長崎2017

2017/06/16 - 2017/06/18

明治日本の産業革命遺産をたどっていました。
なかなか天候のこと、仕事の休みのこと、軍艦島クルーズなどタイミングが合わないと見ることができません。
半年前の２０１６年１２月末には、台風２６号によって断念しました。
今回、願いが叶った旅行は大変満足したものでした。

エリア 長崎市(長崎)

軍艦島が近づいてきた。
波しぶきがかからないように透明のシートが船座席を守っているが、それを通して島影が見えてきた。

シートを外すと、はっきりとした外観が。
わくわくどきどきした。
船もスピードを増し、波しぶきを上げる。

客席からではなく、船のデッキからの撮影タイム。
粋なサービスである。

ドルフィン桟橋。
ここから軍艦島に上陸した。
この桟橋は台風などで流されていて３代目である。

端島炭坑 名所・史跡

ドルフィン桟橋下の水。
澄んでいて綺麗である。

端島炭坑 名所・史跡

　クレーンの跡。

　船への荷物の積み込みはこれを使ったのだろう。

端島炭坑 名所・史跡

当時巻き上げに使われていたモーターの部品か。

端島炭坑 名所・史跡

総合事務所手前にあった第三竪坑巻座の内側部分が見えている。

端島炭坑 名所・史跡

旧第三竪坑巻座の裏側補教の様子。

端島炭坑 名所・史跡

煉瓦色の遺構の後ろ高台にあるのが給水塔である。
地下の水道ラインができるまでは、重要な水がめだった。

端島炭坑 名所・史跡

島の南西側端にある、プール跡。
ここで子供達が楽しく泳いでいた。

端島炭坑 名所・史跡

コンクリートが十分になかった時代の接着剤「アマカワ」。
オレンジ色の粘土と石灰を混ぜて作った土で、一般的な呼び名は漆喰。
水を通しにくい性質だ。

端島炭坑 名所・史跡

日本国内最古の鉄筋コンクリート住宅３０号棟。
あと１～２年で倒壊の可能性が高いという。
クルーズを企画されている会社の１つ、シーマン商会さんの方の説明にあった。

端島炭坑 名所・史跡

　貯炭場に立つ、ベルトコンベアーの支柱。
その先には端島小中学校が建つ。

端島炭坑 名所・史跡

別角度から。

端島炭坑 名所・史跡

端島小中学校の７階部分。

端島炭坑 名所・史跡

端島小中学校。
雨風によるダメージは大きく、建て増し部分の７階はつぶれてしまっている。

端島炭坑 名所・史跡

炭を掘ってでた泥を、ベルトコンベアーで島の逆側まで運んで海に廃棄していた時の穴跡

端島炭坑 名所・史跡

世界初の海底水道のパイプをつないだ穴。
これは、長崎半島から端島までの工事であった。
当時の海底での作業は１０分が限度でそれを超えると潜水病になってしまったそうだ。

端島炭坑 名所・史跡

三菱の幹部社宅。
風呂があり、トイレも共同ではなかった。
見晴らしも良い。
シンガーソングライターの故岡崎律子氏は端島の出身でここに住んでいた。

端島炭坑 名所・史跡

３号棟下のコンクリートの壁が少し緑がかっている。
これは島民がいた当時は、植物が生えていなかったので緑の色彩が欲しくて塗ったものである。

端島炭坑 名所・史跡

海の南東側から撮った写真。
端島神社の本殿が見えている。

端島炭坑 名所・史跡

野母にある権現山の上から撮った写真。
軍艦島にクルーズの船が近づく。

端島炭坑 名所・史跡