2016/02/25 - 2016/02/26
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redchilipadiさん
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ミャンマーの国土を縦貫するエーヤワディー川(イラワジ川)
その中域にある古都バガン。
9世紀後半に、ビルマ最初の統一王朝がこの地に都を開き、
そののち、9~13世紀にかけて、仏塔や寺院が次々に建立されました。
今でも、3000ほどの遺跡が残っているそうです。
観光のモニュメントは、数が多く、あちこちに散らばっていて、
おまけに似ている建物も多いので、だんだん記憶が曖昧になってきます。あとで思い出すのも一苦労。 観光を始める前に、大ぐくりに把握しておきましょう。
観光ポイントやホテルのある場所は、エーヤワディ川上流から順に、
①Nyaung Oo Village(ニャンウー村)
②城壁に囲まれたOld Baganエリア
③Myinkaba Village(ミィンカバー村)
④ホテルが集まるNew Baganエリア
の4か所。
========私の場合=======
①ニャンウー村では、光り輝く【シュエ・ズィーゴォン・パヤー】
②Old Baganエリア(城壁内外)では、
・テラスから周囲を見渡せる【ブル・ティ寺院】
・傘の王子様のいる【ティーローミィンロー寺院】
・4体の仏様に守られた白亜の【アーナンダ寺院】
・最も高い塔の【タビィニュ寺院】
・テラスに登れる【シュエ・グーヂー寺院】
③ミィンカバー村では、【マヌハ寺院】と碑文のある【ミャゼーディ仏塔】
そして、やや離れたところにある、未完の【ダマヤンジー寺院】
④New Baganエリアのホテルに宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
-
早朝、ヤンゴンの国内線空港からバガンの 空港へ。
同じ時間に発つ飛行機が複数あり、カウンタ周辺も待合エリアも旅行者でいっぱい。
ホテルで用意してもらった朝ごはんのマフィンとフルーツをいただきながら、搭乗を待ちます。
今回、私たちが乗るのは、空飛ぶKinnari-Kinnaraのロゴ、エアーカンボーザ(AIR KBZ)
座席は決まっていません。(搭乗順に好きな席に座る)。
離陸から約1時間で、バガンのニャンウー空港へ到着。
空港から約10km、特に渋滞などもなく、順調に最初の観光ポイントへ到着。
朝、まだ涼しい時間帯から観光をスタート。 -
まずは、シュエ・ズィーゴォン・パヤー(Shwezigon Paya)。
パヤーとは仏塔のこと。
シュエとは「黄金」、ズィーゴォとは「勝利・栄光」。
ヤンゴンの、光り輝くシュエダゴォンパヤーと同じように、
きらきらの仏塔。 私が思い描くバガンのイメージはまだありません。 -
ニャンウー村を後にして、Old Bagan方向へ。
最初は、ブル・ティ(Bule Thi)と呼ばれる堂々たる建物。
テラスに登ることができ、少し高い位置から周囲を見渡すことができます。
鄙びた風景、荒涼感は、想像していた通りのバガンの景色!
ここは、日の出、日の入りの絶景ポイントなのだそうですよ。 -
続いて、少し離れたところにあるティーローミィンロー寺院。
(Htlilominnlo Temple)
寺院に続く沿道には、お土産屋さんが並びます。
正面にそびえる立派な建物。
よく見ると、てっぺんは、お椀型ではなく、やや細長いワイングラスを
伏せたような造り。これはインドの様式なのだそうです。ティーローミィンロー寺院 寺院・教会
-
ティーローミィンロー寺院は、王様の後継者選びのエピソードのある寺院。
傘が倒れた方向に座っている王子を後継者に選んだとのこと、
(なんだか安易な選び方だな。。)
選ばれた王様は「傘の王」と呼ばれているのだそうです。
仏様の両脇に、かわいらしい傘が飾られています。 -
続いて、アーナンダ寺院(Ananda Temple)
バガンの遺跡の中で、見逃すことのできない寺院です。
外観も美しく目をひきますが、中の仏像も見ごたえがあります。アーナンダ寺院 寺院・教会
-
この寺院には、建物の四方に、高さ10mの立像が4体、安置されています。
これは、西側に安置されている釈迦牟尼(Gotama)
写真右下の人物の大きさと比較すると、その大きさがわかります。
すらりと長身。 -
北側から時計回りに、ブッダの一生の仏像が安置されています。
First Buddha
北側の拘楼孫仏(Kakusandha) -
Second Buddha
東側の拘那含牟尼(Konagamana)は、他の3体とは異なる面持ち。 -
Third Buddha
南側には、胸の前で手を合わせる迦葉仏(Kassapa)
拘楼孫仏とよく似ていますが、光背が異なります。 -
Forth Buddha
西側の釈迦牟尼(Gotama)は、右手を前に押し出しています。 -
アーナンダ寺院を後にして、次へ進みます。
タラバー門(Tharabar Gate)。 Old Baganを取り囲む城壁の門です。
この門から観光をスタートさせるのも良いのかも。
門両脇の壁龕には、土地の精霊が鎮座しています。
バガン守護神なのだそうで、兄と妹のナッ神です。タラバー門 史跡・遺跡
-
タラバー門に祀られている兄の精霊。
仏教の仏像の厳かな雰囲気とはちょっと違う感じ。 -
同じくタラバー門に祀られている妹の精霊。
お供えものがたくさん。
ピンクの衣装なので、こちらが妹だとは思うのですが、顔はこちらの方が勇ましい。 -
タラバー門から入って左手方向、
塔のてっぺんが金色に輝くタビィニュ寺院(Thatbyinnyu Temple)。
バガンの中で、もっとも背の高い寺院なのだそうです。
Thatbyinnyuとは、「全能の」ブッダを意味するのだそうです。タビニュ寺院 寺院・教会
-
そのブッダの像。
のっぺりとした、インパクトのあるお顔。眉が印象的。 -
シュエ・グー・ヂー寺院(Shwe gu gyi Temple)
黄金の大きな洞窟。
この寺院も、テラスに登ると、周囲が眺められます。シュエグーヂー寺院 寺院・教会
-
シュエ・グー・ヂー寺院のテラスからの眺め。
回廊を回ると、正面にタビィニュ寺院がきれいに見えます。
他にも、大小の塔が、遠く近くに点在しているのが見渡せます。 -
ここで、午前中の観光はおしまい。
タラバー門の近くのSarabhaレストランで、ランチをいただきます。サラバー 中華
-
ランチは、ミャンマーのチキンカレー。
チキンのカレー味、「油」煮込み。
実際、油まみれなのですが、不思議なことに、
口辺りは、そんなに油っこくない。 -
ランチの後は、New Baganエリアに移動。
ホテルにチェックインして一休み。ミャンマー トレジャー リゾート ホテル ホテル
-
今日は、コテージスタイルのMyannner Treasure Resorts。
お庭が広く、プールサイドでは、夜になるとアトラクションも開催。 -
お部屋はこんな感じ。
シンプルなつくりですが、よく見ると天井近くや調度の装飾が素敵です。
この時期、炎天下ではないにしても、日本とは違う暑さで、体力が結構消耗します。
ホテルでお昼寝して(ゆっくり休んで)、日が陰るのを待ちます。 -
午後は、ミィンカバー村へ。
まずは、マヌハ寺院(Manuha Temple)
狭い堂内に窮屈そうに座ったり、伏せている仏像が印象的でした。 -
天井も低く、奥行きも幅もぎりぎりで、
身動きとれず、相当肩身が狭そう。
この寺院を建てたマヌハ国王は、若いころ隣国の捕虜だった時期があるそうで
この狭さは、王子の(過去の)心境のあらわれなのだとか。 -
マヌハ寺院の敷地に隣接するのが、ミャゼーディ仏塔(Mya Zedi Pagoda)
塔のてっぺんにティーと呼ばれる美しい傘飾りが載っています。
この寺院は、ミャゼーディ(Mya Zedi)碑文が有名。
寺を寄進した王子のエピソードが、石柱の4面に、4種類の言語で
記されているのだそうです。 -
ミャゼーディを過ぎ、次は
赤い土壁、均整の取れたスタイルがとても美しい
ナガーヨン寺院(Nagayon Temple)
この辺りは、ミィンカバー村の村はずれです。
乾季なので(暑季ではないので)、日射はそう強くはありませんが、
熱気や湿度は高く、そろそろ体力の限界。ナガーヨン寺院 寺院・教会
-
この後は、馬車に乗って、
遺跡の全景をのんびり眺めながら移動。
川に近い道を通って、Old Baganを通り抜け、再び
New Bagan方面へ向かいます。 -
途中、名もないパゴタを眺め、きままに写真を撮りながら、
ゆっくりと進みます。
ゴドーパリィン寺院のそばも通ります。 -
ゴドーパリィン寺院は、バガンで、2番目に高い寺院なのだそうです。
ゴドーパリィン寺院 寺院・教会
-
いよいよ、本日のクライマックス、
Old Bagan Villageのはずれにあるシュエサンドー・パヤーが見えてきました。シュエサンドー パゴダ 寺院・教会
-
シュエサンドー・パヤーは、夕陽を眺めるポイントとして有名。
夕暮れは、相当混雑する、と聞いていましたが、
今日はそれほどでもありません。
急な階段を登って、高層へ。 心地よい風に吹かれて小休止。
(遺跡保護のため、数か月後は、登れなくなるとのこと。) -
1日目は、シュエサンドー・パヤーで観光を終了しました。
あと一か所、ちょっと離れたところにある寺院に、翌日の夕方に向かいました。
ダマヤンジー寺院(Dhammayangyi Temple)。未完の寺院です。(建設の途中に本人も自殺したとの説があります。)シュエサンドー パゴダ 寺院・教会
-
父王と兄を暗殺し、即位した王が、罪滅ぼしのために建てた寺院なのだそうで、
夜になると幽霊が出るとのうわさ。 -
2日目の夕陽は、ニャウンウー村(Nyaung Oo Village)方面へ。
空港とニャウンウー村の間のAureum Palace Hotelの横にある、
展望タワーへ。高さ60m。9階と10階が360度見渡せるテラスになっています。バガンタワー 現代・近代建築
-
小さな写真だとわかりにくいので、
是非、クリックして拡大してみてください。
広大な敷地の中に、ぽつんぽつんと、仏塔や寺院が建っています。 -
展望テラスでドリンクをいただきながら、サンセットを待ちます。
砂埃なのか、高い湿度のせいなのか?
辺りが白くスモーキーになってきました。 -
長い一日でした。
夕食は、ホテルの近くのグリーン・エレファント・レストランで。グリーンエレファント アジア料理
-
このレストランは、ヤンゴンやマンダレーにもあるチェーン店で、
メニューの種類が豊富。アラカルトでも選びやすい。
せっかくミャンマーに来たならミャンマー料理を、
というのもよいのですが、
旅なかばの今晩は、無難な中華料理にします。
根菜たっぷりの優しい味のスープ。器はミャンマーの漆器です。 -
春巻き。スイートチリソースで。
このほかに、青菜の炒め物。 -
ナッツ入りのチャーハン。
たくさん食べて、今日の体力消耗分を補います。 -
翌朝は、プールサイドのレストランでビッフェの朝食。
たまごと麺類は、一皿一皿、リクエストに応じて作ってくれます。
ミャンマーの朝ごはんの定番、モヒンガー。
お素麺のような細く柔らかいヌードルに、おさかなだしのスープ
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