2017/12/29 - 2018/01/01
212位(同エリア388件中)
AandMさん
- AandMさんTOP
- 旅行記262冊
- クチコミ2768件
- Q&A回答97件
- 853,542アクセス
- フォロワー24人
2017年末から2018年の新年にかけて西オーストラリアを観光しました。前半はパースからエクスマウスまでのコーラルコーストを旅行しhttps://4travel.jp/travelogue/11325230、後半は南部で、いずれもレンタカーを利用しました。後半はパース→ヨーク→ハイデン(ウエーブロック)→アルバニー→リーウイン→マーガレットリバー→ジェラルトン→ロッキングハム→フリマントル→パースで、約1500 Kmの走行距離です。押し寄せる大波の形をしたウエーブロックがあるハイデンの町と良質ワインが採れることで知られているマーガレットリバーの訪問が主目的でしたが、ついでにグルーッと回ってきました。
内陸部では干上がった塩湖、南部の国立公園(Walpole-Nornalup National Park)にある地上から40mの樹上散歩道(Tree Top Walk)、海岸絶壁に砕け散る波を見下ろせるシースルー展望台(The Gap)、サーファー好みの大波が押し寄せる海岸(Surfer's Point)など、観光案内書などにあまり紹介されていない見所がありました。西オーストラリア州は砂漠状の乾燥地帯が大部分で12月は真夏でとても暑かったのですが、南極海に面する南部海岸沿いは緑に囲まれ、巨木も沢山あり、気温も適度で快適でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL カンタス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月29日
エクスマウス空港からカンタス航空でパース空港に到着しました。空港でレンタカーを借りて、西オーストラリア州南部観光に出発です。最初の目的地はウエーブロックがあるハイデンです。パースから西に340 kmの距離です。
ここはパース空港の到着ロビーにあるAvisレンタカーオフィスです。赤色のカーナビ付きのプジョー車で出発です。午後の2時過ぎです。パース国際空港 (PER) 空港
-
パースから西にNational Highway 94 と Great Southern Hwyを100 km進むと、ヨークの町に到着します。パース出発でウエーブロックを見学する場合、この町で休憩を入れるのが通常です。ヨークはヨーロッパからオーストラリアへの移民が始まった当初に作られた町で、創設は1831年とされています。1850 -1900年頃に建設された古い建物が残っていることでも知られています。
これはヨークのポストオフィスで1893年に建設されています。上部にある時計は西オーストラリア最古の公式時計のようです。英国調の重厚な建物、ヨーク・タウンホール by AandMさんヨーク・タウンホール 建造物
-
町のメーンストリート沿いにクラシックな建物が結構あり、ヨーロッパの町並みのようです。クリスマスツリーが、真夏の炎天下に飾られていました。
-
メーンストリートにヨークモーター博物館(York Motor Museum)がありました。
ヨークの町中心部メーンストリートにあるクラシックカーの博物館 by AandMさんヨーク自動車博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
開館時間は9時から4時で、入場料は9ドルでした。クラシックカーが展示されていました。
-
町の入り口付近にあるタウンホールで、建設は1911年です。設計はWright, Powell and Cameronによる、と説明されていました。Writeは帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライト(1867-1959)と同一人かどうかははっきりしません。
英国調の重厚な建物、ヨーク・タウンホール by AandMさんヨーク・タウンホール 建造物
-
ヨークの町を後にしてどんどん西に進みます。道路沿いに樹木がありますが、周囲は乾燥地帯で、家畜などもほとんど見当たりません。
-
夕方にハイデンの町に到着しました。早速、夕暮れのウエーブロック見学です。時間も遅いので、人もまばらです。ウエーブロックは岸に寄せる大波が砕け散る前の形に似ています。
西オーストラリア有数の観光スポット、ウエーブロック by AandMさんウエーブロック 自然・景勝地
-
暫くすると誰もいなくなりました。夕方に訪問すると、ウエーブロックを独り占めすることが出来ます。直下から見上げると、迫力を感じます。
西オーストラリア有数の観光スポット、ウエーブロック by AandMさんウエーブロック 自然・景勝地
-
今夜宿泊するホテル、ウエーブロック・モーテル、です。町の中で主要道路沿いにあったので、直ぐに見つかりました。
-
チェックインのフロントでは、アルバイトと思われる中国系の女性が対応してくれました。ホテルレストランは8時で閉まるので、それ以降はバーしか開いていません、と説明してくれました。チェックインしたのは8時前でしたので、レストラン利用は諦めてバーで簡単な食事をすることにしました。
ここでは、観光客は早めに観光を切り上げて、ホテルで食事を楽しむようです。夕方のウエーブロックでは観光客も殆どいなかった理由も分かりました。 -
8時半過ぎにホテルバーで注文したスパゲッティーです。味も良好で、価格もリーズナブルでした。
-
12月30日
翌朝にまたウエーブロックを見学しました。朝日と夕日ではウエーブロックに降り注ぐ光の角度が違いますので、陰影の様子も異なります。朝と夕の2回見学はお勧めです。 -
ホテルからウエーブロックまで、車で10分程かかります。ここはウエーブロック見学のための駐車場です。駐車場からウエーブロックまで、徒歩で2-3分です。
-
ウエーブロックから1km程の距離にあるヒッポズヤーンです。ヒッポズヤーンとは「カバのあくび」のことです。大口をあけたカバのような珍しい岩です。
カバの大あくび岩、ヒッポズヤーン by AandMさんヒッポズヤーン 自然・景勝地
-
ウエーブロックの上に昇り、岩場を歩くことが出来ます。周囲に高い山もありませんので、この場所から周辺を見渡すことができます。ダム、湖、そして乾燥した大地が広がっていました。
西オーストラリア有数の観光スポット、ウエーブロック by AandMさんウエーブロック 自然・景勝地
-
ウエーブロックの北方20kmの距離にマルカの洞窟(マルカケーブ)があります。この洞窟には、悲哀を感じさせるアボリジニーの伝説が使えられています。ケーブの説明案内です。
アボリジニー壁画も見られるマルカケーブ by AandMさんマルカケーブ 洞穴・鍾乳洞
-
前方の岩下に洞穴(ケーブ)があります。外気温は40℃を超えていましたが、ケーブ内はとても涼しく感じました。
アボリジニー壁画も見られるマルカケーブ by AandMさんマルカケーブ 洞穴・鍾乳洞
-
ケーブの中です。広い空間があり、上方には小さな出入口がありました。アボリジニー伝説によれば、この洞窟で村を追われた若者が生活をしていたとのことです。
アボリジニー壁画も見られるマルカケーブ by AandMさんマルカケーブ 洞穴・鍾乳洞
-
洞窟内にはアボリジニーが描いた壁画が残されています。アボリジニーは手形を好んで描いており、オーストラリアの学者調査によると左手と右手の数の割合は3:2だそうです。
アボリジニー壁画も見られるマルカケーブ by AandMさんマルカケーブ 洞穴・鍾乳洞
-
ウエーブロックのあるハイデンの町を後にして、南極海に面した町アルバニーに向かいます。約350 km距離です。
乾燥地帯を走行していたら、白色の荒野に遭遇しました。湖が干上がってできた塩湖です。白いのは塩で、湖の中心部に水が残っている塩湖も結構ありました。 -
塩湖の中に入ってみました。表面は塩で硬くしまっていますので、。歩いて中に入れました。塩湖表面にある塩には土も混ざっていますので、色は茶色っぽい白色でした。このままでは食用にはならないように思います。
-
今回使用したレンタカーです。カーナビ付きのプジョー車で、日本と同じ右ハンドルです。
-
車付属のカーナビです。スイッチ類の配置や使い方が日本の車とは違いましたので、暫くの間は試行錯誤での使用で苦労しました。旅行の後半になって、やっと何とか使いこなせるようになりました。
西オーストラリアの内陸部では、Wifi電波は殆ど届きませんので、スマホやタブレットPCは利用できません。カーナビは必需品だと思います。 -
ハイデンから乾燥地帯を南下して、南極海に面したアルバニーの町にやてきました。気温が25度程度と低く、緑も豊富で、ウエーブロックのあるハイデンの町とは様変わりです。
ここはアルバニーのピースパーク公園です。ヨーロッパから西オーストラリアに最初に入植したのは1826年のクリスマスの日で、45人がブリッグ・アミティー号(The Brig Amity)でこの地に到達しています。後方の船はブリッグ・アミティー号のレプリカで、小さな博物館になっています。英国から西オーストラリアへの最初の移民船、ブリッグアミティー by AandMさんブリッグアミティ 建造物
-
ブリッグ・アミティー号の説明です。オーストラリアの方々にとって、それぞれのルーツに繋がる説明だろうと思います。
英国から西オーストラリアへの最初の移民船、ブリッグアミティー by AandMさんブリッグアミティ 建造物
-
船が展示されている近くに博物館(Museum of the Great Southern)がありました。入ってみました。
英国から移民が開始された頃の様子が伺われる博物館 by AandMさん西オーストラリア博物館アルバニー 博物館・美術館・ギャラリー
-
ヨーロッパからの入植が始まった頃の船、灯台、航海などの状況が展示物と解説で説明されていました。これは昔の灯台の一部です。
-
博物館では、特別展示が行われており、訪問時にはアボリジニー装飾品(貝殻製の首飾りなど)が展示されていました。小さな美しい貝殻に穴をあけて、腕輪や首飾りに加工されていました。手先の器用な職人さんの仕事です。
-
アルバニー監獄です。オーストラリアへのヨーロッパからの入植では、多くの犯罪人が送り込まれたこともあって主要な古い町のメルボルンやパースには監獄がありますが、このアルバニーの町にも監獄があります。現在は監獄として使用されておらず、博物館になっています。入場料は5ドルでした。
小さめのアルバニー監獄博物館 by AandMさんアルバニー流刑囚監獄博物館 建造物
-
監獄で使われた道具類です。
-
獄舎を管理する看守の部屋が再現されていました。部屋は暗く、あまり良い環境ではありません。
-
当時のキッチンの様子です。
-
囚人が収納されていた独房の様子も人形を使って再現展示されていました。床にベッドではなく、ハンモックを使っていたようです。
小さめのアルバニー監獄博物館 by AandMさんアルバニー流刑囚監獄博物館 建造物
-
この場所が監獄として使用されていた1852 - 1875年の頃の新聞記事の展示です。記事内容は、ヨーロッパから送って来られた囚人でななく、この地で犯罪を犯して収納された囚人、法律家、この町の判事などの記事が大部分でした。
-
当時の建物の再現模型もありました。
-
古い郵便ポストです。英国のポストと殆ど同様で、この地ではポスト、建物など殆ど全てが英国流でスタートしています。
-
今夜のホテル、Best Western Albany、です。この町では大き目のホテルですが、レストランが無いため、夕食と朝食は外部レストランを利用する必要がありました。
町中にほど近い静かで清潔なホテル by AandMさんアルバニー モーテル & アパートメンツ ホテル
-
部屋は広々として、ジャグジーも備わっていて、快適でした。
-
アルバニー近郊を見学しながら、次の目的地であるマーガレットリバーに向かいます。マーガレットリバーは良質のワインが生産されることで有名で、幾つかのワイナリーを訪問してワインテースティングを楽しむ予定です。
ここはエレン湾のミドルトンビーチ公園です。遠浅の白砂ビーチが広がり、沢山の人々が真夏のビーチライフを楽しんでいました。大部分がオーストラリアの方々のようでした。(4-Travelのミドルトンビーチ地図位置は町中にあり、間違っています)アルバニーの町に最も近いビーチ by AandMさんミドルトンビーチ ビーチ・海
-
アルバニーの港向いの半島にあるダーンラップ国立公園にやってきました。ここは砂浜でなはく、ゴツゴツした岩の断崖絶壁が有名です。”The Gap and Nature Bridge"と書いてあります。
-
見渡すと、ゴツゴツした岩場の海岸線が続いています。前方の切り立った岩の上に人影が見えます。
-
断崖絶壁が海面まで続いていました。数十メートルの距離がありますが、ここには保護柵もありません。
-
別の箇所には保護柵付きの展望台がありました。グリッドはシースルーで、直下の海面に砕け散る波を見学することができました。高所恐怖症の方は、敬遠したい見学場所だろうと思います。
巨石が織りなす奇景、ギャップとナチュラルブリッジ by AandMさんトーンドラップ国立公園/ザ ギャップ&ナチュラルブリッジ 国立公園
-
展望台先端から下方を見ると、波が狭まった岩場に衝突して上方に海水が噴き上げられていました。40-50m下から海水が展望台に向かってきます。大波が押し寄せると、展望台まで水しぶきが達することがあります。
ギャップ(The Gap)はとても珍しい光景で、お薦めのスポットです。 -
付近に咲いていた野の花です。
-
日本では見たこともない花で、なかなかの可憐さ、美しさです。
-
花の種類も多様です。
-
ギャップ(The Gap)の近くにあるナチュラルブリッジ(Natural Bridge)です。自然が形作った天然の橋です。
-
どのようにしてこのような橋ができたかが、説明されていました。長い年月をかけて自然が形作った岩の橋です。
-
ギャップの東方数kmのところに、潮吹き穴があるとのことでしたので、行ってみました。潮吹き穴(Blow Holes)の説明板です。穴から潮が噴き上げている光景が想像されます。
-
潮吹き穴は最寄りの駐車場から1km程下った海岸沿いにありました。これが潮吹き穴ですが、潮を吹いていません。時々、ブオーと音が鳴り響くだけです。
英語のBlow Holeは、「吹く穴」で「潮」は関係しません。"Blow Hole"の日本語訳で「潮吹き穴」とされることが多いため、「潮」を吹く「穴」と勘違いしていました。現物は、英語の文字通り、空気を吹く穴でした。少しだけ水蒸気も混じっていましたが、暫く観察していても「潮」は噴き上げませんでした。期待外れでしたが、原因は翻訳ミスによる勘違いですので、文句を言う訳にはいきません。 -
Blow Holeから海に向かって斜面になっています。風が強くて波しぶきがかかる場合、岩が滑りやすくなることもありますので、注意が必要です。
-
岩場から海に滑り落ちる人も、たまにはいるようで、救護用の浮き輪が設置されていました。
-
半島の先端部の丘の上に、以前、電波塔が設置されていました。電波塔にはあまり興味を引かれませんでしたが、半島先端部の丘なので良い景色を眺められることを期待して行ってみました。
-
ここが電波塔が設置されていた場所ですが、特に眺めが良い訳ではありません。見物客も殆どいませんでしたが、それなりの理由もあることが分かりました。
-
12月31日
アルバニーからマーガレットリバーの方向である西に向かって60km程進むと、デンマークの町に入ります。ここはデンマーク・ビジターセンターで1号線沿いにありました。入ってみました。ワイナリーも美しい海岸もあるデンマーク by AandMさんデンマーク 自然・景勝地
-
デンマークにはマーガレットリバーと同様に沢山の良質ワインを生産するワイナリーがあることを知りました。事前に知っていたら、幾つかのワイナリーを訪問したかったと思います。ビジターセンターにもワイン展示がありました。
ここの職員さんは親切で、周辺の観光スポットやワイナリーの説明をしてくれ、立派な観光案内パンフレットをくれました。お薦めの観光スポットがありましたので、行ってみることにしました。 -
ビジターセンターのお薦め観光スポットの一つ、グリーンプールとエレファントコーブです。
-
ここはエレファントコーブ、「像の入り江」です。像の背中に似た茶色っぽい巨岩が沢山ありました。像の背中に乗って記念写真を撮っている若者もいましたが、背中から滑り落ちる危険性もありますので、注意が必要です。下方は白浜のビーチで、家族連れの子供たちが騒ぎまわっていました。
-
こちらはクリーンプールです。岩場で囲まれた青色のプールには砂浜もあり、水も穏やかで、沢山の人々がスイミングを楽しんでいました。外海は波が結構荒い状態でしたが、プール内はとても穏やかでした。
近くの駐車場は多くの車で一杯で、周辺道路沿いにも沢山の車が停車していました。夏季の訪問では、駐車スペースの確保が問題だと思います。 -
グリーンプールから西に50 km程進み、樹上の散歩道(Tree Top Walk)があるValley of the Giants Tree Top Walkにやってきました。ここもデンマーク・ビジターセンターのお薦めスポットで、国立公園(Walpole-Nornalup National Park)内にあります。
(4-travelのバレー オブ ザ ジャイアント ツリー トップ ウォーク地図位置は間違っていますので、注意下さい)樹上の散歩道、ツリートップウオーク by AandMさんバレー オブ ザ ジャイアント ツリー トップ ウォーク 建造物
-
巨木の上部に散歩道が作られ、地上からの高さは40 m、一周600 mのコースになっています。国立公園内の大きな木々はティングル・ツリー(Tingle tree)で、樹齢300-400年、高さが60-70mに及んでいます。
-
入場料は21ドルと高めでした。それでも入場で長さ10メートル程の行列が出来ていました。こちらの方々にとって、この場所は人気スポットのようです。カフェ、レストランなどの施設もありますので、巨木林の散策なども含めれば半日程度は楽しめそうです。
我々は先を急ぐ必要がありましたので、樹上散歩600mだけで済ませました。 -
樹齢200年以上、高さ数十メートルの巨木の林に中に、樹上散歩道(Tree Top Walk)があります。
-
1週が600 mの樹上散歩道で、最高地点は地上40 mです。木と木の間に架けられたブリッジに乗れる人数に制限があるため、込み合っていると待ち時間が長くなります。基本的に追い抜き禁止ですので、ゆっくりペースで樹上移動することになります。
-
樹上から巨木林を良く眺めることができます。橋は少しばかりですがユラユラ揺れました。橋の継ぎ目箇所で、レンジャーが人数制限をしたり、説明をしたりしてくれました。海外からの観光客は多くない感じでした。
-
巨木の根元の太さは、数メートル程度もあります。
-
巨木ティングルの林がある国立公園を後にして、マーガレットリバーに向かいます。北部の乾燥地帯と違って、道路の周囲に樹林が広がっています。林の中の1号線をどんどん進みます。
-
マーガレットリバーに到着しました。ルーインエステート(Leeuwin Estate)ワイナリーです。この地区での有名ワイナリーで、緑に包まれた周囲環境です。これは野外コンサートなどが行われる施設のようです。
マーガレットリバーの代表的なワイナリー、ルーインエステート by AandMさんルーウィン エステート 自然・景勝地
-
こちらがワインテースティングの場所です。隣にレストランもあり、沢山の訪問客で一杯でした。流石は有名ワイナリーです。数種類のワインテースティングをしました。高額ワインのテースティングは有料ですが、購入するとテースティング料金を省略してくれます。無料で沢山のワインの味実が出来るわけではありません。
-
係員説明では、多めに購入すると、日本なら郵送可能だとのことです。米国、ニュージーランド、中国、香港、シンガポールなどにも郵送可能であることが説明されていました。
このワイナリーのワインは日本にも輸出されているようでしたので、帰国後にネットで価格を調べてからネット購入することにしました。直売で購入するより、ネット購入の方が安いケースもあります。 -
2つ目のワイナリー、Voyager Estate、です。こちらは先のワイナリー程有名でないためか、訪問客数も少な目でした。
宿泊ホテルのお薦めワイナリー、ボエジャーエステート by AandMさんボエジャー エステート 自然・景勝地
-
駐車場からワインセラーまで美しいばらトンネルが設けられていました。テースティングを行って、気に入ったワインを購入しました。
-
3つ目のワイナリー、Xanadu、です。こちらも混んではいません。
-
ワインセラーとテースティング場所に、ワイン展示がされていました。空間を使ったゆったり展示で、このワイナリーで作った代表的なワインの現物が展示されていました。
このワイナリーでも、テースティングで気に入ったワインを購入しました。日本へは輸出されていない、とのことでした。 -
マーガレットリバーの南方にオーストラリア大陸の最西南端岬の灯台があります。ルーイン岬灯台(Cape Leeuwin Lighthouse)です。夕方でしたが、行ってみました。
灯台の直下まで行くためには、入場料が必要でした。夕方5時で入場は閉止されます。到着したのは4時半過ぎでしたので、入り口閉鎖まで20分程しかありません。残り時間がないので入場料を半額にしてくれました。急いで中を見学しました。 -
入場料を払って中に入ると、ユーモラスな牛さんが出迎えてくれました。
-
これがルーイン灯台で、高さ39m、海面からは57mの白亜の灯台です。
-
建てられたのが1895年です。時間があれば内部見学もできますが、20分程しかありませんので、外部だけの見学にしました。
-
この岬の場所でインド洋と南極海が合流しています。右側がインド洋、左側が南極海です。
-
灯台が建つ半島の先端部に展望台があり、この場所からインド洋と南極海を同時に見ることが出来ました。雄大な景観です。
-
この日の宿泊ホテル、Grange on Farrelly Margaret River Motel、に到着しました。このホテルには付属レストランは無かったので、徒歩数分のメーンストリートにあるレストランで夕食を取ることになりました。
大晦日(12/31)だったので、レストランは地元の人々で混雑していました。混んではいましたが、レストラン従業員がとても親切で、スピーディーに夕食を出してくれたので、楽しい夕食でした。オーストラリアの地方の方は、概して海外からの観光客に親切だと思います。静かな環境の中にあるホテルで部屋は広め by AandMさんマーガレット リバー モーテル ホテル
-
2018年1月1日
マーガレットリバーの海岸には大波が押し寄せ、サーフィンを楽しむことができる世界でも有数のスポットがあります。サーファーズ・ポイント(Surfer's Point)で、プロ級のサーファーの競技会も行われる場所です。 -
大波が次々と押し寄せています。そして沢山のハイレベルのサーファーが波乗りに挑戦していました。岸辺から多くの見物客が波乗りを見学しています。プロ級サーファーの様子を目に前で見学できる、珍しいスポットです。
-
今日の夜の便で帰国しますので、これから空港のあるパースに向かいます。ここはバッセルトンの波止場で、長い桟橋突堤(Busselton Jetty)があります。前方に見えるのが突堤で、先端まで小型列車が運行されています。
列車が走っている桟橋、バッセルトン桟橋 by AandMさんバッセルトン桟橋 建造物
-
突堤桟橋への入り口ですが、人気の場所だけに観光客で込み合っていました。前方の建物に、桟橋入場チケット売り場と桟橋博物館があります。
-
これが運行されている列車で、観光客を突堤桟橋の先端まで運んでくれます。観光客の人気を集めていました。
白い砂浜と透明度の高い青い海が広がるビーチフロント by AandMさんバッセルトン・ビーチフロント 海岸・海
-
バッセルトンから北に200 kmの場所にあるロッキングハム(Rockingham)のビーチロード沿いにある公園内を走る小型列車です。オーストラリアの人々はこのような列車が好きなようです。
美しいビーチとハーバーのあるロッキングハム by AandMさんロッキンハム ビーチ
-
ロッキングハムのウオーターフロントは海岸に沿って公園になっており、砂浜には沢山の人々がいました。真夏ですが、湿度が低いので木陰に入ると暑さはあまり感じません。
-
ビーチで楽しむ人々です。水も澄んでいてとても綺麗でした。
美しいビーチとハーバーのあるロッキングハム by AandMさんロッキンハム ビーチ
-
パース市内までやってきました。観光案内を見ると西オーストラリア博物館と美術館が市内にあり、新年ですが営業しているかもしれないので行ってみました。しかし入り口前が閉鎖され、説明看板が建っていました。
現在改装中の西オーストラリア博物館 by AandMさん西オーストラリア博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
博物館は現在工事中で、再開予定は2020年になります、と書かれています。暫くは営業停止のようです。
西オーストラリア美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
パース海岸部のフリーマントルの刑務所(Fremantle Prison)です。1855年から刑務所として使用され始めています。当初、英国からの流刑囚の収容が主目的でしたが、流刑囚の数が減るに従い、オーストラリア内で犯罪を犯した囚人を収容するようになり、名称もフリーマントル刑務所に変更されたそうです。
石灰岩で作られた重厚な建物、旧フリーマントル刑務所 by AandMさん旧フリーマントル刑務所 建造物
-
フリーマントル港に面した公園の高台にあるラウンドハウス(The Roundhouse)
で1830年に建造されています。この建造物は囚人用の監獄として使われていました。見晴らしの良い高台にあるラウンドハウス by AandMさんラウンドハウス (フリーマントル) 建造物
-
ラウンドハウスの説明がされています。毎日、10:30-15:30まで内部が公開されています。
-
ラウンドハウスは高台にあり、下方に港が広がっています。これは港防衛の大砲です。
フリマントル オーバル 広場・公園
-
高台の下は海で、以前はこの場所から捕鯨用の船が出帆していったとのことです。ラウンドタワーのある高台は眺めの良い場所です。
-
フリーマントルにある難破船博物館(Western Australian Museum Ship Wreck Galleries)です。
移民開始当時の航海困難さを感じさせる難破船ギャラリー by AandMさん難破船ギャラリー (フリーマントル) 博物館・美術館・ギャラリー
-
博物館前には、昔の船の錨が展示されていました。
移民開始当時の航海困難さを感じさせる難破船ギャラリー by AandMさん難破船ギャラリー (フリーマントル) 博物館・美術館・ギャラリー
-
こちらは西オーストラリア海洋博物館(Western Australia Maritime Museum)です。1850年代に英国とオーストラリアを行き来した移民船の様子などが説明されていました。
広場もある大きな施設、西オーストラリア海事博物館 by AandMさん西オーストラリア海事博物館(フリーマントル) 博物館・美術館・ギャラリー
-
海洋博物館の前の広場には幾つかの記念プレートが設けられています。これはオーストラリア海軍の潜水艦の歴史(1914-2014)の百年を記念したプレートです。
-
海洋博物館前の波止場では、沢山の人々が釣りを楽しんでいました。オーストラリア新年ののどかな光景です。
-
今夕のパース空港からの帰国便出発は夜の11時過ぎですので、時間的余裕がありました。パースはインド洋に沈む夕日が美しいことでも知られています。夕日観察はパースの北にある海岸のノースビーチが良いと言われています。
そんな訳で、ノースビーチに沿って海岸を北上し、ヒラリー(Hillarys)まで来ました。この辺りのビーチはソレントビーチ(Sorrento Beach)で、夕日見学を目的に沢山の人々が訪れました。駐車場(Sorrento Quay)も車で満杯でした。 -
ここがソレントビーチです。間もなく日が沈みます。
-
駐車場が満杯なので、日没近くに訪れた人は車を道路脇に駐車していました。
-
インド洋に沈む夕日をソレントビーチから眺めます。夕日見学の人たちは長い海岸に散らばって、それぞれノンビリと夕日を眺めていました。
-
夕日が半分沈みました。
-
殆ど沈みかかっています。空気が澄んであり、人の数も多くありません。美しい日没です。
日が沈むと、辺りが急速に暗くなってきました。道路標識も見えづらくなりましたので、カーナビを頼りにパース空港に向かいました。カーナビがあると本当に助かります。 -
何とか無事にパース空港に到着しました。燃料を満タンにして、レンタカーを返却し、カンタス航空でチェックインをしましたhttps://4travel.jp/travelogue/11324494。この後、パースからシドニーに夜行便で移動し、シドニーでJALに乗り換えて1月2日の夕方に成田空港に到着しましたhttps://4travel.jp/travelogue/11324504。
西オーストラリア南部地方は、ウエーブロックは観光案内書に詳しく紹介されていますが、その他のアルバニー、デンマークなどはあまり紹介されていないように思います。ウエーブロックのある内部と南極海側のアルバニーは、自然も気候も観光地の様子も全く異なります。南部の方が緑が豊かで、多くの人々が住んでいます。美味しいワインを産出するのも南部地域です。日本に輸出されていないマーガレットリバー産の美味しいワインもこの旅行でゲットしました。現地の光景を思い起こしながら、持ち帰ったワインを楽しみたいと思います。パース国際空港 (PER) 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
AandMさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
マーガレット リバー モーテル
3.04
この旅行で行ったスポット
もっと見る
オーストラリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
305円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
110