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飛行機運賃が高騰する年末年始。けど折角の休みだからどこかに行きたいと、乗ったことのない北陸新幹線を乗り継ぎ、飛行機に乗らずに東北に照準を合わせた旅へ出ました。

大阪から盛岡を目指す新幹線、フェリー、普通列車乗継旅

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2017/12/29 - 2017/12/30

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船尾唯智

船尾唯智さん

飛行機運賃が高騰する年末年始。けど折角の休みだからどこかに行きたいと、乗ったことのない北陸新幹線を乗り継ぎ、飛行機に乗らずに東北に照準を合わせた旅へ出ました。

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  • 前夜に鹿児島志布志よりフェリーさんふらわあで大阪入り、まずはここから青春18きっぷ片手に金沢まで普通列車乗継で行きます。<br />時間的に余裕があったので、新快速で途中滋賀県の守山駅に下車し、そこからJR湖西線の堅田行バスに飛び乗り、琵琶湖大橋を渡ってみました。

    前夜に鹿児島志布志よりフェリーさんふらわあで大阪入り、まずはここから青春18きっぷ片手に金沢まで普通列車乗継で行きます。
    時間的に余裕があったので、新快速で途中滋賀県の守山駅に下車し、そこからJR湖西線の堅田行バスに飛び乗り、琵琶湖大橋を渡ってみました。

  • 琵琶湖沿岸でも北に行くと、積雪が多くなり、近江今津ではかなり積もっていました。

    琵琶湖沿岸でも北に行くと、積雪が多くなり、近江今津ではかなり積もっていました。

  • 日本海側に出て、敦賀駅で普通列車乗継。その合間に飽きの蕎麦屋で昼食を取ります。<br />福井と言えば越前そばですが、この寒い冬に冷たい越前そばを食べる勇気はありません(笑)<br />ここから北陸本線を北上しますが、新型電車になったものの、車両数が減ってしまい、車内混雑が激しくなります。福井でも乗り継ぐ等もありましたが、何とか座席はゲット。立席ばかりで金沢までだとかなり疲労困憊になりそう。<br />青春18きっぷの旅は安いけど、リスクも多いです。

    日本海側に出て、敦賀駅で普通列車乗継。その合間に飽きの蕎麦屋で昼食を取ります。
    福井と言えば越前そばですが、この寒い冬に冷たい越前そばを食べる勇気はありません(笑)
    ここから北陸本線を北上しますが、新型電車になったものの、車両数が減ってしまい、車内混雑が激しくなります。福井でも乗り継ぐ等もありましたが、何とか座席はゲット。立席ばかりで金沢までだとかなり疲労困憊になりそう。
    青春18きっぷの旅は安いけど、リスクも多いです。

  • 大阪から6時間ぐらいかけて金沢に到着。北陸新幹線開業で人が多く、更に駅構内には立派な土産物店だらけのコーナーもありました。なんか越後湯沢の駅を思い出しました。

    大阪から6時間ぐらいかけて金沢に到着。北陸新幹線開業で人が多く、更に駅構内には立派な土産物店だらけのコーナーもありました。なんか越後湯沢の駅を思い出しました。

  • ここから北陸新幹線に乗ります。目指すは上越妙高なので、速達タイプの「かがやき」でなく「はくたか」に乗ります。

    ここから北陸新幹線に乗ります。目指すは上越妙高なので、速達タイプの「かがやき」でなく「はくたか」に乗ります。

  • 金沢駅を発車。

    金沢駅を発車。

  • 新幹線の旅はお金はかかるが、快適で早くてよろしい。さきほど6時間かけて大阪から金沢まで普通列車乗継で混雑に揉まれながらの旅とは一変。

    新幹線の旅はお金はかかるが、快適で早くてよろしい。さきほど6時間かけて大阪から金沢まで普通列車乗継で混雑に揉まれながらの旅とは一変。

  • 新幹線ホームなのに誰もいない黒部宇奈月温泉駅。

    新幹線ホームなのに誰もいない黒部宇奈月温泉駅。

  • 上越妙高に到着。金沢から160kmありますが1時間で着きました。

    上越妙高に到着。金沢から160kmありますが1時間で着きました。

  • 上越妙高では「はくたか」が後続の「かがやき」に抜かれるために5分停車。おかげで撮影する時間が得られました。

    上越妙高では「はくたか」が後続の「かがやき」に抜かれるために5分停車。おかげで撮影する時間が得られました。

  • 上越妙高駅西口の様子。外は寒く、雪も積もってました。<br />駅舎の中はレストランもありました。

    上越妙高駅西口の様子。外は寒く、雪も積もってました。
    駅舎の中はレストランもありました。

  • ここからえちごトキめき鉄道に乗り換え、新潟行快速列車へ。ここから新潟まで130km。確か2時間半はかかる長丁場の快速列車。新潟県は広い。<br />直江津から先はJR線に入るので、また青春18きっぷ利用です。<br />

    ここからえちごトキめき鉄道に乗り換え、新潟行快速列車へ。ここから新潟まで130km。確か2時間半はかかる長丁場の快速列車。新潟県は広い。
    直江津から先はJR線に入るので、また青春18きっぷ利用です。

  • この電車は国鉄型115系。古いけど、北陸本線での移動とは違って車両数が多くて混雑もなく、暖房も効きすぎるほどしっかり効いて居心地が良く、長時間乗車でも快適でした。<br />上越妙高駅の売店で買った地ビールとツマミで汽車旅を満喫します。ただし、もう既に日没ゆえに車窓は楽しめませんでしたが。<br />冬の旅は日没が早いので、車窓を楽しむにはやや不向き。場所と天候によっては猛吹雪で、日中ですらも全く車窓が見えない時もある(笑)

    この電車は国鉄型115系。古いけど、北陸本線での移動とは違って車両数が多くて混雑もなく、暖房も効きすぎるほどしっかり効いて居心地が良く、長時間乗車でも快適でした。
    上越妙高駅の売店で買った地ビールとツマミで汽車旅を満喫します。ただし、もう既に日没ゆえに車窓は楽しめませんでしたが。
    冬の旅は日没が早いので、車窓を楽しむにはやや不向き。場所と天候によっては猛吹雪で、日中ですらも全く車窓が見えない時もある(笑)

  • 夜9時に新潟駅に到着。ここからバスに乗り、山ノ下埠頭の新日本海フェリーに乗ります。<br />新日本海フェリーには敦賀~新潟~秋田~苫小牧東の寄港便があり、今回は新潟→秋田の区間のみ乗り、翌朝に秋田入りするというスケジュール。<br />しかし、最寄りバス停の末広橋からフェリーターミナルまではたいした距離ではないのですが、風が強くてメチャクチャ寒く、顔面に雪がバシバシ当たって非常に痛かった(笑)

    夜9時に新潟駅に到着。ここからバスに乗り、山ノ下埠頭の新日本海フェリーに乗ります。
    新日本海フェリーには敦賀~新潟~秋田~苫小牧東の寄港便があり、今回は新潟→秋田の区間のみ乗り、翌朝に秋田入りするというスケジュール。
    しかし、最寄りバス停の末広橋からフェリーターミナルまではたいした距離ではないのですが、風が強くてメチャクチャ寒く、顔面に雪がバシバシ当たって非常に痛かった(笑)

  • 新日本海フェリーでは寝台ベットを取りましたが、古いフェリーゆえにコンセントがないのが痛いでした。料金は新潟から秋田まで5000円弱。<br /><br />23時過ぎに出港すると1時間も経たずに、すぐに大波に襲われます。寝ていても身体が回転しそう(笑)これぞ冬の日本海の恐ろしさ(笑)<br /><br />寝静まってるはずの深夜なのに、大波が来ると、廊下の奥から甲高い悲鳴も聞こえてきて、余計怖いでした(笑)

    新日本海フェリーでは寝台ベットを取りましたが、古いフェリーゆえにコンセントがないのが痛いでした。料金は新潟から秋田まで5000円弱。

    23時過ぎに出港すると1時間も経たずに、すぐに大波に襲われます。寝ていても身体が回転しそう(笑)これぞ冬の日本海の恐ろしさ(笑)

    寝静まってるはずの深夜なのに、大波が来ると、廊下の奥から甲高い悲鳴も聞こえてきて、余計怖いでした(笑)

  • 夜明け前の午前5時半に秋田港フェリーターミナルに到着。<br /><br />ここから状況次第では土崎駅まで数キロ歩いてみようかな?と思いましたが、積もった雪が完全に凍っていて危険と判断。秋田駅行のバスに乗りました。<br /><br />フェリーターミナル内では朝早いというのに、軽食のカウンターも営業していました。

    夜明け前の午前5時半に秋田港フェリーターミナルに到着。

    ここから状況次第では土崎駅まで数キロ歩いてみようかな?と思いましたが、積もった雪が完全に凍っていて危険と判断。秋田駅行のバスに乗りました。

    フェリーターミナル内では朝早いというのに、軽食のカウンターも営業していました。

  • 朝食は秋田駅に移動し、そこで駅蕎麦を食します。朝7時からと早く営業していたのが有り難かったです。

    朝食は秋田駅に移動し、そこで駅蕎麦を食します。朝7時からと早く営業していたのが有り難かったです。

  • 秋田からは秋田新幹線「こまち」で盛岡へ。できれば青春18きっぷを使いたかったのですが、田沢湖線の普通列車が皆無の状態なのでこちらに。<br /><br />よく考えたら「こまち」も北陸新幹線同様、初乗車でした(笑)

    秋田からは秋田新幹線「こまち」で盛岡へ。できれば青春18きっぷを使いたかったのですが、田沢湖線の普通列車が皆無の状態なのでこちらに。

    よく考えたら「こまち」も北陸新幹線同様、初乗車でした(笑)

  • 車窓はまさに雪国。刈和野を通過した時、思わず柳葉敏郎の家を探してしまった(笑)<br />時間が有れば角館を降りて観光したかったのですが、時間がなかったので今回は泣く泣くパスしました。

    車窓はまさに雪国。刈和野を通過した時、思わず柳葉敏郎の家を探してしまった(笑)
    時間が有れば角館を降りて観光したかったのですが、時間がなかったので今回は泣く泣くパスしました。

  • こうして盛岡に到着。到着前に5分も停車したので?と思ってましたが、「はやぶさ」と同じホームで連結するための時間調整でした。<br /><br />しかし大阪から普通列車→新幹線→快速列車→フェリー→こまち、と変化に富んだ乗り継ぎ。大変面白かったけど、 結局、飛行機使っても料金そんなに変わらなかったのかな?(笑)

    こうして盛岡に到着。到着前に5分も停車したので?と思ってましたが、「はやぶさ」と同じホームで連結するための時間調整でした。

    しかし大阪から普通列車→新幹線→快速列車→フェリー→こまち、と変化に富んだ乗り継ぎ。大変面白かったけど、 結局、飛行機使っても料金そんなに変わらなかったのかな?(笑)

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