クリスマスの首都に行く。ストラスブール。

2017/12/08 - 2017/12/08

ヘルシンキ&タリンへの旅が2017年最後の海外のつもりでした。
でも、12月2週目の木曜と金曜の予定が埋まらない。
アポを入れようとしても、クライアントに「その日は予定があるので」と断られる。
所内業務をしようにも、年末調整の資料が揃わない。

こんな日に事務所に行ったら、ネットサーフィンするしかない→業務日報になんて書けばいいんだ??→やってもいない仕事を報告するにも限界がある…。

ということで急遽4連休。
本当はモスクワに行きたかったんだけど（雪のモスクワ!。素敵）、ロシアはビザがいるから「面倒臭い」。却下。
ロンドンも遠いし、高いし、とか考えると、結局飛行機の便が良いフランスで落ち着く。
でも、パリって気分じゃないから、少し足を伸ばしてストラスブールへ。

エリア ストラスブール(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

朝一のTGVで行くつもりが、残念ながら午前中の便はすべて満席。
午後の便も1等しか空いてないらしい。
「どうする？」って聞かれても…気持ちは既にストラスブールのクリスマスマーケットですから。

行きますとも。
どうせ夜がメインだから、あんまり早く行っても仕方ないし。

パリ東駅 12:55 → ストラスブール駅 14:46

ストラスブール駅 駅

街には案内板。

形式的ではありながらも、ボディチェック、荷物チェックあり。
煌びやかなクリスマスマーケットにはおよそ不釣り合いな、銃を持った警察官の姿も。

国はフランス。
街の雰囲気はドイツ。
言葉はフランス語とドイツ語が混在。

フランスとドイツの国境に位置するエルザス・ロートリンゲン地方（アルザス・ロレーヌ地方）はときにフランス領となり、ときにドイツ領になった複雑な歴史を持つ地域。
かつて、ビスマルクを研究していた者としては、一度訪れてみたかった場所。

突如表れる、小さな街の大きな聖堂。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

中にはこんな可愛い訪問者。

人で溢れる大聖堂前のクリスマスマーケット。
あっちで聞こえる「merci」、こっちで聞こえる「danke」。
やっぱりここは、フランスとドイツが入り混じった街。

二つの国が混じりながらも共通していること。

皆がとても楽しそうだということ。

みんなが片手に持つのは、「ヴァンショー」。
ドイツ語なら「グリューヴァイン」。

どれも一律3ユーロ。
最初だけカップ代として1ユーロをプラス。
「返却してくれたら、1ユーロ返すからね」。

カップの種類は3種類ほど。
「Captale de Noel」のイラストが入ったカップは気に入ったので、自分用に持ち帰り。

クリスマスマーケットをウロウロしているうちに日が暮れてきた。

「クリスマスの首都」。

クリスマスツリーはストラスブールが起源だとか。

自負するだけあって、この寒さの中、こんな小さな町に大勢の観光客（＋多少なりとも地元民？）。l

ノートルダム大聖堂、夜はまた別格の美しさ。

冬の凍てつくような寒さとアルコールとシナモンの匂い。
ヨーロッパのクリスマスだなあ。

上辺だけの華やかさ、浮かれた観光客が集う場所…分かってはいるけど、会社が嫌で現実逃避ばかりしている私には、おあつらえ向きな場所。
私、こんなとこで何やってるんだ、と思ったり、思わなかったり。

地図がなくても飾りつけに沿って歩けば大丈夫。

広場には大きなクリスマスツリー。
こんなでっかいツリー、生まれて初めて見たかも。

クレベール広場 広場・公園

ギャラリーラファイエット・ストラスブール店も美しくライトアップ。

雪が舞い始めると、寒さをより一層強く感じる。
「底冷えする」とはまさにこのこと。
足下から寒さがせり上がってくる感じ。九州ではあまり感じることのない感覚。

ギャラリーラファイエット (ストラスブール店)　 百貨店・デパート

小さな通りも素敵に飾り付け。

また飾り付けに沿って歩くとクリスマスマーケット。

ブログリ広場 広場・公園

今回の旅、お行儀のいい犬をよく見かけた。
この寒さ、猫は暖炉の前で丸くなってるのかしら。

こっちでもクリスマスマーケット。

そろそろパリに戻る時間。
もう一度クリスマスツリーを見て、駅に向かう。

夜はまた別の美しさ。

最後にもう一匹、お行意義のいい犬にご挨拶して。

パリに戻る。気がついたら爆睡…疲れてる、私。
ストラスブール駅 20:19 → パリ東駅 22:05

季節ものだから、もっと早くアップしようと思ってたけど、忙しさにかまけて気がつくと23日。
訪問くださった方、拙い旅行記に最後までお付き合いくださった方、どうぞ素敵なクリスマスを！。

年賀状も書かなきゃ……。

この旅行記へのコメント （2）

• ネコパンチさん 2017/12/24 00:29:54

  クリスマスはやっぱりヨーロッパですね～♪

  0712302hさん
  
  いつもありがとうございます！
  
  わあ～、クリスマスのストラスブールに行かれたんですね！
  私も2年前に行ったので、本当に懐かしく拝見しました。
  プティットフランス、大聖堂、クレベール広場の大きなツリー。
  昨日のことのように思い出しました。
  「クリスマスの首都」と呼ばれてたことは知りませんでしたが、
  ツリーの発祥の地と聞けば納得です。
  
  パリから日帰りされたんですね。
  そちらの旅行記も構想中でしょうか？
  楽しみにしています。
  
  ネコパンチ
  
  

  0712302hさん からの返信 2018/01/03 17:09:11

  RE: クリスマスはやっぱりヨーロッパですね?♪

  ネコパンチ様
  
  あけましておめでとうございます。
  メールに今気付いたバカ者です（笑）。
  こんな適当な奴ですが、今年もよろしくお願いします。
  
  ネコパンチ様もストラスブール、行かれたんですね。
  あんな立派なツリー日本ではなかなかお目にかかれないので、結構感動しました。
  ヨーロッパのクリスマスってキラキラ感が半端ないですもんね〜。
  
  今年もお互い元気で旅ができるといいですね。
  気力、体力、財力。
  財力を手に入れるべく、明日は仕事初め、「喜んで」働きたいと思います！！
  
  
  
  
  > 0712302hさん
  >
  > いつもありがとうございます！
  >
  > わあ?、クリスマスのストラスブールに行かれたんですね！
  > 私も2年前に行ったので、本当に懐かしく拝見しました。
  > プティットフランス、大聖堂、クレベール広場の大きなツリー。
  > 昨日のことのように思い出しました。
  > 「クリスマスの首都」と呼ばれてたことは知りませんでしたが、
  > ツリーの発祥の地と聞けば納得です。
  >
  > パリから日帰りされたんですね。
  > そちらの旅行記も構想中でしょうか？
  > 楽しみにしています。
  >
  > ネコパンチ
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