家族のルーツ、宿場、高原を巡る旅

2017/09/04 - 2017/09/07

H11年に他界した妻の父の出身は、長野県飯山市富倉大字倉本と言う山間部。
しかし妻はまだ訪ねたことがないと言うので、遅い夏休みに義父の故郷の飯山市、岐阜と長野に跨がる宿場町、そして清里を旅した。

飯山市の富倉の高齢のおばあちゃんが一人でやっている『はしば食堂』で山牛蒡を繋ぎにした独特のツルツル感溢れる富倉蕎麦を堪能。
義父の故郷は、今では若い人でも65歳と言う限界集落になっていた。
家の跡地を探すため、飛び込み聞き込みを実行したところ、数軒訪ねたとあるおじさんが、実は義父の幼馴染みで少しのお話と実家の場所を聞けて跡地の確認が見事に出来た。

翌日は長野県を南下し、岐阜県の妻籠宿に泊まり、その日の内に馬籠宿→妻籠宿間約10kmの旧中山道の峠道を歩いて２つの宿場を巡った。

3日目は、奈良井宿を訪ねた後、清里を目指し、JRの駅で最標高の野辺山駅も行けた。
清里では憧れの『清泉寮』に宿泊。
晩朝共にブッフェ式の食事がとても美味しかった。
しかし湯量が落ちたとかでホテルの温泉は使えず、その代わり入浴券を貰って数キロ離れたところの施設でのお風呂には残念だった。

4日目は、朝の濃い霧の中、ホテル敷地内のハイキングコースを散策しマイナスイオンをたくさん吸収できた。
ホテルをチェックアウトしてから、信玄餠の製造工場を見学し、山梨名物のほうとうを食べて帰途についた。

エリア 飯山・栄村(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

富倉蕎麦の有名店『はしば食堂』。
高齢のおばあちゃん一人で切り盛りする富倉蕎麦は、ツルツル感が堪らない。

これが富倉蕎麦です。
ツルツル感が堪りません。

はしば食堂には、飯山名物の笹寿司もあるよ。

蕎麦と笹寿司の美味しい富倉です。

義父の通った富倉小学校は、既に廃校でした。

かじか亭 グルメ・レストラン

宿泊は『四季彩の宿かのえ』。
平日のため我々夫婦だけの宿泊は、お風呂は貸切りで居心地満点でした。

四季彩の宿 かのえ 宿・ホテル

食事は全て自家栽培でとても美味しかったです。

四季彩の宿 かのえ 宿・ホテル

２日目、馬籠宿に到着。

馬籠宿 名所・史跡

馬籠宿入口にある『民宿 白木屋』に投宿。

民宿 白木屋 宿・ホテル

馬籠宿から中山道を妻籠宿に向け、いざ出発。
出だしの坂道はなかなかキツいです。

馬籠宿 名所・史跡

妻籠宿手前の無料休憩所にて出会った、左のご夫婦はカリフォルニア州から、右の人は沖縄の米軍さんでウェストポイント卒の幹部軍人さん。
どちらも北朝鮮の動向を気にしてました。

妻籠宿手前の大妻宿。

大妻籠 名所・史跡

妻籠宿の土産物屋さんのおばあさんと通りかかったおばあさんと同士の地元に住む人の何気ない会話です。

妻籠宿 名所・史跡

たくさん歩いたので晩御飯がとても美味しかったです。

民宿 白木屋 宿・ホテル

お宿の名物『五平餠』も食べました。

民宿 白木屋 宿・ホテル

3日目、奈良市宿を訪ねました。
奈良市宿と言えば、この檜の大橋です。

奈良井宿 名所・史跡

奈良井宿の町並みは、約1km続きます。

奈良井宿 名所・史跡

奈良市宿の道の駅にはトロッコディーゼル車が露天展示されている。
その昔、木曽の材木を運んだのでしょう。

JR最標高駅の野辺山駅

野辺山駅 駅

野辺山駅手前の最標高地点を通過する小海線の列車。

まだ９月に入ったばかりなのに、高原の清泉寮では暖炉が炊かれてました。

清泉寮 宿・ホテル

晩御飯は、バイキング形式。
美味しいバイキング料理でした。

清泉寮 宿・ホテル

お部屋もとてもシックで良かったです。

清泉寮 宿・ホテル

朝御飯もバイキング形式。
スクランブルエッグに添えた、自家製トマトケチャップがとても美味しかったです。

清泉寮 宿・ホテル

山梨土産の代表『信玄餠』、桔梗屋本社の製造工場も見学。

桔梗屋 本社 グルメ・レストラン

旅の思い出に妻が買ってくれた山梨地元の焼酎。
日本酒製造メーカーですが、焼酎も作ってます。
樫の樽に5年も寝かせた焼酎は、樫の香りも移り、まるでスコッチウイスキーのようです。