2017/10/23 - 2017/11/05
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Weiwojingさん
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北京は大きく変わった。10数年前中国を旅した時はどこも夜になると薄暗く、寒々とした光景が見られたが、今はどうだろうか。街々は明るくなり、ネオンサインが輝き、街を闊歩する人々の姿があふれている。北京の街ではかつての暗い、寒々とした街並みはもう見られない。
今回の北京滞在では胡同訪問ともう一つ見て回りたいところがあった。それは北京市内に残る古い教会である。イタリア人宣教師マテオ・リッチが建てた天主教聖母会(南堂)を始め、天主教聖若瑟堂(東堂)、中華聖公会教堂を訪ねた。今では多く人がはばかることなく教会に行くことが出来、日曜日に教会に出かけると、入りきれない人々が教会の内外に集っているのを見ることが出来る。
- 旅行の満足度
- 4.5
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北京の夜の風景は大変美しい。美しくライトアップされた姿を見ると、昼間K21といった光化学スモッグが街を覆い、空がどんよりした風景が夜になるとすべて払拭されて、美しい夜の姿を見ることが出来る。
ここは近年欧米からの観光客の人気を集めている后海で、美しくライトアップされ、レストランやライブハウス、カフェ等が軒を連ねている。 -
ある胡同の夜の光景。夜のせいか、歩いている人があまりいない。
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このライブハウスでは、何人かの歌手が次々に唄を歌い、外から見ていても若者たちの熱狂振りが窺える。
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ここもライブハウスの様である。赤い照明が強すぎるような気がする。
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レストランが何軒も並んでいる。
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このレストランは建物全体を明るくライトアップし、夜遅くまで開いている。中国のレストランは割と早く閉店するが、それでもこのような店は10時過ぎまでやっている。
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ここh何なのか。恐らくカフェの様である。
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外灯に照らし出された四合院のお屋敷。この辺りはシーンと静まり返っている。
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ここは宿泊したホテルの入口で、入口に明かりが灯されて何やら幻想的だ。いつもドアが閉まっていて宿泊客しか入れない。
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ホテルの外壁にも明かりが灯されていて、美しい。
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王府井にある「東堂」で、「王府井教会」と俗称されるが、正式には「天主教聖若瑟堂(St. Joseph's Church ) という名称を持つ。
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近年、前門付近は大改造がなされ、100年くらい前の街並みに作り替えられているが、小生はあまりこのような表面的な改造には好感が持てない。
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故宮の夜の姿は幻想的である。
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故宮は昼間景山公園から見るとこんな具合である。正面に故宮が見え、昔ながらの黄色い瓦の建造物が連なる。
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ここからは北京の古い教会をいくつか紹介したい。この教会は北堂と呼ばれている「天主教聖母会」で、北京において一番古いカトリック教会である。
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この教会は「宣武門教堂」とも言われ、そのル―ツは1605年にイタリア人宣教師マテオ・リッチが建てた教会であるが、現存する教会は義和団の乱で破壊された後1904年に再建された。
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正面祭壇前。
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聖人像があちらこちらに置かれている。
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入口2階部分にパイプオルガンが置かれていて、時折荘厳な響きが聞こえてくる。
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これはステンドグラスと言うよりはガラス絵とでも言ったよさそうであるが、きれいに描かれている。
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教会の入口であるが、正に中国風の門構えで、興味深い。このような建築を見ていると、ここが教会だとはとても思えない。ただ両側にある2体の西洋人の像で、協会だということが分かる。
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左側にマテオ・リッチ像がある。彼は中国におけるカトリック教会の創設者ともいうべき人物で、彼無くしては中国のカトリック教会は語ることが出来ない。
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こちらの人物は日本にも来たことがあるフランシスコ・ザビエルである。
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聖水盤。礼拝に来た人たちはここに指を浸し、それを額に付ける。
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教会を訪ねた日は日曜日ではなかったが、多くの人が訪れていて、あちこちで休んでいる姿が見えた。
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手を広げ、人々を迎え入れようとしているイエス像。
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教会を出てすぐ隣に行くと、かつてフランス語を教えていた「天主教聖母会法文学校旧趾」がある。
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「中華聖公会教堂」に移動した。この教会はカトリックではなく聖公会(プロテスタント)であるが、長年使用されておらず、現在修復の最中であった。
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中に入ると、木組みの構造がそのまま組み合わされて、見ることが出来る。
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祭壇部分の天井を見上げると、明り取りの部分から柔らかな光が注いでいる。
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祭壇正面。
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祭壇正面にはこのようなチェストが置かれ、いかにも中華風のインテリアだと認識させられる。
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最後に外に出て、もう一度教会全体を眺めてみた。中央部分に中国風の鐘楼があり、かつてはここから鐘の音が流れたのであろう。
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ドアの取っ手がこのようなものが2つ付いてる。
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東交民巷にあるカトリック教会「聖彌額爾天主堂」で、日曜日以外は閉っていて中に入ることは出来ない。
天主堂」 -
この天使の台座には「聖彌厄爾」と書かれた文字が見えるが、英語だと何と表現するのか分からない。
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