2017/12/22 - 2017/12/27
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Ushuaiaさん
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クチン旅行記第三弾。
4日目のサラワク文化村~6日目の帰国
マタンワイルドライフセンターにて半野生の動物たちと出会う。
ローカルグルメを思う存分堪能。
また来たい。
22日(金)
羽田よりエアアジアX D7-523便にてKLへ。
23日(土)
早朝、KL着、
午前、エアアジアAK5232便に乗り継ぎクチンへ。
正午頃、クチン着。
午後、市内散策(マルゲリータ砦など)、ツアーの手配。
24日(日)
バコ国立公園
25日(月)
午前、サラワク文化村
午後、クチン市内散策
26日(火)
マタンワイルドライフセンターへ。
27日(水)
午前、エアアジアAK5205便にてKLへ
午後、KLにてエアアジアX D7-522便にて東京へ。
夜、羽田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4日目。
初日、ホテルのベルマンさんはホテルから安いシャトルバスも出ているということもあって、「サラワク文化村」をお勧めしてくれた。
今回の旅行の目的は動物と自然ということもあって、あまり興味はなかった。
ガイドブック等で観光情報を調べてみると、「サラワク文化村」の周辺には
ダマイビーチというビーチがあり、近くのサントゥボンという集落でリバードルフィンウォッチングのクルーズをやっているという情報があったので、
シャトルバスの料金が往復で20リンギッと安かったので、
シャトルバスに乗ってサラワク文化村へ行ってみることに。
ダマイビーチはサラワク文化村の正面にあった。
綺麗なビーチではあったものの、
ビーチパラソルやビーチチェアがあるわけでもなく、
近くのホテルに泊まっていると思われる旅行客が
海水浴を楽しんでいるといった様子だったが、
だんだん天気は曇り空で、どんどん雲行きは妖しくなる。
リゾートと言っても、キャパが大きいわけでもなく、
また、目指してやってくる客が多いわけでもないので、
流しのタクシーなどはなく、ドルフィンウォッチングの手がかりは得られる。
そうこうしているに、サラワク文化村でショーが始まるというので、
とりあえずサラワク文化村へは行ってみることにした。サラワク カルチュラル ビレッジ 散歩・街歩き
-
入場料は50リンギッ弱。
案内には60RMとなっていたが、
クリスマスだからなのか、シャトルバスに乗ってきたからなのか
なんだかよくわからないが、ディスカウントされていた。
入ってすぐのところにショーをやるためのホールがある。 -
ショーの内容は
・民族舞踊
・アクロバットパフォーマンスショー
・吹き矢のパフォーマンス
あまり期待はしていなかったが、なかなか興味深かった。
少なくとも、時間つぶしにはなる。 -
現地の様々な民族の伝統的な民家が伝統工法で建てられており、
サラワク州の様々な民族の文化に触れることができる。 -
ほとんどの建物は内部も見学可能。
-
クチン発のツアーの中には、先住民族のロングハウスを訪れるツアーもあるが、
建物を見るだけならば、こちらで十分かもしれない。 -
もちろん、先住民族だけなく、古い時代にサラワクに移り住んだ華人の伝統家屋も再現されている。
サラワク文化村を見て回っているうちに、雨が降り出し、
ビーチにしても、ドルフィンウォッチングにしても、
どうにもならなくなってきた。 -
ビーチの方に行くと、海水浴客は撤収しており、
ビーチサイドのカフェ、レストランも
オープンテラスはクローズしてしまった。ダマイ ビーチ リゾート ホテル
-
そうこうしているうちに、シャトルバスの復路第一便がやってきてしまい、
これ以上いてもどうしようもないと思い、クチンへ戻る。
ちなみにドルフィンウォッチングはダマイから5kmくらいのところの
サントゥボンという村でできるらしいが、
ダマイからの交通手段はなく、歩ける距離ではない。
パドゥンガン通りの巨大白猫像は何とも言えない福の神というか
サンタ?の衣装を着ており、クリスマスであったことを思い出す。 -
シャトルバスの時間の都合で昼時を逸してしまう。
レストランはクリスマスで休業のところが少なくない上に、
ピークが終わると閉まる店が多く、食事処が見つからず、
小さなフードコートで食事をすることに。 -
麺類、ご飯ものの屋台は閉まっており、
中華まんとエッグタルト等のスナック類のみしかやっていなかった。
肉まんとロータスまん(ハスの実のクリームまん)。
まずくはないが、日本のコンビニと同等レベル。
クチンまで来てあえて食べるようなものではない。 -
エッグタルト。
中華風とポルトガル風。
それなりにおいしいが、ポルトガルで食べたものと比べてしまうと、
やはり勝負にならない。 -
雨も降っていたこともあり、この日はまったりモード。
パドゥンガン通りのbing!Coffeeというカフェで一休み。
bing!Coffeeはクチンに何店かあるローカルカフェチェーンのようだ。 -
しかし、こちらのお店、
カフェラテをガラスのカップに入れて出してくる。
ナプキンが巻いてあるので熱くはないが・・・。
wifi無料だったので長居してしまった。
カフェでまったりも悪くない。
クチンにはwifi無料でおしゃれなカフェが多い。 -
その後、ホテル周辺のスーパーでお土産を買ったりしているうちに、
日が暮れ夕食時に。 -
小さなフードコートでサラワクラクサをいただく。
こちらのラクサにはたっぷりチキンが入っている。
どうやらこちらの方がオーソドックスのようだ。
小盛で5リンギッ。安い。旨い。 -
夜のリバーサイドを散策。
夜景がきれい。 -
アスタナ(王宮)もライトアップされている。
-
リバーサイドには屋台が並ぶ。
当然ながら、夕食がラクサで足りるはずがない。 -
リバーサイドの屋台でよくわからず注文。
IkanとNasiとあったので、
魚と飯が出てくることはわかったが。
後で調べるとご飯の方はNasi arukといい、
じゃこ入りの油を使わずに炒めた炒飯で、
サラワクのローカル料理とのこと。 -
翌日は、マタンワイルドライフセンターへ。
前日、ベルマンさんに半野生のオラウータンが見られるという
セメンゴワイルドライフセンターへ行きたい旨、相談したものの、
セメンゴは野生のオラウータンを餌付けしているところだから、
オラウータンは見られるとは限らない、とのことだった。
(野生下で暮らせなくなったオラウータンを野生に戻す施設なので)
むしろ、(野生に近い状態で)飼育されているオラウータンがいるという
マタンワイルドライフセンターの方がおすすめとのことだという。
クチン中心部からは車で片道1時間弱。
ベルマンさんが手配してくれたタクシーは往復で150RM。
6年前の『地〇の歩き方』ではタクシーで片道45RMとあったので、
ちょっと高かったのかもしれない。マタン ワイルドライフ センター サファリ・動物観察
-
ビジターセンターの先にはいきなりジャングルへとトレイルが続いており、
どのような形で動物と出会えるのか、見当がつかない。 -
ジャングルトレイルを抜けると、ワニ園が広がる。
コンクリートの壁はあるものの、周囲はジャングル。
おそらく、車など人間の活動の影響を少なくしようとしているのだろう。 -
Fish Owl(マレーウオミミズク)。
-
ウンピョウ。
夜行性のため、ほとんど動かず。 -
鳥類は完全に檻の中で飼育されている。
色とりどりのサイチョウを観ることができる。 -
いよいよオラウータンとご対面。
オラウータンとマレーグマは高い塀の中に放し飼いにされており、
展望台から観察できる。 -
中には木の代わり遊具?があり、若いオラウータンは楽しそうに遊んでいる。
-
遊具で遊んでいる限り、動きは人間そのもの。
-
しかし、歩くときは、四肢を使っている。
-
無防備な姿をさらす者も。
-
年寄りのオスの顔にはフランジというひだがあるが、
フランジをもつ個体はシャイなのか、なかなか顔を見せてくれなかった。
人間以上に、顔に個性がある。 -
イチオシ
比較的若い個体に見つめられたが、表情が何とも人間的。
-
マレーグマの観察展望台へ行くと、衝撃の光景が。
熊が棒の上に二本足で立っている!! -
マレーグマはクマなのだが、顔が少しブサイク。
-
イチオシ
マレーグマはSun Bearと呼ばれるが、
一方でDog Bearとも呼ばれるそうだが、
歩く姿を見ていると、納得させられる。 -
それほど多くの動物を観たわけではないが、観光客は自分以外皆無だったので、
じっくりと動物を観ることができ、あっという間にタクシーの運転手と
約束した2時間を過ぎてしまった。
マタンワイルドライフセンターは周囲は熱帯雨林が広がる人里離れたところにあり、
近くに民家が数軒ある程度。
あくまでも動物園ではなく、野生で生きていけなくなった動物を
野生へ戻していくためのリハビリ施設で、
教育・啓蒙活動として公開しているとのことだった。
(おそらくここで順応した動物は半野生下のリハビリ施設
セメンゴに送られるのだろう)
コタキナバルでは見ることができなかった
オラウータンを見ることができ、満足してクチン市街へ。 -
お昼はショッピングセンターのフードコートで
サラワク名物、コロ・ミー。
何とも説明しがたいのだが、
おそらく蒸したと思われるそばに胡椒や調味料と具を混ぜて食べる料理。
油があまり使われておらず、ヘルシーかつ美味。 -
食事の後は、市内散策へ。
あちこちにコロニアル建築が残されており、
今も現役で機能しているものから、
博物館などに転用されているものが多くある。
こちらはクチン警察署。
警察に用がないので中へは入らず。 -
サラワク博物館。
こちらもコロニアル建築で博物館だというのに、妙にひと気がない。サラワク博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
残念ながら閉館していました。
-
クチンモスク。
歴史が古いわけではないようだが、市街地中心部の
小高い丘の上にあり、街のシンボルと言える建物。
お祈りの時間だったのか、
人々が集まりだしたので、中には入りませんでした。クチン モスク 寺院・教会
-
こちらは旧裁判所。
現在はカフェ併設のビジターインフォメーションセンター。
本来ならば初日に来るべき場所。 -
広い中庭もある。
併設のカフェで優雅中庭を眺めながらひと時。旧裁判所 現代・近代建築
-
メニューの価格はやや高め。
トロピカルフレーバーティーはおすすめ、
wifiも飛んでいるので、ゆっくりできる。 -
再び訪れたインディアンストリート。
家がカラフルなだけで、インド系の人はあまりいない。
衣料品や雑貨中心で、お土産とかは買えそうにない。
ネット上には写真によっては屋根がないものもあり、
屋根ができたのは最近の模様。 -
ホテルへ戻り、休憩の後、夕食へ。
トップスポットフードコートへ。トップスポット フードコート 地元の料理
-
このように新鮮な野菜とシーフードを量り売りで、
お好みの味付けで料理してくれる。 -
旅行前にシンガポール人の英会話の先生から
Stingrayがおいしいよ、と勧められていたので、食べてみた。
あっさりとした白身にサンバルソースでがよく合う。絶品だった。 -
バコ国立公園ツアーでガイドさんが今はドリアンの季節で美味しい、
というので、露店でドリアンを買ってその場で食べてみることに。 -
一番小さいもので10RM。
ナタで切れ目を入れてくれたものの、
痛い思いをして手で割らなければならなかった。
残念なお味でした。 -
オーストラリア人からa few days!!と言われた4泊という
自分に東南アジアにしては長めの旅行も最終日を迎え、
帰国の途へ。 -
国内線でKLへ。
エアアジアの機体デザインはおなじみの赤いロゴがメインのものではなく、
GE Digitalの広告がメインのデザインだった。クチン国際空港 (KCH) 空港
-
広告収入の、機内にwifiが飛んでいた。
(機内エンターテイメントのみ無料で利用可能。
ネットへの接続は有料。) -
KLIA2に到着。
どうやら国際線への乗り継ぎは国内線ゲートエリアからは
直接行けないようだったので、メインホールへ。
行きは直接国内線エリアへ行ってしまったので、
どのみち来るつもりだった。
以前よりもお店の数も増え、人がにぎわってる。
とても、大事件が起きた場所とは思えない。 -
昼時ということもあり、KLIA2内で最後のお食事。
ナシゴレンアヤム(チキンナシゴレン)。
作り置きではなく、その場で作ってくれたこともあり、美味しかった。 -
KLIA2になってボーディングブリッジで搭乗になったものの、
広くなってしまい、逆に移動が大変になってしまった。クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
-
帰路は昼行便なので、機内食を注文。
ペンネサラダはイマイチだが、
チキンラザニア(ムスリム対応)は悪くはない。
価格も良心的。 -
羽田帰着。
全部自力で手配し、現地でツアーを探すなど、
国内旅行をするのと変わらない感覚での旅行でした。
パッケージツアーでKLとマラッカを訪れ、
ビビりながらフリータイムを過ごしていた8年前から
大幅なレベルアップしたのを実感。
いつも、どこへ行くにしても過密スケジュールの弾丸だが、
今回は一日のうち半分はまったり過ごした旅行。
たまにはこういう旅もいいもんだ。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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