ミャンマー弾丸旅２日目　～バガン遺跡巡り～

2018/09/14 - 2018/09/17

ミャンマー２日目。
この日はヤンゴンからバガンへ。日帰り観光です。

ミャンマーに行くと決めた時から気になっていたバガン。
元々遺跡や寺院を見て回るのが好きなので、
この日を特に楽しみにしていました。

夕陽に染まるバガンの遺跡群を見たいなあ、、
わくわく。

ではさっそく。

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5:30起床で30分で支度。
ホテルでタクシーを呼び、ヤンゴン国際空港へ向かいました。
（今日は国内線ですが、ターミナルは国際線のすぐ隣。ターミナル３だったかな）
6:30過ぎに空港に到着。
ターミナル１階のお店で軽く朝食を。
見た目が担々麺風で美味しそうだったこちらを頂きました。
”シャンカオスエ”といって、シャン地方（ミャンマー 東部）の麺料理だそうです。（カオスエは日本語で麺のこと）
米麺でもっちりした食感。薄い麺だからするすると食べれる！
ちょっぴりスパイシーな挽き肉とネギが良い感じでした。美味しかったです。
また食べたい料理。

空港でミャンマー伝統衣装のロンジーにお着替え！
写真は載せませんが、皆カラフルで可愛い柄です。
女性より男性の方が巻くのが大変そうでした。（巻き方が違うのです）

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

7:30、定刻通り出発。チェックインもとても楽でした。
機内は・・狭いです。飛行機も国内線なのでとても小さいです。
乗客は現地の人が多かったかな？結構ガラガラ。
写真は機内で出された朝食。クロワッサンにハムとチーズが挟んでありました。
普通に美味しかったです。
コーヒーも頂きました。

窓からの景色。
雲がすごい・・。天気が心配。

・・客室乗務員のお姉さん、すごい化粧濃かったなあ。
そういえば、シートベルトや手荷物置く場所のチェック、全然なかったです。
不安になるくらい色々緩かった国内線でした。

1時間半くらいでニャウンウー空港に到着。
予定通りです。
ただ、ドン曇り。天気大丈夫か～と不安になりましたが、
気持ちはワクワク。
この先に知らない世界が広がってる、、！と思うと興奮してきました。

空港でミャンマー人のガイドさんと合流。
友人夫婦が日本語を話せるガイドさんを手配してくれました。
とても優しそうな女性の方です。（名前忘れた・・すみません）
ハイエースに乗り込み、バガンツアースタートです。

ニャウンウー空港 (パガン空港) (NYU) 空港

バガンツアー最初のパゴダは、Iza Gawna Pagodaです。
13世紀に建てられた、地元では有名なパゴダだそう。

バゴダの入り口で靴を脱ぎ、裸足になります。
地面が熱い！
バガンはヤンゴンに比べて湿度が低いので、
カラッとした暑さ。
いつの間にか天気が良くなってきました！

階段を登り、近くで見て思った。
実にアジアらしい仏塔。
入り口に模様が施してあるのはヨーロッパとそんなに変わらないけど、
小さな仏様が両サイドに並んでいる感じ、これがアジアらしいと思う。

模様が細かくてかっこいい。
これは鳥かな？
色々な動物が彫刻されていました。

外から見た窓

上を見上げてみる。
写真だとあまり伝わらないけど、
錆びてる細かい彫刻が歴史の長さを感じさせます

中へ。
とても現代的な顔立ち。
ガイドブックで見た時から思ってたけど、
ミャンマーの仏様って顔が独特なのよね。
アニメみたいな顔のものとか（失礼）
（私個人の感想です）

壁画。
一部だけ綺麗に残っています。
よくみると一つ一つ顔が違うの。

天井はかなり剥がれ落ちてしまったそうで、
レンガがむき出しでした。

中から見た窓。
この十字の穴にはどんな意味があるんだろう。
聞き忘れてしまった。
光が差し込むととてもキレイ。
心が静まる感じ。

2016年の地震でだいぶ崩れてしまったとのことですが、
中は（特に仏様の周りは）比較的綺麗でした。
観光中も地元の人がお祈りに来ていて、信仰の厚さを感じました。

パゴダを後にして、バガン・ビューイングタワーへ。
最上階からバガンの遺跡群を見渡せる観光スポットです。
少々長めの階段を登ると四つ打ちのクラブミュージックが聞こえる。
なぜ？と思ったら、
工事の人がラジオ聴いてただけだった。
ロビーで伝統菓子とお茶（ジャスミンティーだったかな）をいただき、
エレベーターに乗ります。

バガンタワー 現代・近代建築

最上階からの眺め。
バガンの遺跡群を360度ビュー。
写真じゃあまり伝わらないかもしれませんが、
あちこちにパゴダや寺院が建っているのがわかります。

違う角度から。
すぐ近くにかなり敷地面積の広いリゾートホテルがありました。
いつか泊まってみたい・・！

屋根の模様が綺麗でした。

パゴダが見えました。
遠くには川も

ビューイングタワーの後はバガンの市場見学。
ハイエース降りた途端すごい活気！
地元の人の声、バイクや車の音、すごく賑やか。
人も車もすごく多いです。

市場へ向かう途中
もはや歩く道が狭い

ニャウンウー市場。
まずは野菜
所狭しと並んでる感じ、好き。
女性は皆タナカを塗ってる。

ニャウンウーのマーケット 市場

味の素売ってました

トマトと、インゲン？
紫のはなんだろう。

たくさん同じものが並んでるだけで、絵になる。
海外の市場は絵になる部分がたくさん！

日本の野菜と似たもの、
なんだかよくわからないもの、たくさんありました。

他にも衣類や雑貨、お菓子、たくさんありました。
食べさせてもらった黒糖が意外に美味しかった。
基本的に臭いが強烈だったけど
見てて飽きない、活気を感じる市場でした！
動画をアップできないのが残念。

シュエジゴン・パゴダへ。
広さはバガン一とか。

シュエズィーゴォン パヤー 寺院・教会

通路がまた雰囲気あるなあ

さすがシュエと付くだけあって、金！全方位金！
シュエダゴンパゴダより若干小さいのかな？
それでもこの迫力。

床が熱い。裸足だとアチチ、となる

シュエダゴンパゴダよりも、周りの装飾が可愛かった

タイルがスペインのアンダルシア風で好みだった

階段登って入れるらしい。
行列できてた。
私達は入らず。

中国やタイと思われる観光客が多かった！
雷なってきたけど雨は降らない。

シュエダゴンパゴダもそうだったけど、
ジャスミンらしき花がたくさん。

続いてはこちら。
Hti Lo Min Lo Pagodaと書いてティローミンロー寺院。
バガンの中でも比較的大きな寺院だそう。
上部は工事中とのことで緑のネットが。
入り口を入ると露店がぎっしり。
買うつもりはなかったけど、あまりに可愛いトップスが目に入り衝動買い。
友人がミャンマー語で値切ってくれました。すごい。かっこいい。
次は自分で値切り交渉してみたい。

ティーローミィンロー寺院 寺院・教会

一番のお気に入り写真！
寺院の中から撮影。
キラキラ光る門の装飾がとても美しい。

ここの寺院はかなり観光地化されていて、
衣服、雑貨、伝統工芸品、絵（アウンサン・スーチーさんのものが多め）など
たくさん売ってました。
写真は首長族の方。
写真を撮っても良いかガイドさん経由で確認したらOKとのことで、
撮らせて頂きました。
ただ、この時少し後悔したことがありました。
日本に帰って首長族について調べてみたところ、
観光客は首の長さを珍しがって写真を撮るが、
唯一の収入源となる工芸品を買ってくれない、という記事がありました。
記事に掲載されていた方はこの地方とはまた別の首長族でしたが、
もしかしたらこの写真の方も、本当は買って欲しかったのかもしれない。
お店で働いてた若い子にも「買って」と言われたのに断ってしまった。
写真撮らせてもらったのに、申し訳なかったなあ。
次また来た時は買おう。

お昼へ。
Treasure Cafe & Restaurantというお店。
暑いので、まずはビールをいただきました。

カレーを中心に。
色々な種類のカレーを頼んで、
自分のご飯に付けて食べるスタイルです。
暑いけど風があって気持ちいい～。

この後もいくつかパゴダを見る予定でしたが、
なにせ暑く。そして歩き疲れて、
「スパがあったら行きたいな～」なんて冗談半分で話してたら
ガイドさんが「スパありますよ。行きますか？確認しますよ」と言って頂き、
急遽スパへ行けることに！
私、海外初のスパ。
バガンのホテルにあるスパへ連れて行ってくれました。

ガイドさんは急な予定変更にも関わらず
一生懸命オススメのスパが空いてるか探してくれました。
本当に優しい方でした。
スパは入るとこんな感じのお店。綺麗で清潔！
トラディショナルマッサージ（肩～足）をお願いしました。
40分くらいのコースだったかな。
すごく気持ちよくて寝そうになったけど、
お姉さんがちょいちょい「Are you OK?」って耳元に囁いてくる（笑）
いや、全然痛くない（むしろちょうどいい）んだけどね。
丁寧なのね。
このAre you OK?の言い方が個人的にツボで帰国後色んな人にモノマネしてます。

スパに寄ったら意外に時間がなくなっていました。
この後バガン ハウス(Bagan House)で伝統工芸品である漆塗りの工場にも
行きました。漆の柄が綺麗でいくつか入れ物を購入。

そして最後に、ガイドさんが最後にどうしても連れてきたかったという寺院、
アーナンダ寺院へ。
バガン観光ではかなり定番の寺院。
賑わってる！
大きな寺院やパゴダの前では露店がたくさんありますね。
白壁が青空に映える。

アーナンダ寺院 寺院・教会

帰りの時間まであまり余裕が無くなってきたので、
超早歩きで周ります。

中は迷路みたいにいくつも道が分かれてて、
少し進むんでは大きな仏像がいる部屋があり、
皆それぞれの場所でお祈りするのです。
通路はこんな感じ。裸足で歩いてもそんなに汚れないですよ。

アーナンダ寺院 寺院・教会

小さい仏像が壁中の穴にいるんです。

アーナンダ寺院 寺院・教会

一つ一つ顔が違うんです。
見る角度によっても違います。

アーナンダ寺院 寺院・教会

日が差し込んで綺麗！
小窓がいい役割してる

扉の模様が美しい

寺院から出たら、思っていたよりも外観が美しかったことに気づきました。
好み。
青空に映えるなあ。

アーナンダ寺院 寺院・教会

違う角度からもう一枚。
うーん、かっこいい！
中とは印象が違いますね。

時間も迫ってきました。
ここから急いでハイエースに乗ってニャウンウー空港へ戻ります。
18:20発でヤンゴンへ帰ります。
飛行機から夕日が綺麗に見れました。
（夕陽に染まるバガンを一望・・はまたいつか！）

帰りの機内は中国人だらけ。
どこから出てきたの～！ってくらいいきなり大勢現れた。
機内ずーーーーーと大きな声で話してるんだよねえ。
イヤホン持って来れば良かった、寝れない。
どこにいても、中国人には圧倒されるのでした。

アーナンダ寺院 寺院・教会

19:40頃、ヤンゴン空港に到着。
タクシー１台と、友人夫婦の社用車で市内まで向かいます。

社用車は、駐在員家族のために１台ずつ与えられてる車だそうで、
もちろん運転手つき。車はトヨタのセダンタイプだったような。
車名聞いたけど忘れました。
タクシーとのギャップがすごい・・
運転すごい丁寧。

夕食へ。
「シャンヨーヤー」というレストランに来ました。
友人が会社の方とよく行くレストランとのこと。
駐在の方と思われる日本人も多かった。
小綺麗で広いお店。シャン州の伝統料理だそう。

これはなんだったかなー。
ナスと挽肉の料理だったような。
美味しかった！
ネットで調べると色々な人が書いてますが、日本人の口に合う料理です！

シャンヨーヤー 地元の料理

こちらは鳥の「皮」の唐揚げ。
脂っこいけどクセになる一品。
これがまたビールと合うんです。

夕食後はヤンゴンのナイトマーケットへきました。
実はここで驚いたことがありました。
レストランを出たら、社用車の運転手さんが待ってたんです。
特に時間も決めず出てきたのにお店出たらいたので、ずっと待ってたのかな？
友人に聞いたら、そういう雇い方とのこと。
「今日はもう大丈夫です」って言うまで運転してくれるそう。

というわけで、ナイトマーケットまでも、社用車で来ました。
19番通りへ。
(通り毎にナイトマーケットがあります。中には真っ暗で怪しい雰囲気の場所も。)

車降りた場所から歩いていたら、道路の所々が陥没している・・
電灯はないし、友人が教えてくれなかったら普通に落ちてました。
怖っ。

１９番通りはこんな感じの雰囲気です。
串焼きのお店が多いみたい。
道中に新鮮（とは思えない）な野菜や果物が並んでいます。
野犬もいます。（噛まれる可能性があるから目を合わせちゃダメ）
子供もたくさんいます。
とても賑やかです。欧米人の観光客がとても多い！
リュック盗まれないように注意してたけど、意外に全然大丈夫でした。
スリは少ないのかな？
治安は悪くない雰囲気でした。
ヨーロッパより気を遣わずに歩ける感じ、好き。

屋台はこんな感じ。
お店の中でも食べれますが、中で食べてる人は地元の人が多い印象でした。
私たちはもちろんお店の外で！
（というか、席が全然空いてなくて仕方なく）
ミャンマービールと野菜とお肉の串焼きを食べました。
火を通す料理なら安心かな・・
味は塩胡椒で味付けされていて普通に美味しかったです。
ガヤガヤしたナイトマーケット、雰囲気が異国感あって楽しかった！

この後ホテルに戻り、ホテルのバーへ。
皆でお酒飲みながら0時近くまでビリヤードを楽しみました。
とても濃い1日でした！

ノボテル ヤンゴン マックス ホテル