本乗寺

2017/12/26 - 2017/12/26

　横浜市港北区大豆戸町にある本乗寺は日蓮宗のお寺で大寶山本乗寺という。天文23年（1554年）に小幡伊賀守泰久が創建し、開山は日逞（天正8年（1580年）示寂）であると伝わる。本尊は三寶祖師である。
　山門の前には狛犬が並び、神社のような佇まいだ。お寺の山門前に狛犬があるのは初めて目にした。また、山門屋根には飾り瓦が上がっている。
　鐘楼はなく、梵鐘が本堂前に安置されている。梵鐘の裾は花びらのような波形（ベル型の梵鐘）で、長崎で見た発心寺の中国製の梵鐘（https://4travel.jp/travelogue/10513830）に似ている。最近では妙蓮寺でも下に置かれた梵鐘を見たがやはり梵鐘は鐘楼から吊るされているものだろう。立派なお寺なのに鐘楼がないのは残念なことだ。
　「本乗寺」の扁額も本堂高覧に立てかけられている。
　本堂の屋根には飾り瓦と宝珠が上がり、木鼻は龍の彫刻で久し振りに見た。また、本堂の軒には釣燈籠が吊るされている。奈良・春日大社の釣燈籠を思い出した。
　手水舎屋根にも浪の飾り瓦が上がり、その裏には何体もの石仏が置かれている。手水舎の横に庚申堂があり、中には石仏と庚申塔、外にも庚申塔がある。
（表紙写真は本乗寺本堂）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

本乗寺門前。

狛犬。

狛犬。

「大寶山本乗寺」の寺号標石。

本乗寺山門。

山門屋根に上がる飾り瓦。

山門屋根に上がる飾り瓦。

水屋と庫裡。

本乗寺掲示板。

「大豆戸町内会掲示板」。

山門。

山門屋根に上がる飾り瓦。

山門屋根に上がる飾り瓦。

手水舎。

手水鉢。

手水舎屋根に上がる浪の飾り瓦。

手水舎屋根に上がる浪の飾り瓦。

石仏。

石仏。

石仏。

庚申堂。

石仏。

庚申塔。

庚申塔（昭和4年（1929年）銘）。

十三重石塔。

十三重石塔。

「南無妙法蓮華経」題目碑。

石仏。

梵鐘。

梵鐘。

梵鐘の吊手。

本乗寺本堂。

本乗寺本堂には龍の彫刻と龍の木鼻。

本乗寺本堂屋根に上がる飾り瓦。

本乗寺本堂屋根に上がる飾り瓦。

本乗寺本堂屋根に上がる宝珠。

本乗寺本堂屋根に上がる宝珠。

龍の木鼻。

龍の木鼻。

本乗寺本堂に掛かる「本乗寺」の扁額。

本乗寺本堂の釣燈籠。

本乗寺本堂の釣燈籠。

「大寶山」の扁額。

本乗寺本堂の釣燈籠。

本乗寺本堂の釣燈籠。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

本乗寺本堂屋根の鬼瓦。

本乗寺本堂の釣燈籠。

石塔。

石仏（元禄11年（1698年）銘）。

元禄11年（1698年）銘。

社務所。