メキシコ・ペルーの旅⑧

2017/11/03 - 2017/11/13

メキシコ・ペルーの旅⑦の続きです。
今日は、家内と元ペルー人外交官のイバン・ピント氏により、世界で初めて日本の古典から直接スペイン語に翻訳された完訳本の出版記念講演会です。

エリア リマ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
ペルー滞在4日目の朝です。ホテルの最上階にあるレストランでブッフェ形式の朝食を頂きます。この外部のシートが定位置になりました。

Miraflores Park, A Belmond Hotel, Lima ホテル

ホテルの正面玄関の前には小さな池があるのですが、亀が一杯いて甲羅干しをしています。

Miraflores Park, A Belmond Hotel, Lima ホテル

「MALECON」という通りの名前を書いた標石。
このあたりは普通に歩いていても危険は一切感じません。

見てのとおり、リマ中心部に近い海は、泡など何かが浮いています。
あまり清潔ではないですね。

家内はホテルの部屋で、夜の講演会の最終準備にとりかかりました。私は、ホテル近傍を散策です。
これは、ラルコマールの地上階レベルです。地下にある駐車場の換気塔が綺麗にデザインされています。目の前にはサラサル公園が広がります。

私は植物の知識が乏しい方なのですが、多分これはハイビスカス。リマ市内の住宅によく見かけます。
ハワイに移民した日本人の子孫がペルーに移民した際に持ち込んだ、という話を聞いたことがあります。
真実をしりたいなぁ。

ホテルの近傍にある教会を見学したいと思います。

残念ながら聖堂内部には入れませんでした。
脇にある礼拝堂を見学しました。

午後2時を廻ったので、日秘文化センターに向かいました。
エントランスを抜け右手には大ホールがあります。
むむっ。今晩の出版記念講演会を行う大ホールの前に何か置いておあります。

なんと、これは、今回出版する本のイミテーションです。

ペルー日系人教会出版基金の担当者が「こんなの良いね」と作ってしまったそうです。裏側には本物のISBN番号とバーコードまで入っています。

本日の講演者であり、源氏物語を日本の古典から直接スペイン語に翻訳した家内とイバン・ピント先生によるリハーサルが開始されました。

大ホールの脇には日本庭園があります。
そういえば、左手の茶室でのお茶会に招かれたことがあります。その際も、ピント先生はいました。

リハーサルが長引きだしたので、私は昨日の昼飯抜きの経験から、日秘文化センター内にある日本食堂の仲地に行きました。
日本食もありますが、そばなどは明らかに沖縄仕様（ソーキそば）です。
しっかり遅めのランチを食べれば良いのですが、そば（ソーキそば）で済ませてしまいました。後でお腹が減って困ったのは昨日と同じです。

本番前に、サロン・ドラード（黄金の間）と呼ばれる迎賓室にて、日系人協会長と懇談しました。左からピント先生、国頭（くにがみ）日系人協会長、家内、私、福元（ふくもと）役員。福元氏は、18年来の友人です。源氏物語スペイン語翻訳本の出版ができたのは彼のおかげです。彼が日系人協会長として来日した際、家内に出版を持ちかけられたのです。

無事、講演会が終わりました。
右端に立つ山城ペルー日系人協会出版基金長（元日系人協会長）が、福元氏とともに、今回の出版及び講演会を企画していただきました。

この出版記念講演には、日本大使館よりペルー外務省から多くの友人が集まっていただきました。
右からピント先生、コンスエロ・ホルダン公使夫人、エラルド・エスカラ元駐日大使、セサル・ホルダン元駐日公使、家内、クリスティーナ・エスカラ大使夫人。
皆、家族ぐるみでおつきあいをしてきた方々です。

出版記念講演会の後は、おきまりのサイン会。
出版をしていただいたペルー日系人協会に心から感謝いたします。

サイン会の終了を待って始まった懇親会（カクテル）。
この写真には、長年来お世話になった大切な友人たちが写っています。
皆さん、本当にありがとう！！

部屋を変えての懇親会（カクテル）です。
贅沢なものはありませんが、心づくしのものが出されていました。
「お・も・て・な・し」と言う日本の接遇が何となく持て囃されていますが、実は、海外の日系人の方が、おもてなしの心を大切にしていることを改めて感じました。