2017/12/19 - 2017/12/20
4位(同エリア55件中)
itaruさん
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1年に3回くらいは海外に行こうと思っていたのにもう12月。どっかで行かねばと休みを調整。19日から4連休としたまではよかったのですが、18日に深夜1時半までの夜勤がついてしまった。ホントは18日深夜のカタール航空便で休みをフル活用しようと思っていたのだけれど……。仕方ないのでブルネイとか、アジアの未訪門国を考えたものの、年末だからか意外と料金は高め。むしろ欧州便のが安い。じゃあ、3日の休みでもそこそこ巡れそうな欧州の未訪問国を探したところ、候補になったのがキプロス、ポーランド、ルーマニア。ただポーランドやルーマニアはわざわざ冬に訪れる国かな、って躊躇してしまう。ってことで、キプロスに決定。ただ目的地は北キプロスです。実はギリシア系のキプロスは学生時代に訪問済み。その時、グリーラインで分断され、足を踏み入れることができなかった未承認国家(トルコのみ承認)を訪ねてみよう。ってことで、駆け足で北キプロスを巡ってみました。
旅程は以下の通り
12月19日 QR0807 成田-ドーハ
20日 QR0265 ドーハ-ラルナカ
ラスナカ→ニコシア→ファマグスタ→ニコシア ニコシア泊
21日 ニコシア→ギルネ→ニコシア→ラルナカ
QR0270 ラルナカ-ドーハ
22日 QR0806 ドーハ-成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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当初は休みにしていた19日ですが、深夜便で出るので半休にしてやっておいた方がいい業務を消化。家に帰ってシャワーを浴び、1000円バスで成田空港へ。サクララウンジで定番のカレーなどで腹ごしらえ。2017年、2度目のカタール航空で出発です
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成田発のドーハ行はデフォルトともいうべき、20分早い22時に時刻変更して出発。サウジなどとの断交の影響で遅れることもなく、午前4時過ぎにはハマド空港に無事到着です。ということで、ラウンジに行って一休みしますか
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クマさんお久しぶりです。半年ぶりでしょうか
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ラルナカ便はA4。ラウンジからもそれほど離れていないので慌てずに済みそう。シャワーを浴びてゆっくり出発を待ちましょう
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ラルナカまでは4時間弱。それほど混んでいないようだったので珍しく窓側をゲット。2022年のワールドカップを前に建設ラッシュのドーハを旅立ちます
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3度目の機内食はスパイシー系。意外といける
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おっ、陸地が見える。キプロスに近づいてきたかな。実は見えているのはトルコ南部の大地。サウジやエジプトなどと断交している影響でかなり大回りしている
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キプロスをぐるりと一周するような感じでようやくラルナカ空港へ
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大学3年の時、友人と2か月弱中近東および東欧を巡った時以来のキプロスです。あの時はカイロから今はなきキプロス航空で飛んできたんだっけ。当時は小さなローカルな空港だったけれど、小規模ながらも近代的な空港になったなあ
ラルナカ空港からニコシアへのバス便 by itaruさんラルナカ国際空港 (LCA) 空港
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今回の目的地は北キプロス。まずはレフコシア(ニコシア)に向かいましょう。KAPNOS AIRPORT SHUTTLEで8ユーロ。チケットを到着ロビー左側にあるブースで購入。だいたい1時間に1本くらいはバスがあるみたい
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バスは時刻になったらチケットブースのあたり集まれば係りの人が誘導してくれるみたい。空港出口を出たところにはベンチもあるので座ることもできる。もっとも私は要領が分からず、バス乗り場に一人で行って先に乗ってしまっていたけど
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レフコシア行きはこのミニバスで。スーツケースなど大きな荷物は後ろのカーゴに入れることになります
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レフコシアのバスターミナルまでは高速?道路でいくので40分ほど
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ただバスターミナルから見どころの多い旧市街までは4キロ弱。158番のバスなどを使う手もあるけれど、スマホのマップ機能を使ってちょっと歩いてみる
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途中、住宅街を抜けつつ
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ファマグスタ門へ。レフコシアをぐるっと囲む城壁にある門の一つ。幅45メートルほどの重厚な建物なのだけれど、観光客はほかに一人もいない。旧市街の中心からは外れているし、現在は市民ホールとして使われているけれど、魅力的な展示がされているわけでもない。散策ついでに見るくらいが調度いいってとこかな。ただ前回訪問した時、レフコシアで印象に残っていたのがここだったので再訪したんだけど
ファマグスタ門 史跡・遺跡
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ヴェネツィア統治時代に築かれた周囲4・5キロほどの城壁に沿って進んでいくと
ヴェネチアン城壁 (ニコシア) 建造物
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生鮮食品の市場が
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地中海らしい街路樹を眺めつつ
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レフコシアの中心街へ
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KFCなど世界的チェーンが軒を並べ、賑やかなリトラス通りを進んでいくと
リトラス大通り 散歩・街歩き
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商店などが途切れ、キプロスの国旗と国連旗が掲揚されている。キプロスと北キプロスを分断するぐりーんらいんです
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学生時代に訪れたグリーンラインはピリピリした雰囲気に包まれていた。友人が写真を撮ろうとしたらフィルムを捨てろって、すごい勢いで詰め寄られていたっけ。今でも紛争地帯で国連の部隊が駐留していることには変わりない。ただ、南北の緊張緩和が進んだこともあって、南から北に向かう分には特に問題はなし。南側で「あっちに行くのか?」と聞かれた以外は、パスポートのデータをスキャンするだけで南北ともあっさり”出入国”?完了です
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北側の国境検問所にある観光案内所でレフコシアの地図をもらい、ファマグスタ、ギルネに向かうバスの乗り場を確認。北キプロスの散策開始です。北に入ると途端に街が寂れた雰囲気になる、という情報の通りちょっと賑やかさは欠けるかな。ただ、事前に想像していたほどではないかな
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そうそう北はユーロも使えるけど、トルコリラを手に入れなきゃ、ってことでATMで1000ほどキャッシング。なぜかマスターは使えず、VISAを利用。さて滞在時間が短いので、まずは遠方にあるファマグスタ(ガズィマウサ)を目指します。現在は裁判所として使われているThe British Law Courts と手前のThe Venetian Columnを眺めつつ
The British Colonial Law Courts 建造物
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ファマグスタ門と同じくヴェネツィア時代から残る城門のキレニア門。現在は観光案内所として使われていて、飛行機や船でレフコシアに来たときはこちらの方が使いやすそう
キレニア門/ギルネ門(観光案内所) 建造物
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城門を出て数分でファマグスタ行きのミニバス乗り場へ。ちなみにトルコ名はGazimagusaですが、乗り場にあるのはLEFKOSA-MAGUSAとあります。窓口でチケット(11リラ)を購入。もっともチケットはバスに乗ってから購入可能で、行きの場合は途中で係員が乗り込んできてチケット販売、別の係員がファマグスタ手前でチケットの半券回収するという形式でした。ファマグスタまでは1時間20分くらい。バスターミナル前には戦勝記念塔Zafer Anitiが
Zafer Aniti モニュメント・記念碑
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ファマグスタ到着は午後3時少し前。ここで日没時間が午後4時37分とあまり観光する時間がないことに気付く。これなら初日はレフコシアから近いギルネしとけばよかった、と思いつつ急いで城壁へ
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ファマグスタは天然の良港をもつ、歴史のある街。ヴェネツィアが支配した時代に築かれた城壁の中世の趣を今に伝えている。近づくだけで気分が高揚する
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オスマントルコの攻撃を長い間耐え抜いた堅固な城壁。キプロスの各都市がトルコの軍門に下った後も最後まで抵抗をつづけたという
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13カ月の包囲戦の末の1571年、ついに陥落した城塞都市。450年前の歴史に思いをはせつつ、城門に続く橋を渡って旧市街へ
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城門に入ったところの観光案内所で地図をもらい、土産物屋などが軒を連ねる石畳に道を進みます。といっても、観光客はまばら。カフェでは地元の人が談笑する姿があるくらい。のんびりした感じ
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時間があればカフェでお茶してもいいのだけれど、時間がないので先を急ぎます
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ゴシック建築の建物は14世紀に建てられたSt.Peter&St.Paul Church。オスマン帝国時代にはモスクに転換され、シナン・パシャ・モスクと呼ばれ、英国統治時代は小麦の販売所になったことから、Wheat Mosqueとも呼ばれているのだとか。扉は閉まっていて、現役のモスクとしては使われていないようです
シナン パシャ モスク 寺院・教会
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誰かの墓でしょうか。モスクに転換された後だからイスラム聖者?かな
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ヴェネツィア時代には現地の政庁が置かれていたヴェネツィアン宮殿はオスマン帝国の砲撃で一部を残して崩壊している。観光用?に置かれた大砲と砲弾は微妙な感じ
ベネチアン宮殿 城・宮殿
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こちらの建物にはNmik Kemalが1873年4月から36カ月に渡って収容されていたという。Nmik Kemalって誰、案内所でもらった地図の説明では詩人となっていたけれど、wikiで調べてみると民主活動家らしい。日本語はないけれど、英語ではかなり詳しく説明されている
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450年前は壮麗な建物があったのだろうけど
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かつてキプロスを治めたリュジニャン王朝の歴代君主がエルサレムとアルメニアの王として戴冠式をした聖ニコラス大聖堂。ゴシック様式の壮大な教会はフランス・ランスの大聖堂にも似て「キプロスのランス大聖堂」とも呼ばれたという。ファマグスタ陥落後はモスクに作り変えられたとはいえ、西欧の大聖堂的な趣があり、尖塔があるとはいえイスラムのモスクには見えない
ララ ムスタファパシャ ジャーミィ 寺院・教会
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ただ中に入ればキリスト教的な装飾はすべて外され、絨毯が敷き詰められている。でも、雰囲気はモスクというより教会という気がするのだけれど
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ララ・ムスタファ・パシャ・ジャーミィから港方面に向かうと
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海岸沿いの城壁へ
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そしてヴェネツィア統治時代を象徴するライオン像が
ヴェネチアン ライオン像 モニュメント・記念碑
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ライオン像が置かれているのはファマグスタの2つの門の一つシーゲート。ここからは城壁に上がることができる。古くから天然の良港として知られるだけに今も港は活況を呈している。とはいえ、現在はトルコを除き、世界的には承認されていない北キプロス。入港する船もほとんどがトルコからに限られるのだろうな。ただ城壁をはじめ、旧市街では数多くの遺跡がEUの支援を受けて修復作業をしている。南北の和解が進めばよいのだけれど
シーゲート 建造物
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さて城壁沿いに進んで
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シャイクスピアの悲劇「オセロ」の舞台になったオセロ塔へ。と思ったら、午後3時30分ですでにクローズ。持っていた10~11年の歩き方には入場は午後4時45分となっていたのだけれど、情報が古すぎた。冬季は午後3時閉鎖だった。失敗……。ちなみにシェイクスピアのオセロはあくまでフィクション。ヴェネツィアには有色人種の将軍はいなかったとのこと
オセロ塔 史跡・遺跡
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まるで古代ローマの遺跡のようなSt.George of the Latins Churach。ファマグスタの旧市街でも古い教会でその歴史が13世紀末まで遡るのだとか。こうした歴史ある建物が点在するので散策するだけで楽しい
聖ゲオルグ ラテン教会 寺院・教会
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さらに進むとフランシスコ派の修道院があったらしい一画へ。Underground Temple地下寺院もあるらしい
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で、次にKeltikli Bathという浴場跡があるらしいので探してみると、地元のおじさんから「どこを探しているんだい」と声をかけられ、「是非ここに行った方がいい」と車に乗せられて(数百mの距離ですが)連れてこられたのがここ、軍事的な拠点にもなったMartinengo Bastion。現在はいろいろと展示室などが整備されているらしいのだけれど、こちらも3時でクローズのよう。せっかくなので周辺を散策
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もう一か所案内したいところがあるというのでおじさんの車に乗って
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やってきたのがNestorian Church。ネストリウス派の教会ってことか。小規模だけれども、質素ながらも存在感のある。内部には時代の違うフレスコ画が描かれているらしいけれども、時間だからかふだんは公開していないのか、中には入れず
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ここでおじさんとはお別れ。なんでも奥さんが中国系だそうで、「60歳でリタイアしたから良かったら案内してあげるよ、電話してくれ」とのこと。と言いつつ電話番号は教えてくれなかったけれど(笑)
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暗くなるまでもう少し旧市街を歩こう。住宅街の中にある小さな教会や
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修復中のSt.Anna Latin Churchや
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教会からモスクに変わったTanners' Mosqueなどを巡り
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そうそう、このワンちゃん、ララ・ムスタファ・パシャ・ジャーミィで写真を撮っていたらすり寄ってきた。他の観光客に頼まれて記念写真を撮っていた時、いきなり肩のあたりに鼻をこすりつけてきたのでびっくり。そのあとは見なかったのだけれど、おじさんと分かれたあたりで再会すると、なつかれてしまたのか離れずついてきた
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Calmelites Church も修復中
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教会が双子のように並んでいることからTwin Churchと呼ばれるTemplar and Hospitalier Churches。現在では教会ではなくバーになっているようで
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というのも、トルコ軍の侵攻で北キプロスにはギリシャ系の人はほとんど残っていない。教会があっても祈る人がいなければ廃れるしかないわけで
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St.Francis Church Ruins。ワンちゃんは仲間と合流ですか
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Cafer Pasha Baths and Fountain 浴場跡も今はBarですか
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午後5時、もうすっかり日も暮れてしまった。レフコシアに戻るとしまうか
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さてミニバス乗り場に着くとちょうどバスが出発するところ。即座に乗ると街中を巡って人を拾い、瞬く間に満席に。で、料金収集係がきてチケットを買ったんだけど今度は10リラ。う~ん、何で料金が違うんだろう不思議だ
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帰りのミニバスはレフコシア経由のギルネ行き。まだ着かないなと悠長に構えていたら「どこ行くの。レフコシアならここだよ」と言われてあわてて降りる。ただ、降りたところはギルネ門のすぐ近く。バス乗り場より便利なところで降りることができた
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こちらが北キプロスの”国境検問所”。右側が”入国”で左が”出国”。北側は淡々とパスポートのデータを読み取り審査終了、一方南は地元の人たちが審査に並んでいる一方で赤い日本のパスポートを見かけると「ジャパン、ゴー」とノーチェック。北が淡々と業務をこなしているのに対し、南は翌日も担当者によって対応が違う
観光案内所 (ロクマジュ国境検問所) 散歩・街歩き
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6時半過ぎ、予約していたCentrum Hotel - City Centerにチェックイン。旧市街ど真ん中と便利なこのホテル、エクスペディアでシングル1泊7551円
セントラム ホテル ホテル
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夕飯はキプロスのタベルナで郷土料理を食べたいな、ってことでホテルのフロントで訪ねたところ紹介されたのがリトラス大通り沿いのグリーンライン近くのKATHAODON
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やっぱりキプロスといえば7000年の歴史があるワインは外せない。赤ワインをハーフパイントは5.5ユーロ
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メーンは店の自慢の料理という肉の包み焼き。ジャガイモを下にひいて肉を包んで蒸し焼きにしたものでパンも付いて10ユーロ
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デザートにはキプロスの伝統的なお菓子3ユーロ。しめて18.5ユーロ。さて2日目にして最終日はギルネに向かいます
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旅行記グループ 2017年12月、3日の休みで北キプロス
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