正覚院

2017/12/29 - 2017/12/29

　横浜市港北区大豆戸町にある正覚院（しょうがくいん）は曹洞宗のお寺で大豆戸山正覚禅院という。暁堂（文禄元年（1592年）示寂）が開山となり創建したという。横浜七福神の大黒天がある。
　お寺の入口前の道路の角に大きな寺号標石があるが、「禅宗　正覚院」とだけあり、宗派は記載されていない。正覚禅院と同じで禅宗の一派であることは分かるが宗派は分からない。
　本堂に「大黒天」の扁額が掛かっているが、山号や寺名などではないのはおそらくは極稀にしかない。本堂には大黒天が安置されていて、正月の横浜七福神めぐりには戸を開け解放される。
　境内には十六羅漢像が配されている。
　夜は新横浜の夜景が綺麗だという。
（表紙写真は正覚院本堂）

エリア 新横浜(神奈川)

お寺の入口前の道路の角に建つ標石。

「禅宗　正覚院」の大きな寺号標石。

門前。

奥に鐘楼。

観世音菩薩。

六地蔵。台座が2体づつ分かれている。

十六羅漢像。

十六羅漢像。

十六羅漢像。

十六羅漢像。

一切供養地蔵尊。

水子所像。

正覚院檀信徒会館。

庫裡。

正覚院本殿。

正覚院本殿に掛かる「大黒天」の扁額。

対でほぼ対象な大黒天。横浜七福神めぐりの大黒天がこの寺であることを示す像であろう。
昭和40年（1965年）に港北七福神会が結成されて、翌年から七福神めぐりの道しるべが定められたが、現在では｢横浜七福神｣に改称されている。
「横浜七福神めぐり」は
福禄寿：興禅寺（港北区高田町1799）、寿老人：金蔵寺（港北区日吉本町2116）、布袋尊：東照寺（港北区綱島西1-13-15）、恵比寿：西方寺（港北区新羽町2586）、大黒天：正覚院（港北区大豆戸町1160）、毘沙門天：蓮勝寺（港北区菊名町5-4-40）、弁財天：菊名池弁財天（横港北区菊名1丁目8）である。

「億百万遍供養塔」。

水子地蔵尊。

本堂。

鐘楼。

十三重石塔。

梵鐘。

お堂。

本堂。

金銅仏。

裏門。

裏山。城山（篠原城址）だ。

裏山の墓地。城山（篠原城址）だ。

本堂の鬼瓦。

本堂屋根。