渡り鳥ラインに乗って　ドイツからデンマークへ国境越え

2017/08/01 - 2017/08/04

ドイツとデンマークの国際列車、通称「渡り鳥」。二国の間にはバルト海があってフェリーが運行しているのですが、乗り換えなしで移動が出来てしまうと鉄道ファンには人気の路線です。

フェリーの中にもレールがあり、鉄道がそのままフェリーに入り、到着すると再びレールの上を走る。
かつての青函連絡船と同じものがドイツ－デンマーク間に存在します。

青函連絡船も廃止となってしまったように、この路線も橋の建設でいずれなくなるという噂。
これはぜひとも行かなくちゃ、というわけで渡り鳥ラインに乗って国境越えをしてきました。

追記:2019年12月でフェリー 航路は運休となったみたいです。オーデンセを経由するルートでハンブルクーコペンハーゲン間の移動となるとのこと。時代の流れかな。あの時思い切って行けてよかったな。。

エリア ハンブルク(ドイツ)

成田からアムステルダム経由でハンブルグへ。

空港からはS-barnでハンブルグ中央駅へ移動。
1日目は駅のそばのホテルに宿泊。

ハンブルグ駅内のお店でビール＆カリーブルストル。

カリーブルストルのみなら3ユーロほどがポテトにマヨネーズにケチャップといわれるがままにYesといったら、ものすごい高くなってしまった。。。

2日目はせっかくなので、ハンブルグ近辺の北ドイツのかわいい街めぐり。

Niedersachen-Ticket（ニーダーザクセン･チケット）というニーダーザクセン州内の鉄道に使えるフリー切符（23ユーロ）を購入。
チケットは駅構内の券売機で購入OK。

リューネブルグ（Luneburg）、ツェレ（Celle）、ブレーメン（Bremen）をぐるっと1日で回る予定。

8:57の電車でまずは岩塩の採掘で栄えたリューネブルグへ。
このフリー切符は通常は朝9時から使用OKなのですが、期間限定で8時から使用OKの時期だったので、1本早い鉄道に乗り込めました。

ドイツの鉄道は飲食もOK。サンドイッチとコーヒーを車内に持ち込んで2階建ての席にて朝食。

途中、車掌さんがやってきてチケットチェック。サインをするように言われていわれるがままにサインし、スタンプ押してもらいました。

1時間ほどでリューネブルグ到着。
駅から10分ほど歩いて旧市街地へ。お天気もよく、イメージしていた絵本のような屋根をしたレンガ造りの家が広がっています。メルヘン♪

10時から11時まで約1時間ほど散策。
本数が少ないので、事前にDBのサイトで時間をチェック。ブレーメンまで行きたいので、結構駆け足。

11:33発の鉄道に乗ってUlzenで乗り換えてCelleへ。13:30ごろ到着。
見た目似ているんだけど、ちょっと違う。こちらもかわいい街です。

途中でランチ＆ビール休憩。このビール最高にうまかった♪

ブレーメン行きの鉄道が遅れていて、本数の多いS-Barnを利用してハノーファーへ。
そこからブレーメンへついたのが、17時30分。
旧市街地をさらっと歩いて20時の電車でハンブルグへ。

せっかくブレーメンまでいったんだけど、スマホのバッテリー切れで写真を残せず残念。。。

3日目は午前中にハンブルグ観光します。

大きな街なので歴史的な建物と近代的な建物が同居していて、ステキ。
東ドイツの重厚な建物、大好き。

倉庫街も横浜や函館とは規模が全然違う！！

ハンバーグの由来になったとも言われるハンブルグなので、ハンバーガーも。

「Burgerlich」はタブレットでパテの種類やオニオン少なめ、といったオーダーが出来るのでドイツ語がわからない人でも本格的ハンバーガーを楽しめます。うまい！

午後は、Lubeckへ移動。
リューベックも渡り鳥ラインの停車駅なので、せっかくなのでこちらもプチ観光。

今回訪れた北ドイツの街の中では、ここが一番、街歩きが楽しかった！
さすがはハンザ同盟の中心地というだけあって、とても格式あります。

このリューベック駅のそばのホテルに宿泊。いよいよ明日、渡り鳥ラインにのってデンマークのコペンハーゲンへ向かいます。

４日目の朝食はリューベックの駅のカフェで。
ドイツは何気ないサンドイッチでもチーズが濃厚で何を食べても失敗ない。

ドイツ最後なのでプレッツェルサンド。塩加減がGood。

8:06発のコペンハーゲン（Koevenhavn h）のチケットはDBサイトからネットで事前に予約。
デジタルでもOKそうだったけれど、念のためプリントアウト。
早めに予約したほうが安いので予定が決まったら早めに席を押さえておいたほうがよさそう。ネットだと座席指定が出来ず、自由席を購入。

プラットフォームを確認して待ちます。

ほぼ定刻にやってきました！！
が、待っていた場所のドアが開かず、走って乗り込みます。

ハンブルグが始発のため、席が埋まっている。。めちゃくちゃ混んでいて車両を変わったらガラガラ。。。
予約の表示もないし、1等車でもなさそうだし、どうしてここがガラガラなのかが不思議。何か言われたら移動すればいいかと座ります。

しばらくしてもチケットのチェックもなく、さらに不安。
すぐそばに日本人の女性2組がいて、その人たちはチケットチェックをされて、なぜか追加支払ったみたい。。。

車掌さんに聞いたけど、私は追加料金の請求はなく。
ガラガラの車両の理由は、最後までよくわからなかった。

よくわからないけど、鉄道はどんどん進み、海が見えてきましたー

フェリーの中に鉄道が入って格納完了。
車内アナウンスがあって、乗客は外に出るように言われます。

念のため一番最後に下車してなるべく早めに戻るようにしました。
フェリー移動中は施錠されて中に入ることは出来なくなります。

フェリーの中に鉄道が入っている。

車両もローカルだし、コレといって何かがあるって訳でないんだけどね。

フェリーの上。30分ほどフェリーにのって国境越え中。

お天気が曇り空ということもあって結構風がつよいので、中に入ります。

フェリーの中にはスタバも入っていて、簡単な軽食を楽しめます。
何も注文しなくても、そのへんの席に座っていても大丈夫。

アナウンスで鉄道に戻ります。
海を越えればコペンハーゲンはすぐ！！

無事に座席に戻って、荷物もなくなっていなくてよかたーと思っていたら、ようやくチケットとパスポートチェック。

しばらくすると次の駅で鉄道を乗り換えるようにとの案内が。。

コペンハーゲンから来た鉄道に乗り換え、ハンブルグ方面のお客は、私たちが乗っていた鉄道に移動。。。よくわからない。

予定より1時間ほどおくれましたが、13時30分過ぎにコペンハーゲン到着。

料金の高いICEにしたほうがよかったかな、というきもしたけど、座席の謎や乗換えなど今となっては良い思い出。