一泊二日で平昌オリンピックに弾丸ツアーだ。観戦したのは女子カーリング3位決戦。１編は日本からソウルに着いて、江稜に向けて出発する。

平昌オリンピック２０１８：女子カーリング３位決定戦(1)

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2018/02/24 - 2018/02/25

43位(同エリア120件中)

エリア

江稜・平昌(韓国)

同行者: カップル・夫婦

旅行の手配内容: 個別手配

1月に読んだ吉田友和の旅行小説に触発されて、週末海外を検討していた我々夫婦。ちょうど平昌オリンピックが開催されている時期だった。
スパで、風呂上りの後お酒を飲みながら、冬のオリンピックはこの機会を逃すと行くことがないかもしれないということで、平昌オリンピックへ行くことに決めたのだ。帰宅して酔っぱらいながら、その日の深夜に航空券と平昌オリンピックのチケットを購入。まあ、だいたいいつも酔っぱらった勢いで海外旅行の場所を決めているのだ。
チケットを購入した日は出発の3週間前の2/3。まだ開幕前だが、平昌オリンピックの公式サイトでは、チケットはほとんど売り切れで、購入できたチケットが女子カーリング3位決戦である。
日本で行きも帰りも韓国版新幹線KTXをネットで予約。2週間前に見た時は、空きがかなりあったので油断していたら、１週間前には満席になったいたので、行きは少し遅いチケットとなってしまった。
帰りも翌朝の朝一のKTXを予約。
さてチケットを購入したこともあり、出発前に連日女子カーリングをTVテレビ観戦。チームの躍進もあり、TVやネットでも、もぐもぐタイムやスキップ(最後に投げる人)の藤沢選手が韓国の女優に似ているとか、どんどん日本国内も盛り上がっていった。そして迎えた2/21(水)。予選最終戦のスイス戦で勝てば、4位で準決勝進出だ。当然TV観戦したが、日本は完敗してしまう。だが、4位を争っていたアメリカがスウェーデンに敗れ、日本は幸運にも準決勝進出を決めたのだ。完敗した責任を感じていたサードの吉田選手がインタビューで泣いてしまうというドラマもあった。
迎えた2/23(金)出発前日の準決勝日本VS韓国戦。負けたチームを3位決定戦で見ることができるのだ。韓国は予選1位。終盤によく追いついたが、延長戦11Rで敗れてしまった。これで3位決定戦は、日本対英国だ。しかしオリンピック開幕前に女子カーリングの3位決定戦のチケットを予約して、この試合を見れるとは、我々はものすごい強運だ。
今回の予定だ。
2/24(土)
　9:15 羽田空港発⇒大韓航空⇒12:15 金浦空港着
　16:00 ソウル駅発⇒KTX⇒17:55 江稜駅着
　20:05-23:00 カーリングセンター
　江稜駅近のモーテル泊
2/25(日)
　8:10 江稜駅発⇒KTX⇒10:16 ソウル駅着
　14:00 ソウル駅発⇒地下鉄(予約なし)⇒15:00 仁川空港着
　17:20 仁川空港発⇒大韓航空⇒19:40 成田空港着
6時前に家を出発。前日は風邪気味で早く寝た妻も大丈夫そうだ。
羽田空港に到着。チェックインすると満席の為、隣同士にはできないと言われた。自分がいつも買っているサイトからは大韓航空は席の予約ができないが？2時間前だからそんなにチェックインしているとは思えないし、ツアーかな？JALの共同便なので、JALはできるのか不明だ。
思ったより混んでいたが、出国手続きも終わり、約2か月前と同じく六厘舎で朝食。今回はつけ麺だ。つけ麺はやっぱりおいしい。
そして朝一のビール。周りも飲んだいるが、格別だ。普段は絶対にできない贅沢だ。
平昌オリンピックのモバイルチケットだ。これが現地で表示できないと入場できないかもしれないので、心配になって羽田で再度確認。
今回も搭乗口は2か月前と同じ一番端の148ゲート。スマフォの充電をしながらネットニュースを見ると、今回は藤沢選手の涙のインタビューだった。
昨日の試合を思い出すと、やっぱり１Rで3点取られたのが痛かったなあ。韓国は序盤のリードがあるので安全な展開を取っていたように見えた。そんな中、よく追いついたのだが。韓国のスキップのメガネ先生にプレッシャーのかかる最後の一投を決められてしまった。
飛行機に乗り込む。入口にスポーツ新聞があったので、ゲット。一面は昨日のカーリングだ。「メガネ先生に韓敗」、「メガネ先生がついにメガネを外して喜んだ」というスポーツ以外のところ（メガネ）にもスポットライトが当たっている記事だった。ビールを飲んだのでしばらく眠りについた。気付くと機内食だ。
機内では前回と同じビデオでもう見るものがない。そもそも日本語のビデオが一個しかないのだ。しょうがないので、言葉が分からなくてもいいサッカーをみた。その後フライト情報を見ると、平昌には五輪のマークが表示されている。
金浦空港到着。13:00位に出国検査を抜けると。平昌オリンピックの看板がお出迎えだ。
横の壁にも。
タッチした数をカウントするものもある。
金浦空港から空港鉄道(AREX)に行く道もだいたい覚えている。
２か月前と同じ場所の券売機でチケットを購入。
お馴染みの１回用T-Moneyカードだ。
景福宮近くの参鶏湯のド定番の店：土俗村に行く予定だったが、時間的に厳しいので、明洞で参鶏湯を食べることに。明洞にもオリンピックの横断幕がお出迎え。
店に入店。地元の人も多くて期待できそうだ。ほどなく参鶏湯が来た。
妻は烏骨鶏(ウコッケイ)の参鶏湯。見た目がちょっとグロテスクで、鳥の皮ががヌルヌルしている。
テーブルの引き出しにスプーンとフォークがある。さっそく、汁をすするとあっさりというか味がうすい。どうやら他のテーブルを見ると卓上の塩と胡椒を大量にかける様だ。ほどなく身体が温かくなり、お腹一杯だ。
ソウルに戻って、KTX乗り場へ。地下鉄からの行き方がよくわからなくて駅員さんに聞いて、たどり着いた。
平昌オリンピックの看板がある。
ネットの事前情報通り、KTXのチケットチェックはなかった。日本の新幹線はきっちり改札があるが、韓国はゆるいようだ。
16:00発のKTXで江稜へ。
車内も乗り心地がよく、就寝だ。

※2編に続く。