2017/11/26 - 2017/11/26
191位(同エリア292件中)
ちゃんさん
世界遺産「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が認定され、構成要素の一つとして俄然注目を浴びている宗像大島。福岡からだと身近すぎて、日帰りで気軽に行く場所というイメージです。
そんな大島に「あえて」泊まれば、また深い魅力に触れられるのではなかろうか?というわけで寒さも身に染みるようになってきた11月、身近な世界遺産を1泊2日訪ねてみました。
1日目は「九州オルレ」のコースを完歩⇒https://4travel.jp/travelogue/11311259
そして2日目は、島内を往復する西鉄路線バス「グランシマール」で、改めて島内を巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「海の宿 漁亭 あさひ丸」にて起床。朝ごはんの会場は、1階の食堂からは、夢の小夜島がよく見えます。
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正しいニッポンの朝ごはん。サワラが安定的にウマイ。
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コーヒーや紅茶を自由に飲めるのは、嬉しいサービスです。
1泊2食10,800円(税込)は、島の宿としてはちょっと高めかなと思っていましたが、料理やサービス、食事の質を考えれば、お値段以上でした。大島訪問は、ぜひ お泊まりで! -
宿にも置いてある「グランシマール」の時刻表。グランシマールとは、2017年4月1日から1年間の予定で試験運行中の、大島島内観光バスです。
観光バスとはいえ、均一運賃300円(1日乗車券700円)で乗れる一般路線バスの形態。昨日は歩きに歩いたので、今日はバス観光の計画です。 -
かんす海水浴場は、今日も透き通る美しい海です。夏、海水浴に来たいな。
かんす海水浴場 ビーチ
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砂浜に面して建つ、大島交流館。大島や沖ノ島について学べる、無料の資料館です。
立派なRC造3階建のビルは、合併前の旧大島村が建てたもの。宗像市との合併後は空き家状態だったそうですが、世界遺産登録を期に改修されたんだそうです。ここも一つの、世界遺産効果ですね。 -
ボランティアガイドさんが常駐しており、疑問に思ったことには何でも(?)答えてくれます。
ネット検索やパネル展示もいいけど、やはり実際に島の方に聞くのが一番。入場も無料なんで、ぜひ訪ねてみて下さい。 -
そしてグランシマールは、交流館でも乗り降りOK。10時53分発の、青い車体のマイクロバスに乗りました。
島のバスながら西鉄のネットワークの一部なので、ICカードも利用OK。ただしnimocaの乗り継ぎ割引は適用されません。エコルカードやグランドパス65などの乗り放題券も利用不可。ホリデーアクトパスを持っている僕らも、nimocaタッチです。 -
港からの運行で、船から乗り継いできた乗客が2人いました。
離合もままならない狭い道を、大型バスとすれ違います。 -
坂を登り詰め、昨日も訪れた終点・砲台跡バス停に登頂。
路線バス観光の団体さんがいて、折り返しのバスは、立ち客も出る盛況っぷりでした。詰め込みがきくのは、路線バスならではです。砲台跡 名所・史跡
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オルレコースから外れていた灯台を目指して、散策に出かけました。散策マップではかなり近く描かれており、往復しても、うまくいけば1時間後のバスに乗れるだろうとの算段です。
曇りの天気で、沖ノ島は遠くにうっすら影が見えるだけ。昨日見られてよかった! -
オルレコースを外れ、さらに遊歩道を進みます。絶壁の海岸が現れ、昨日とはちょっと違う風景になってきました。
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遊歩道、ちょっと荒れ気味…。同じ遊歩道でも、オルレコースから外れた区間の整備が追い付いていないようで、土や落ち葉にすっかり埋もれた箇所もありました。滑りやすいので、ご注意を!
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アップダウンが激しく、最終的には海岸線まで降りてしまいました。
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そして灯台は、はるか高台に…。昨日のオルレよりずっとハード。
誰だ、砲台跡から60分で往復できるなんて言ったのは!…あ、オレか。 -
汗をかきかき、灯台への斜路を登ります。登り詰めた先にあった案内板には、「砲台跡まで1時間」の文字が…よう50分で歩いてきたもんです。
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歴史ありげな灯台。古くから、海上交通の要衝だったことが分かります。
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鉄板を切り出した風見鶏の「東西南北」が、なんともレトロでいい感じ。
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これだけの高さを、よく上がってきました。
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また同じアップダウンのルートを戻る気もせず、車道経由で遊歩道の途中まで戻りました。
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砲台のうしろ、はるかかなた海上には、雨雲が。雲から降りしきる雨が、まるで水柱のようです。
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想定より1時間10分遅い、13時14分発のバスで麓へと戻りました。バス路線には林道のような区間もあり、運転士さんの腕は確かです。
バスは途中、沖津宮遥拝所にも立ち寄ります。僕らは昨日立ち寄ったのでパスしましたが、グランシマールで観光するなら、必見のスポット。その場合3度乗り降りすることになるので、1日乗車券を買うのが吉です。 -
今日はオルレフェアの開催日で、道路にはトレッキングスタイルの人たちの隊列ができていました。
それにしても、迂回ルートのタイミングでフェアってのも…。 -
港に戻れば午後1時半。お腹もペコペコで、港にも「食べる水族館」のキャッチフレーズの看板を掲げていた「海宝丸」に駆け込みました。
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生け簀には、今日上った魚がウヨウヨ、ピチピチ。
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ランチは、これで1,500円ですよ奥様!さすがは漁師の店、隅から隅まで魚づくしでした。
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ヅケは取り放題、食べ放題ですよ奥様!
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もう1ヶ月くらいは魚食わなくていいかも…というくらい、魚介類で腹いっぱいになった1泊2日の週末も、間もなくオシマイ。14時40分の「おおしま」で港を離れます。
と思ったら、「おおしま」は満員状態。本当に、大人気の島なんですね。 -
すぐさま高速船の「しおかぜ」が続行便として仕立てられ、「おおしま」の後を追うように出航しました。公式の所要時間は「しおかぜ」が25分、「おおしま」が15分なので、神湊到着はほぼ変わりませんでした。
大島渡船 (おおしま しおかぜ) 乗り物
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神湊からは、東郷駅行きの路線バスの他、天神まで特急「むなかた号」も直行。大島は、西鉄久留米から2回の乗り換えで行ける場所ってことです。
世界遺産の島は、案外身近な場所にあるのでした。
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