2017/09/29 - 2017/10/16
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さくらいろさん
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グラナダからのフライトでバルセロナに着きました。
スペイン・アンダルシア地方は、降り注ぐ太陽と白い村、
アルハンブラ宮殿などのイスラム時代の遺産が残る地方でした。
ここバルセロナはカタルーニャ州の州都です。
地方ごとに「国」があるといわれるスペインですが、
カタルーニャ地方もまた独自の歴史と文化がありました。
また、建築家アントニオ・ガウディの作品をあちこちで見ることが
できます。
街歩きでは市場の見学やピンチョス、海の見えるレストランで念願の
パエリアを楽しむなどスペインらしさを感じることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
グラナダ空港を19:10に飛び立ってバルセロナ着は
20:10。
すっかり夜になっていました。
アンダルシアからやってくると大都会です。 -
空港からカタルーニャ広場までバスに乗りました。
5.90ユーロ。
満席です。 -
カタルーニャ広場に着くとタクシーがたくさん
待っています。
皆さん、そこからホテルに向かうためです。
私達もタクシーに乗りました。
ホテルは「オラ・エクサンプル」
写真は翌日に撮ったものですが、通りに面して
メトロのDiagonal駅の近くでした。 -
チェックインの時にウェルカムシャンパンを
出してくれて、そのまま部屋に持って行きました。
エクスペディアで予約しました(2泊朝食込
約77,000円)
事前にホテルからのメールでリクエストがあれば
何でもどうぞ、とのことでしたし、フロントも
とても親切。
部屋まで一緒に来て、部屋の使い方の説明もしてくれました。 -
今回、滞在したホテルの中では一番、スタイリッシュな
部屋でした。 -
テーブルや椅子もモダンなデザイン。
-
ミニキッチンの流しのような洗面台。
カウンターの下には冷蔵庫。 -
セフティボックスは引き出しの中でした。
-
ガラス張りのシャワー室から見たベッドルーム。
ブラインドなどもありません。
少々、モダン過ぎるデザインという印象です。 -
フロントから一緒に来て説明してくれた訳は
トイレのドアがまるで壁としか思えない作りでした。
教えてもらわないと、トイレの場所が分からなかったかも。
とても機能的でスタイリッシュです。
フロントでもわざわざマネージャーが挨拶をしてくれて
「部屋をアップグレードしました」とのことでした。
私達にはちょっと似合わない(?)感じでしたが
有難く使わせていただきました。 -
もう23時過ぎになりましたが、夫が夜食を
食べに行きたいと言います。
歩いてすぐの所に夫が調べた店がありました。
「Maitea Taberna」
ピンチョスの店です。 -
長いカウンターに椅子が並んでいました。
いつも人がいっぱいらしいですが、さすがに
時間が遅いので数組でした。 -
ガラスケースには冷製ピンチョスが
並んでいます。
好みの物を自分で取ります。
温かい物も注文できました。 -
冷製を2つ、温かい物を4つ注文しました。
-
白ワインを2杯、ラドラー(レモンビール)を
1杯注文して、17.90ユーロでした。
2人でちょうどいい夜食になりました。
ホテルに戻り、シャワーをして長い1日が終わりました。
(朝はグラナダのホテル、アルハンブラ宮殿を見学、
アルバイシンから宮殿を眺め、グラナダ空港から
バルセロナへ。本当に長い1日でした) -
翌朝です。
ホテルの朝食をいただきます。
小さめのスペースですが、美味しそうなものが
並んでいます。 -
ハムはやはりポークが美味しいな、と
思いました。 -
オムレツ。
-
パンもたくさんありました。
-
夫のプレート。
-
チュロスがあるので私のプレート。
クロワッサンもチュロスも砂糖がけで
少し甘かったです。
ここで良かったのはコーヒーを注文すると
隣のカフェで淹れて持って来てくれるのです。
それがとても美味しかったです。 -
朝食スペースはこんな感じでした。
-
そこからホテルのフロントに続いています。
-
たくさん食べて、さて観光へ。
Diagonal駅で1ゾーンの10回券T-10を9.95ユーロで
買いました。
改札越しに次の人に渡せば、複数人数で使えます。
メトロ1ゾーン券は2.15ユーロなので5回乗れば
お得です。 -
メトロでサグラダファミリアへ。
-
何といってもスペインで最も観光客が
集まる場所です。
すごい人、人、人。
離れないと全景も見えません。 -
隣の公園から見るのがちょうど良かったです。
-
バルセロナ市のシンボルで、バルセロナを
訪れる人の99%の人が足を向けるとか。
そうでしょうね。ここへ来て見ないわけには
いきません。
1882年に着工、翌年に当時無名だったアントニ・ガウディ
が2代目建築家に任命され、設計をやり直し、1926年に
亡くなるまで建築に取り組みました。
贖罪教会なので、作業の財政は喜捨に頼っています。
そのため、かつては完成まで300年かかると予想されて
いましたが、現在はガウディ没後100年の2026年に完成予定
とのこと。
果てしない物語ですね。 -
とにかく人が多く、ツアーの旗を持ったガイドさんに
連れられた観光客の数もすごいです。
私達は中の見学をあきらめて、まわりを歩いて
写真を撮るだけにしました。 -
サグラダファミリアの脇にサッカーのFCバルセロナの
公式ショップがあり、ユニフォームが並んでいます。
息子のおみやげにしようと探しましたが、決められずに
この後、デパートで買いました。 -
次はタクシーでグエル公園へ。
グエル公園はグエル伯とアントニ・ガウディの夢が
作り上げた分譲住宅。
1900年から1914年の間に建造されました。
60軒が計画されていましたが、買い手がつかず、結局
売れたのは2軒のみ。(伯爵とガウディ)
グエル伯爵没後に工事は中断し、未完のまま市の公園として
寄付されました。 -
グエル公園は建物に入る有料部分と無料の
公園部分に分かれています。
せっかくだから、ここでは中に入ろうとチケット売場に
行くと、まだ午前中なのに次の入場は午後2時半とのこと。
有料部分はあきらめて、公園の散策をすることにしました。
こちらが公園の入り口。 -
公園内も回廊など見どころが多いです。
-
そして広いです。
-
小高い山を登って行きます。
-
途中にはパフォーマンスをするグループも。
-
山の頂上にはたくさんの人がいました。
-
遠くまで見渡せます。
-
公園内もガウディらしく個性的です。
-
サルバドール・ダリが「砂糖をまぶした
タルト菓子のようだ」と評した入り口の建物。 -
歩いている途中から建物も見えます。
「ギリシャ劇場」という名のテラス。 -
かなり広い公園で1時間半ほど歩いて回りました。
建物内に入れないのは残念でしたが、ガウディらしさは
感じられました。 -
グエル公園からもタクシーでカタルーニャ広場へ。
ここはバルセロナのほぼ中央にある広場です。
グラシア通り、ランプラス通りなどの道路が
交差する交通の拠点。
周辺にはデパート、ホテル、銀行などが並んでいます。 -
広場にあるデパートにやって来ました。
エル・コンテ・イングレス。
ヨーロッパ最大、世界4位の百貨店グループとして
知られています。
バルセロナ市内には数店あります。タクシーに乗った時に
デパートの名前だけ言ったら他の店舗に向かってしまい
あわてて、カタルーニャ広場の店へ、と訂正しました。 -
ここの地下1階食品売り場は品揃えが豊富で
「日本人のおみやげの聖地」と言われているとか。
ほんとに並んでいる商品が多いです。 -
オリーブもいろいろな種類があります。
-
新鮮な魚介。
-
スライスしてくれる生ハム。
-
チーズもずらりと並んでいます。
スペインも食の宝庫だな、と実感しました。
おみやげを買いました。 -
そして5階のショップでFCバルセロナの
ユニフォームを息子のおみやげに買いました。 -
デパートで買い物をした後はランプラス通りを
歩きます。
カタルーニャ広場からコロンブスの塔までの
1.2㎞の並木道です。 -
並木道の途中にあるのは「ラ・ボケリア」
正式名称はサン・ジョセップ市場。
1217年に建てられた肉売りの市が起源とされる
公設市場です。 -
ここも観光客でごった返しています。
-
色とりどりの野菜。
-
ドライフルーツ。
-
食べ歩きができるフライもの。
-
チョコレートなどの量り売り。
-
もちろん生ハムもあります。
-
可愛かったのは、たまご屋さん。
買って帰れないけど、このたまご美味しそう。 -
新鮮なカットフルーツやジュース。
夫は1ユーロでジュースを買って飲んでいました。
私も味見。
冷たくさわやかで美味しかったです。
デパ地下では食の宝庫の印象でしたが、ここでは
バルセロナの食に対するエネルギーを感じました。 -
市場に寄り道をしながら、コロンブスの塔に着きました。
ランプラス通りの南端です。
コロンブス像は左手でアメリカみやげのパイプを握り
右手で西方(彼の言葉「西へ向かえば必ずインドに着く」)
を指しています。 -
コロンブスの塔の先はバルセロナ港。
ここから、またタクシーで夕食の店へ、
の予定でしたが、タクシーに乗って店の名前を
言うと分からないからと降ろされてしまいました。
次のタクシーの運転手もやはり分からないから
行けない、と言うのです。
どうもスマホですぐに出てくる有名店でないと行けない
ということらしいです。
困っていると親切な他のタクシーの運転手さんが
何とか調べて行ってくれることに。
助かりました。 -
ようやく到着。
ポートオリンピックにあるシ-フードレストランです。
「El Cangrejo Loco」
夫のグルメ仲間おススメの店です。
Cangrejoは蟹、Locoはクレイジーという意味だとか。 -
夕食には早い時間だったので、お客さんが
少なく、2階シーサイド席に案内されました。
目の前に広がるのは地中海です。
なんて素敵なロケーション。
ポート・オリンピックは1992年のバルセロナオリンピックの
ために新たに造られた街です。
選手村だったマンションや公園、緑地があります。
海岸線も開発され海水浴場も造られました。
突堤にはシーフードレストランが軒を連ねています。
その中の1軒がこの店です。 -
一番の目的はパエリアですが、注文してから
30分以上かかります。
まずはピッチャーでサングリアを。 -
前菜に蟹サラダ、カラマリ、タコを注文。
どれも美味しかったのですが、タコが柔らかくて
抜群の味でした。 -
こんな景色を眺めながら、お酒と前菜を
いただいています。
時間がたつと、だんだん涼しくなり、快適です。 -
パエリアも運ばれてきました。
本格的です。
まずは写真を撮ってから。 -
お皿に分けてくれました。
期待以上の美味しさでした。
大満足。 -
よく見ると海老は3種類入っていました。
しかも大きくて立派です。
お腹いっぱいでデザートはパス。
支払いは102.35ユーロでした。 -
お腹いっぱいなので帰りは地下鉄駅まで
歩くことにしました。
10月なのに海水浴客がたくさんいます。 -
お店の外観。2階テラスで私達が食事をした場所です。
私達が帰る頃にはグループで食事をする人達が
たくさん入って行きました。 -
歩いていると日が暮れてきました。
2つのビルはホテルとオフィスビルとのこと。 -
「Estacio de Franca」駅まで歩き、地下鉄で
ホテルに戻りました。
翌日はもう、バルセロナからドバイに向かいます。
ホテルで荷物の整理をしてこの日は終了。 -
翌朝です。
バルセロナ滞在の最終日。
ホテルでの朝食。
夫のプレート。 -
夫はそれにオムレツを注文。
-
私のプレート。
-
私はポーチドエッグを注文。
他に果物なども食べましたが、このホテルの
朝食、とても美味しかったです。 -
朝食後、最後の街歩きです。
歩いて行ける所に「カサ・ミラ」がありました。
ガウディが54歳の時に設計。
実業家ペレ・ミラとその妻の邸宅として建設されました。
地中海をイメージして造られ、波打つ曲線の外観で
直線部分は全くありません。
バルコニーは1つ1つ異なっています。
建設当時は不評で「石切り場」のニックネームが
付けられ、現在でもその別称が使われています。
1984年にユネスコ世界遺産に登録されました。 -
続いて「カサ・バトリョ」
1877年に建設。1904年~1906年にかけて
ガウディが改築を行いました。
造形には様々な説があり、外観から「骨の家」
というニックネームが付けられ、「不調和のブロック」
ともいわれています。
2005年に世界遺産に登録。 -
通りには高級ブティックが並んでいます。
-
カタルーニャ広場まで歩き、前日と同じ
デパート「エル・コルテ・イングレス」で最後の
買い物です。
スペインも革製品が多く、靴やバッグも素敵です。 -
再度、デパ地下に行きました。
カバやワインがたくさん並んでいます。 -
お菓子なども買い足して、買い物も終了。
ホテルに戻ります。 -
帰りはメトロに乗ることにしましたが、なぜか
止まっていてどうしようかと。
待っているとそのうち動き出して、やれやれ。
ホテルに戻り、チェックアウトして空港に向かいました。 -
空港までもメトロで向かいました。
乗り換えて40分ほどで着きました。
大きな空港です。
ここからドバイに向かいます。
エミレーツ航空でチェックインしました。 -
ここにはエミレーツ専用ラウンジはなく、
プレミアムトラベラーラウンジへ。
航空会社の共通ラウンジです。 -
バルセロナ発は15:30です。
それまでカバやスナックなどの軽食を
いただいて待っています。 -
バルセロナからドバイへ。
続く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- りりいさん 2018/04/11 20:17:01
- バルセロナ
- 3月末で仕事をすっきりと退職し、やっと時間が取れるようになりました。
29年度は5月から復職しましたが,常勤講師になったので、前より忙しかったです。
4月から自分の時間が増え、パッチワーク教室も再開しました。
バルセロナは見所が多かったですね。カサ・ミラ、カサ・バトリョも楽しかったですね。
サグラダ・ファミリアの中には入れなかったのは残念でしたね。
ただ、入れても,すごい人で自由に動けないぐらいでしたが。(ツアーで行く利点の一つです)
ステンドグラスも遠くから見るだけ。最もその人の多さも観光地を味わう要因の1つなんですが。
スペインは,お料理も口に合う物が多いので、それも楽しみでした。
帰りがドバイ経由というのも、また楽しそうです。
- さくらいろさん からの返信 2018/04/13 00:40:00
- RE: バルセロナ
- りりいさん、3月までお仕事で忙しかったですね。
これからは自由な時間を大いに楽しんでください。
パッチワークも再開されたとのこと、作品が増えますね。
ブログも楽しみに読ませていただいています。
バルセロナはアンダルシアから到着すると大都会だな、と
思いました。
見どころが多くて観光客も多く、どこも行列のできる場所と
なっていました。
長い旅行をすると下調べも万全とはいかず、予約を取り切れない
ことになってしまいます。
サグラダファミリアも見学できずに残念でしたが、入れても
内部も行列だったでしょうね。
ガウディらしさは、あちこちで感じられました。
スペインでは、どこでも料理が美味しいのが嬉しいことでした。
海の幸も多いので、日本人の口に合いますね。
帰りのドバイも楽しめました。
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