15年ぶりのポルトガル　④シントラ

2017/12/11 - 2017/12/13

トルコ航空のお手頃チケットを見つけて久しぶりのポルトガルに行って来ました。
15年前はツアーで忙しく、記憶もだいぶ薄らいでいたけど時々、「あ～ここは...」
という場面に会いました。
キッチリ観光しているわけではないのであまり参考にはならないかもしれません。

リスボン・ポルト・コインブラ・ナザレ・シントラ・エヴォラを廻った17日間です。

ナザレからリスボン経由で初めてのシントラです。

④シントラ編　2泊

エリア シントラ(ポルトガル)

12/11
ナザレからのバスがリスボン・セッテリオスに到着。
隣の鉄道駅からシントラに向かいます。

チケットを自動販売機で買う時二人怪しい人が来て、機械の使い方を教えようとしたけどしっかり断りました。
一人は「お腹が空いてるだけなのに」って言っていた。

2.2ユーロ

セッテリオス駅から30分位。

シントラ駅に到着。
ホームに改札があります。

シントラ駅

シントラ駅窓口

シントラ駅
ここが窓口？　上のはインフォメーションかしら。

駅の外へ出ました。

景色もいいし、キレイな街です。

同じアパートメントに泊った方に「駅から歩いて行けるでしょうか」と聞いたら
「無理だと思う」と言われてあきらめてたのだが前日アパートメントからは「歩きも可能...」
とメールが来ていた。
バスを待つのも嫌だな～
よし！歩いちゃえ～と決意。

なだらかな登り坂道、私のスーツケースはSサイズ、小さいのでそれほど大変ではありませんでした。
駅からゆっくり歩いて15分～20分位でしょうか～
スーツケースが大きい方は大変かもしれませんね。

しかし、シントラ王宮からの道が分かりにくく、そこで時間がかかっちゃいました。
道が分かれば3分位でしょうか。
レストランの方が親切に教えてくれ、無事到着。

このアパートメントは口コミがすごく良く、一泊70ユーロ位の日が多かったけど何故か安い日があり、その日をシントラにしました。
安いのでエコノミールームとの事でしたが...

チェックインの時、係りの人から「あなたはラッキー、うちの一番いい部屋よ」
と言われました。

広～い！
36～40㎡、

キッチンもあり

バスルームだけでも10～12㎡

バスルーム廊下側から

3か所の窓からの景色もいいし。

ワイン、フルーツ、ジュース、牛乳、チーズ、
バター、ジャム、クラッカーはどうぞ、との事。
朝はパンが届きます。

カーサ・ペンドア
2泊で77ユーロでした。

たくさんの宮殿を見るのではなく貴族も好んだ素敵な環境でのんびりしたかった。
ロカ岬も15年前に行っているしね。

シントラ宮殿から
クリスマスマーケットの小屋も見えます。

警官は乗馬でパトロール。

いろいろなかわいいお店。

お土産やさんからファドが流れてました。

早めにアパートメントへ戻りゆっくり。
TVは好きなBBC放送をやっていた。
夕食は手持ちの食糧でお部屋食。
ブドウをナザレの冷蔵庫に忘れてきた～

天井の彫刻も素敵だわ～

バスタブを泡ぶろにして優雅な気分。
早めに眠りました。

12/12
アパートメントからすぐのシントラ王宮

先ずレガレイラ宮殿へ歩いて行った。

すぐ宮殿が見えましたが、ここは入り口ではないのです。

はい、到着～
美しい景色を眺めながらいい空気を吸って歩きました。
もとは王族の別荘でしたが売却され20世紀になりブラジル人の手に渡り、イタリアの建築家が改造したようです。

チケット売り場の方が見る順を丁寧に教えてくれる。
ここから出発。

トカゲのオブジェ

トカゲのアップ

上にも登ってみる。

この塔にもおじいちゃんとかわいいお孫ちゃんと一緒に登った。

これも井戸？らしい。

塔が多い。

井戸、上からのぞく。

途中、螺旋階段。
ダンテの神曲という小説をモチーフとして作られた階段だそうです。

下から、見上げる。

この池を渡るのがちょっと心配だったけど大丈夫でした。

右の彼女が私が渡る時手を差し伸べてくれる。
危なっかしかったのかも。

この塔からの眺めはよかった～

お金持ちの遊び心満載のお庭でしょうか。

チャペル

これは何だったか。。。
マントルピースにも見えるけど、違うね。

宮殿内のモザイク

宮殿内絵画。
何かストーリーがあるんでしょうね。

宮殿内
歴代の王の絵でしょうか。

宮殿からこちらに来ると大きい池があった。
この宮殿、遊び心たっぷりで楽しかった。

宮殿からアパートメントに戻って一休み。
午後はシントラ宮殿へ行こうと思ったけど疲れた～
日帰りでシントラに来てたくさんのお城を見る方からするともったいないと思われるかもしれませんね。

12/13
早朝の散歩
遠くに見えるオレンジ色の屋根の家々、いいね！

すぐそばのチボリホテル入って見た。

ツリーも飾られて。

年代物の時計かな。

落ち着いたインテリアでした。

シントラ王宮のツリー、昨日はなかった。

インフォメーション
荷物預かりもある様です。

アパートメントのチェックアウト時間、
11時までシントラ宮殿を見学します。

9:30開場と同時に1番で入りました。

しばらく誰もこなくて貸し切り状態。

白鳥の間
1584年に天正遣欧少年使節がこの部屋に来ているようです。

カササギの間

カササギの間　天井
ジョアン1世のこの天井に関する逸話がおもしろい。

ドン・セバスティアンの部屋
在位1557～1578年のポルトガル王

ユリウス・カエサルの間

この人は何に乗っているんでしょう？
台にも足がある...

ガレー船の間　(天井）

ライティングデスクも凝っている。

この入り口を入ると紋章の間

紋章の間

天井には王侯貴族の紋章72個が描かれている。

アズレージョは狩りがテーマのものが多い様です。

この部屋にもっといたかったな。

ここの天井とアズレージョは本当に圧巻です。

礼拝堂

中国の間

中庭にあるアズレージョ。

この戸棚、何を入れたんでしょうか。

タペストリーのある部屋

アラブの間
ポルトガル現存で一番古いアズレージョとか。

アフォンソ6世の寝室。
17世紀、アフォンソ6世は9年間に亘って幽閉され、
1683年にこの部屋で亡くなった。

厨房に入ります。

お鍋が並んでます。

何人くらいの人がここで働いていたのだろう。
今でも外国からのお客様を接待する時この宮殿を使い、この厨房も時々使うらしい。

厨房の天井を見上げる。
建物外から見える2本の煙突はこれですね。

大広間

大広間シャンデリア

これは庭園にあったのかな。

庭園

これは庭園にあったのですが、ちょっと気になりました。

お庭から下を見下ろす。

これも走っているのね。

シントラ宮殿、外見は地味だけど内部は興味深く面白かった。
スペインドラマ「イサベラ」でもシントラ宮殿でてきましたよね。

11時にアパートメントをチェックアウト、駅まで歩く。
歩いている人が多く、道端には露店のお店があちこちにでていた。
帰りは下りなので早かった～

駅そばにこんな派手な車が。
多分、観光用ですね～

可愛い駅ですよね。
2泊のんびりすごしたシントラ、アパートメントにも恵まれました。
来て良かった～
結局、バスには乗らずに終わった。

駅前の中華料理屋さんでランチ。

リスボンへ向かいます。

またまたセッテリオス駅に。
隣のバスターミナルからエヴォラへ向かいます。
タイミングよく直ぐ発車のバスに乗れました。

エヴォラ編へ続きます。