利した時は鳥肌ものでしたが、ドイツって、特に冬季五輪では強い種目が多いので、アイスホッケーまでもか、と、アジアの一小市民としては、ちょっと羨ましくもなりますね…。
そして、何よりもロシアマニアとしては、今回国として参加できなかったロシア、フィギュアの女子シングルまで金メダルなしでしたので、男子種目としての初めての金メダルにもちょっとホッとしました。 -
第2位:小平奈緒選手と李相花選手との友情
このシーンは、恐らく日韓の多くの方々が、今回の五輪における感動第一位に挙げられることでしょう。勿論私も、このシーンを1位に選んでも良かったのですが、やはりそれは譲れない事情がありました( ´∀` )。
私は常日頃から日韓関係の好転を望んでいる立場ですので、まず小平選手が見せた最初の配慮(500mの自分の滑走後、後に控えていた李選手や郷選手のことを思って、観客に向かって静かにするよう合図したシーン)や、勝敗が決した後の李選手に見せた小平選手のあの態度は、本当に素晴らしかったと思います。
それに対する韓国メディアの反応も素晴らしくて、やはり、あういう”浪花節”に韓国の方は惹かれる部分は強いのだと改めて思いましたし、小平選手には、いつかは訪れるであろう選手生命の全う後も、日韓関係の懸け橋となれるような活動を続けていって欲しいなと願っています。
その小平選手を”獣”呼ばわりしたあのアナウンサー、ある意味、ヒールとしては最高でしたよね。狙ってやっていたのなら、ある意味プロフェッショナルです! -
第1位:カーリング・日韓大活躍!!!
今回の五輪で、個人的な第一位はやっぱりこれでしょう。ただ、日本では女子カーリングチームの銅メダルばかり騒がれているようですが、私はアジアの2か国が活躍し、この両国でのカーリング熱が高まったことが何よりも嬉しかったです。
4年に1回だけ面白おかしく取り上げる日本のマスゴミもそうですが、韓国でも当初はカーリングのチケットなど売れ残っていて、ボランティアにサクラになってもらって配っているようなレベルだったらしいですね。それが、あの女子チームの破竹の快進撃で一気にカーリング熱が高まって、最終的には銀メダルにまで駆け上がった訳です。準決勝での日韓対決は最後まで本当に痺れる展開でしたし、日本も予選では金・銀の両チームに勝利している訳ですから、本当に誇らしく思います。
また銅メダルインタビューで、吉田選手が”日本チーム”が、でなく、”アジアの二チームが”表彰台に上がったことを誇りに思う旨を話されていましたが、それが私には、”現状のアジアのカーリング熱に対する皮肉”のようにも感じられました。トリノ五輪の頃からか、”カー娘”呼ばわりされて、一時的なタレントのような扱い、本当にこの国の観客・マスコミのレベルの低さには呆れて物が言えません。彼女達は一流のアスリートなのですから!
女子と比較すると、予選敗退で相対的に注目度が低かった男子カーリングに関しても、世界の強豪相手に4勝5敗という成績は立派だったと思うし、ここでも日韓が同じ成績で並んでいる、というのも、将来に向けての好材料だと思いました。繰り返しにはなりますが、北海道では大変人気のあるスポーツのカーリング、ですが、全国的にはまだまだ”4年に1回”しか盛り上がらない”イベント”レベルの競技にしか感じられないのはつくづく残念に思います。
現在では北海道のみならず、青森や長野等、本州方面にも沢山強いチームがあって、国内的にもし烈な代表争いを演じてきた彼ら・彼女らでもあります。是非、多くの方に、”4年に一度”ではなく、もっとカーリングの奥深さ、楽しさを日常的に楽しんでいけたらという思いを胸に、本五輪の感動シーンの一位とさせて頂きました。
という訳で、本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり、有難うございました。
そして、”早く春よ来~い”。
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