2017/11/03 - 2017/11/11
500位(同エリア982件中)
クリスさん
4回目のスペイン。今回タラゴナ県には立ち寄らなかったが、仏領カタルーニャを含めたカタルーニャ地方のロマネスクの教会を訪ね歩く。
【旅程】--------------------------------------------------
11/3(金)~11/11(土) 7泊9日
1日目 羽田→バルセロナ(カルドナ泊)
2日目 アルティエス
3日目 フォア
4日目 アルジュレス=シュール=ラメール
5日目 アルジュレス=シュール=ラメール
6日目 ベサルー
7日目 ペラタリャーダ
8日目 ペラタリャーダ→バルセロナ→フランクフルト→羽田
9日目 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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前回の旅行記の最後に立ち寄ったサンタ=マリア=デ=ヴィラベルトラン修道院からは約30km。
写真は、車を停めたサン=マルティド礼拝堂(Sant Martíde Capellada)。元は11世紀のロマネスク建築だが18世紀に改装された。現在は廃院となっているそうである。 -
ホテルのチェックインは無事に済ませた。前日にメールをもらったが、チェックインを午後3時から7時までに済ませて欲しいとの内容だった。ストが行われるとは書いてなかったので、変なメールだなと思いながらも指示通りの時間に到着したら、向こうが感激していた。要はこの時間帯に受付の応対に一人残っているだけで、他のホテルも含めて、予約客以外は泊まれないという状況だったとい事らしい。
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ホテルの紹介は後回しにして、荷物を降ろした後の街歩きの写真から。
前の写真のアップであるが、ジローナ自動車道と呼ばれるC66号線の橋上から撮ったベサルーの橋(Bridge of Besalú)。 -
町を象徴するこの橋は、12世紀から14世紀にかけての建造。
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この橋、Puente romanicと表記される事もあるが「ロマネスクの橋」という意味でロマネスク建築として定義されている。
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7つにわたるアーチと2つの塔による構成になっている。
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橋をわたった町側の最初の一画は、ユダヤ人居住区だった。
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橋と町の様子はこのパノラマ写真から。
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橋の中央にある塔。
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橋の下を流れる川は、フルビア川(Fluvia)と呼ばれる。
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サン=ミッシェル=ド=キュクサ修道院で紹介したオリバ=カブレータ(Oliba Cabreta)、アボット=オリバ(Abat Oliba)の親子はこのベサルーの出身。ここの領主であった。
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これは、最初の写真を撮ったジローナ自動車道に架かる橋を写したもの。
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町のすべての店が閉まっていた。
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この場所はリベルタ広場(Plaça de la Llibertat)。スペイン語表記でマヨール広場(Plaça Major)とも。
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独立賛成のSiの旗が出ているよね。
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これは町の中心、教区教会でもあるサン=ペーレ=デ=ベサルー旧修道院(Monestir de Sant Pere de Besalú)の後陣。
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977年に創建。拡張が行われた12,3世紀の建物が現存している。元はベネディクト会に属する修道院であったが、1914年に廃院となり、スペイン内戦時には絵画や彫刻等の家財を失う被害を受けたようである。
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教会前にはガイド付きの観光客の団体がいた。イタリア語で説明していたのでイタリア人達だなとわかった。
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上部には、ロマネスクとわかる半円アーチの明かり窓と獅子像。
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扉口アーキヴォルトのシンプルな浅彫り彫刻。
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組紐文様になっている。
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ガラス越しに内部を撮ってみた。
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肉眼で見た限りは、真っ暗だったが写真だとそれなりに。かすかにわかるが奥陣は、周歩廊のある巡礼教会の構造になっている。
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教会の前はプラット=デ=サン=ペーレ広場(Plaça Prat de Sant Pere)と呼ばれえている。この辺りの店でタパス料理でも楽しみたかったのだが・・・
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今度は、遠くに見える塔を目指して歩く。ホテル3アークス(Hotel 3 Arcs)の表示が見えるが、カンガネル通り(Carrer Ganganell)と書いてある。この通り沿いに、スーパーマーケットがあるとホテルで聞いた。夕飯は、ここで食料を調達するしかないという事だったがやはり閉まっていた。
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猫がいる。
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3アークスってこれの事かな?
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ここはサン=ヴィセェンテ教会(Iglesia de San Vicente)。13世紀のロマネスク教会である。
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3アプトの後陣。
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上部には小さなバラ窓があいている。
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中央のアプトにはロンバルディア帯の装飾がある。
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こちらは側面扉口。
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ロマネスク彫刻としては先のサン=ペーレよりは面白いかも知れない。
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こちらは正面扉口。外の扉は開いているが、中は閉まっている。
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側面よりは、シンプルなデザイン。
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図像学的には古そうだが、石は新しい印象だ。
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先ほどの真似をしてみたが、こちらは上手くいかなかった。
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こちらは、町の中心に戻った教区教会の後陣の近くになる。
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Antic Hospital de Sant Juliàと表記されているが、昔は病院として使用されたようである。サン=ジュリアという教会名
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左右の柱頭彫刻。
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ここにもあロマネスク素材の彫刻が残されている。
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まぐさ石に残された彫刻のみでリュネットにはなにもない。
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この路地はたぶんカノ通り(Calle Cano)と呼ばれるあたり。
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ホテルへの戻り道。このポルティコの写真はリベルタ広場の近く。
続きは、次回の旅行記に。
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